古村治彦の政治情報紹介・分析ブログ

SNSI研究員・愛知大学国際問題研究所客員研究員の古村治彦のブログです。翻訳と評論の分野で活動しています。日常、考えたことを文章にして発表していきたいと思います。古村治彦の経歴などについては、以下のアドレスをご覧ください。http://soejimaronbun.sakura.ne.jp/goaisatsu.html 連絡先は、harryfurumura@gmail.com です。よろしくお願いします。





アメリカ政治の秘密
古村 治彦
PHP研究所
2012-05-12


野望の中国近現代史
オーヴィル・シェル
ビジネス社
2014-05-23


 古村治彦です。

(削除部分あり)

 それに加えて唖然としたことがあります。フランスで開催された武器見本市に出席した、武田良太防衛副大臣の態度。これはあまりにも酷過ぎました。TBSのニュース映像もぜひ見ていただきたいのですが、武田副大臣は、練習用のライフルを何度も手に取り、人がいる方向に向けて、その度に制止されているのです。

 この時、武田副大臣は笑顔を見せています。「冗談だよ、実弾なんか入っていないんだし」という感じに私には受け止められましたが、武器を扱う専門家たちからすれば、「武器を人に向けるなんて」ということにあり、反射的に静止したのでしょう。武器ですから、どんな事故が起きるか分かりませんから、それは基本中の基本ということになるのでしょう。

 武田副大臣は、「日本の国力に見合った」ことができるようになったとして、武器輸出を育てるべきだと語っています。そんなことを国民が望んでいるのでしょうか。「武器商人」「死の商人」となることを日本国民が望んでいるのでしょうか。

takedarouta003
「持ちなれないもんを素人がイキがって持つんじゃないよ」

「世界最大の武器見本市に日本企業12社が参加
TBS News-i 2014年6月17日
http://news.tbs.co.jp/20140617/newseye/tbs_newseye2227826.html

(削除部分あり)

 以下は、インターネット上で見つけた興味深い写真です。

asoutaro005
「ゴルゴ13気取りはおうちに帰ってやってね」

abetank001
「一国の総理大臣がやることかね」


「馬鹿が総理になっちゃったよ、ハナさん」

(終わり)







このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote




アメリカ政治の秘密
古村 治彦
PHP研究所
2012-05-12


野望の中国近現代史
オーヴィル・シェル
ビジネス社
2014-05-23




 古村治彦です。

 

 FRBのイエレン議長が、大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースの本拠地ヤンキースタジアムで開催されたニューヨーク大学の卒業式で祝辞を述べた際に、ベーブ・ルースに言及したことについてなかなかしゃれた記事がウォールストリート・ジャーナル紙に掲載されていたのでご紹介します。野球好きには楽しい記事です。
 

 

==========

 

ベーブから連邦準備制度理事会議長への書簡(A Letter to the Fed Chief From the Babe

 

ジャネット・イエレンがベーブ・ルースの打席での成功について語ったことについて、伝説のヤンキーが返事を出した

 

http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303749904579576343585522458?mg=reno64-wsj&mod=e2tw

 

2014年5月21日

ウォールストリート・ジャーナル紙

 

 

親愛なるジャネット・イエレン

 

 水曜日の朝にヤンキースタジアムで開催されたニューヨーク大学の卒業式で述べた祝辞の中で私に言及してくださったそうで、どうもありがとう。率直に言って、私は貴方の祝辞の半分も聞いていなかった。卒業式が始まった時、私はモニュメント・パークにいてうつらうつらしていた。半裸の女の子たちに囲まれながら素っ裸で意識が朦朧とした中で、オールドクロウのビンを抱えていた。そうしている時に、貴方が私の名前を出したのを聞いたのだ。

 

 貴方は卒業生たちに向かって、「ヤンキースタジアムは私たちに別のことを教えてくれます。それは常に成功ばかりではないということです。ベーブ・ルース、ルー・ゲーリック、ジョー・ディマジオといった大選手たちでも打席に立った時、ほとんどの場合、失敗しているのですから」

 

 私は他の選手たちのことは知らないし、1920年代、30年代、40年代のことは曖昧な記憶しかないが、貴方には次のように申し上げたい。貴方は数字を扱う仕事をしているようだが、私の数字については何も知らないことが分かった。

 

 1920年から1926年にかけて、私の出塁率(on-base percentage)は5割であった。つまり、私の最盛期(投手を止めてイニングの合間にホットドッグを食べるようになる前)、私は打席に立って半分は成功したということになる。私の通算の出塁率は、4割7分4厘であった。「ルースはほとんどの場合失敗した」と言われるのは不快である。

baberuth002

 

 もちろん、私は貴方が混乱したということも分かる。私は現役時代、出塁率を重視しなかった。大リーグが出塁率を公式にデータとして導入したのは1984年のことだった。私が幽霊になって36年後のことだった。私は現役時代に2062個の四球を選んだが、四球を選んだことで私が楽しかったのは、走らなくてよかったことだけだ。

baberuth001
 

 

 しかし、貴方は連邦準備制度理事会議長である。二日酔いに苦しんでいる幽霊ではない。次の機会に私の名前を喩えに使う時には、正しく使っていただきたい。「ベーブ・ルースは半分よりほんの少し多く失敗した」と。

 

敬具

 

ベーブ・ルースの幽霊

 

ブライアン・コスタ(Brian Costa)筆

 

(終わり)




 

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote




アメリカ政治の秘密
古村 治彦
PHP研究所
2012-05-12


野望の中国近現代史
オーヴィル・シェル
ビジネス社
2014-05-23



 

 古村治彦です。

 

 今回は、フィナンシャル・タイムズ紙に掲載された日本経済についての短い記事をご紹介したいと思います。

 

 日本経済はアベノミクスのお蔭で回復しつつあるというニュースが流れることもありますが、年金の減額は避けられない、消費税の影響は大きかったという報道もなされています。「日本経済はどうなっているのか」ということを考える際に材料が多くて、実はよく分からないというのが実情であると思います。

 

 こういう時、外側からの目から見たらどう映っているのかということを知るのも良いことだと思います。ご紹介するFT紙の記事では、日本の状況は決して楽観できるものではないということになっています。これをどう受け止めるかはそれぞれの判断と思いますが、自分の姿は鏡に映してみて初めて見えるものですから、こういう鏡を持つことは重要だと思います。

 
abeshinzo001
この人も自分の姿が見えていない一人
 

 それではお読みください。

 

==========

 

日本の「酷い経済指標」は本当に・・・酷いものだ(Japan’s ‘misery index’ looks...well, miserable

 

ベン・マクランナン(Ben McLannahan)筆

2014年6月3日

フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)紙

http://www.ft.com/intl/cms/s/0/aa783cea-eafe-11e3-9c8b-00144feabdc0.html?siteedition=intl#axzz33fAO2a5G

 

一日に800ドル稼きたい?日本にある建設現場に行ってみよう。

 

 昨年、東京は2020年のオリンピックの開催地に選ばれた。その結果、刺激を受ける必要などないある産業分野が刺激を受け活況を呈している。1年半前に安倍晋三が首相に就任して以来、公共事業へ投入される予算が増加したことで、鉄骨製造分野での求人数が特に増加している。厚生労働省の発表によると、この分野では求人7に対して応募が1となっている。

 

 しかし、アベノミクスが約束している利益は経済全体に行きわたっていない。火曜日に発表されたデータによると、労働者に支払われる基本賃金は2014年4月まで23カ月連続で下落している。一昨年からずっと下落傾向が続いている。安倍晋三首相が今年の1月に語った「賃金の面でのサプライズ」とは全く異なる姿を私たちに見せたことになる。この時、安倍首相は雇用側と労働組合との間での賃上げの合意によってデフレーションは一気に解決できると述べた。しかし、実際にはそのようなことは起きていない。

 

 基本賃金はこれからの数カ月で上昇するであろう。それは春闘で賃上げが合意され、実際の給料に反映されることになるからだ。残業代とボーナスを含む給与額も上昇することだろう。日本経済新聞の調べによると、製造業ではこれまでの20年間で最も良い業績見込みであるので、夏のボーナスは平均で6パーセント増加すると見られている。

 

 しかし、JPモルガンが発表しているように、収入の増加率はインフレ率よりも低い。インフレ率の上昇は先月に行われた消費税率の上昇に伴うものである。純粋な「悲惨な経済指標(misery index、インフレーション率と失業率を併せたもの)」から判断すると、日本は1981年6月以降、最も悲惨な状況にある。

 

2014年6月3日(火)、日本銀行副総裁の岩田規久男は、「我が国の“穏やかな経済回復”には、生産、収入、そして消費の“好循環”が付き物となっている」と述べた。しかし、建設現場から一歩出てしまうと、政策立案者が述べていることと人々の多くが感じていることとの間にはまだギャップが存在している。

 

(終わり)







 

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

このページのトップヘ