古村治彦(ふるむらはるひこ)の政治情報紹介・分析ブログ

SNSI研究員・愛知大学国際問題研究所客員研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)のブログです。翻訳と評論の分野で活動しています。日常、考えたことを文章にして発表していきたいと思います。古村治彦の経歴などについては、お手数ですが、twitter accountかamazonの著者ページをご覧ください 連絡先は、harryfurumura@gmail.com です。twitter accountは、@Harryfurumura です。よろしくお願いします。

 古村治彦です。

 2024年大統領選挙共和党予備選挙の状況はドナルド・トランプの動向で決まる。トランプは余裕をもって状況の推移を見守って、のらりくらりで準備をしつつ眺めておくということになる。現在でも世論調査をやれば、共和党の予備選挙での支持率はトランプがトップに来る。共和党側に人気のある政治家がいないということもあり、トランプ自身が出るか、トランプが支持する人物が出るかということになるが、今や共和党はトランプの党ということになっている。もちろんそれに反対する勢力が存在することは前回の記事でもご紹介した。

 まずは2022年の中間選挙での連邦上下両院の議席数がどうなるかということ、そして、トランプ派、反トランプ派がそれぞれどれくらいの議席数を獲得するかということが前哨戦ということになる。2022年の中間選挙、もう来年の話だ。これからの動きに注目していきたい。

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ニッキー・ヘイリーはトランプが2024年に大統領選挙出馬するならば、自分は出馬しないと発言(Nikki Haley says if Trump runs for president in 2024 then she won't

マックス・グリーンウッド筆

2021年4月12日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/547784-nikki-haley-says-she-will-not-run-if-trump-runs-for-president-in-2024?rl=1

米国国連大使を務めたニッキー・ヘイリーは月曜日、2024年の大統領選挙について、トランプ前大統領が出馬を決断したら、自身は出馬しないと述べた。

ヘイリーは記者会見の席上、AP通信の記者に質問に次のように答えた。「トランプ大統領が出馬するのならば、私は出馬することはないですね、大統領が出馬するとなれば、私はこのことについて大統領と話すことになるでしょう。(I would not run if President Trump ran, and I would talk to him about it)決断をしなけれればならない時期に私たちは話をすることになるでしょう」。

サウスカロライナ州知事を務めたヘイリーは2024年大統領選挙の共和党予備選挙の候補者だと考えられているが、ヘイリーはトランプがホワイトハウスに向けて再出馬するならばトランプを支持するだろうと述べた。

しかし、ヘイリーはトランプと最後に話をしてからずいぶん時間が経っていることも認めた。トランプとの最後の会談について質問され、ヘイリーは2020年の選挙の後、1月6日の選挙結果の承認を阻止し羽ようとする群衆による連邦議事堂進入事件の前、その時期にトランプと会談を持ったと答えた。

また、ヘイリーは、国連に対する米国の代表を務めていた約2年間、自分はトランプ「素晴らしい仕事関係」を築いていたと述べた。

ヘイリーは次のように述べた。「私がやりたいように仕事をさせてくれたことに対して彼に感謝していますよ。私たちは外交政策について協力して素晴らしい成果を上げたと考えています。そして、私たちが達成したものの上に更に業績を積み重ね続けたいと思います。決してそこから後退しないようにしたいと思います」。

トランプとヘイリーの間には否定できないほどの緊張関係が今でも存在する。16日の出来事の後、ポリティコ誌とのインタヴューの中で、ヘイリーはトランプを酷評した。ヘイリーは共和党がトランプの主張に耳を傾けたことが間違いであると述べ、これからの数か月そして数年で、自分が「さらにさらに孤立」していくことに気づくだろうと予測した。

この時と同じインタヴューの中で、ヘイリーはトランプの政治上の将来について明確に次のような判断を下している。「彼は連邦政府の役職のために再び選挙に出ることはないでしょう」と述べた。

しかし、トランプが一期だけ大統領を務めてホワイトハウスから離れて約3か月が過ぎ、トランプは私的に2024年に復活のための選挙に出るという考えを弄び続けている。共和党の予備選挙に出る可能性のある人々にとっては、トランプがどういう決断をするかがはっきりするまで自分たちの決定を凍結しなければならない。

トランプ政権出身者の中で2024年の大統領選挙に出馬することを目指しているのはヘイリーだけではない。マイク・ポンぺオ前国務長官はアイオワ州とニューハンプシャー州での講演を行っているが、これら2州は大統領選挙共和党予備選挙で最初に投開票が実施される州だ。

共和党予備選挙の候補者としては、フロリダ州知事ロン・デサントス、サウスダコタ州知事クリスティ・ノエム、マルコ・ルビオ連邦上院議員(フロリダ州選出)、リック・スコット連邦上院議員(フロリダ州選出)、トム・コットン連邦上院議員(アーカンソー州選出)が予想されている。

月曜日のヘイリーの発言は、トランプが共和党の予備選挙に出る可能性は、他の候補者たちの政治的な見通しにも大きな影響を与えることを示している。トランプは近代の共和党の中で最も影響力を持つ人物である。そして、予備選挙で彼と争うことは多くの共和党の政治家にとってリスクの高い行いということになる。

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アメリカ政治の秘密
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ハーヴァード大学の秘密 日本人が知らない世界一の名門の裏側
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 古村治彦です。

 本ブログの更新が滞りまして申し訳ございません。年度末ということ、更に5月末にアメリカ政治に関する単著を刊行することになり、その準備にも追われておりました。第一稿が完成しましたので、余裕を持つことができるようになりました。

 私の友人(というのはおこがましいのですが)の藤森かよこさんの最新刊が出ました。『優しいあなたが不幸になりやすいのは世界が悪いのではなく自業自得なのだよ』という、これまでの本よりもより過激なタイトルになっています。興味がある方は是非お読みください。

yasashiianatagafukouninarunoha001
優しいあなたが不幸になりやすいのは世界が悪いのではなく自業自得なのだよ

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 今回ご紹介するのは、アメリカの共和党内部の亀裂についての記事だ。具体的にはトランプ派対反トランプ派の戦いということになる。トランプはホワイトハウス退去後、比較的静かに過ごしている。しかし、その存在感は共和党内部で維持されている。トランプに協力的な議員たちは彼からの推薦支持(endorsement)を望んでいる。トランプがこれを与えることで2022年の選挙での勝利が近づくという計算がある。

 トランプ派はより具体的に言えばポピュリズムである。既成の政治の枠組みや汚れたワシントン政治に対する人々の怒りがその原動力だ。一方で反トランプ派は、バイデン政権との協力を目指している。その割には経済政策などでバイデン大統領とは対立しているが。

 共和党がトランプの党になるかどうか、だが、その支持基盤がどうなるかが影響する。つまり、有権者の動向が決めることだ。反トランプ派の議員たちが多く選挙で落選するということになれば、必然的にトランプの党になる。選挙が近づいて、「あの議員はよくない、落選させよう」という呼びかけが出ればそれだけで現職議員の敗北の可能性は高まる。トランプの力はいまだに健在なのだ。

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トランプの早々の支持表明は共和党内部の亀裂を示している(Trump's early endorsements reveal GOP rift

アレクサンダー・ボルトン筆

2021年4月12日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/senate/547483-trumps-early-endorsements-reveal-gop-rift

トランプ前大統領は最近、ロン・ジョンソン連邦上院議員(ウィスコンシン州選出、共和党)、ランド・ポール連邦上院議員(ケンタッキー州選出、共和党)、マルコ・ルビオ連邦上院議員(フロリダ州選出、共和党)に対する推薦支持(endorsement)を表明した。この出来事は、トランプ時代を過去のものにしたい共和党員(Republicans who want to leave the Trump era behind)と、勝利の方程式としてトランプの保守主義におけるポピュリストとしてのブランドを考えている共和党員(those who see his populist brand of conservatism as a winning formula)との間の亀裂を露わにしている。

中間選挙の投開票日までおよそ20カ月を前にして、トランプは一部の連邦上院議員たちに対して連続して支持表明を行った。このことによって、トランプは、共和党所属の連邦議員たちの議論に割って入ることになった。議員たちは党としての先行きをどのようにしたいか、バイデン大統領とどの程度の協力関係を築くかということを議論している。

トランプはまた来年の選挙で共和党内の予備選挙での挑戦者たちから同盟者である現職の議員たちを守ることができるのだというシグナルを送っているということになる。

共和党系のストラティジストであるジム・マクローリンは「挑戦者となるであろう人たちを排除するということは極めて有効な予防的措置となります」と述べた。また、マクローリンは、トランプが、連邦上院共和党選挙対策本部長のリック・スコット連邦上院議員(フロリダ州選出)との間で、「極めて良好な関係」を維持していると指摘した。

マクローリンは、2022年の選挙に早い段階で介入するということは、共和党員に対して、共和党はバイデンの政策に対して戦う必要があるというメッセージを送ることになると述べた。バイデンはトランプ前政権の政策を破棄することを目的としている。

スーザン・コリンズ(メイン州選出)、リサ・マコースキー(アラスカ州選出)、ミット・ロムニー(ユタ州選出)のような一部の共和党所属の連邦上院議員たちはバイデンとの協力を望んでいると公に発言している。今名前を挙げた議員たちは、今年の2月初めにバイデン大統領と会談を持った議員たちの一部だ。この議員たちは大統領との間で、新型コロナウイルス感染拡大対策における経済対策での妥協を模索してバイデンと会談を持った。しかし、バイデンは共和党議員たちの提案を全く不十分だとして即座に退けた。

その結果、共和党所属の連邦議員の中で、バイデンが提案した1兆9000億ドル規模の「アメリカン・レスキュー・プラン」に賛成票を投じた議員は一人も出なかった。

共和党所属の連邦議員たちの一部は、ホワイトハウスからトランプが追い出されたことについて、共和党連邦上院議員会で特に不人気だった特定の政策の破棄する機会となると考えている。連邦上院共和党の中で不人気だったトランプの政策派、貿易関連と外交政策関連のものだった。

共和党所属の連邦議員たちはトランプの貿易政策と関税を放棄するかどうか決定していない。そして、バイデンは現在のところトランプの政策を続けている。

外交政策については、バイデン政権のNATOの同盟諸国との関係改善を行うという決定について共和党連邦上院議員会から大きな反撃は出ていない。今年2月バイデンは「一国に対する攻撃は全加盟国対する攻撃である。これは私たちの確固たる誓いである」と宣言し、アメリカのNATOへの関与を再び強く推進するという決意を示した。

しかし、その他の共和党の政治家たちにとっては、トランプが大統領を退任したことで、自分たちのキャリアを伸ばし、労働者階級の有権者たちの間に共和党の支持基盤を拡大するための機会となる。共和党系のストラティジストたちは、ジョンソン、ポール、ルビオは全員がトランプからの推薦支持を得たいと望んでいた。

ジョシュ・ホーリー連邦上院議員(モンタナ州選出、共和党)はトランプのポピュリズムを支持し、ポピュリズムを共和党の将来に進むべき道だと考えている数少ない議員の一人だ。

ホーリーは今週中に「21世紀のためのトラスト解消のための政策提案」を行うと述べた。その主眼は「ジョージア州についてのバイデンの大きなウソを報じ続ける巨大企業」に集中したものだとしている。

そのような政策主張は保守派全員には受け入れがたいものだ。

共和党系のストラティジストであるブライアン・ダーリンは次のように語っている。「反自由市場(anti-free market)的な政策を主張するその心情は理解できます。共和党が抵抗すべき一点は自分たちとは同意できない巨大企業に反撃するために反トラスト法を使えと促すことです」。

ホーリーは昨年、共和党連邦上院議員会での決定のほとんどに反対しその決定とは異なる行動をした。昨年12月連邦議会では9000億ドル規模の経済支援策、2000ドルの経済刺激のための小切手配布が決定した。共和党連邦上院議員会はこの妥協に反対したが、ホーリーは賛成に回った。トランプ大統領も2000ドルの小切手配布に賛成していたが、共和党の連邦議員たちの多くはこのアイディアに反対した。

もう一方の側にいるのがマコースキーだ。マコースキーは共和党がレーガン大統領時代の共和党のように「大きなテント(big tent)」のような政党に戻って欲しいと願っている。

マコースキーは今年1月、「共和党がトランプの党であり続けるなら、私は共和党に適しているかどうか自信を持つことはできません」と発言した。

金曜日、マコースキーは新たな支援を得た。連邦上院少数党(共和党)院内総務ミッチ・マコーネル連邦上院議員(ケンタッキー州選出、共和党)とつながっているスーパーPACの連邦上院リーダーシップ・ファンドは、2022年の選挙でのマコースキーの再選に推薦支持を表明した。

連邦上院リーダーシップ・ファンドの会長を務めているスティーヴン・ラーは「アラスカ州は経験豊富な代表を出す必要がある。リサ・マコースキーはアメリカ合衆国上院でその役割を担っている」と述べている。ラーは以前マコーネルの首席補佐官を務めた人物だ。

トランプがバイデンに敗れてから、マコーネルはトランプとの関係を切った。共和党の指導者であるマコーネルは昨年12月中頃にトランプと話すことを止め、今年2月、16日に連邦議員たちが選挙人の投票を承認しようとしているそのときにトランプ支持者たちが連邦議事堂に進入したが、この事件についてトランプの示唆があったと激しく非難した。

今年1月上旬にツイッター社から投稿禁止処分を受けて以降、トランプは比較的静かである。しかし、彼の大統領退任後の事務所と「セイヴ・アメリカ」PACからの一連の声明と支持表明が出されていることで、ここ最近、共和党政治において存在感が高まっているように感じられる。

「セイヴ・アメリカ」はトランプに忠実な政治家たちのために8500万ドルを集めている。このことは、トランプが政治の世界で力を持ち続ける意思があることを共和党員や共和党支持者たちに印象付けるものだ。

先週、トランプは、ジョンソン、ポール、ルビオへ支持表明を行った。この3名は連邦上院の中で最もとランプに忠実な議員たちで来年に再選のための選挙が控えている。ジョンソンは、ハンター・バイデンのウクライナのエネルギー企業に招聘されていたことについての調査を主導していた。このハンターの件はトランプの好むものであった。ジョンソン自身は3期目を目指すかどうかまだ発表していない。

トランプはジョンソンに対して、「出馬だ、ロン、出馬だ!」と促した。民主党側は、ジョンソンが共和党の候補者になれば民主党側の勝利の可能性が高まるだろうと考えている。

民主党系のストラティジストであるベン・ナックルスは2018年の選挙でウィスコンシン州知事トニー・エヴァースの勝利に貢献した人物である。ナックルスは次のように述べている。「ジョンソンに出馬して欲しいと願っています。そうすれば民主党側がより簡単に議席を奪取できますからね。ジョンソンは多くの問題について、あまりに急進的で、あまりにも無茶なことを言ってきました。もしジョンソンが出馬するならば、民主党が議席を奪取するのはより容易なことになるでしょう」。

ウィスコンシン州を地元して活動している共和党系ストラティジストであるブランドン・ショルツは、民主党側は2020年の選挙で使用した反トランプ戦術と言葉遣いを再び持ち出すだろうと述べている。

ショルツは、トランプからの支持は、2020年と同じ選挙を再現しようとしている民主党に有利に働くことになる、大統領選挙で反ドナルド・トランプ活動を展開したが、それを連邦上院議員選挙でもやり反ロン・ジョンソン活動をやろうとするだろうと述べた。

ショルツは、2020年の選挙で民主党はウィスコンシン州では課題や問題を取り上げることを中心の選挙戦を展開することはなく、トランプの性格や行動に焦点を当てて選挙活動を行った。

ショルツは「民主党はドナルド・トランプを憎悪していました。これが選挙活動の中心でした。私は、民主党がこの選挙活動を再現しようとしていると考えています」とお述べた。

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ハーヴァード大学の秘密 日本人が知らない世界一の名門の裏側
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 古村治彦です。

 イギリスとアメリカ、大西洋を挟んで固く結びついている両国というイメージがある。しかし、アメリカには君主制も貴族制度もないが、イギリスには血統による王室があり、貴族たちがいる、また厳然とした身分制度社会である。この点は英米の中で大きな違いである。

 オプラ・ウィンフリーは女優、トークショーの司会者として大変な人気を博した。1986年から2011年まで続いた「オプラ・ウィンフリー・ショウ」の人気は高かった。彼女の番組に出るのがステータスであり、有名人の人気のバロメーターになった。番組内でオプラが紹介した書籍は軒並みベストセラーになった。シカゴの街を観光した際、ガイドが「このビルでオプラが番組を撮影しているんですよ」と自慢げに語っていたことを思い出す。シカゴを拠点にしている有名人と言えばオプラとバラク・オバマ、ミッシェル・オバマ夫妻ということになる。オプラ自身も大統領選挙に出るのでは、と長年言われてきたが、彼女はバラク・オバマを古くから支持してきた。オプラの支持はオバマ大統領誕生に重要な役割を果たした。ミシェルは今回のインタヴューについて、森友学園の時の安倍昭恵氏のような発言をしている。

 今回、オプラが特別番組としてヘンリーとミーガン・マークルにインタヴューした様子が放映された。その中でミーガンはイギリス王室の閉鎖性と人種差別を訴えた。また、彼女は精神健康上の問題を抱えたが、そのことでイギリス王室のある人物(かなり高い地位にある)は冷淡に対応したとも主張している。自殺を考えたことも明らかにした。

 このインタヴューを見たアメリカ国民は「やっぱり血筋だけが正統性を保証する君主制は良くないな、おとぎ話とかファンタジーの世界なら良いけど」ということになるだろうし、イギリス国民の多くは「成り上がりのアメリカ女が何を言うか、伝統も教養もない野卑な国の人間は嫌だな」ということになるだろう。この英米の根本的な違いを浮き上がらせることになった。

 君主制が「残っている(残っているという表現自体が既に難からの価値判断を含んでしまう)」国の数は多い。日本も例外ではない。貴族制度はアメリカによって叩き潰されたが、君主制度自体は残った。日本は立憲君主制(Constitutional Monarchy)である。日本国憲法にも書いてある通り、天皇は国民統合の象徴ということで存続することになった。

 それが時代遅れかどうか、考えは人それぞれである。近代的な個人主義とか自由主義とかになじまないという人もいるだろうし、伝統を大切にすべきだという人もいるだろう。今のところ、日本では天皇と天皇家の状況について変更しようという国民の声は少ない。
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 今回、ヘンリーとミーガンのインタヴューで、英米では君主制の是非についてまで議論がなされることだろう。そして、英米国民間に多少の感情的な齟齬が出てくるだろう。バイデン大統領は、インタヴューについて「勇気が必要だっただろう」と考えているが、同時に英米間の関係については不変だと強調している。裏を返せば、そのように言わねばならないのは、関係に多少のぎくしゃくをもたらすということを懸念しているということになる。

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ホワイトハウス発:バイデンはハリーとミーガンのインタヴューは「勇気」を必要としたと考えている(White House: Biden believes Harry and Meghan interview took 'courage'

アリス・フォリー筆

2021年3月8日

https://thehill.com/homenews/administration/542129-white-house-biden-believes-harry-and-meghan-interview-took-courage?amp

月曜日、イギリス王室のメンバーとしての経験を公にすることと彼らの地位から退くという決断を行ったことは、ハリー王子とミーガン妃にとって勇気を必要としたと、バイデン大統領は確信しているとホワイトハウス報道官ジェン・サキは述べた。

ホワイトハウスでの記者会見で、バイデンとジル・バイデン夫人はハリー王子と友人関係にあるが、CBSで放映された、ハリー王子とメーガン妃に対するオプラ・ウィンフリーの衝撃的なインタヴューについての、反応について質問され、サキ報道官は次のように述べた。「どんな人にとっても、表に出てきて、自分の精神に関する健康について苦しんでいることを語り、個人的な物語を話すことは、勇気がいることです。」

サキ報道官は続けて次のように語った。「バイデン大統領が考えているのはそうしたことです。そして、精神医療分野に対する資金投入の重要性について話しました。ハリー王子とミーガン妃は現在この分野で貢献をしており、これからもそうするでしょう」。

サキ報道官は、イギリス王室の重要な地位から退いたので、ハリー王子とミーガン妃は私人で一般市民であると指摘し、ホワイトハウスは大統領に代わってこれ以上のコメントをすることはないだろうとも述べた。サキ報道官は「両者は一般市民で、自分たちの物語と苦しみを人々と共有している」と述べた。

先週日曜日に放映されたすべてを語ったインタヴューの中で、ハリー王子とミーガン妃は2018年5月に結婚してからの、イギリス王室の面―としての苦しみとイギリスのタブロイド紙の過剰な取材と報道による苦しみに直面したと語った。

ミーガン妃はインタヴューの中で、イギリス王室の重要なメンバーとしてメディアの過剰な取材と報道に直面し、自殺の衝動に苦しんだと明らかにした。ミーガン妃は、イギリス王室の中で「最も重要な地位に就いているある人物」に精神医療の治療を受けようと考えていると述べたところ、その人物から「私たちに、あなたを守るためにできることは何もありません。なぜならあなたはイギリス王室の賃金を支払われている被雇用者ではないからです」と言われたとミーガン妃は述べた。

ミーガン妃の母親はアフリカ系で、父親は白人である。ミーガン妃は、アーチ―(2019年に誕生)を妊娠した際に、イギリス王室の中で、「彼の皮膚はどれくらい黒く生まれてくるのか(how dark his skin might be)」という話が交わされたということを明らかにした。

月曜日、サキ報道官は、アメリカはイギリスとの同盟をこれからも継続していくと強調した。

サキは次のように述べた。「繰り返したいと思います。私たちはイギリス国民と強力なそして永続的な関係を持っています。諸問題についてイギリス連合王国の政府と特別な関係を持っており、これからも継続していきます」。

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ミシェル・オバマ、ヘンリー王子夫妻と王室の関係が「解決されることを祈る」。

3/17() 21:11配信

VOGUE

https://news.yahoo.co.jp/articles/75f1f1ec716b1c3631f388f553b7296a51808ed1

ミシェル・オバマは、オプラ・ウィンフリーによるインタビューでヘンリー王子とメーガン妃が明かした英国王室との関係について、「解決されることを祈っている」という。サセックス公爵夫妻と親交のあるミシェル夫人は、「彼らが経験していることを想うと、家族の重要性を考えます。私は赦し、明確さ、愛、そしていつの日にか解決が訪れることをただ祈ります。家族より大切なものはありませんから」と「Access Hollywood」のインタビューで言及した。

メーガン妃は37日(現地時間)にアメリカのCBSテレビで放送された『Oprah with Meghan and Harry: A Primetime Special』で、ある王室メンバーから誕生前の息子アーチー君の肌の色を懸念されたと告白し、話題となっていた。またメーガン妃は王室に「沈黙させられている」と感じたと明かし、命を絶つことも脳裏によぎったと衝撃の告白をしていた。

インタビューの放送後、エリザベス女王はバッキンガム宮殿を通して声明を発表。夫妻の告白を深刻なものと受け止め、家族間で対処していく意向を明らかにしている。「ヘンリーとメーガンにとってのここ数年がどれだけ苦難なものだったのかを知り、家族全員が悲しんでいます。挙げられた問題の中でも特に人種に関しては由々しきことです。異なる記憶があるかもしれませんが、深刻に受け止め、家族間で対処していく予定です。ヘンリー、メーガン、アーチーはいつまでも愛される家族の一員であり続けます」

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裏切られたトランプ革命 新アメリカ共和国へ



『ウイルスは存在しない!』 Virus does not exist. ~感染症の本質をリアルサイエンスで読み解く~ 上巻

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