古村治彦です。

 

 ヒラリーのEメール問題について、ヒラリー側としては、反撃をするしかありません。政府機関が選挙に影響を与えないようにするという伝統を破った、はっきりした情報を出さないのはおかしい、といった批判をするしかありません。

 

 ちょっと古い記事ですが、ヒラリー陣営では法律の専門家たちに書簡を送り、「これに署名をしてください、そして公開書簡として公表します」ということをやったそうです。

 

 しかし、コミーFBI長官が書簡を送り、その中でヒラリーの私的Eメールサーヴァー使用に関連するEメールが見つかったとまで言っている以上、この流れは変わりようがありません。つまらない、重要性の低いものならば、FBIも何も事を荒立てようとはしなかったはずです。

 

 ヒラリー選対のやりたいことは、まぁ「焼け石に水」ということでしょうか。

 

 

(貼り付けはじめ)

 

クリントン陣営は元検察官たちにコミー攻撃を求める(Clinton camp wants ex-prosecutors to slam Comey: report

 

マロリー・シェルボーン筆

2016年10月30日

『ザ・ヒル』誌

http://thehill.com/blogs/ballot-box/presidential-races/303516-clinton-camp-calls-on-former-prosecutors-to-slam-comey

 

ヒラリー・クリントン選対は日曜日、元検察官たちに書簡を送付し、その中でジェイムズ・コミーFBI長官の最近の行動を批判する内容の公開書簡に署名するように求めた。『デイリー・ビースト』誌が報じた。

 

デイリー・ビースト誌が入手したヒラリー選対の書簡には次のように書かれている。「今回の書簡送付はアメリカ合衆国司法省が長年にわたり堅持してきた主義から逸脱したものである。私たちは、ジェイムズ・コミーFBI長官が連邦議会の8つの委員会に書簡を送ったことを憂慮している」。

 

金曜日、コミー長官は連邦議会に書簡を送り、最近発見されたEメールは、ヒラリーの私的Eメールサーヴァー使用に関する捜査にとって重要な証拠となりうると報告した。これらのEメールが発見されたのは、ヒラリーの長年の側近フーマ・アベディンと結婚したアンソニー・ウェイナー元連邦下院議員(ニューヨーク州選出、民主党)に対する全く別の捜査の過程であった。

 

民主党側はEメールについての更なる情報を出すようにコミーに求めている。一方、この書簡は、FBI長官に対するクリントン選対の攻撃の第一歩となるのは明らかだ。

 

ヒラリー選対が送った書簡には次のように書かれている。「コミー長官の書簡は司法省のポリシーと一致していないもので、過去の選挙において両党が守ってきた長年の伝統を破ったものだ」。

 

ヒラリー選対は、コミーが議会に送った書簡の中に言及されているEメールに関して、FBIが完全な透明性を確保するように求めている。この書簡は選挙が残り2週間を切った時点で送付され、それがニュースとなった。

 

ロレッタ・リンチ司法長官はFBIに対して、議会に書簡を送らないように助言したと報じられている。その理由として、選挙に影響を与えるような操作手順を踏まないという司法省の伝統的な慣習を挙げている。

 

ニューヨーク南部地区連邦検事局刑事事件部に勤務した経験を持つエルカン・アブラモビッツは、ヒラリー選対の求める交換書簡に署名し、それをデイリー・ビースト誌にも送付した。

 

アブラモビッツはデイリー・ビースト誌に対して次のように語った。「これは最悪のことです。FBIにとってそうですよ。政治に影響を与えようとして行動しているように見えてしまいますよね。コミー長官はそんな政治的な人間じゃないですよ。彼は確か共和党員だったと記憶していますが、党派性の強い人物じゃありません」。

 

書名がなされた公開書簡は日曜日の夜に公開される予定になっている。

 

(貼りつけ終わり)

 

(終わり)