古村治彦の政治情報紹介・分析ブログ

SNSI研究員・愛知大学国際問題研究所客員研究員の古村治彦のブログです。翻訳と評論の分野で活動しています。日常、考えたことを文章にして発表していきたいと思います。古村治彦の経歴などについては、以下のアドレスをご覧ください。http://soejimaronbun.sakura.ne.jp/goaisatsu.html 連絡先は、harryfurumura@gmail.com です。よろしくお願いします。

 古村治彦です。

 

 今回は、丸山真男・加藤周一著『翻訳と日本の近代』(岩波新書、1998年)をご紹介します。私はこの本を年末年始に読みました。本書では、明治維新前後における西洋の書物の「翻訳」について、誰が、何を、どのように翻訳したのかということを出発点にして、碩学・丸山眞男と加藤周一が話をする対話形式で話が進められています。大変読みやすい形式です。内容は多岐にわたっています。



 日本で学問といえば長年にわたり儒教でした。中国の古典(四書五経)を学び、解釈し、理解するのですが、中国語の原文(漢文)を日本語に読み下す形式でした。「有備無患」とあれば、「備え有れば患い無し」と訳し、「何かの時のために準備をしておけば心配することはない」と理解するという形式です。これに対して、荻生徂徠は、「原文で理解しなければ、漢字の本当の意味が分からない。訳したものでは変な解釈が入っていて本当に分かったとは言えない」と主張しました。彼は、中国語を学習し、原文で理解したり、漢字の本来の意味を古典という古典を渉猟して集めた辞書を作ったりしました。こうした学問に加えて、蘭学も発達して言った訳ですが、日本の学問は外国からの受容を基本としており、その点では翻訳に対する「心構え」や「姿勢」が既に長年にわたり準備され、洗練されていたと言うことができます。



 ウェスタン・インパクト呼ばれる西洋列強の到来によって、アジアは大きな変貌を遂げます。中国(清)は1840年にアヘン戦争に敗れ、イギリス、そして西洋列強に屈することになります。日本もペリー来航によって開国することになりました。この開国は阿部正弘や堀田正睦といった穏健で現実的な幕閣がリードしました。この時期、ヨーロッパではクリミア戦争が起き、アメリカでは南北戦争が起きたために、日本は「ほっておかれた」ため、植民地化されずに済みました。その間に、武士階級は西洋列強の文化や知識を吸収しようとしました。この時に役立ったのは翻訳です。こうした翻訳に従事したのは、幕府が作った蕃書調所の俊英たちでした。丸山と加藤は、中国の知識人(科挙に合格して政府高官や軍司令官になる)と日本の武士階級との比較から、日中の近代化のスピードを比較しています。中国の知識人にとっては、古代の聖王や彼らが治めた国が理想となり、それ以外を認めることは出来ず、西洋の知識や技術を受け入れることに抵抗を示しました。一方、日本の武士階級はかなわないとなると、すぐに「変わり身の早さ」で、西洋流の近代化を貪欲に推進することになりました。彼らにとっては、中国の知識人のような理想主義はなく、現実主義的でありました。そして、武士階級が明治維新を成功させました。

 

 明治時代になって早速翻訳されたのは、西洋の歴史書でした、ギボンの『ローマ帝国盛衰記』やバックルの『英國開化史』が翻訳されました。明治時代の知識人たちは、まず歴史を学ぶことで、西洋諸国の発展を「実践的に」捉えようとしました。中国の古典では古代の理想的な王国や王たちの事績を学ぶことに重点が置かれ、それが真理となります。多分に演繹的な方法論と言えますが、明治の知識人たちは、中国の理想ではない、実践的な国家発展の方法を学ぼうとしたと言えます。

 

 西洋の言葉(英語やフランス語)からの翻訳となると、大きな問題は訳語をどうするかということです。漢語はそのまま熟語にしてしまえば何とか対処できますが、アルファベットとなるとそうはいきません。漢文のように返り点などを付けるというやり方もできません。日本語では単数形と複数形の区別が曖昧です。自由民権運動という言葉に含まれている民権という言葉についても、福澤諭吉によれば、単複の区別がない為に、「人権と参政権の区別」がつかない、という事態が起きた、ということです。

 

 日本の社会科学系の訳語を生み出したのは、西周(にしあまね)です。Philosophyに「哲学」、Scienceに「科学」という訳語を当てました。西周については、私も参加した『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』(副島隆彦+SNSI副島国家戦略研究所著、成甲書房、2014年)の中の第4章をご参照ください。



 私は翻訳書を複数出版しております。その中で、いつも戸惑ってしまうのは、主語と単複の区別です。日本語は主語をはっきりさせない言語なので、IHeSheTheyをそのまま訳していくと、文章がくどくなって読みづらくなります。また、単複の区別がないということも痛感させられます。人権(human rights)について言えば、諸人権、様々な権利と訳すとくどくなってしまいます。

 

 日本は歴史的に翻訳を通じて文化を受容してきました。そして、明治以降は翻訳を通じて西洋流の近代化を行ってきました。そして、日清戦争後、中国はたくさんの留学生を日本に送り出してきました。彼らは文字が近い日本語を通じて西洋文化を受容しました。そして、訳語を持ち帰りました。有名な話ですが、「中華人民共和国」という言葉のうち、「中華」以外の、「人民(People)」「共和国(Republic)」は日本語の訳語です。

 

 私が尊敬する政治学者である故ベネディクト・アンダーソンは、翻訳の重要性を指摘しています。一方的な受容だけではなく、発信という点もこれからの日本には重要な事になるでしょうし、世界の変化に伴い、西欧言語以外の著作からの翻訳も重要性を増していくことでしょう。こうした中で、日本が培ってきた翻訳文化が活きてくるということになるでしょう。



(終わり)





アメリカの真の支配者 コーク一族
ダニエル・シュルマン
講談社
2016-01-22



アメリカ政治の秘密
古村 治彦
PHP研究所
2012-05-12






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 古村治彦です。

 

 今年に入って、中国・上海郊外の義烏市からロンドンまでの貨物輸送鉄道が開通したそうです。7500マイル(約12000キロ)を16日間でつなぐというものだそうです。

 

この鉄道線は、中国が2011年に発表した「一帯一路(One Belt, One Road)」構想の一環であり、この一帯一路構想は、シルクロードと海のシルクロードの再構築、という中国のユーラシア大陸とアフリカ大陸、インド洋を「獲得する」ための大構想です。

onebeltoneroad001
 
 


 以下に紹介する文章にもありますが、太平洋でアメリカと日本から受ける圧力を受け流すために、後背地として中央アジア、そして遠くヨーロッパ、アフリカまで包含する大構想です。 

 

 一帯一路構想は鉄道だけではなく、道路やパイプライン、航路でもつながるということであって、まさにこれから、「ユーラシアの時代」がやってくるという予感がします。
 


(貼りつけはじめ)

中国の「新シルクロード」急行、出発進行(
All Aboard China’s ‘New Silk Road’ Express

:太平洋からロンドンまでの中国の鉄道は、アメリカとの関係が緊張を増す中でヨーロッパ志向になっていることを示す

 

ロビー・グレイマー筆

2017年1月4日

『フォーリン・ポリシー』誌

http://foreignpolicy.com/2017/01/04/all-aboard-chinas-new-silk-road-express-yiwu-to-london-train-geopolitics-one-belt-one-road/?utm_content=buffer9f622&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffer

 

中国の「新しいシルクロード」は輝かしい新しい道を獲得した。中国東部の浙江省からロンドンまでつなぐ鉄道サーヴィスが始まる。中国鉄路総公司は1月2日に、上海市郊外で人口100万を抱える都市である義烏市から初めて貨物輸送列車が出発したと発表した。これは、物流における素晴らしい企てだ。この鉄道は全長7500マイルを誇り、16日間をかけてヨーロッパ各国の大都市や首都をつなぐ。

 

より重要な事は、義烏・ロンドン鉄道線は、中国の「一帯一路」政策という地政学的な野心をあらわにするものだ。この一帯一路政策は、中国と中央アジア、中東、ヨーロッパを繋いだ古代の貿易ルートである「シルクロード」を再び作り上げることを目的にしている。アメリカは中央アジアに安全保障をもたらそうという野心を持っている。そして、米中の貿易関係が悪化し、ドナルド・トランプ次期大統領と彼の政権移行ティームが示しているように、中国に対して厳しい姿勢を取っている。この「新しいシルクロード」は、中国にとってより重要性を増すものとなる。

 

古い貿易ルートであるシルクロードを通じてアジアとヨーロッパを繋ぐという中国の目標は、「ベルト・アンド・ロード・イニシアティヴ」など多くの名前で呼ばれている。これは、世界人口の60%を占める65の国々の間で貿易がやりやすくするということなのである。中国は鉄鋼やセメントといった主要な産業部門で生産力過剰に苦しんでいる。そこで、中国は経済を健全なペースで成長させるために必要な新たな市場を探している。

 

ブルガリアの財務大臣や世界銀行幹部を歴任したシメオン・デジャンコフは、「中国は、自国の労働力と建設資材を輸出しているのだ」と述べている。

 

また、中国の国営銀行はそれぞれ、輸送と建設インフラのために2500億ドルの融資を行っている。ピーターソン国際経済研究所の報告によると、「一帯一路」プロジェクトに対する投資は最大で4兆ドルにまで達すると見込まれている。

 

この鉄道はお金の面だけではなく、中国の外交政策にとっても僥倖である。オランダ国際関係研究所の欧中関係専門家であるフラン=ポール・ヴァンダー・パッテンは、「新しいシルクロードは、中国が外交政策面で持っている多くの目的を混合して含んでいる」と述べている。ヨーロッパと環インド洋地域のエネルギー、鉄道、港湾に対する中国の投資は、経済的な利益よりも地政学的な利益を中国にもたらす可能性が高い。

 

ヴァンダー・パッテンは「投資によって、中国はアジア、アフリカ、ヨーロッパでの外交的な影響力を強めることができる。東アジア地域でアメリカと日本から受けている地政学的な圧力に対してそれで対抗することができる」と述べている。

 

中国は、アメリカとの関係が緊張感を増していく中で、ここ数年、国内消費を増加させようとしているが、現在でも輸出に依存している。このプロジェクトは中国にとってさらに重要になっていくことだろう。トランプは自由貿易を声高に批判し、自分の周りに中国を叩く経済学者や貿易に関するアドヴァイザーを集めている。彼らは中国がアメリカ経済を苦しめていると非難している。このことは中国の指導者たちを心配させている。アメリカ貿易通商代表部によると、2015年の米中の貿易関係は合計で6594億ドルに達するものとなっている。

 

アメリカが関税率を上げ、通貨戦争を起こすようなことがあると、ヨーロッパに向けた新しいシルクロードは、中国にとっての格好の避難所となるだろう。

 

デジャンコフは次のように述べている。「トランプ次期政権が貿易面で厳しい態度を取ると、中国は、“ヨーロッパは我々にとっての主要な貿易パートナーである”と言ってインフラを建設することになるだろう」。

 

鉄道輸送サーヴィスは大量輸送の面で最も効率的な輸送方法ではない。しかし、中国鉄路総公司は、ドイツのハンブルク、イタリアのミラノ、スペインのマドリッド向けの鉄道輸送サーヴィスを提供している。義烏・ロンドン鉄道線はコンテナ200個しか輸送できない。巨大な輸送船ならば2万個のコンテナを運べることを考えるとこの数は大変に小さい。しかし、ある種の財物であれば十分に利益を出せるものである。

 

イギリスに本社を置く輸送サーヴィス会社ブリューネル・プロジェクト・カーゴ社のマイク・ホワイトは、「ロンドンまでの鉄道輸送は、海上輸送に比べて半分の距離で済み、空路輸送に比べてコストを半分にできる」と述べている。ブリューネル・プロジェクト・カーゴ社は義烏・ロンドン鉄道線に参加している。ホワイトは、「義烏・ロンドン鉄道線の実現によって、中国との輸出入にかかわる輸送業者や荷主の多くが輸送方法について考え方を変えることになるだろう」と述べている。

 

義烏・ロンドン鉄道線は象徴的な記念碑的事業となっている。前出のデジャンコフは、「“一帯一路”構想が2011年に初めて発表された時から、この構想はヨーロッパの中心とロンドンにつながることを目的とした計画となって具体化したし、それが実現しつつある」と述べた。

 

経済大国であるイギリスは、2014年だけで6630億ドル分の輸入を行った。イギリスは、中国の輸出を基盤とした経済にとって魅力的な対象となる。ここ数年、中国はイギリスの産業とエネルギーに対する投資を増加させている。そして、中国は少なくともつい最近までは、世界第二位の経済大国への経済的なアクセスを熱望するイギリスの指導者たちから熱烈な歓迎を受けた。EU離脱後にヨーロッパとの貿易における優位を失う可能性が出てきたことで、イギリスは、中国との貿易関係を更に深めたいという希望を持つようになるだろう。

 

「一帯一路」はただ鉄道だけのことではない。「帯」は中央アジアを貫く道路とパイプラインを含む陸上のつながりを意味するものだ。「路」は、中国産の絹をローマ帝国各地の市場に送るためにインド洋で開拓された古い海のシルクロードを再び作り出すことを意味している。

 

しかし、中国の習近平国家主席は鉄道投資を最優先政策としている。国有鉄道に2020年までに5030億ドルを投資し、規模を拡大して、新たな輸出市場につなげようとしている、とブルームバーグは報じている。デジャンコフは「鉄道は新しいシルクロードにとって最重要の構成要素となる」と語っている。

 

迎える側となるヨーロッパは、義烏・ロンドン鉄道線が提供するであろうサーヴィスについて歓迎している。特に経済的に遅れていて、輸送、エネルギーなどに投資を必要としているヨーロッパ内部の周辺部は熱いまなざしを向けている。

 

ヴァンダー・パッテンは、中国の新たな鉄道ザーヴィスによって資金を得られることになるので、「ヨーロッパ各国の政府と企業は鉄道サーヴィスに対して大きな期待を持っている」と語っている。

 

(貼りつけ終わり)

 

(終わり)



アメリカの真の支配者 コーク一族
ダニエル・シュルマン
講談社
2016-01-22




 

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 古村治彦です。

 

 私は音楽に詳しい訳ではないですが、ビリー・ジョエル(Billy Joel)というアメリカの歌手(自分で作詞作曲もします)が好きです。ビリー・ジョエルは日本でも人気のある歌手で、日本公演があれば確実に東京ドームや大阪ドームでコンサートが開かれるほど、世界規模での人気アーティストです。

 

 私は高校生の時に、ビリー・ジョエルの「ストーム・フロント(Storm Front)」というアルバムを買って繰り返し聞いていました。聞いただけでは歌詞なんかわかりませんから歌詞カードを見ながら、歌詞カードについている日本語訳を見ながら聞いていました。どうしてあんなに何回も繰り返し聞いたのだろうと思うほど聞きました。そんなアルバムはいままでありません。

 


 このアルバム「ストーム・フロント」が発表されたのが1989年でした。このアルバムにはその時代の空気や雰囲気を反映した曲がいくつも収録されていました。ビリー・ジョエルがレニングラードを訪れ、同世代のロシア人男性と交流した経験を基にした曲、漁業で生計を立てている人々が住む町の様子や苦悩を描いた曲、彼が生まれてから1989年までに何が起きたかを出来事の名前を羅列する曲などがありました。アルバムを通じて、冷戦に勝利しながらも、深く傷ついたアメリカ、過去の栄光を懐かしく思い出す人々を感じることが出来ました。機会があれば、是非お聞きください。名盤です。

 




 ビリー・ジョエルはラヴソングでももちろん定評がありますが、その時代の空気や雰囲気を曲に反映させるという点でも天才的です。私は以下に貼り付けるニュースを読んで、ビリー・ジョエルのことを思い出しました。

 

(貼り付けはじめ)

 

トランプ氏支持の客が機内で暴言、生涯搭乗禁止に 米デルタ

2016.11.29 Tue posted at 11:47 JST

http://www.cnn.co.jp/business/35092866.html?ref=yj

 

デルタは、機内で暴言を吐いた乗客を二度と搭乗させないと表明した

 

 

トランプ氏支持の乗客が暴言、生涯搭乗禁止に

ニューヨーク(CNNMoney) 米デルタ航空の旅客機内で、次期米大統領のドナルド・トランプ氏を支持する男性乗客が暴言を吐き、女性乗客を口汚い言葉でののしる騒ぎがあった。デルタ航空は28日、騒ぎを起こした男性乗客は二度と同航空の旅客機に搭乗させないと表明。同便に乗り合わせた乗客には全員に運賃を全額払い戻すと説明した。

 

騒ぎは22日、米ジョージア州アトランタ発ペンシルベニア州アレンタウン行きの国内便の機内で起きた。通路に立った男性乗客が「ドナルド・トランプ、ベイビー」と叫んで頭上で両手を打ち鳴らし、「その通り、この男は物事が分かっている」と言った後、1人の乗客を指さして「ここにヒラリー・b******sがいるぞ」と口汚い言葉で暴言を浴びせた。

 

この様子を撮影した動画がフェイスブックに掲載され、220万回以上再生されている。

デルタのエド・バスティアン最高経営責任者C(CEO)は28日、従業員宛ての通知でこの乗客を降ろさなかったのは誤りだったと述べ、「この人物は騒がしくて無礼で他の乗客に礼を失した」と指摘。乗員は男性から事情を聴いた上でそのまま搭乗させることに決めたものの、「もしこの映像の場面を直接目撃していれば、間違いなく男性を同機から降ろしていた。男性は二度とデルタ便には搭乗させない」と言明した。

 

バスティアン氏はさらに、「社会の緊張が高まっている今、私たちにはこれまで以上に機内および当社の施設内での礼節が求められる」と指摘している。

 

(貼り付け終わり)

 

 このニュースにペンシルヴァニア州アレンタウンという地名が出てきます。ペンシルヴァニア州と言えば、今回のアメリカ大統領選挙でドナルド・トランプが勝利した州であり、選挙のカギを握ると言われたラスト・ベルトに属しています。

 

 

 ビリー・ジョエルには1982年に「アレンタウン」という曲を発表しています。この曲は戦後アメリカの歴史をアレンタウンという実在の町に投影した曲です。この中で、アメリカが傷ついていく様子が歌われています。そして、「労働組合は何も助けてくれない」という内容の歌詞の一節もあります。

 

 アレンタウンに30年以上にわたって渦巻いた怒りや悲しみがドナルド・トランプ勝利を実現させたということが言えます。そして、その怒りや悲しみを30年以上前に既にビリー・ジョエルが捉えていた、ということになります。まさに詩人は時代を反映し、時代を超えていくものだと実感します。

 

(終わり)





アメリカの真の支配者 コーク一族
ダニエル・シュルマン
講談社
2016-01-22




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