古村治彦(ふるむらはるひこ)の政治情報紹介・分析ブログ

SNSI研究員・愛知大学国際問題研究所客員研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)のブログです。翻訳と評論の分野で活動しています。日常、考えたことを文章にして発表していきたいと思います。古村治彦の経歴などについては、お手数ですが、twitter accountかamazonの著者ページをご覧ください 連絡先は、harryfurumura@gmail.com です。twitter accountは、@Harryfurumura です。よろしくお願いします。

2019年04月

 古村治彦です。

 

 今回は興味深い世論調査の結果をご紹介します。「民主党を最もよく代表する政治家は誰だと思いますか(民主党を最もよく象徴する政治家は誰だと思いますか)」という質問に対して、「バラク・オバマ前大統領です」と答えた人が最も多かったということです。

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 バラク・オバマ前大統領と答えたのは、有権者全体で35%、民主党支持者に限ると51%という結果が出ました。オバマに続くのがバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァ-モント州選出、無所属)、ジョー・バイデン前副大統領、連邦下院議長ナンシー・ペロシ連邦下院議員(カリフォルニア州選出、民主党)、アレクサンドリア・オカシオ=コルテス連邦下院議員(ニューヨーク州選出、民主党)という順番になりました。

 

 興味深いのは、今回の世論調査の選択肢にヒラリー・クリントンが入っていないことです。そして、民主党支持者の中で、5名から名前を選ばなかったのは6%しかいなかったということです。有権者全体では23%が誰も選ばなかったのは、民主党嫌いの人が多く、そんなことは考えたくもないということも多かったのでしょう。民主党の中で、ヒラリー・クリントン、もしくはヒラリーに近い人々を支持する人たちは減っていることが分かります。

 

 また同時に、バーニー・サンダースとアレクサンドリア・オカシオ=コルテスのような進歩主義派、リベラル左派を支持する人たちは足しても2割程度だということになります。民主党自体が左傾化しているということが言われていますが、進歩主義派、リベラル左派はまだ少数派ということになります。

 

 今でもオバマ前大統領が民主党、民主党支持者に大きな影響を与えている、ということは、民主党は2016年から新しい指導者を生み出せないままでいる、ということです。バイデンが大統領選挙民主党予備選挙についての世論調査でトップに来るのは、彼自身の魅力というよりも、オバマ時代を懐かしむノスタルジーでしかありません。

 

保護貿易や公共投資といった民主党の諸政策を実行しているのは、ドナルド・トランプ大統領(元民主党員)です。トランプ大統領に対する新しい対抗軸を生み出し、新しい指導者となるべき政治家を生み出せないままです。このままでは、2020年の大統領選挙でトランプ大統領の再選を止めることはできないでしょう。

 

(貼り付けはじめ)

 

民主党は今でもオバマの党だ:オバマ前大統領が「誰が民主党を最も良く代表するか」という質問で民主党の政治家の中でオバマがトップ(It's still Obama's party: Former president easily tops list of who best represents Democrats

 

マシュー・シェフィールド筆

2019年4月3日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/hilltv/what-americas-thinking/436953-its-still-obamas-party-former-president-tops-list-of-who-best

 

10名以上の候補者たちが2020年米大統領選挙の民主党候補者となり、民主党を代表しようと戦っている中で、バラク・オバマ前大統領は今でも民主党に対して大きな影響を持続けている。

 

火曜日、ザ・ヒル誌とハリスX社の共同世論調査の結果が発表された。5名の左派・中道派の5名の政治家たちの中で、民主党の考えを最も良く代表する人は誰かという質問に、登録済み有権者は、オバマが最も人気のある選択であり、他の政治家たちを大きく引き離している。

 
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有権者全体のグラフ

 

2019年3月30日から31日にかけて実施された世論調査の結果、登録済有権者全体の35%が民主党員や支持者の考えを最もよく代表しているのはオバマ前大統領だと答えた。

 

オバマに続くのはバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)だ。サンダースは2020年米大統領選挙民主党予備選挙の有力候補だ。サンダースだと答えたのは15%だ。大統領選挙に出馬すると見られているジョー・バイデン前副大統領を選んだのは13%だった。

 

連邦下院議長ナンシー・ペロシ連邦下院議員(カリフォルニア州選出、民主党)は9%を獲得して4位に入った。アレクサンドリア・オカシオ=コルテス連邦下院議員(ニューヨーク州選出、民主党)は5%を獲得して5位となった。

 

しかし、調査に参加した人々の中で、分からないと答え、誰も選ばなかったのが23%であった。

 

オバマ前大統領のリードは、自身を民主党員、支持者、民主党寄りだと答えた人々の間ではより大きくなる。こうした人々の51%が、オバマ前大統領が民主党を最もよく代表する政治家だと答えた。サンダースと答えたのは17%、バイデンと答えたのは14%だ。


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民主党支持・民主党寄りの有権者のグラフ

 

民主党の熱心な支持者たちの間でペロシ議長は6%で4位に入った。一方、オカシオ=コルテスを選んだのは5%であった。この5名から選ぶことを拒否したのは6%に留まった。

 

「レイク・リサーチ・パートナーズ」社代表で、民主党の世論調査専門家セリンダ・レイクは、5名の政治家の中でオバマが優越していることは何も驚きではないと述べた。

 

レイクは火曜日、「ホワット・アメリカズ・シンキング」の司会者ジャマル・シモンズに次のように語った。「オバマ前大統領が獲得した数字がそこまで高くないのは私にとって逆に驚きだった。私たちはオバマ時代を懐かしがっている。オバマ大統領の政策に反対することもあったが、彼のスタイルは丁寧で礼儀正しく、私たちはこれを心から懐かしがっている」。

 

アメリカ・エンタープライズ研究所(AEI)研究員のダン・コックスはシモンズに対して次のように語っている。「オカシオ=コルテス議員は保守派のメディアの中で集中攻撃を受けている。一方で、民主党支持の有権者たちの中で、彼女を自分たちの価値観を具現化している指導者と考えている人たちは少ないということが今回の調査で分かった。これは、彼女の民主党内における影響が大きくないということを示している」。

 

民主党の政治家たちの中でオバマ前大統領が優越している。昨年(2018年)の8月にザ・ヒル誌とハリスX社の世論調査で、共和党支持の有権者の中で54%が、トランプ大統領は共和党を最も良く代表する政治家だと答えているのはオバマの優越と同じだ。

 

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共和党に関するグラフ

 

(貼り付け終わり)

 

(終わり)

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 古村治彦です。

 

 バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)がフォックスニュースのタウンホールミーティング形式の番組に出演したことが話題になっています。タウンホールミーティング形式とは、多くの聴衆が集まり、政治家が聴衆の一人ひとりから質問を受けて答えるという形式です。政治家が一人の場合もありますし、複数の場合もあります。

 

 民主社会主義者であるサンダースが、保守派・右派のテレビ局であるフォックスニュースのタウンホールミーティング形式の番組に一人で出演することは、孤立無援になり、司会者と聴衆から袋叩き(暴力を振われるということではなく)に遭うという懸念がありました。

 

 しかし、サンダースの出演は成功に終わりました。視聴者は225万以上で(その中にはサンダースが袋叩きに遭うのを見ようとしていた人たちもいたと思いますが)、司会者たちもサンダースに圧倒されました。

  サンダースに続いて、民主党の候補者たちがフォックスニュースの番組に出演する予定となっています。民主党全国委員会は、フォックスニュースが予備選挙候補者討論会の中継から締め出しました。しかし、候補者たちは民主党ではない有権者に自分の考えを届けようとして、出演するということです。私がご紹介しているブティジェッジも検討中だということです。

 


 日本の選挙では、候補者たちが公開討論会への参加を拒否する、そもそも候補者たちの討論会が行われないといったことが頻繁に起きます。「口下手で何を射ているのか分からない」と酷評されるような人物が国政選挙で有力政党の候補者となることもあります。

 

 有権者がそこにいるなら、そこに行って話をする、話を聞く、という態度が日本の政治家には希薄のようです。また、これは田原総一郎氏の過ちだと思いますが、討論番組で、司会者が発言者の発言を遮り、怒号を浴びせかけるというのが形式となっているようですが、これも日本で討論会が何か実りのない、不毛な言い合いに終わってしまうので、誰もやりたくない、聞きたくないということになっているのだと思います。

 

 サンダースは決して話が上手ではなく、冗談を言う訳でもなく、笑顔を振りまく訳でもなく、いつも怒っているかのように話をします。しかし、彼の話は首尾一貫している(consistent)だというのは、衆目の一致するところであり、それはサンダースとは考えの違うフォックスニュースを見ている視聴者にも共有されているのだと思います。

 

 アメリカの政治家たちを見ていると、日本のデモクラシーはいまだ遠し、と慨嘆したくなります。

(貼り付けはじめ)

 

大統領選挙民主党予備選挙候補者の中でフォックスニュースのタウンホールミーティング形式の番組に出演したいと述べる人たちがいる(Several 2020 Dems say they're ready to face Fox News town hall

 

クリス・ミルズ・ロドリゴ筆

2019年4月16日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/439183-several-2020-dems-say-theyre-ready-to-face-fox-news-town-hall?fbclid=IwAR3ec616dnE0_YaGDZ2FS3Hat7ny9-TmhGvpSa7ht4ef-KdkF9aKhhV7q4c

 

月曜日の夜にバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)の出演し、多くの人々が視聴した。2020年米大統領選挙民主党予備選挙の候補者たちの中に、フォックスニュースのタウンホールミーティング形式の番組に出演したいと述べている人たちがいる。

 

ヴァーモント州選出連邦議員にして2020年大統領選挙有力候補であるサンダースは、255万以上の視聴者を惹き付け、今回の大統領選挙期間序盤において、最も視聴されたタウンホールミーティング形式の番組となった。

 

フォックスニュースの視聴者は保守的な人たちが多いが、番組に参加した聴衆はサンダースの進歩主義的政策を支持しているように見えた。

 

司会者ブレット・ベイヤーは聴衆に向けてサンダースの「メディケア・フォ・オール」案を支持するか質問した際、聴衆は歓声と拍手を上げた。

 

今回のタウンホールミーティング形式の番組は、民主党全国委員会がフォックスニュースを民主党予備選挙候補者討論会のホストと中継から締め出すと発表した後に行われた。民主党全国委員会は、フォックスニュースがトランプ政権と緊密な関係にあると報じられたことを理由にして締め出した。民主党全国委員会トム・ペレズは月曜日、党はこの決定を再考しないと述べた。

 

しかし、民主党の候補者たちがフォックスニュースの番組に出演してインタヴューを受けたり、タウンホールミーティング形式の番組に出演したりすることを妨げられていない。候補者たちの中には、幅広い有権者たちにアピールするために、フォックスニュースに出演している。

 

以下に、大統領選挙候補者たちと立候補を検討している人々でフォックスニュースのタウンホールミーティング形式の番組の出演を検討している人々の名前を挙げる。

 

●インディアナ州サウスベンド市長ピート・ブティジエッジ(Pete Buttigieg

 

資金集めと各種世論調査で急上昇中のインディアナ州サウスベンド市長ブティジェッジの広報担当は火曜日、本誌の取材に対して、選対がタウンホールミーティング形式の番組への出演についてフォックスニュースと交渉していると語った。

 

広報担当は続けて、「フォックスニュースの視聴者に届くことを私は意図している」と語った。

 

●アンドリュー・ヤン(Andrew Yang

 

実業家であるヤンにはこれまで公職に就いた経験はない。サンダースの出演後に、単独でタウンホールミーティング形式の番組に出たいと発言した。

 

ヤンはツイッター上に次のように投稿した。「フォックスニュースかMSNCBのタウンホール形式の番組に出演できれば嬉しいです。もしくはその他の形式でも多くのアメリカ国民に届くものであれば嬉しいです。重要なことはできるだけ多くのアメリカ国民に届くことです」。

 

●ティム・ライアン(Tim Ryan)連邦下院議員(オハイオ州選出、民主党)

 

今月初めに出馬宣言を行ったライアン議員の報道担当は火曜日、本誌の取材に対して、選対はタウンホール形式の番組出演に関し、フォックスニュース側と連絡を取り合っていると答えた。

 

選対広報担当ジュリア・クリーガーは「ライアン下院議員はフォックスニュースのタウンホール形式の番組に出演することを望んでいます。選対は既にフォックスニュースに対して連絡し、タウンホール形式の番組に関心を持っていると伝えました。先方からも連絡がありました」と語った。

 

●ジョン・ディラニー(John Delaney)前連邦下院議員(メリーランド州選出、民主党)

Former Rep. John Delaney (D-Md.)

 

ディラニーはフォックスニュースに頻繁に出演している。ディラニーの報道担当は本誌の取材に対して、フォックスニュースのタウンホールミーティング形式の番組に出演する「機会を歓迎する」と述べた。

 

ディラニー選対の広報部長ウィル・マクドナルドは次のように述べた。「ジョンはあらゆる場所にいる有権者と話すことを信念にしています。イデオロギー上、あらゆる考えを持つ人々、あらゆる場所に住む人々に話すことを信念にしています。フォックスニュースにも良く出演しているのはそのためです。フォックスニュースのタウンホールミーティング形式の番組に出演する機会があれば歓迎したいと思います」。

 

●エリック・スォルウェル(Eric Swalwell)連邦下院議員(カリフォルニア州選出、民主党)

 

スォルウェルの広報担当は本誌に対して、スォルウェルは「フォックスニュースのタウンホールミーティング形式の番組に出ることを望んでいる」と述べた。

 

カリフォルニア州選出の連邦議員は以前にもフォックスニュースへの出演を試みていると述べた。

 

●マイケル・ベネット(Michael Bennet)連邦上院議員(コロラド州選出、民主党)

 

ベネットは2020年米大統領選挙民主党予備選挙への出馬への最終決断を下していないが、すい臓がんを克服できれば出馬したいと述べている。

 

ベネットの報道担当は、もしコロラド州選出の連邦議員ベネットが出馬する場合、「フォックスニュースのタウンホールミーティング形式の番組に出演することを考慮する」と述べた。

 

●マイク・グラヴェル(Mike Gravel)元連邦上院議員(アラスカ州選出、民主党)

 

アラスカ州選出連邦上院議員を務めた88歳になるグラヴェルは、選挙戦について重要な考えを討論会の場で紹介するためだけに出馬するのだと述べているが、態度を明確にしていない。

 

グラヴェル選対の広報担当キャサリン・コーンは本誌の取材に対して次のように述べた。「私たちはタウンホールミーティング形式の番組に出演を考えているか?ということですね。出演したいと考えていますが、それは他の人とは違う理由からです。私たちは有権者に良いことを言うつもりはありません。私たちは『オヴァートンの窓』(訳者註:一般国民が受け入れられるアイディアの枠組みの大きさ)を壊したいのです。私たちは急進的で、まったく新しい、注目すべき新しい考えを伝えたいのです」。

 

「タウンホールミーティングは、様々な考えを自由にやり取りでき、対話を広げ、不誠実なトークショーのホストたちではなく、有権者に私たちの急進的な考えを伝える場所になります。狭苦しいセットであらかじめ用意された質問について話すのに、全体で10分間しか時間がないということであれば、私たちは、戦争を止める、外国での暴力を止める、アメリカ国内で拡大している不正義を止めることを自由に主張するスペースとなります」。

 

本誌はカーステン・ギリブランド連邦上院議員(ニューヨーク州選出、民主党)、カマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)、エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)、エイミー・クロウブッシャー連邦上院議員(ミネソタ州選出、民主党)、コーリー・ブッカー連邦上院議員(ニュージャージー州選出、民主党)、トゥルシー・ギャバ―ド連邦下院議員(ハワイ州選出、民主党)、ビトー・オローク前連邦下院議員(テキサス州選出、民主党)、ワシントン州知事ジェイ・インスリー(民主党)、前コロラド州知事ジョン・ヒッケンルーパー(民主党)、フロリダ州ミラマー市長ウェイン・メッサム(民主党)、前住宅・都市開発長官フリアン・カストロ(民主党)、作家のマリアンヌ・ウィリアムソンの各選対に取材を行った。

 

本誌は、ジョー・バイデン前副大統領、元ジョージア州下院少数党(民主党)院内総務ステイシー・エイブラムス(民主党)、元ヴァージニア州知事テリー・マカルフィー(民主党)にもコメントを求めた。

 

=====

 

ブティジエッジとフォックスニュースがタウンホールミーティング形式の番組への出演を交渉中(Buttigieg, Fox News in talks on town hall

 

ジョー・コンカ筆

2019年4月16日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/media/439088-buttigieg-fox-news-in-talks-on-town-hall

 

大統領選挙民主党予備選挙候補者ピート・ブティジェッジは、フォックスニュースのタウンホール形式の番組に出演することについて交渉している、と選対の広報担当は火曜日、本誌の取材に答えた。

 

バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)がフォックスニュースのタウンホールミーティング形式の番組に出演した翌日、ブティジェッジの広報担当は本誌の取材に対して、「フォックスニュースの視聴者に届くことは私たちの望んでいることだ」と答えた。

 

インディアナ州サウスベンド市長ブティジェッジは民主党予備選挙の候補者の中で支持率を急伸させている。彼は2019年第一四半期に、エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)よりも多くの政治献金を集め、最新の世論調査で3位に入っている。

 

77歳になるサンダースは月曜日の夜にフォックスニュースのタウンホールミーティング形式の番組に出演した。司会者はブレット・ベイヤーとマーサ・マッカランだった。

 

民主社会主義者を自認するサンダースは選挙戦序盤でフォックスニュースのタウンホールミーティング形式の番組に出演した最初の民主党予備選挙の候補者となった。彼は2016年2月にフォックスニュースのタウンホールミーティング形式の番組に出演した。2016年米大統領選挙民主党候補者となったヒラリー・クリントンも同じ時期に別の機会に出演した。

 

民主党全国委員会委員長トム・ペレズが民主党予備選挙候補者討論会のホストと中継からフォックスニュースを排除すると発表した。この発表から1カ月以上経過してから、サンダースは出演を決めた。ペレズ委員長は『ニューヨーカー』誌に掲載された、フォックスニュースとトランプ政権は緊密な関係にあるとする記事に言及した。

 

37歳になるブティジェッジは2019年になって「フォックスニュース・サンデー」に出演した唯一の民主党大統領選挙候補者となっている。

 

ブティジェッジはアフガニスタンで軍務に就いた退役軍人で、ハーヴァード大学卒業生、ローズ奨学生出身者である。彼のインタヴューの受け答えの巧みさは左派と右派、両方から賞賛を受けている。ほんの2カ月前には全国的に無名であったが、今では民主党の有力候補となっている。

 

月曜日に発表されたエマーソン大学の世論調査の結果では、民主党支持の有権者の中で、サンダースが29%の支持率を確立し、ジョー・バイデンは24%、ブティジェッジは3位で9%、カマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)とビトー・オローク前連邦下院議員(テキサス州選出、民主党)はそれぞれ8%となった。

 

本誌はフォックスニュースにコメントを求めた。

 

(貼り付け終わり)

 

(終わり)

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 古村治彦です。

 

 ジョー・バイデン前副大統領が出馬表明を行いました。早速、民主党所属の連邦議員たちや各州知事経験者などからendorsement(推薦、推奨)が寄せられています。また、フィギアスケートでオリンピックのメタリストであるミシェル・クワンが選対にスタッフとして参加することも発表されています。バイデンの出馬表明で選挙戦が一気に加速した感じがあります。様子見をしていた人々がスタッフとして参加したり、献金をしたりということを始めるようです。


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言葉遣いが難しいのですが、endorsement(推薦、推奨)とsupport/supportive(支持、支援)は違うようです。Endorsementの方が強い意味を含むようです。アレクサンドリア・オカシオ=コルテス連邦下院議員(ニューヨーク州選出、民主党)はバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)について、「endorsementはしないが、very supportiveである」という旨の発言をしています。


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 下の記事に出てくる、「ジャスティス・デモクラッツ(Justice Democrats)」2018年の中間選挙で民主党から7名の進歩主義派の下院議員を当選させたグループです。今やすっかり有名人のアレクサンドリア・オカシオ=コルテス連邦下院議員(ニューヨーク州選出、民主党)もその一員です。

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 このグループの代表はまだ若い女性たちで、訴えている政策は、進歩主義的なものです。国民皆保険(メディケア・フォ・オール)、グリーン・ニューディール(雇用保障を含む)、大学学費無料化、最低時給15ドル、移民対策の厳罰化への反対といったものです。ジャスティス・デモクラッツには連邦上院議員は加盟していませんが、バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)が総元締めと言っても良い存在です。


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 ジャスティス・デモクラッツはツイッターを通じて、バイデンを批判しました。「民主党エスタブリッシュメント」「保守派(old guard)」には用はない、という内容です。


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 バイデンは各種世論調査において支持率トップ、サンダースは2位につけています。この構図は2016年の時と同じです。この時は若い人々(ミレニアル世代)を中心に、サンダース支持が盛り上がり、ヒラリー・クリントンは追い込まれ、最終的に本選挙で落選することになりました。

 

 バイデンが党の指名候補になる可能性は高いのですが、サンダースの熱心な支持者たちをどのように説得して協力させるかということが大きな課題となりそうです。

 

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進歩主義派グループはバイデンの大統領選挙出馬に反対を表明(Progressive group comes out against Biden's White House bid

 

タル・アクセルロッド筆

2019年4月25日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/440597-progressive-group-comes-out-in-opposition-to-biden-candidacy

 

進歩主義派の有力グループ「ジャスティス・デモクラッツ」は民主党内部を揺さぶっているが、ここ数か月存在感を増している。木曜日、ジョー・バイデン前副大統領が大統領選挙民主党予備選挙への出馬を正式に発表した後、ジャスティス・デモクラッツはバイデンを批判した。

 

ジャスティス・デモクラッツは、有名なアレクサンドリア・オカシオ=コルテス連邦下院議員(ニューヨーク州選出、民主党)と大統領選挙の有力候補バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、民主党)を支えているグループだ。このグループは、バイデンが、進歩主義的な支持者たちが求める諸政策に反対する「保守派(old guard)」の遺物(relic)だ、と非難した。

 

ジャスティス・デモクラッツは声明の中で次のように述べた。「民主党の保守派はトランプを止めることに失敗した。民主党保守派はトランプ大統領が現在行っている“分断して統治する”政治に対峙する戦いの指導を委ねることなどできない。2016年に投票に行かなかった民主党支持基盤に属する有権者たちを行動させる大胆な考えを持つ新しい指導者を必要としている」。

 

「民主党は、メディケア・フォ・オール、グリーン・ニューディール、大学無償化、大企業の資金の拒絶、不法移民の大規模な収監と国外通報のような進歩主義的ポピュリスト政策にまとまりつつある。私たちには、イラク戦争開戦、大規模な収監、改正破産法に賛成し、同性愛婚姻、性と生殖に関する権利、学校における人種差別廃止に反対した人物など必要ではない」。

 

ジャスティス・デモクラッツは、今年1月の『ヴォックス』誌の記事を持ち出した。この記事は、バイデンと2016年大統領選挙民主党候補者ヒラリー・クリントンを比較し、バイデン前副大統領は2020年の米大統領選挙本選挙で勝利することが出来ないと分析している。

 

バイデンはこれまで数カ月間、大統領選挙に出馬すると噂されていた。そして、水曜日の朝、正式に出馬表明した。バイデンは自身の立候補について、トランプ大統領への反対がその最大の理由であるとし、「トランプ大統領はアメリカの特性にとっての脅威である」と述べた。

 

バイデンは出馬宣言を収録したヴィデオ映像の中で次のように述べた。「私は、後世の人々が歴史としてトランプ大統領として彼が全てを掌握していた4年間を振り返り、この時代は異常な時代であったと評価するだろうと私は確信しています。もし私たちがドナルド・トランプ氏にホワイトハウスを8年間預けるとなると、彼はこの国の特性、私たちは何者であるかということを、永久にかつ根本的に変えてしまうでしょう。私はこれに対して何もせず、動いていくのを見ているだけということはできません」。

 

バイデンは続けて次のように述べた。「アメリカをアメリカたらしめてきた全てが危機に瀕しています。これが今日、私がアメリカ合衆国大統領選挙に立候補表明をする理由です」。

 

バイデンは、民主党エスタブリッシュメント派からの支持(support)と現職の連邦議員たちからの推薦(endorsement)に頼ることになるが、中道派であるという評価と、連邦上院司法委員会委員長時代の1991年に行われたアニタ・ヒルに対する公聴会について、これから何カ月にもわたって、進歩主義派の諸グループからの批判に直面することになる。

 

しかしながら、バイデンは、ペンシルヴァニア州、ミシガン州、ウィスコンシン州といったラストベルト地帯に対するアピールに賭けることになるだろう。民主党は2016年の大統領選挙でこれらの州で敗北を喫した。最近の各種世論調査では、民主党支持の有権者たちは、厳密なイデオロギー的主張よりも、選挙での勝利可能性を重視すると答えている。

 

(貼り付け終わり)

 

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 古村治彦です。

 

 2019年4月25日にジョー・バイデン前副大統領が大統領選挙への出馬表明を行いました。これでやっと大統領選挙が本格的にスタートすることになります。これまで各種世論調査で1位を続けていたのですが、正式な出馬表明がなかったので、「本当に出馬するのだろうか」という疑念もありましたが、ついに出馬となりました。

 

 率直に言って、4年前なら大統領になれていたでしょうが、今回は現職のドナルド・トランプ大統領と戦うということで見通しは暗いです。20名近くが出馬している選挙戦で、最後まで最有力候補であり続けるでしょうが、厳しい戦いが待っています。最大のライヴァルであるバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)の支持者はヒラリーを追い詰め、最終的に大統領への野望を挫いた人々です。

 

 さて、昨日、アメリカ大統領選挙民主党予備選挙に関する各種世論調査の結果をご紹介しました。そこで、高齢者はバイデンを支持しているのではないかということを書きました。今日ご紹介する記事では、別の世論調査の結果で、高齢者とマイノリティがバイデンを支持していることが明らかになったと書かれています。

 

 どうして高齢者がバイデンを支持するのか、その理由は明らかではありませんが、私が考えるのは、やはりオバマ時代を懐かしむという気持ちがあるのだろうと思います。ですから、これは「時代を引き戻す」という意味で、バイデン支持というのは「保守的」であるということになります。

 

 これに、若い人々、ミレニアル世代と呼ばれる人々は苛立っているのだろうと思います。自分たちの両親、もしくは祖父母よりも自分たちは大変な時代を生きているのだ、何か別のことをしなければ、前の世代よりも進んだ暮らしはできないのだ、という考えを持っていますから、ここで世代間の闘争の要素が出てきます。サンダース支持者はヒラリーを追い詰めたのですから、バイデンに対する攻撃も熾烈を極めるでしょう。そこでブティジェッジが第三の候補者として漁夫の利を得るということもあるでしょうが、ブティジェッジとしてはまだ若いので、今回は党の指名を得ることは考えていないでしょうし、もし本選挙に出てもトランプに負けてしまうでしょうから、今回は十分に戦ったところで、身を引くことも考えられます。

 

 これから選挙戦が本格化していきますが、史上最大の数、史上最も多様性に富んだ民主党予備選挙がどのように動いていくか注目されます。

(貼り付けはじめ)

 

世論調査でマイノリティ、高齢者がバイデンをトップに押し上げる(Minorities, older adults push Biden to top of 2020 poll

 

ジョン・バウデン筆

2019年4月24日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/440350-minorities-older-adults-push-biden-to-top-of-2020-poll?fbclid=IwAR0YEeHaOhvI2H4qaZ6z8aaS_CFbYOVMcwtha02CCBiK9w4J18POHUClsEE

 

アメリカ大統領選挙民主党予備選挙に関する最新の世論調査によると、ジョー・バイデン前副大統領が他の候補者をリードしており、それは高齢者とマイノリティにけん引されていることが分かった。

 

ロイター通信・イプソス社共同世論調査の結果が水曜日に発表され、バイデンの支持率は26%であった。


ipsosreuterspolling20190424001

バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァ-モント州選出、無所属)は15%で2位に入った。その他の候補者は誰も7%以上の支持率を獲得できなかった。

 

世論調査の調査対象となった有権者の21%がだれを支持するかまだ決めていないと答えた。

 

バイデン前副大統領に対して、アフリカ系アメリカ人と55歳以上のアメリカ国民が強力な支持を受けている。アフリカ系アメリカ人の10名のうち4名、55歳以上のアメリカ人の32%がバイデンを支持すると答えた。

 

サンダースとバイデンは高い知名度を誇る。ロイター通信によると、民主党支持の有権者の中で両者は知名度80%以上を記録したが、それに続くのはエリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)で知名度は67%だった。

 

調査結果では、バイデンに対して63%が好感を持っていると答え、サンダースとインディアナ州サウスベンド市長ピート・ブティジェッジは共に58%だった。ブティジェッジは早期に予備選挙が実施される各州の世論調査で支持率を上昇させている。

 

ロイター通信・イプソス社共同世論調査は2019年17日から23日にかけて4018名、そのうち民主党支持者1449名を対象に実施された。誤差は2ポイントだ。

 

(貼り付け終わり)

 

(終わり)

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 古村治彦です。

 

 モーニング・コンサルト社による全国規模での世論調査が実施され、昨日と同様の結果が出ました。ジョー・バイデン前副大統領がリード、バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)が続く2位で、先頭を走っています。

 

morningconsultpolling20190423001  (1)

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 第二集団で、ピート・ブティジェッジが3位に浮上しています。以下のグラフにあるように、今年の3月初めまで支持率がゼロ%表示であったことを考えると、この数字の伸びは驚異的です。

 

morningconsultpollingtransition20190423006
 

ブティジェッジの対する支持率の急上昇は、メディアで取り上げられるたびに、高まっているように感じます。私も彼のインタヴューの受け答えのクレヴァーさに惹きつけられます。他の候補者たちも素晴らしいのですが、彼の論理性の高さ、話し方、中身は特に素晴らしいものです。




 知名度という点で、ブティジェッジはまだまだ有権者に知られていないので、これから知名度が上昇していくと、支持率も高まっていくでしょう。早期で予備選挙が実施される各州を既に訪問し、昨日もご紹介したように、これらの州では支持率でトップ2のバイデンとサンダースに肉薄するところまで来ています。

 

 下の記事で紹介しているモーニング・コンサルト社の世論調査で興味深かったのは、民主党支持の有権者がどの問題に関心を持っているかということです。全体では、順番に、1.医療保険制度(国民皆保険制度)、2、経済格差問題、3、高齢者に関わる問題という順番になっています。これを、各候補者の支持者別で見ていくと興味深い結果が出ました。

 

 バイデン支持者は、1.高齢者にかかわる問題、2.健康保険制度、3.経済格差、となります。サンダース支持者は、1.健康保険制度、2.経済格差、3.高齢者にかかわる問題、となり、ブティジェッジ支持者は、1.健康保険制度、2.高齢者にかかわる問題、3.経済格差となります。


morningconsultpollingimportantmatters20190423005
 

 これは、バイデン支持者には高齢者が多く、サンダース支持者には若い人たちが多いことを示す傍証となります。このブログでもご紹介しましたが、アレクサンドリア・オカシオ=コルテス(AOC)連邦下院議員(ニューヨーク州選出、民主党)がバイデンについて、「新鮮味を感じず、ワクワクしない」と発言しましたが、これは当たっていると思います。

 

 ブティジェッジは、バイデンとサンダースの間で、2人と区別をつけているように感じます。ブティジェッジはバラク・オバマ前大統領の継承者というイメージを手にしようとしつつ、オバマ政権の副大統領バイデンと自信を区別するために、「世代交代」を掲げています。

 

 ブティジェッジは自信を進歩主義派と規定していますが、サンダースとも区別しようとしています。これまでこのブログで何度も書いてきたように、トランプとサンダースは共に、ポピュリズムという点でくくることが出来ます。右派と左派の違いはあるが、経済政策も外交政策もほぼ同じということになります。ブティジェッジはトランプ支持者とサンダース支持者は似ていると発言しましたが、こういうところを反映しているのだと思います。

 ブティジェッジは、出馬宣言の中で、アメリカの変化は地殻変動(techtonics)だと述べ、この地殻変動によって、今の大統領(トランプ大統領)が当選できた、と述べました。彼の言葉を敷衍すれば、サンダースが有力候補なっているのもその地殻変動のためだということになります。ブティジェッジは、2000年、高校生の時にサンダースをテーマにして論文を書き、論文コンクールで優勝しています。ですから、サンダースに関しては詳しいということになります。

 

 ブティジェッジは自分をポピュリストであるトランプ大統領とサンダースを区別することで、穏健な中道派のイメージも手にしようとしています。

 

 ブティジェッジのこのような戦略が奏功して、支持率を上昇させているのだろうと思います。

 

(貼り付けはじめ)

 

世論調査:ブティジェッジはハリスとオロークを追い越し、上昇局面を継続中(Poll: Buttigieg tops Harris, O'Rourke as momentum builds

 

クリス・ミルズ・ロドリゴ筆

2019年4月23日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign-polls/440170-poll-buttigieg-tops-harris-orourke-as-momentum-builds

 

全国規模の民主党支持者を対象にした最新の世論調査の結果が火曜日に発表され、インディアナ州サウスベンド市長ピート・ブティジェッジは、カマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)とビトー・オローク前連邦下院議員(テキサス州選出、民主党)を追い越したことが明らかになった。

 

ブティジェッジは、ジョー・バイデン前副大統領とバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)に続いて、支持率9%で3位に入った。先週のモーニング・コンサルト社の世論調査から2ポイント上昇した。


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バイデンは大統領選挙への出馬表明をしていないが、民主党支持者のうち30%がバイデンを選ぶと答え、24%がサンダースを選ぶと答えた。

 

ハリスは1ポイント下がり8%となり、オロークは2ポイント下がり6%となった。

 

ブティジェッジは2019年4月上旬に正式に選挙への出馬を表明し、予備選挙に関する各種世論調査での支持率は急上昇している。

 

インディアナ州サウスベンド市長ピート・ブティジェッジは、最近のアイオワ州とニューハンプシャー州での世論調査において現在の先頭走者であるバイデンとサンダースに迫っている。

 

ブティジェッジは2019年第一四半期で700万ドル以上の献金を集め、民主党主催の予備選挙候補者討論会への参加資格を既に満たしている。

 

モーニング・コンサルト社の世論調査は2019年4月15日から21日にかけて14335名の民主党支持の有権者を対象に実施された。誤差は1ポイントだ。

 

(貼り付け終わり)

 

(終わり)

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