古村治彦です。

 2022年3月26日に西森マリー著『カバールの民衆「洗脳」装置としてのハリウッド映画の正体』(秀和システム)が発売になります。監修者は副島隆彦先生です。著者に森マリー先生は『[新版]ディープ・ステイトの真実 日本人が絶対知らない!アメリカ〝闇の支配層〟 』『世界人類の99.99%を支配する カバールの正体』の著者です。今回はハリウッド映画550本を解説しています。

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カバールの民衆「洗脳」装置としてのハリウッド映画の正体

 以下に監修者のことば、まえがき、目次、あとがきを貼り付けます。参考にしてぜひ手に取ってお読みください。

(貼り付けはじめ)

監修者のことば 副島隆彦

 

 西森マリーと私たちの、闘いは続く。

 人類の大敵 Deep State ディープ・ステイトを、さらに上から操(あやつ)る Cabal(カバール)の存在を、私たちに西森マリーが、前の本『カバールの正体』(秀和システム)で教えてくれた。

 今度は西森マリーは、ハリウッドに進撃した。ここも悪魔たちの巣窟(そうくつ)である。アメリカのカリフォルニアの無法者たちの荒野に、〝正義のガンマン〟(女性だからガン・パーソ[ス]ン?)がひとりで立ち向かう。私たちは固唾(かたず)を飲んで見守る。彼女はひとりで戦う。私たちはドキドキしながらそのあとを追いかける。「ホテル・カリフォルニア」(本書328ページ)を皆で合唱しながら。そして、この本から大量のお勉強をする。

「あー、もの凄くいい勉強になったー。これで創業113年(1909年にD・W・グリフィスたちが始めた)のハリウッドの全体像が分かったゾー」となる。このことをこの本の冒頭で私が請け負う。

 この一冊で合計550本のハリウッド映画界の真の正体が、透け透けに、透けて、見えた!

  例えば、81ページに出てくる映画『戦争の犬たち(ザ・ドッグズ・オヴ・ウォー)』の脚本家ゲイリー・デヴォアーは真実を描こうとして、CIAと深く付き合い過ぎた。1998年に車ごと排水路に嵌(は)まった姿で死体で見つかった。彼は両手を切断されていた。「余計なことを書くな」という警告だ。そして132ページの「(アメリカ海軍のファレル中佐は)実はソ連のスパイだった」というコトバが重要だ。

 ハリウッド映画をエンタメ(娯楽)としてしか見てこなかった人たちに、そろそろ本気になってもらいたい。映画を本気で見て、本気で、「ことの真相(それは複雑な顔をしている)はどうだったのか」を、この本と共に考えることで自分の脳を訓練しなさい。それが本当に自分の頭がよくなる秘訣です。日本でも三浦春馬[はるま](2020年7月18日)と竹内結子[ゆうこ](同年9月27日)の不審死があった。

  私が、この40年やって来たアメリカ政治思想研究の3割ぐらいは、ハリウッド・アメリカ映画( MGM[エムジーエム]社のイギリス製も含む)を見て真剣に考えたことで作られてきた。実は、私だってハリウッド映画評論の本を4冊書いている。恐ろしいのは、大衆へのプロパガンダ(情報操作と宣伝活動)だけではない。カバールは、権力者たちに反抗し抵抗する者たちの団体にスパイを潜り込ませて内部から攪乱(かくらん)し、おかしくすることである。

 すべては仕組まれている。世界中の大きな事件は、たいてい裏側に策略がある。老人になって古狸(ふるだぬき)になった私は、大きな真実が透けて見えるようになった。

 西森マリーが世界を頂点から支配するCabal カバールに向かって突撃してゆく、のと同じように、私は日本の持ち場で大きな真実を探り当てつつある。

 それは、日本共産党結党(創立)100周年である今年に、満天下に暴かれるべき真実である。1922年に結党したときの創立メンバーのひとりである野坂参三(のさかさんぞう)(長く共産党議長だった)は、最初から日本政府の内務省警保局(けいほきょく)特高(とっこう)(特別高等警察)が送り込んだスパイであった。今では政治問題に関わる知識人たちが知っている事実である。

 野坂は、事実が発覚した1992年(今から30年前)に共産党を除名されて翌年、101歳で死んだ。この年の9月に『週刊文春』の記事で事実が暴かれて共産党内が大騒ぎになったからだ。だが、真に恐ろしいのは、この『週刊文春』(文藝春秋)に情報を与えたとされる元共産党員を自称する者たち自身が、実は共産党に潜り込んでいた国家スパイ(公安警察)だったのである。潜入者の工作員(こうさくいん)を infiltrator(インフィルトレイター)と言う。まさしくこれがハリウッド映画のおはこ(十八番)であり、典型である。戦前、多くの共産党員を拷問にかけ殺害した日本の特高の後身(こうしん)が今の警察庁(警視庁ではない)である。

 かつて松本清張(1909-1992)という大(だい)作家がいた。彼が1964~1971年に書いたシリーズ『昭和史発掘』(これも『週刊文春』)に情報提供したのも、元共産党員たちだったとされる。そして真実はやはり共産党に潜り込んでいた政治警察官(ソートポリス)たちだったのだ。このようにして日本を代表する立派な大(だい)新聞社や大(だい)出版社たちも汚れている。私は、これらの秘密に関わる者たちすべてを許さない。すべて真実を暴き出す。

 さらには、東京大学の教授たちで敗戦後の日本の左翼と民主勢力を代表した〝岩波(書店)

朝日(新聞)文化〟の、その頂点にいた南原繁(なんばらしげる)総長と愛弟子の丸山眞男(まるやままさお)までが、真実は旧内務省警保局に関係していたのである。日本のすべての左翼とリベラル派は心底、震撼しなければいけない。

 私は、これらのことを最新刊の佐藤優(まさる)氏(彼は外務省の対外(たいがい)情報官、インテリジェンス・オフィサーの国家スパイだった)との対談本で話した。

  同じくアメリカ共産党CPUSA(シーピーユーエスエー)も、創立(結党)102年になるのだが(中国共産党は1年遅れで101周年)、結党時の創設者(ファウンダー)であるジョン・リード(『世界を震撼させた10日間』の著者)がモスクワで病死したあと、2人のアメリカ人の指導者(書記長)がいた。ウィリアム・フォスター William Foster とアール・ブラウダー Earl Browder である。内部で対立した。このうちの後者のアール・ブラウダーは、結党時からアメリカ連邦政府FBIが送り込んだスパイであった。まさしく日本の野坂参三である。この真実はアメリカ本国の左翼知識人の間で最近ようやく知られるようになった。アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画『ターミネーター』(1984年)で、ターミネーターと戦う人類の生き残りたちの最高指導者がターミネーターであった。だから、私たちは、絶対に真実を伝え合わず、バカの振りをして生き延びろ、と私は自分の本で書いた。

 私は1950年代の〝赤狩り〟の旋風(マッカーシズム)の嵐をまともに受けた、真面目なアメリカ左翼知識人たちの研究もずっとやってきた。

私たちのこの世界はもともとこのように恐ろしい。テレビドラマも映画もいつも必ず「警察のスパイがいる」のである。西森マリーが描き出した今回のハリウッドの大作たちの裏側の真実すなわち Cabal による「世界民衆洗脳(プロパガンダ)」を、私たちは今こそ学ぼう。

  西森マリーが生(な)まの英語で読んで見て知った諸真実を、直流電気のように私たちに日本語(文)で教えてくれる。有り難いことである。私たち日本人も、Deep StateCabal との戦いを、前に前に推し進めなければいけない。

 

2022年2月23日

副島隆彦

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はじめに ── この本を楽しむための予備知識

Niemand ist mehr Sklave, als der sich für frei hält, ohne es zu sein.

Goethe

自分が自由だと誤認している人ほど、奴隷と化している人はいない。

ゲーテ

 

アメリカ国歌 The Star-Spangled Banner「星条旗」は、「砲弾が炸裂する中、夜(よ)

を徹して、星条旗が翻(ひるがえ)り、今もなお自由の大地 the land of the free と勇者の故郷に、我々の旗がはためいている」という内容の歌です。奴隷時代の黒人は別として、自由を求めて新天地に移住した初代アメリカ人も、近代に入ってからアメリカにやってきた移民も、アメリカ人のほとんどが「アメリカは自由の国・大地」 the land of the free だと信じています。

 しかし、実際は、アレグザンダー・ハミルトンが中央銀行を設立して以来、ほんの一時期を除き、アメリカは大銀行家集団の借金奴隷と化しているのです。

 アメリカで唯一貨幣発行権を有する連邦準備制度・連邦準備銀行は、大銀行家の集団が牛耳(ぎゅうじ)る私設機関です。まさしく1982年のルイス対(たい)合衆国の裁判で、第9控訴裁判所が「連邦準備銀行は独立した私有企業である」という判決を下しています。この私設機関が発行した貨幣を、利子を取ってアメリカ政府に貸し付ける、という形でアメリカ経済が成り立っています。つまり、連邦準備制度・連邦準備銀行が最初の1ドルを政府に貸し出した時点で、政府はすでに利子付きの借金を負い、アメリカ人はその借金を私設機関である連邦準備制度・連邦準備銀行に払うために高い税金を課せられているのです。

 ですから、アメリカ政府が連邦準備制度から脱出して、独自の貨幣を発行するまでは、アメリカ人もアメリカ在住者も、みな借金奴隷であり、自由人とはほど遠い存在です。

 IMFや世界銀行は、連邦準備制度、連邦準備銀行の世界ヴァージョンなので、この2機関(IMFと世界銀行)に加盟するメンバーも、みな借金奴隷です。

 ハリウッドが送り出す映画は、こうした現実に人々が気づかないようにするためのミスディレクション(誤誘導)です。

 ローマ帝国がパンとサーカスで人々を満足させ、元老院にとって不都合な現実から注意をそらしたのと同じように、支配層はハリウッドに娯楽映画を作らせて、人々を楽しませ、支配層に対する不平不満が爆発しないようにしているのです。

 映画・音楽業界(日本語の芸能界)が、英語で entertainment industry エンターテインメント(娯楽)業界と呼ばれるのは偶然ではありません。映画『グラディエーター』のマキシマス(ラッセル・クロウ)は、複数の対戦相手を殺した後、支配者層の人間の観客席に槍を投げ込み、唖然とする観客に向かってこう言っています。

 Are you not entertained ? Are you not entertained ? Is this not why you are here ?「楽し

んでないのか? 楽しませてもらってない、とでも言うのか?(人殺しを見て)楽しむためにここに来たんだろう?」

 ハリウッド映画は、大衆に日々の不満を忘れさせ、支配層にとって不都合な事実に気づかせないようにするためのpsyop(サイオプ psychological operation 心理操作作戦)なのです。

 

 本題に入る前に拙著『ディープ・ステイトの真実』、『カバールの正体』をまだ読んでいない人のために、カバールに関しておさらいしておきましょう。

カバールとは、中世から続いている大銀行家・大富豪、英国、オランダなどの王室、ヴァチカン上層部の支配層集団のことです。カバールは、国家という概念を廃止し、人口を大幅に削減して、世界を一つにまとめたワン・ワールドを形成し、完全な独裁政権を樹立しようとしています。CIA、FBI、MI6(エムアイシックス)、NATO(ネイトー)、大手報道組織はカバールの執行機関で、カバールの目的を達成するために、戦争を起こし、スパイ活動を行い、賄賂(わいろ)やハニートラップで政治家や判事を恐喝し、カバールが望む政策を展開させています。

英米の報道機関はそもそもカバールにとって都合のいい情報を流すためのフェイク・ニューズ拡散機関で、この報道機関から諜報機関が生まれました。

 この本では、さらに一歩踏み込んで、「映画もカバールの報道機関である」ということを、

揺るぎない事実を提示しながら証明していきます。

 映画の筋書きよりもおもしろい映画業界の真相を、じっくりとお楽しみください!

 本文の記述の典拠となる資料、ビデオのURLは、秀和システムのホームページhttps://

www.shuwasystem.co.jp/ にある本書のサイトのサポート欄に掲載してあります。

 

【注】この本では、〝ハリウッド〟を映画業界の代名詞として使っているので、大手英国映画会社の作品も〝ハリウッドのサイオプ〟の一環としてご紹介しております。

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『カバールの民衆「洗脳」装置としての ハリウッド映画の正体』目次

 

監修者のことば 1

はじめに ── この本を楽しむための予備知識 7

 

第1章 プロパガンダ映画の黎明 ── 第1次世界大戦 19

英・戦争宣伝局(ウェリントン・ハウス)という偽にせ情報制作機関 19

爆薬を輸送していたルシタニア号 27

 

第2章 プロパガンダ映画への全面協力 ── 第2次世界大戦 29

ドイツへの反感を強化した『美女ありき』 29

スパイ活動のほかプロパガンダも担ったOSS(戦略情報局) 32

強まるOSSとハリウッドの関係 35

短編映画『ロード・トゥ・ヴィクトリー』 40

OWI(戦時情報局)の設立により一貫性のあるプロパガンダを拡散 43

OWIの映画製作配給7つの原則 45

『カサブランカ』は恋愛映画ではありません 47

制作された数百本の戦争プロパガンダ映画 55

ディズニーは120%大政翼賛 57

 

第3章 ペンタゴンとCIA 63

ミリタリーエンターテインメント・コンプレックス(軍娯楽複合体) 63

国防省広報局のハリウッド担当、フィル・ストラブ 65

「アメリカ軍は正義の味方!」を植えつけろ 69

国務省傘下のCIAはもっとあくどい 75

CIAはどんな監督・脚本家、有名スターでも黙らせる 79

ペンタゴンが〝イノシシ〟なら、CIAは〝クモ〟 86

ヒッチコックもCIAに使われた 89

 

第4章 FBIの影響力 95

ハリウッド・スターも監視したフーヴァーFBI長官 96

従わなければ〝人格抹殺〟 100

どんな修正、改ざん、カットが行われるか 104

 

第5章 戦争、紛争、テロ、革命 109

フランス革命もの ──『マリー・アントワネット』 109

ナポレオンもの ──『ワーテルロー』他 112

南北戦争もの ──『風と共に去りぬ』、『グローリー』 114

ロシア革命もの ──『追想』、『ドクトル・ジバゴ』 115

第2次世界大戦もの⑴ ──『パットン大戦車軍団』 118

第2次世界大戦もの⑵ ──『プライベート・ライアン』『パールハーバー』 123

ロシアの脅威・冷戦もの ──『007/ロシアより愛をこめて』『若き勇者たち』他 127

ロシアの脅威・ポスト冷戦もの ──『ロシア・ハウス』『クリムゾン・タイド』他 132

ベトナムもの ──『ディア・ハンター』『地獄の黙示録』他 134

中東もの ──『アラビアのロレンス』『エンテベの勝利』他 138

ムジャーヒディーンもの ──『ランボー3/怒りのアフガン』他 151

9・11もの ──『ユナイテッド93』『ワールド・トレード・センター』他 155

アフリカの紛争もの ──『レッド・スコルピオン』 158

 

第6章 ホロコースト、ユダヤ人差別もの 163

長蛇の作品リスト 163

『シンドラーのリスト』に記された但し書き 177

600万人という数字 181

 

第7章 噓の上塗り、フェイク・ヒストリー 185

十字軍、テンプル騎士団もの ── 軍事と金融の癒着の隠蔽 185

リンカーン暗殺もの──本当はリンカーンを憎んでいた北部の銀行家 188

連邦銀行もの ── タイタニック沈没の真実 189

フォークランド紛争もの ── 英国海軍、石油会社のグラディオ 192

フランクリン・ルーズヴェルトもの ── 米国史上最悪の大統領を糊塗(こと) 195

ローザ・パークスもの ── 驚きの公民権運動勝利のシンボル 196

イスラム教テロもの ── フェイク映像は簡単に作れる 201

 

第8章 リミティド・ハングアウト ~限定的露呈~ 205

大きな機密を守るために小さな機密をわざと漏らす 205

「ジャーナリストは正義の味方」という誤認を広めた映画 206

CIAの犯罪を隠蔽するための映画 213

グラディオ、資金洗浄、爆弾テロの真実を隠蔽するために 222

 

第9章 イルージョンの刷り込み 229

イングランド王族もの ──〝英国王室は名誉ある家族〟という噓 229

ウォール・ストリートもの ──〝誰でも株で儲けられる〟という幻想 230

サクセス・ストーリーもの ── 本当は〝私たちはみな借金奴隷〟 232

奴隷もの ──〝奴隷がいたのは大昔のこと〟という幻想 233

弁護士もの ──〝アメリカの司法制度は公正〟という幻想 237

政治もの ──〝2大政党制は機能している〟という幻想 240

陰謀もの⑴ ──〝気象兵器は存在しない〟と思う人こそ陰謀論者 241

陰謀もの⑵ ──〝政府による人殺しなど映画の中でしかあり得ない〟という幻想 244

エイリアンもの ──〝宇宙人が攻めてくる!〟に気をつけろ 250

〝小さな幸せで満足しよう!〟も立派なサイオプ 253

 

第10章 予知映画 255

007シリーズ ── 近未来情報がいっぱい 255

宇宙もの ──『2001年宇宙の旅』『未知との遭遇』他 258

サイボーグ/ロボット/アンドロイド/AIもの ──〝まもなく現実になりますよ〟 261

記憶操作/マインド・コントロール/VRもの ── 現実世界の不満を爆発させない 263

クローン/臓器搾取もの ── すでに現実化、ただし超富裕層だけ 264

人体交換もの ── 来る受け容れの日のための心の準備 265

異種間恋愛・友情もの──〝超人〟やハイブリッド人間に慣れさせる 266

人口削減・食糧不足・階級闘争もの ── ディストピア映画の真骨頂 267

ナチスSFもの ── なぜ〝彼ら〟は南極に行くのか 269

危険な未来もの ── アメリカがディストピア化する 272

警察国家/監視もの ── このディストピアならすでに現実化した 274

パンデミック/伝染病もの ── コロナウイルスへの心の予行演習 276

環境破壊/地球温暖化もの ── 地球を壊しているのは本当は誰か 277

オバマ政権2期目以降のディストピアもの ──〝無駄な抵抗はやめよ〟という警告 280

 

第11章 ソウシャル・エンジニアリング 287

ダイアモンドは永遠の愛の印 ──『ダイヤモンドは永遠に』他 287

タバコはクール ──『アイ・ラヴ・ルーシー』他 291

プロダクト・プレイスメント ── 映画の中でのブランドの宣伝 293

ペドフィリアの通常化 ──『ロリータ』『アメリカン・ビューティー』他 294

ヒッピーもの ──『イージー・ライダー』『ヘアー』他 301

女権拡大/働く女性/ハウスハズバンド美化もの 303

シングル・マザー謳歌もの 305

LGBTもの 310

〝過剰社会的正義の追究者(SJW)〟 313

〝白雪姫をやめて黒雪姫を、白鳥の湖の代わりに黒鳥の湖を〟 316

 

第12章 アートも音楽もマインド・コントロールの道具 319

アートもカバールのサイオプの道具だった 319

カウンター・カルチャーのミュージシャンの多くが軍人の子どもなのはなぜ 320

〝ホテル・カリフォルニア〟の歌詞の意味 328

 

あとがき 332

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あとがき

 

All the world’s a stage, And all the men and women merely players.

Shakespeare

この世はすべて一つの舞台、男も女も人間はみな単なる役者にすぎない。

シェイクスピア

 

 ハリウッド Hollywood holly「ヒイラギ」wood「木、森」という意味です。常緑樹(evergreen)のヒイラギは、ギリシア・ローマ時代から神聖な木と見なされ、ドロイド(古代ケルト社会の魔術師)はヒイラギの枝を魔法の杖として使っていました。

 ラジオやテレビの番組は、英語ではプログラム program 、番組編成はプログラミングprogramming で、コンピュータのプログラミングと同じです。ウェブスターの辞書は、動詞の program の意味を、to predetermine the thinking, behavior「思想や行動をあらかじめ定める」と定義しています。

 ハリウッド映画は、人々が真実に気づかないようにするための魔法、ラジオやテレビは人々の思想や行動を操縦するためのプログラミングです。

 シェイクスピアの言葉通り、私たちは皆、カバールが作ったシナリオやトレンドに踊らされ、カバールの手下であるセレブやニュースキャスターのいいなりになって、まったく自覚がないままカバールにとって都合のいい役目を果たし、役柄を演じているのです。

 地球全体が『トゥルーマン・ショー』(1998年、本書275ページ) のセット、世界人口の99・99%がトゥルーマンで、無数のトゥルーマンたちが、人口削減を目指すカバールが繰り出す戦争、革命、テロ、暴動、経済恐慌、地震、ハリケーン、吹雪、干ばつ、飢餓、疫病を必死にかいくぐりながら生きている ―― これが現実です。

 私がこの「あとがき」を書いている最中も、カバールがワグ・ザ・ドッグ(重要な事実から注意をそらすための偽旗[にせはた]作戦)を展開し、「ロシアがウクライナを侵略した!」と騒ぎ立てています。実際は、ウクライナで資金洗浄や生物兵器開発などを行うカバールの手下どもをロシア軍が成敗しているだけで、民間人を攻撃しているのはウクライナ人のネオナチです。

 カバールの連中は、フェイク・ニューズを信じ切っている sheeple(羊のように従順な人々)を見て、「バカどもを、またしてもまんまと騙してやった!」と、大笑いしています。

 CIA、FBI、NSAなどは Alphabet agencies アリファベット・エイジェンシーズと呼ばれていますが、カバールに都合の悪い映像や情報を削除する YouTube 、グーグルの親会社が Alphabet Inc. という名称なのは、偶然ではありません。YouTube もグーグルもアルファベット・エイジェンシーの一員で、カバールの偽情報拡散・情報操作機関です。

 人類は偽情報の泥沼の中で溺れています。

 しかし、トランプ大統領がフェイク・ニューズの実態を晒し出してくれたおかげで、アメリカ人の半数がしっかり目覚めました。

 アメリカでは、一部の報道機関やSNSが「オバマ政権がトランプ候補のオフィス、トランプ大統領のホワイトハウスを盗聴していた」という事実を報道しています。オバマやヒラリーの犯罪が白日の下に晒され、バイデンの化けの皮(ラテックスのマスク)が剝がされる日も、そう遠くはないでしょう。

 CNNのコロナ担当、ドクター・ウェンが、ボストン・マラソン爆弾テロ(グラディオ)でクライシス・アクトレスをやっていた映像にも再び注目が集まっています。(明らかにクロマキーを使ったフェイク・インタビューで笑えます!)

  https://www.youtube.com/watch?v=fwlc0eg15RU

 ホワイトハウスのセットにいるバイデンを記者たちが撮影している写真も出回っています。

 https://archive.fo/oAd0f

 https://archive.fo/SEc4g

 

 カナダのジャスティン・トルドー首相(フィデル・カストロの息子)が、ワクチン義務化に反対する人々の銀行口座を封鎖したときは、リベラル派さえも「やりすぎでは?」と思いました。

 アメリカの経済が破綻するのは時間の問題です。激しいインフレや食料不足などが起きて、大恐慌時代のようなパニックに陥れば、果てしなく愚鈍なバイデン支持者も自分たちが実は奴隷なのだ、と気づいてくれるでしょう!

 読者の皆さんが、テレグラムや Truth Social で真実を広め、フェイク・リアリティの中でぼんやりしている人々を起こす〝目覚まし作業〟に参加してくれますように!!

 

最後に、今回も丁寧に監修をしてくださった副島隆彦先生と、ドイツ語の翻訳を助けてくださった小笠原豊樹さんに、深くお礼を申し上げます。

 

この本の記述の根拠となる出典、ビデオのURLは秀和システムのホームページ https://

www.shuwasystem.co.jp/ の本書のサイトのサポート欄に掲載してあります。

 

2022年2月24日、不法移民が溢れかえるテキサスにて

西森マリー

 

(貼り付け終わり)

(終わり)