古村治彦(ふるむらはるひこ)の政治情報紹介・分析ブログ

SNSI研究員・愛知大学国際問題研究所客員研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)のブログです。翻訳と評論の分野で活動しています。日常、考えたことを文章にして発表していきたいと思います。古村治彦の経歴などについては、お手数ですが、twitter accountかamazonの著者ページをご覧ください 連絡先は、harryfurumura@gmail.com です。twitter accountは、@Harryfurumura です。よろしくお願いします。

カテゴリ: 宣伝

 古村治彦です。  

 本日は、私の最新刊の宣伝をいたします。 
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 2021年5月29日に秀和システムから『悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める』を発刊いたします。  

 今年の2月最終週から書き始め、今年の4月上旬に脱稿したものです。現在、最終校の作成中で、その後、最終的に目を通して、印刷へと回ります。  

 本書の表紙やタイトル、帯の推薦の言葉では、師である副島隆彦(そえじまたかひこ)先生にご指導、ご支援をいただきました。ありがとうございます。

 本書では、前半はジョー・バイデン政権の分析、後半はアメリカの分裂に関する分析をしています。第一章では、バイデン政権内のヒラリー・クリントン元国務長官に近い人々に関する分析で、キーワードは「ミッシェル・フロノイ元国防次官」と「ウエストエグゼク社(WestExec)」です。第二章では、政権内のクリントンに近くない人物たち、ジョン・ケリー気候変動問題担当大統領特使、スーザン・ライス国内政策委員会委員長、サマンサ・パワー米国国際開発庁長官を取り上げています。「オバマ政権で最重要閣僚を務めた人物たちがどうして格下の役職に就いたのか」という疑問から分析を始めています。 キーワードは「グレイト・リセット(Great Reset)」です。

 第三章では、アメリカ連邦議会の民主党と共和党内の分裂について分析しています。キーワードは「ポピュリズム(Populism)」です。両党内のエスタブリッシュメント対ポピュリズム派の分裂を分析しています。第四章では、アメリカ社会の変質と分裂について、知識人たちの業績を使って分析しています。「トランプ大統領がアメリカ社会の分裂を生み出したのではない、アメリカの分裂がトランプ大統領を生み出したのだ」というテーマで分析をしています。  

 多くの方々に読んでいただきたいと思います。拡散をお願いいたします。また、手に取ってお読みくださいますよう、よろしくお願いいたします。

(終わり)
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アメリカ政治の秘密
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ハーヴァード大学の秘密 日本人が知らない世界一の名門の裏側
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 古村治彦です。

 2019年10月20日に副島隆彦先生の予言者金融セミナーが開催されます。以下に開催情報を掲載します。よろしくお願いいたします。

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「副島隆彦(そえじまたかひこ)の“予言者”金融セミナー 第18回」

*会場:イイノホール&カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町2-1-1

*日時:2019年10月20日(日) 

 開場・受付/11:00~ 終了/17:30 (予定)

*受講料:15,000円(税込)/指定席

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申し込みは以下のページから ↓↓↓

https://kokucheese.com/event/index/579054/

 

 副島隆彦先生の最新刊『米中激突恐慌』(祥伝社)が2019年11月1日に発売されます。

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米中激突恐慌-板挟みで絞め殺される日本 (Econo-Globalists 22)

よろしくお願いいたします。

(終わり)

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決定版 属国 日本論
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 古村治彦です。

 

 今回は2018年9月7日に発売される副島隆彦先生の最新刊『傷だらけの人生 ―― ダマされない知恵』を皆様にご紹介いたします。


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 傷だらけの人生 (ベスト新書)


 本書は、副島先生の自伝でもなく、人生訓でもありません。それでは何かと言われると困ってしまいますが、痛みを伴いながら得た教訓を紹介し、参考にしてもらうための、提案書というところでしょうか。

 

 よろしくお願いいたします。

 

(貼り付けはじめ)

 

『傷だらけの人生』

 

はじめに

 

 まあ、私の話を聞いて(読んで)ください。

 

 私は、60歳を越すまで生きてきて、しみじみと思います。人は、人生の肝心なところで、大きくダマされてはいけない。小さなダマされ、ならいいんです。大きくダマされて大きな失敗をすると、もう取り返しがつかなくなる。そういうことが多いです。

 

私もこれまでに、いろいろ失敗した。間違ってひどい目に遭った。ああ、あのときはヒドかったなあ、と、あとあと振り返ることが多い。20代、30代の頃、味わった痛い思いをあれこれ振り返って、今でも、ひとりで顔が歪むことがある。だが、他の人に話すことではない。恥多き己の過去を思い出して、不快になるだけだ。他人に話すことではない。

 

「あ、しまった。騙されたな」と、少しあとで分かることが多い。あの感じのダマされ方をしたことがよくある。取り返しがつかない、というほどの大きな損害ではない。だが、受けた痛みは実感する。その中でも、ちょっと大きな失敗と、騙された事件が十ぐらいある。それを正直に語ることで、私は自分よりも少し若い人たちに、人生の教訓を伝えたい。若くなくてもいい。私とご同輩の皆さんでもいい。きっと、みんな同じような恥ずかしいことをやって生きてきたのです。

 

まあ、私の話を聞いて(読んで)ください。

 

=====

 

『傷だらけの人生 ―― ダマされない知恵』◆ 目 次

 

はじめに

 

第1章  オンナにダマされた

 

傷だらけの人生

女が男を押し倒す時代

「女と自動車は男をダマしに来る」

男の性欲、女の物欲

「魔性の女」は怖わーいぞー

 

第2章 お金でダマされた

 

エリート銀行員の末路

訳あり人間

詐欺師が近づいて来る

金儲けの秘訣には裏側がある

人間を本物にするのは経験の量のみ

 

第3章 人間関係でダマされた

 

あなたが相手を嫌いだと、相手もあなたを嫌っている

いいことは悪いこと、悪いことはいいこと、だ

厚かましい人間になったほうが勝ち

 

第4章 大きな組織・団体にダマされた

 

甘い考えを捨てろ

国家は大きな暴力団

蛇の道は蛇

きれい事を言わない

サラリーマンも自営業者になる時代

 

あとがき

 

=====

 

あとがき

 

 私は、実用書は書けない、とずっと思ってきた。それでも今回、書いてみようと思った。実用書とは、世の中の人々の生活の役に立つ、実用の知識や情報をコンパクトにまとめて、「役に立ちますよ。さあ読んでください」という本だ。もっと簡単に言えば、ハウツー本のことだろう。これ以上のことは分からない。

 

私は、何か偉い先生が、高みに立って、偉そうに「拙者が皆の衆に教えて進ぜよう」という本はもう書きたくない、と思うようになった。

 

今は、「上から目線で何か言う」のが、一番嫌われる時代だ。もうひとつ、「お前が、それを言うな」、「お前にだけは、言われたくない」というコトバがあって国民によく使われている。私はこのことを察知して知っている。

 

ということは、私のような爺が、上から目線で、偉そうなことを書いてはいけない、となる。それで、私はハタと困った。それなのに、自分から言い出して、この新書を丸々一冊、実用書を書かなければいけない。しかも、これまでに私が書いてきたものとは違う、何か新しいことを書かなければいけない。私は、この3ヶ月間、七転八倒して苦しんだ。そして出来たのが、この本だ。

 

私はもう、ムズかしいことを書きたくない。威張りたくないんだ。偉そうなことは書きたくないんだ、もう、そんなのには飽きたんだ、とブツブツ言いながら、書いたのがこの本だ。脱「威張りん坊」という新しいアイデアでやってみた本である。

 

それでも、何とか読んでくださる人々(読者)のお役に立てそうなこと、生活の知恵のヒントになることを書かなければ、お客様(読者)に申し訳が立たない、と思いながら書いた。

 

ということで、物書き人生30年の私が書いた、この本は、初めての実用書である。

 

書かなければよかった、と今頃言っても、もう出版社が待ち構えているから、原稿を渡さなければ済まない。世界的な異常気象で、40℃の炎暑と言われる中で、やっとのことで書き上げました。

 

   * * *

 

 この本を書くにあたって、KKベストセラーズの鈴木康成氏のご配慮をいただいた。担当してくれて、まるで競馬馬(私)、の調教師のようであったのは小笠原豊樹氏である。記して感謝します。

 

  2018年7月末

 

                                副島隆彦

 

(貼り付け終わり)

 

(終わり)

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 古村治彦です。

 

 今回は『世界権力者図鑑2018』(副島隆彦、中田安彦著、ビジネス社、2017年)を皆様にご紹介いたします。発売は2017年11月21日です。

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世界権力者図鑑2018

 

本作は、『世界権力者 人物図鑑 世界と日本を動かす本当の支配者たち』(副島隆彦著、日本文芸社、2010年)、『ヨーロッパ超富豪 権力者図鑑』(中田安彦著、副島隆彦編集、日本軍米社2010年)、『新興大国 権力者図鑑』(副島隆彦責任編集、中田安彦著、日本文芸社、2011年)、『アメリカ権力者図鑑―崩壊する世界覇権国の今を読み解く』(副島隆彦、中田安彦著、日本文芸社、2011年)、『最新版 世界権力者 人物図鑑』(副島隆彦著、日本文芸社、2013年)と続いたシリーズの最新版です。出版社は変わりましたが、副島隆彦と中田安彦のコンビで、現在の世界を人物から分析する好著です。

 

 今月初め、ドナルド・トランプ米大統領とメラニア夫人がアジア歴訪とAPEC参加の第一歩として日本を訪問しました。その前には娘のイヴァンカ・トランプ大統領補佐官が日本を訪問しました。トランプ大統領には娘婿であるジャレッド・クシュナー補佐官が同行しました。こうした人々については本書で写真付きで紹介し、日本では紹介されていないレア情報を書いています。

 

私たちは「これまでとは違う世界に向かう」世界の中に生きています。そうした中で、世界を理解するためには、「世界を動かしているのはどういう人間たちなのか」ということを知ることは、現状を分析し、未来を予測するために大変有益なことです。

 

 ぜひ本書を手に取ってお読みください。よろしくお願い申し上げます。

 

(貼りつけはじめ)

 

はじめに

 

世界政治というと、なにか難しいことのように思える。だが国家も企業も、あらゆる組織・団体も結局はキーパーソンによって動かされている。その時代の精神を最も体現する人物が世界の最高権力者になるのだ。

 

2017年末現在で、世界の中心人物は、やはりアメリカ合衆国大統領のドナルド・J・トランプだろう。このド汚い大規模土建屋あがりの経営者で、テレビスターでもあったが、政治家の経験のない男が、世界最大の軍事国家でもある大国の指導者にのし上がった。このことで世界政治にとてつもない影響を現在進行の形で日々与えている。

 

2次世界大戦後に成立した秩序に対抗して延々と積み重なった、アメリカの草の根大衆の「怒り」をうまく体現した人物が大統領になったのだ。トランプが出馬表明した2015616日、あるいは彼が当選した2016119日は、世界政治の大きな転換点であるだろう。

 

この変化に呼応して、世界中の指導者たちも、立ち位置を変えざるを得ない。世界のあと二つの中心は疑いもなく「中国」と「ロシア」だ。アメリカが世界単独覇権(はけん)を唱える時代は終わった。この三大国(G3)が世界を動かしていく。どこの国でも権力者というのは大衆や庶民からの支持や賞賛、あるいは嫉妬や嫌悪や激しい憎しみの対象である。これからは、娘のイヴァンカたちトランプ一族が大衆の嫉妬の視線に晒される。

 

前作までと同様に世界の大きな枠組みの「再編成(リアラインメント)」の主役たち122人を、グラビア写真集として、的確な説明文と真実を伝える生々しい人物写真のインパクトで伝える。これらの政治家たちは決して「闇の権力」などではない。権力ドラマを日々生きている生身の人間たちである。

 

201711月 中田安彦

 

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おわりに

 

 この「世界権力者 人物図鑑」シリーズは、2010年から始まった。前作(2013年)から4年が経過し、世界権力者の顔ぶれもだいぶ替わった。私は、このシリーズを出版する意義として、「日本人は、世界の主要な指導者たちの考えや行動を大きく理解することで、世界の全体像を摑まえるべきだ」とした。ところが、日本人は世界情勢に興味を持たなくなっている。1年前のトランプ当選で日本人もアメリカという大国に関心を向けた。だがトランプ大統領がどういう思想の持ち主でどういう政治勢力を代表しているのかについて知ろうとしない。「北朝鮮の金正恩と同じような乱暴者」という程度の認識力しかない。アメリカに現れた最新型の政治勢力のことが理解できないのだ。日本のメディアもトランプ大統領が登場しても、全く報道姿勢は変わっていない。「この人本当に大丈夫なの」程度である。

 

 世界は変動のさ中にある。先ごろ行われた中国共産党の5年に一度の党大会「19大(たい)」で、習近平が新しい陣容で自分の権力基盤を強固にした。ロシアでも来年、プーチンがまた大統領選挙に勝利するだろう。日本人はこの激流に飲み込まれないために、世界基準(world values ワールドヴァリューズ)の政治思想を勉強すべきだ。私は、「世界は、米中露の〝第2次ヤルタ会議体制〞に向っている」と考えている。

 

 東アジア(かつて極東[ファーイースト]と言った)の一国である日本国の国民が、感性を研ぎ澄まして、この本に居並ぶ権力者たちの表情を凝視することで、これからの世界はどのような思想によって動かされていくのかを、大まかでいいから知るべきだ。本書が皆さんの政治知識の学習のお役に立つことを強く希望する。

 

201711月 副島隆彦

 

(貼りつけ終わり)

 

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世界権力者図鑑2018

(終わり)






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 古村治彦です。

 

 『ザ・フナイ 2017年 8月号』に寄稿させていただきました。158―172ページにテキサス新幹線を巡る人脈についての後半を掲載していただきました。宜しくお願い申し上げます。

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ザ・フナイ 2017年 08 月号 [雑誌]

 

(終わり)

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