古村治彦の政治情報紹介・分析ブログ

SNSI研究員・愛知大学国際問題研究所客員研究員の古村治彦のブログです。翻訳と評論の分野で活動しています。日常、考えたことを文章にして発表していきたいと思います。古村治彦の経歴などについては、以下のアドレスをご覧ください。http://soejimaronbun.sakura.ne.jp/goaisatsu.html 連絡先は、harryfurumura@gmail.com です。よろしくお願いします。





アメリカ政治の秘密
古村 治彦
PHP研究所
2012-05-12


 古村治彦です。

 今回は、「副島隆彦を囲む会」の定例会で行った講演のDVD発売のお知らせをいたします。詳しくは、副島隆彦を囲む会のウェブサイト(http://www.snsi.jp/tops/kouhou)をご覧いただければと思います。

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※ウェブサイトへは、こちらからもどうぞ※
※DVDのご購入は、こちらからもどうぞ※

 どうぞよろしくお願い申し上げます。



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 古村治彦です。

 今回は宣伝を致します。

 本日(2014年4月14日)、19時56分から20時54分まで日本テレビ系列で放送される「世界まる見え!テレビ特捜部」という番組の中で、世界の詐欺師の代表格として、バーナード・マドフが取り上げられます。

 バーナード・マドフと彼が起こした史上最高の被害額約6兆円の詐欺事件に関しては、私が訳しました、『バーナード・マドフ事件 アメリカ巨大金融詐欺の全容』(アダム・レボー著、成甲書房、2010年)が日本語で唯一といってよいほどに網羅された書籍になっております。

 お読みいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

「世界まる見え!テレビ特捜部」のウェブサイトはこちら↓
 http://www.ntv.co.jp/marumie/




アメリカ政治の秘密
古村 治彦
PHP研究所
2012-05-12



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アメリカ政治の秘密
古村 治彦
PHP研究所
2012-05-12



 

 古村治彦です。

 

 いよいよ鹿児島県第二区の補欠選挙が告示されます。選挙戦は6名の方々が立候補を表明しておられますが、有力なのは、自民党の金子万寿夫氏、対抗馬が無所属で前職の打越明司氏という状況です。このブログでも前に第二区の補選について書きましたが、もう一度取り上げてみたいと思います。

 

 私は最近の選挙結果などから、「金子氏が当選する可能性が大変高い、ただ得票数が金子氏を10として他候補が7を取れば、安倍政権への批判票が多くなっていると判断できる」と書きました。この考えは今も変わっていません。

 

 打越陣営は共産党を除く国会に議席を持つ野党の共闘を目指しています。実際にその方向に動いています。しかし、残念ながら、鹿児島二区には野党所属の地方議員がいない、また元々支持がないという現状です。打越氏の地元である指宿では恐らく勝利を得られるでしょうが、他の地域では難しいと思われます。

 

 また、打越氏は保徳戦争にまで言及して金権選挙を批判するスタンスですが、これはどうなのだろうかと疑問です。打越氏は野田佳彦前首相の松下政経塾の一期後輩で、野田氏を応援していたので、野田氏が狂乱したように進めた、消費税増税にも反対できず、TPPにも反対できず、原発輸出にも反対できない立場であると思います。

 

 しかし、奄美の歴史をえぐるかのような金権批判は奄美に対して喧嘩を売っているとしか思えません。また、そんなに金権選挙、金権選挙というなら、貴方は県議(しかも自民党所属)を何期もやってどうして告発してこなかったのか、こうなる前に声を上げなかったのかということになります。打越氏は薩摩半島にはいくつかの事務所を開設していますが、奄美地区には事務所を開設していません。奄美地区での得票は諦めて、薩摩半島南部を固める考えだと思いますが、これが上策だとは私には思えません。

 

打越明司氏のウェブサイトはこちら↓

http://uchikoshiakashi.com/

 

 以下に、日刊ゲンダイの鹿児島二区の補選についての記事を転載します。この記事の通りだったらどんなに良いだろうかと私は思います。しかし、現実は厳しい。こんな夢物語を信じていると後で幻滅するか、不正投開票があったと騒ぎ立てるしかなくなります。

 

 今回の選挙では、保岡系に対する反感もあって金子氏へ投票されないということはあると思います。しかし、それではそれが打越氏、あるいは別の候補に流れるのかというとそういうこともなくて、結局、投票に行かないという選択になると思います。

 

 打越陣営としては、有川美子氏が立候補ということで、ただでさえ少ない非自民票の奪い合いになってしまって困っていることでしょう。有川氏は反原発運動をされてきた方だそうで、そういう活動に参加されている方々には結構知名度があるようです。これから知名度を拡大していく必要があります。しかし、打越氏を超えることはないでしょう。

 

 有川氏は、山本太郎参議院議員が創設した、政治団体・新党ひとりひとりからの出馬となります。介護職の待遇改善やTPPへの反対、川内原発の再稼働反対といった主張を行っています。それでも残念ながら、自公の壁を超えることは難しい、ほぼ不可能と言って良いでしょう。

 

有川氏に関しては、反原発・かごしまネットがもっと表に出て支援をするという形があっても良かったのではないかと思います。2012年の鹿児島県知事選挙に立候補した向原祥隆氏や鹿児島大学理学部助手で退官された橋爪健郎氏が表立って支援すると違うと思いますが、新党ひとりひとりばかりが目立つようだと難しいと思います。鹿児島はただでさえ余所者の介入を嫌い土地柄ですから、「よそんしがきっせぇないをいうちょっとかい」ということになる厳しいです。

 また、川内原発がある薩摩川内市は鹿児島県第三区にあるため、鹿児島県第二区にとっては、遠い存在になってしまいます。鹿児島市南部からも地理的に遠いと感じられるほどですから、奄美地方にとってはもっと遠い存在になります。原発のことを訴えた2012年の県知事選挙でも向原氏がダブルスコア近くで負けてしまっていますから、争点になりにくいのが現状です。 

 

 鹿児島二区、特に奄美では選挙が生活なのです。厳しい気候風土(高温多湿、台風、ハブ)、農業に頼らざるを得ない産業構造(沖縄のような観光地ではない)、本土と沖縄の両方からの差別(今はだいぶなくなったと聞きます)といった様々な条件の下で生き抜くためには、どん欲にお金を取りに行くしかないのです。だから、自民党に投票して、その代わりに補助金や奄美群島振興課発特別措置法(奄振法)の延長を勝ち取るしかないのです。

 

 「選挙をフェスに」などと、神々の遊びじゃあるまいし、のんきな能天気なことを言っていられる場所ではないのです。夢見がちであることが生存の危機に直結する厳しさの前に、理想も空想も砕け散ってしまいます。それほどに厳しい場所であるという認識を持っていただきたいと思います。フェスをやって支援になる、そんな場所ではありません。

 

 ですから、選挙の結果が出ても、「民度が低い」「危険な原発についてどう思っているのか」といったような批判はどうかなさらないでいただきたいと思います。今回は、お年寄りのところに血圧を測りに来たり、お金や権利書が飛び交ったりする選挙にはならない、それだけでも大変なことなのです。

 

(新聞記事転載貼り付けはじめ)

 

●「鹿児島2区に吹き荒れる安倍「TPP推進」への猛烈“逆風”」

 

日刊ゲンダイ 2014412 掲載

http://gendai.net/articles/view/news/149438

http://gendai.net/articles/view/news/149438/2

 

 鹿児島2区補選(27日投開票)が安倍政権にとって、最悪のタイミングとなりつつある。選挙戦終盤の24日にオバマ米大統領が来日、“手土産”を持たせようとしてTPP交渉で妥協する可能性が高いためだ。

 

 「鹿児島は自民党がほぼ議席を独占する保守王国ですが、農業県でTPP反対のJA(農協)の力が強い。安倍政権がTPPで妥協すれば、固定票の“農協票”が非自民候補に流れるのは間違いない」(農業関係者)

 

  それでなくても、今回の補選は、政治とカネの問題で徳田毅衆院議員が辞職したことが発端で、「自民公認の金子万寿夫(67)には逆風」(地元記者)だ。民主党を離党した無所属の打越明司(55)は「政治とカネが最大の争点」と訴えている。

 

■現地入りが裏目になる可能性も

 

 で、最後の週末の19日、安倍首相が金子の応援に入ることを決めたのだが、これぞ、危機感の裏返しだろう。しかも、安倍が奄美でも演説する。

 

「鹿児島2区は、鹿児島市の一部などの九州側と奄美群島に分けられますが、奄美では『金子候補には入れない』という声が少なくない。毅の父親で徳洲会創業者の徳田虎雄・元衆院議員は、自民党の保岡興治・元法務大臣と“保徳戦争”と呼ばれる壮絶な選挙戦を繰り返してきた。そのため保岡が鹿児島1区に国替えしたあとも、敵対心が残っていて、『保岡派県議だった金子には入れない』という拒絶反応があるのです。ここは保徳戦争で選挙に行く習慣が定着していて、投票率は県内でも非常に高い。安倍首相が足を運ぶのは徳田票の目減りを抑えるためでしょうが、奄美はサトウキビが主要作物ですから、TPPで妥協した首相の応援が逆効果になる可能性もありますね」(地元記者)

 

  自民党の原発再稼働容認姿勢もマイナス要因だ。県内の「川内原発」が再稼働第1号になる可能性が高いことから、県内外の脱原発派が動き出している。参院選で17万票も得票した三宅洋平らが19、20日に奄美などで「選挙フェス」を開催する予定で、山本太郎参院議員の「新党ひとりひとり」が擁立、脱原発を宣言した有川美子(42)を応援する。安倍への逆風は凄まじい。

 

(新聞記事転載貼り付け終わり)

 

(終わり)







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