古村治彦です。

 

 ジョー・バイデン前副大統領はスキャンダルに見舞われたにもかかわらず、人気は落ちていないようです。世論調査の結果では有権者の過半数は出馬すべきだと答えています。男性や女性、年齢別、支持党派別で調べても多数派は出馬すべきということになっています。

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 年齢別の結果では、年齢が若くなるほど、出馬すべきではないと考える人の割合が高くなっています。この点が今後の懸念となるでしょう。最近の民主党では若い世代(1980年代、90年代前半生まれ)がエンジンとなって候補者を押し上げるということが起きています。バラク・オバマを大統領に押し上げ、バーニー・サンダースを有力政治家にしたのはミレニアル世代です。

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この世代はリベラルが多いということも特徴で、バイデンにオバマ政権の副大統領というイメージがあるうちは良いのですが、時代遅れ、古臭いということになると、若い人たちの支持は減ってしまう可能性があります。

 

 それでもバイデンの支持率は圧倒的です。最新の世論調査では、2位のサンダースに9ポイントの差をつけています。3位以下はドングリの背比べ、だんご状態になりつつあり、そこにピート・ブティジェッジが割り込んでいるという状況です。

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 若い世代の動向がこれから気になります。

 

(貼り付けはじめ)

 

バイデンは告発を受け1週間経つが2020年米大統領選挙候補者の間で支持率トップに(Biden tops 2020 Dems after week of accusations

 

ジョン・バウデン筆

2019年4月9日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/437972-biden-tops-2020-dems-after-week-of-accusations?fbclid=IwAR0-lpJV75y1lUQWC7KLM-VnZ44fnoghSzRUEF75xEgqv0ypErvvnFfvUiw

 

最新の世論調査の結果、ジョー・バイデン前副大統領は2020年米大統領選挙の候補者の中でトップになった。バイデンに対して複数の女性たちが過去に不適切な接触をされたという告発が続いた1週間であったが、バイデンは支持率でトップになった。
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月曜日に発表されえたモーニング・コンサルト社による最新の世論調査の結果によると、バイデンは民主党の予備選挙参加予定者の32%の支持を得た。バイデンは正式な出馬表明をしていないが出馬表明すると見られている。バイデンは最も手ごわいライヴァルであるバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、民主党)に対して9ポイントの差をつけている。


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カマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)は9%の支持を得て3位に入った。4位には僅差の8%でビトー・オローク前連邦下院議員(テキサス州選出、民主党)がつけた。

 
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バイデンにとっての警告となるサインは好感度である。告発があって以降、好感度の数字は下がっている。有権者の中でバイデンに対して「大変に好ましい」と答えたのが35%で先週の41%から下がっている。しかし、彼の好感度の合計では1%しか下落していない。

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バイデンは候補者たちの中で最も高い好感度を誇っている。それに続くのがサンダースで32%である。

 

インディアナ州サウスベンド市長ピート・ブティジェッジは最新の世論調査でも数字を伸ばしている。支持率を先週の3%から5%に上昇させている。ブティジェッジはコーリー・ブッカー連邦上院議員(ニュージャージー州選出、民主党)を1ポイント差でリードし、エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)を2ポイント差で追っている。

 

モーニング・コンサルト社の世論調査は2019年4月1日から7日にかけて1万③⑥44名を対象に実施された。誤差は1ポイントだ。

 

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世論調査:サウスカロライナ州でバイデンが民主党候補者たちの中で約20ポイントの差をつけてリード(Poll: Biden holds nearly 20-point lead among Dems in South Carolina

 

マイケル・バーク筆

2019年4月8日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/437878-poll-biden-holds-nearly-20-point-lead-among-dems-in-south-carolina

 

最新の世論調査の結果、ジョー・バイデン前副大統領はサウスカロライナ州で大統領選挙民主党予備選挙の他の候補者に18ポイントの差をつけてリードしている。

 

今回の世論調査は、チェンジ・リサーチ社が実施し、結果をワシントン・ポスト上とクーリエ誌が共有する形となっている。結果を見ると、バイデンが予備選挙参加予定者の32%の支持を集めている。バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)がバイデンに続き14%の支持を集め、カマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)は10%の支持を集めた。

 

世論調査では、2018年の中間選挙でジョージア州知事選挙の候補者だったステイシー・エイブラムス(民主党)がサウスカロライナ州で支持を集めていることが示されたが、それでも数名の候補者たちの後塵を拝している状況だ。

 

サウスカロライナ州では2020年に大統領選挙予備選挙が全米で4番目に実施される予定だ。

 
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コーリー・ブッカー連邦上院議員(ニュージャージー州選出、民主党)とビトー・オローク前連邦下院議員(テキサス州選出、民主党)はそれぞれ9%の支持率を得ている。一方、エイブラムスとインディアナ州サウスベンド市長ピート・ブティジェッジ(民主党)はそれぞれ7%の支持を得ている。

 

エイブラムスは大統領選挙出馬を考慮中と述べているが、公式に出馬発表していない。

 

バイデンの支持率は2月の段階に比べて4%下がっている。バイデンは自身にとって3度目となる大統領選挙出馬を明言していない。しかし、これから数週間以内に出馬するものと見られている。

 

最新の世論調査は2019年3月31日から4月4日にかけて744名を対象に実施された。実施時期は複数の女性たちがバイデンに対して不適切な接触があったという告発を始めた後だ。誤差は3.6ポイントだ。

 

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世論調査:有権者はバイデンの女性に対する行為によって彼に出馬資格はないとすべきではないと答えた(Poll: Voters say Biden's conduct with women should not disqualify him

 

マシュー・シェフィールド筆

2019年4月6日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/hilltv/what-americas-thinking/437552-poll-voters-believe-bidens-conduct-with-women-should-not

 

最新のザ・ヒル誌とハリスX社による共同世論調査の結果によると、有権者登録を行った有権者の過半数がジョー・バイデン前副大統領の複数の女性に対する不適切な接触の告発について、2020年の米大統領選挙の候補者としてふさわしくないとすべきではないと答えた。

 

世論調査は2019年4月5日にかけて実施され、調査対象者の56%がバイデンの行為によってバイデンが大統領にふさわしくないと考えるべきではないと答えた。23%がふさわしくないと答え、21%が分からないと答えた。

 

女性と民主党支持者の過半数は今回の告発によってバイデンが大統領選挙に出馬できないようになるべきではないと答えた。

 

バイデンは、少なくとも7名の女性たちから公の場で接触され不快に感じたという告発を受けたが、3度目の大統領選挙出馬をすると見られている。

 

水曜日にツイッター上に投稿したヴィデオ映像の中で、バイデンは「パーソナルスペースを尊重することについてより注意をする」と約束した。彼は告発者たちに対して直接謝罪しなかった。しかし、彼は時代の変化と認識し、行動を時代の変化に適合させると述べた。

 

トランプ大統領は彼の再選に関して、バイデンが脅威になるとは考えていないと述べた。

 

トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に対して、「私は彼を脅威とは見なしていない。彼は彼自身にとって脅威だと考えている」と述べた。

 

その前日、トランプは、最近の論争に絡めてバイデンを揶揄する、編集されたヴィデオを共有した。大統領はヴィデオを投稿した。この編集されたヴィデオにはバイデンの水曜日の声明から文言から抜き出されて付けられている。トランプ大統領はこの投稿に「お帰りなさい、ジョー!("WELCOME BACK JOE!")」というメッセージをつけた。

 

金曜日、バイデンは告発があって以降、初めて公の場に姿を現した。国際電気労働者組合での演説で今回の論争に絡めて冗談を述べた。

 

ザ・ヒル誌とハリス社の共同世論調査では、民主党支持者の62%は過去の行動に対する告発があるからといって2020年の大統領選挙出馬を阻まれるべきではないと答えた。18%が出馬すべきではないと答え、20%は分からないと答えた。

 

共和党支持者の32%が出馬すべきではないと答える一方で、49%が既に多くが立候補している民主党の予備選挙への出馬を妨げられるべきではないと答えた。19%が分からないと答えた。

 

54%の女性は不適切な接触という告発はあるにせよ、バイデンの出馬は許されるべきだと答えた。22%が出馬すべきではないと答え、24%が分からないと答えた。

 

男性の57%はバイデンの出馬が妨げられるべきではないと答え、25%が出馬すべきではないと答えた。18%が分からないと答えた。

 

無党派の有権者の過半数、55%が、告発があってもバイデンの出馬を肯定した。21%が出馬すべきではないと答えた。24%が分からないと答えた。

 

若い人たちの方がバイデンは出馬すべきではないと答えた。35歳以下の成人の31%がバイデンの行為は大統領選挙候補者にふさわしくないと答えた。35歳から49歳までの有権者でこの考えを持っているのは25%だった。

 

50歳から64歳までの人々のうち19%が出馬すべきではないと答え、65歳以上の16%も同様に答えた。

 

(貼り付け終わり)

 

(終わり)

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