古村治彦(ふるむらはるひこ)の政治情報紹介・分析ブログ

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タグ:アメリカ大統領選挙

 古村治彦です。

 今年の大統領選挙の民主党の候補者指名を確実にしているジョー・バイデン前副大統領がまた軽口を叩いてしまい、批判を浴びた。

 今回は、アフリカ系アメリカ人有権者に関する発言で、「私とトランプとどちらを支持するか迷っているような人は黒人ではない」というものだった。「アフリカ系アメリカ人だったら私と民主党を支持するのが当然だ」という傲慢な発言である。

 この発言が出たのは、アフリカ系アメリカ人コミュニティで人気の高いラジオ番組「ザ・ブレックファスト・クラブ」という番組でのことだった。歯に衣着せぬ毒舌で人気の司会者チャーラマーニュ・ター・ゴッドとのやりとりの中で出たものだ。チャーラマーニュ・ター・ゴッドが「私はあなたに批判的」という先制パンチを放ってインタヴューが始まって、丁々発止盛り上がった。予定の時間を過ぎてしまい、バイデンのスタッフが「もうそろそろ」と入った。

 バイデンは自宅の書斎からのリモート出演だったのだが、彼の後に妻ジル・バイデンが配信で使うことになっていた。そこで、スタッフが盛り上がっているところに割り込んだ。これに対して、司会者チャーラマーニュが「黒人メディアではそんなことはさせない」と軽口で言い、バイデンが「これは黒人メディアも白人メディアも関係ない、時間のこともあるし、どうしようかな」と応じた。

 そして、司会者チャーラマーニュが「番組のスタジオがあるニューヨークに来たら、必ずスタジオに来てくださいよ」「あなたには更に質問がある」と述べたのに対し、バイデンが上記発言を行ったという流れである。

 この発言に対しては共和党側と民主党の一部から批判が出た。「アフリカ系アメリカ人有権者にどのように投票せよと指示した」「トランプ大統領を支持するアフリカ系アメリカ人有権者の人種に関する純粋性(これはまた危険な考えであるが)に疑義を呈した」「白人エリート主義者の傲慢」といった非難の声が出ている。バイデンも小賢しい真似をしてしまったという後悔の念を表明した。

 一連の流れを見れば、バイデンがつい口を滑らせた、自分が長年良好な関係を築いてきたアフリカ系アメリカ人コミュニティ向け、相手は毒舌の司会者ということで、きわどいことを言ってしまった、ということであろう。アフリカ系アメリカ人コミュニティでは、差別を逆手に取って、差別語や蔑称を使って会話をする、軽口を叩き合うということがある。そして、アフリカ系アメリカ人ではない人を受け入れてそれを許す場合もあるが、このことは大変に微妙な問題であり、通常は気をつけておかねばならないことだ。

 バイデンとしては、予備選挙でサンダースに追いつめられていたところに、2月末のサウスカロライナ州での予備選挙で予想外の大勝利で流れを変え、一気に逆転し、指名獲得を確実にした。これにアフリカ系アメリカ人有権者の力が大きかったのは事実であり、これに対して、サンダース支持が多かったヒスパニック系が焦り、副大統領候補にはヒスパニック系の女性をという声も出ている。

 バイデンや民主党には「非白人、特にアフリカ系アメリカ人有権者は私たちに投票するのが当然だ」という固定観念があるのだろうが、優位と言われていたヒラリー・クリントンがドナルド・トランプに敗れた、しかも金城湯池のラストベルト、五大湖周辺州で敗れたということをもっと重く受け止めて、2016年からは固定観念は通じない時代になっているのだということを認識しなければ2020年も勝利はおぼつかないだろう。

 バイデンの年齢を重ねた割に、軽率な行動が多いというのは問題である。年齢や健康に加えて彼の行動や発言も不安要素であり、副大統領候補選びはより重要である。もしバイデンが当選すれば、そうした不安要素を抱える彼に何かあった時には大統領にならねばならない人物である。こうした不安が出てくるのはバイデンの不利な点だ。

(貼り付けはじめ)

バイデンはアフリカ系アメリカ人からの支持についての発言を後悔している:「私はあんなにこざかしいことをしなければよかったのだが」(Biden regrets remarks about black support: 'I shouldn't have been such a wise guy'

ジョナサン・イーズリー筆

2020年5月22日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/499213-biden-regrets-remarks-about-black-support-i-shouldnt-have-been-such-a-wise?utm_source=thehill&utm_medium=widgets&utm_campaign=es_recommended_content

ジョー・バイデン前副大統領は金曜日、金曜日の午前中にラジオ番組司会者チャーラマーニュ・ター・ゴッド(Charlamagne Tha God)に、トランプ大統領を支持するならば、「あなたは黒人ではない」と語ったことについて後悔していると述べた。

アフリカ系アメリカ人の実業家たちとの電話の中で、バイデンは午前中の発言は「思慮のないもの」だったと述べ、アフリカ系アメリカ人有権者の支持を当然のことだとか、アフリカ系アメリカ人有権者に対して誰に投票しなければならないとかを述べるつもりではなかったと釈明した。

バイデンは「私はそんなこざかしいことをしなければよかったのですが。あんな短慮なことをしなければよかったのですが」と述べた。

「私は自分が発言した内容を当然のことなどとはまったくもって考えていません。人種、宗教、背景に基づいて特定の投票にしなければならないなどと考えていません。アフリカ系アメリカ人でトランプ大統領は自分の投票に値する人物だと考えている人はいます。私は投票に値しないと考えますし、彼の記録に対抗して私の記録を出す準備はできています。しかし、それ以上ではありません。しかし、あいにくなことでした。あんな思慮のないことをすべきではありませんでした」。

民主党の大統領選挙候補者に内定しているバイデンは、人気のラジオ番組「ザ・ブレックファスト・クラブ」に出演したが、司会者のチャーラマーニュはアフリカ系アメリカ人コミュニティに影響を与える諸問題について更に議論を続けたいと述べた後に、議論を呼ぶ発言を行った。

バイデンは次のように応じた。「もっとたくさん質問があるって?そうですか、私があなたに言いたいことはね、私を支持するか、トランプを支持するか迷っているのならば、あなたは黒人ではない、ということです」。

共和党側、民主党の一部指導者たちは、バイデンの発言を非難した。バイデンが人々に対してどのように考えるべきかを指示し、アフリカ系アメリカ人の人種的純粋性について疑義を呈したと攻撃した。

バイデンの報道担当シモーネ・サンダースは当初、バイデンの発言を擁護した。バイデンの発言は「冗談としてなされた」ものだと述べ、バイデンにはアフリカ系アメリカ人有権者からの強力な支持があることを指摘した。アフリカ系アメリカ人有権者は、大統領選挙民主党予備選挙においてバイデンに復活の勝利をもたらした。

しかし、バイデンの発言はソーシャル・メディア上で議論を呼び、批判が高まっている中で、バイデンに対して釈明すべきというプレッシャーが大きくなっている。

オバマ政権下のホワイトハウスで副官のトップを務めたパトリック・ガスパードは、バイデンは「誰が十分に黒人であり、誰がそうではないかを決める」ための「位置にはいない」と述べた。

ミュージシャンのディデイはツイッター上でバイデンに対して、バイデンの発言は自分に「黒人の投票は自由ではない(black vote ain’t free)」ことを示したと書いた。

ティム・スコット連邦上院議員(サウスカロライナ州選出)や実業家でミシガン州において連邦上ン議員選挙に出馬しているジョン・ジェイムズといった共和党に属するアフリカ系アメリカ人たちはバイデンを非難した。

スコット議員は「民主党はこれまで、アフリカ系アメリカ人コミュニティから支持を得ることは当然だ、自分たちに同意しないアフリカ系アメリカ人は攻撃してよいと考えてきた」と述べた。

ジェイムズは「私は、その中にはアフリカ系アメリカ人木組まれるが、他のすべてのアメリカ国民と同じく、自分自身のために考え、投票する権利を持っている」と述べた。

そして、トランプ選対はバイデンの発言を「人種差別的」で「非人間的」だと述べた。

トランプ選対の上級顧問で、トランプ陣営の「ブラック・ヴォイス」の指導者であるカトリーナ・ピアソンは「リベラル白人のエリート主義者たちは、どのアフリカ系アメリカ人はテーブルにつき発言をすることを許されるかを独占的に決定するという姿勢で首尾一貫している」と発言した。

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バイデンはチャーラマーニュ・ター・ゴッドに語った。:もしあなたが私を支持しないのなら、「あなたは黒人ではない」(Biden tells Charlamagne Tha God: If you don't support me 'then you ain't black'

ジョナサン・イーズリー筆

2020年5月22日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/499128-biden-tells-charlamagne-tha-god-if-you-dont-support-me-then-you-aint-black

ジョー・バイデン前副大統領は金曜日に人気のラジオショー「ザ・ブレックファスト・クラブ」で司会者のチャーラマーニュ・ター・ゴッドに対して、自分の人種についての記録を擁護した。この時、バイデンはチャーラマーニュに、あなたがトランプ大統領を支持するならば、「あなたは黒人ではない」と述べた。

インタヴューが始まって11分が過ぎて、バイデンのスタッフがインタヴューを終わらせようとした。それは、バイデンが自宅のオフィスからインタヴューに答えていたのだが、妻のジル・バイデンが自身の配信イヴェントのために使うことになっていからだ。しかし、バイデンはインタヴューの延長に同意した。

18分後、スタッフは再びインタヴューに口を挟んできた。チャーラマーニュは冗談交じりに次のように言った。「黒人メディアに対してそんなことはできませんよ」。

バイデンは腕時計を見ながら次のように答えた。「私は白人メディアであろうが黒人メディアであろうがやりますよ。私の妻は6時に行かなくちゃいけないものだから。おやおや、困ったことになったな」。

チャーラマーニュは「いいですか、バイデン副大統領、ニューヨークにいらしたら、私たちの番組に来ていただかなくちゃいけませんよ。11月までは時間がたくさんありますよ。私たちは多くの質問がありますからね」と述べた。

バイデンは次のように答えた。「質問がたくさんあるって?いいですか、私を支持するか、トランプを支持するかを決めるのに迷っているようならば、あなたは黒人じゃありませんよ」。

チャーラマーニュは「トランプ大統領には全く興味がないんですよ、だけど、アフリカ系アメリカ人コミュニティのために何かしたいとは思っていますよ」と述べた。

バイデンは次のように答えた。「私の記録を見て欲しいものですよ。私は25年間にわたり投票権法を拡大してきました。私は他の誰の追随も許さないくらいの記録を残していますよ。全米黒人地位向上協会(NAACP)は私が選挙に出る時はいつも推薦支持を出してくれています。いいですか、私の記録を見て下さい」。

チャーラマーニュのラジオショーは民主党の予備選挙期間中、候補者たちが出演したがる番組だった。しかし、エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)をはじめ複数の候補者たちは、人種についての記録についてチャーラマーニュから激しく問い詰められたことでトラブルとなった。

バイデンは番組に初めて出演した。そして、インタヴューは時に激しい論争となり、ぎこちないものとなった。しかし、バイデンとチャーラマーニュは最後には穏やかな雰囲気となった。

チャーラマーニュは番組の初めにバイデンに「私はあなたに対して批判的ですよ」と述べた。

バイデンは「あなたがそうだってことは知っていますよ。私のことを知らないんでしょう」と返した。

チャーラマーニュはバイデンに対して、マリファナ解禁を支持しながら、合法化を支持しないのは何故かと説明して欲しいと述べた。

バイデンは次のように答えた。「科学者たちはマリファナが長期間にわたって脳に与える影響を理解しようとしています。私たちは、研究が終わるまで待つべきでしょう。これは科学の問題です」。

チャーラマーニュは「私たちはこれまで何十年も何十年も吸い続けてきたと思いますけどね」と答えた。

バイデンは笑いながら「いや確かに、私もマリファナを吸っている人をたくさん知っていますよ」と述べた。

チャーラマーニュはバイデンに対して、1980年代と1990年代に犯罪関連法案に賛成したことについて説明するように求めた。批判者たちはこの法案によってアフリカ系アメリカ人の投獄が増えたと訴えている。

チャーラマーニュはヒラリー・クリントン元国務長官が彼の番組に出演して、これらの法案を支持したことについて謝罪したと指摘した。そして、ヒラリーが大統領選挙に出馬した理由の一つはこれらへの償いであったと述べた。

バイデンは次のように語った。「彼女は間違いました。あれは犯罪に関する法案ではなく、麻薬規制と最低限の規制を行う機構に関する法案でした。しかし、私は反対しました」。

バイデンは番組中に繰り返しアフリカ系アメリカ人有権者の間で彼が大きな支持を得ている世論調査の結果に言及し、民主党予備選挙について指摘した。予備選挙では、アフリカ系アメリカ人有権者がバイデンを支持し、その結果として全米各地で大勝利を収め、結果として早い段階で党の指名を確実にした。

バイデンはオバマ前大統領を引き合いに出して、「私はこれまでの誰よりも、アフリカ系アメリカ人有権者の中でのより大きな支持を集めています。バラクよりもね」と述べた。

バイデンは「アフリカ系アメリカ人有権者は、自分たちでも述べているように、友人ですよ。私を躍らせてくれるんです。いいですか、冗談じゃないって話ですよ、まったく」と述べた。

共和党系のスーパーPACである「アメリカ・ライジング」は、バイデンの発言の様子を収めた映像を流し、保守派のソーシャル・メディアで映像のやり取りが激しくなった。

トランプ選対の上級顧問でトランプ支持の「ブラック・ヴォイス」の指導者であるカトリーナ・ピアソンは「リベラル白人のエリート主義者たちは、どのアフリカ系アメリカ人はテーブルにつき発言をすることを許されるかを独占的に決定するという姿勢で首尾一貫している」と述べた。

ピアソンは続けて次のように語った。「これらの人種差別的なそして非人間的な発言を受け、ジョー・バイデンが、アフリカ系アメリカ人男性と女性が独立心を持つことができず、自由に考えることができないと確信しているということがこれまで以上に明らかになった。バイデンは、77歳の白人男性である彼はアフリカ系アメリカ人がどのように行動すべきかを決定すべきだと確信しているのだ。バイデンは人種を使って恩着せがましい行動を続けてきた歴史を持っている。そして、本日、バイデンは再び、多くのアフリカ系アメリカ人有権者と私にとって、ジョー・バイデンが私たちの投票に値しない人物だということを証明したのだ」。

ティム・スコット連邦上院議員(サウスカロライナ州選出)は連邦上院で唯一のアフリカ系アメリカ人の連邦上院議員だ。スコット議員もまたバイデンを、アフリカ系アメリカ人にどのように投票すべきかを教え、保守的なアフリカ系アメリカ人有権者の人種的純粋性について疑義を呈したことについて非難した。

バイデン選対のアドヴァイザーであるシモーネ・サンダースはバイデンの発言を擁護した。

サンダースはツイッターで次のように書いた。「副大統領は彼のキャリアを通じてアフリカ系アメリカ人コミュニティと共に、そしてコミュニティのために戦ってきました。副大統領は民主党の指名を勝ち取った。コミュニティの人々の投票全てを獲得し、コミュニティの人々と会いました。これは今年の11月まで副大統領がやりたいことです」。

サンダースは続けて次のように書いた。「“ブレックファスト・クラブ”でのインタヴューの最後に行ったバイデン副大統領の発言の内容は冗談でした。しかし、副大統領が述べた内容を正確に思い出してみましょう。彼がアフリカ系アメリカ人コミュニティと協力してきたこれまでの記録とトランプ大統領の記録を区別しました。以上です」。

(貼り付け終わり)

(終わり)

amerikaseijinohimitsu019
アメリカ政治の秘密
harvarddaigakunohimitsu001
ハーヴァード大学の秘密 日本人が知らない世界一の名門の裏側
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 古村治彦です。

 今年の大統領選挙で民主党の大統領選挙候補者に事実上決定しているジョー・バイデン前副大統領は、自身の副大統領候補として女性を起用すると公約している。今年の大統領選挙民主党予備選挙には女性候補者たちが数多く出た。その数は史上最高だった。予備選挙で善戦したエリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出)、エイミー・クロウブシャー連邦上院議員(ミネソタ州選出)、カマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出)といった人々が副大統領候補の候補者として挙げられている。
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 現在の新型コロナウイルス感染拡大はアメリカ国内で深刻であるが、そうした中で、各州の州知事の中で、感染拡大への対応で評価を上げている人たちがいる。ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事やミシガン州のグレッチェン・ウィットマー知事がそうである。ウィットマーも今年の大統領選挙の副大統領候補として名前が挙がっている。しかし、クオモとウィットマーは次の20204年の大統領選挙に温存している方が両人にとっても民主党にとっても良いだろう。

 そうした中で、スーザン・ライスがPBSのインタヴューに答えて、バイデンの副大統領候補に選ばれたら、「謹んで受諾する」と答えた。ライスも副大統領候補の候補者の1人と考えられている。ライスはバラク・オバマ前政権で国連大使や国家安全保障問題担当大統領補佐官を歴任した。ライスはヒラリー・クリントンの後任の国務長官の候補者として考えられていたが、アメリカ公使が殺害されたリビアのベンガジで起きた事件で味噌をつけてしまい国務長官になり損ねた。

トランプ大統領が最初に国家安全保障問題担当大統領補佐官に選んだマイケル・フリンに関して、ロシア大使との事前の電話会談がマスコミにリークされ、不倫はほぼ活動ができないままに辞任を余儀なくされた。このことに関して、オバマ政権末期にバイデンを含む高官たちがフリンの諜報上の情報を得るための申請をしていた。その高官リストにスーザン・ライスも入っていた。この問題はあまり大きいとは言えないが、オバマ政権によるトランプ政権への妨害ということであり、トランプ大統領は「オバマゲート事件」と呼んでいる。

 ライスは人道的介入主義派、ヒラリー派の人物であるが、オバマとの関係も悪くなかった。両者をつなぐことができた人物である。バイデンがもし大統領に当選すれば、スーザン・ライスも政府高官(国務長官クラス)、ホワイトハウスの最側近のスタッフ(国家安全保障問題担当大統領補佐官クラス)として復帰することも考えられる。しかし、副大統領候補となるには少し弱いところがある。ライスが副大統領候補に選ばれることはないだろう。何よりもヒラリー派の復活に対して、進歩主義派が大反対するだろう。そうなれば、バイデン大統領誕生も危うくなる。

 

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スーザン・ライスはバイデンの副大統領候補Susan Rice says she would 'certainly say yes' to be Biden's VP

J・エドワード・モレノ筆

2020年5月14日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/497924-susan-rice-says-she-would-certainly-say-yes-to-be-bidens-vp

オバマ政権で国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めたスーザン・ライスは、民主党大統領選挙候補者を確実にしているジョー・バイデンがライスに副大統領候補になるように依頼してきたら、「確実にイエスと言う」と発言した。


ライスはPBSとのインタヴューの中で、「私は素晴らしい実績を残した女性の方々の中に入れていただいたことを謹んで受諾します。これは大変に光栄なことです。こうした女性たちは副大統領候補として考えられていると報道されています」と述べた。

ライスはまた、バイデン前副大統領が、ライスが副大統領の最良の候補だと考えているのならば、自分としてはノーということはないだろうとも述べた。

ライスは「私は自分ができる限りの努力をして、彼を次期アメリカ大統領にしたいと願っています」と述べた。

バイデンは女性を副大統領候補に起用すると公約している。そして今月初め、彼の副大統領候補選定委員会は「12名以上の女性」を候補者として挙げているとも述べた。

今月CBSが行った世論調査の結果では、エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)が、バイデンの副大統領として、民主党員や民主党支持の有権者の中でトップに選ばれた。ライスは、ミシガン州知事グレッチェン・ウィットマーと並んで6位につけた。

ライスの名前は国家情報局長官代行リチャード・グレネルが発表したオバマ政権の幹部だった人物たちのリストの中にも入っている。グレネルによると、これらの元幹部たちは、トランプ政権で国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めたマイケル・フリンの「アンマスキング」につながる文書の提出を求めたということだ。マイケル・フリンに関するアンマスキングとは、2016年の大統領選挙からトランプ大統領の就任式までの期間に出された諜報レポートにおけるフリンの記述について提出を求めるものだ。

このリストの発表によって、共和党の連邦議員たちは、オバマ政権の幹部だった人物たちの行動についての調査を開始した。議員たちはライスの国家安全保障問題担当大統領補佐官時代のコミュニケーションに関連する情報の提供を求めている。

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(終わり)

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 古村治彦です。

 ジョー・バイデン前副大統領が民主討論会の壇上で女性を副大統領候補に指名すると発表した。副大統領候補は大統領選挙候補者が決め、党の全国大会で代議員の投票で正式決定する。副大統領候補が否決されるということはない。民主党にとっては初めての女性副大統領候補ということになる。

 バイデン自身は昨年12月から女性を副大統領候補に指名すると述べてきたので、今更驚くことはない。民主党がこれまで女性を副大統領候補に選んでこなかったということの方が驚きで、大統領候補の方に先に女性がなったということになる。

 さて、これから誰を指名するかということになるが、カマラ・ハリス連邦上院議員、エリザベス・ウォーレン連邦上院議員といった選挙戦を戦った人々を指名する可能性が高い。

 しかし、ここにきて、存在感を増したいヒスパニック系からは自分たちの共同体から副大統領候補を選ぶべきだという声も出ている。下の記事で使われている言葉でヒスパニックとラティーノというものがある。どちらも中南米系の人々を指す言葉であるが、厳密にはヒスパニックはスペイン語を話す人々であり、ラティーノはスペイン語を話す人々とスペイン語以外を話す人々を合わせた言葉だ。南米のブラジルはポルトガル語、カリブ海に浮かぶ島国ハイチはフランス語を話すので、中南米系の人々全体を指す場合には、ヒスパニックよりもラティーノの方が正確ということになる。ラティーノの女性を意味する言葉がラティーナである。

 米大統領選挙民主党予備選挙序盤でサンダースが勝利を収めたが、ヒスパニック系有権者がそれに貢献したという分析がなされていた。この4年間でサンダース陣営がヒスパニック系有権者への働き掛けを強め、成功した。2月22日に実施されたネヴァダ州での党員集会(予備選挙)でサンダースは圧勝し、この時期まではサンダースがトップ走者であった。しかし、2月29日のサウスカロライナ州での予備選挙でバイデンはアフリカ系アメリカ人有権者の力で圧勝、そこから雰囲気がガラッと変わってバイデンが連戦連勝となった。

 ここにきて、ヒスパニック系社会は焦っている。アフリカ系アメリカ人有権者たちの底力によってバイデンは大逆転で大統領選挙候補者になった。論功行賞で言えば第一番である。ヒスパニック系はサンダース支持というイメージもあり、これから「厚く遇してくれるだろうか」と不安になっている。ヒスパニック系はアメリカの総人口の約16%、アフリカ系アメリカ人は総人口の14%を占めている。「私たちの力も必要だ、そのためには私たちから副大統領候補を出して欲しい」とヒスパニック系はバイデンに対して訴えている。

 バイデンが誰を副大統領候補に選ぶか、次の2024年の大統領選挙を見越した選択となるのかどうか、注目される。

(貼り付けはじめ)

バイデンは副大統領候補にラティーナを選ぶべきだ(Biden should choose a Latina as his running mate

ルイス・ガテレス(元イリノイ州選出連邦下院議員、民主党)筆

2020年3月16日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/blogs/congress-blog/politics/487879-biden-should-choose-a-latina-as-his-running-mate

もし今日、ガテレス家において予備選挙が実施されるとすると、バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)が疑いの余地なく勝利者となることだろう。他の多くのラティーノ系と同様、私たちはサンダース議員のラティーノ系有権者たちへの浸透戦略と彼が移民について最も進歩主義的な態度を取っていることに感銘を受けている。サンダースは移民についてラティーノ系にとって喫緊の公民権に関わる問題だと正確に捉え、家族を引き離す強制送還措置を断固として停止するために行動し、人々がアメリカにとどまるか、家族が再び一緒になるかを合法的に選べるように移民制度を改善しようとしている。私は連邦下院での長いキャリアを民主党に属して過ごした。ラティーノ系の有権者たちとの関係構築に資源を投入することでそのミカエルを得ることができる。それはただ表面上の移民制度やプエルトリコの問題を取り上げ、スペイン語の単語を2、3個演説に取り入れることではない。日常生活に関する諸問題、医療や教育といった問題について語り、全てのアメリカの家族と同様に私たちの家族はそれを支持してきた。

しかし、ガテレス家がイリノイ州とプエルトリコで投票し、サンダースはかつて私が連邦下院議員として出ており、現在はサンダースの側近であるチューイ・ガルシア連邦下院議員が出て要るイリノイ州第4選挙区で圧倒的な勝利を収めたのだが、ラティーノの有権者の力では「バーニーおじさん」をトップに押し上げるのには不十分であり、バイデンが民主党の大統領選挙候補者の指名を受ける可能性は高まっている。これによって副大統領候補を決める必要も出てきている。副大統領候補はアメリカ史においても最も重要なこの時期において重要である。バイデンが大統領選挙で勝利する可能性を高めるために重要で勝つ歴史的な決定となる。

女性を副大統領候補に選ぶと発表したが、バイデンはラティーナを副大統領候補に選び、そのことをすぐに発表すべきである。

最もその資格に当てはまり、最も人気の高いヒスパニック系の女性であるアメリカ合衆国最高裁判所陪席判事ソニア・ソトマイヤーが最高の選択ということになるだろう。彼女は私と同じでプエルトリコ系である。しかし、私たちの民主政体にとって何とか残っているものを守るためにルース・ベイダー=ギンズバーグ判事と緊密に協力しているソトマイヤーを連邦最高裁から引き離すことは得策ではない。私が推すもう一人の候補者は、アレクサンドリア・オカシオ=コルテス連邦下院議員(ニューヨーク州選出、民主党)であるが、彼女は副大統領候補になるための年齢条件をクリアしていない。それでも、私の妻は初めて彼女をYouTubeで見た時に、「いつの日か、彼女が大統領になる」と言ったほどだ。私たちは近い将来に彼女を大統領にするために投票する機会を得られることになるだろう。

しかし、バイデンの大統領選挙を強化することができる資格に当てはまる女性たちがラティーノ共同体にはもういないということは全くない。女性であることとラティーノ系であること両方を兼ね備えている人物が副大統領候補になることで、ドナルド・トランプを倒す道筋が見えるのである。

ネヴァダ州選出の経験豊かな連邦上院議員キャサリン・コルテス・マストから話を始めよう。彼女の知名度は高くないが、バイデン陣営に多くの利点をもたらすだろう。マスト議員は西部の出身であり、検事とネヴァダ州司法長官を歴任した。連邦上院議員になってまだ間もないが既に大きな信頼感を得ている。彼女はネヴァダ州初の初めてのラティーナでありヒスパニック系の上院議員である。マスト議員は、アメリカの中でも最も経済成長が早く、最も動きが大きい州から選出されており、環境問題と医療制度に関する諸問題対決のためのリーダーとなっている。

もう一つのダイナミックな州であるニューメキシコ州の知事であるミシェル・ルジャン・グリシャムは私の友人だ。かつてルジャン・グリシャムと私は連邦下院議員の同僚であった。彼女は連邦議会ヒスパニック系議連の会長を務めたこともある。私は近くで、また個人的に彼女の能力とリーダーシップを目撃した。ルジャン・グリシャムは粘り強く、人々から愛される人物だ。同時に権力に対して直言することに躊躇しない。たとえ相手が同僚の民主党員であっても同じだ。彼女は知事として成功し、ニューメキシコ州と全国規模でラティーノ系や移民の人々の声となって戦い続けている。

副大統領候補にふさわしい女性はたくさんいるが、ラティーナを副大統領候補に選ぶことは政治に重みをもたらす。ラティーノ系共同体の人々は若く、活発で、献身的だ。毎年100万人のラティーノ系の市民が18歳となり、別に350万人が移民で入ってくる。トランプ大統領が就任して以降、合法的な移民に対する様々な障害が出てきているにもかかわらず、その多くはアメリカ市民となっている(昨年は83万3000人が市民となった)。ラティーノは全有権者の約13%を占めていると推定されている。マイノリティの中では最大の有権者グループだ。そして、私たちはドナルド・トランプをホワイトハウスから追い出すための投票することに活気づいており、その準備もできている。

しかし、バイデン前副大統領、2008年の予備選挙ではバラク・オバマはヒラリー・クリントンに対してラティーノ系の得票で負けていたことを思い出していただきたい。あなたは選挙戦で復活してラティーノ系の有権者を活気づけ、ホワイトハウスを勝ち取る機会を得ている。しかし、私たちラティーノ系の共同体からこれまでないほどの数の有権者に投票に行ってもらうためには大胆な行動を行う必要がある。コルテス・マスト連邦上院議員やルジャン・グリシャム知事のようなラティーナを副大統領候補に選ぶことで、予備選挙でサンダースに投票した人々からの支持を得ることができる。そして、ラティーナを副大統領候補に選ぶことは重要なそして歴史的な決定となる。アメリカ政治において女性たちにはガラスの天井があり、それを突き破れないという時代は既に終わったということをアメリカ全体に示そう。女性が副大統領になる時、彼女は大統領にとって共に仕事をしやすい、成功に導く副大統領になる方法を教えてくれる最高の師を持っているということは疑いようのない事実だ。

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バイデンの側近たちはウォーレンを副大統領候補の可能性を持つ人物として考えている(Biden allies see Warren as potential running mate

エイミー・パーネス、マックス・グリーンウッド筆

2020年3月16日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/487897-biden-allies-see-warren-as-potential-running-mate

バイデンの側近の複数の人々が、ジョー・バイデン前大統領がエリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)を副大統領候補に選ぶ可能性があると考えている。ウォーレンを副大統領候補に選ぶことで、民主党内の中道派と進歩主義派をまとめることに役立つとこれらの人々は考えている。

日曜日の討論会においてバイデンは女性を副大統領候補に選ぶと約束し、この発言を受けてウォーレンの名前が浮上するようになった。

ウォーレンを選ぶこと自体にもまた不利益があるだろうが、民主党が優位な州からの70代の人物を大統領候補と副大統領候補にするということがまず挙げられる。

バイデンの長年の盟友で選対ともつながりを持つある人物は「ウォーレンは穏健派と進歩主義派をつなぐ橋の役割を果たしてくれると考えます」と述べた。

この人物は更に、副大統領候補の可能性を持つ女性たちの1人としてカマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)にも言及し次のように述べた。「私はジョーがカマラと一緒に選挙戦を希望しています。しかし、彼がそのような選択をするとは考えられません」。

選対幹部たちと定期的に話をしている別のバイデンの誓いある人物は「ウォーレンが副大統領候補になることがもっと理解しやすいことですし、理にかなっています」と述べた。

この人物は続けて「副大統領候補にふさわしい女性はたくさんいます。しかし、ウォーレンは疑う余地もないほどに最高の候補者です」と述べた。

ウォーレン自身は大統領選挙民主党予備選挙を終了する前に、民主党内部の様々な派閥をまとめることができる候補者だと自身のことをアピールしていた。民主党が一丸となってトランプ大統領を倒そうと主張していた。

ウォーレンは2020年2月のニューハンプシャー州でタウンホールミーティング形式の選挙集会で次のように述べた。「私が勝利するための方法は、私たちの党を団結させることです。何故なら私たちには団結した党が必要だからです。私たちは2016年の失敗を繰り返す訳にはいかないのです」。

民主党系のストラティジストであるエディー・ヴェイルは次のように述べている。「ウォーレンは、このコロナウイルス感染拡大の危機的状況において、左派と女性たちからの支持を得ることができるでしょう。このような状況に対処できる人物を選ぶというメッセージを送ることになります」。

ヴェイルやその他の民主党関係者たちはバイデンの副大統領候補としてウォーレンの名前が挙がらないのはおかしいと述べている。特に、バイデンは最近になって破産法に関するウォーレンの主張を受け入れているのだから、ウォーレンの名前が挙がるのが当然だと述べている。ウォーレンは選挙戦撤退後、どの候補者に対しても支持表明を行っていない。しかし、バイデンと民主党予備選挙の対抗馬であるバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、民主党)は両者ともにウォーレンの支持を得ようとしている。

この週末、バイデンはウォーレンの破産法の主張を支持し、「破産法がいかに労働者階級の家族を傷つけているかをウォーレン議員よりも理解している人はこの国にはほとんどいません」と語った。And in the Democratic debate Sunday, he also acknowledged having a conversation with Warren about the plan over the weekend.

同時に、バイデンは国に関するヴィジョンを共有する人物を副大統領候補に選びたいと示唆している。そうなるとウォーレンを副大統領候補に選ぶのは難しいということになる。

先週MSNBCのローレンス・オドネルとのインタヴューにおいて次のように述べた。「副大統領候補を選ぶにあたり、私にとって最重要なのは、この国をどこに導くかということについて私と同じ考えを持つ人物を選ぶかどうかということです」。

バイデンは次のように続けた。「私たちは戦術には同意できませんが、戦略についてはそうではありません。これは最初のテストということになります。私が副大統領に求める条件に合う女性やアフリカ系アメリカ人の人物は数多くいます」。

バイデン自身はこれまで副大統領候補に数名の名前を挙げてきた。昨年11月のアイオワ州でのタウンホール形式の集会で、民主党の指名候補になった場合に誰を副大統領候補に指名するかを質問され、司法長官代行を務めたサリー・イエイツと2018年のジョージア州知事選挙で民主党候補として善戦したステイシー・エイブラムスを含む、数名の人物の名前を挙げた。

その他にも、ヴァル・デミングス連邦下院議員(フロリダ州選出、民主党)とミシガン州知事グレッチェン・ウィットマーといった人々の名前が副大統領候補として取りざたされている。

民主党内にはただ女性を副大統領候補に選ぶということではなく、非白人の女性を選ぶべきだという声が出ている。こうした主張をする人々は、そうすることで、ここ数週間でバイデン前副大統領の選挙戦を復活させたアフリカ系アメリカ人有権者たちの役割を闡明することができる、とこうした人々は主張している。

民主党系のストラティジストであるマイケル・スター・ホプキンスは次のように語っている。「ジョー・バイデンは非白人の人物を副大統領候補に選ばねばならないと思います。サウスカロライナ州で起きたこととアフリカ系アメリカ人共同体が彼の選挙戦を救った事実を考えると、アフリカ系アメリカ人の人物を副大統領候補に選ばないというのは政治的にちょっとした間違いだったという帝では済まない誤った選択になると思います。顔を思い切りひっぱたかれるようなことだと思います」。

スター・ホプキンスは、バイデンがデミングスを副大統領候補として考慮しているくらいに賢明な人物だと述べた。

デミングスは二期目の女性連邦下院議員で、トランプ大統領の弾劾裁判において連邦下院の幹事を務めた。彼女の名前はここ数カ月副大統領候補として取りざたされるようになっている。彼女の選挙区はフロリダ州中央部にある。フロリダ州は本選挙において激戦州となる。彼女が副大統領候補になることで11月に民主党がフロリダ州を再奪取することに貢献するだろう。

スター・ホプキンスは次のように語った。「これら副大統領候補者たちについて語る時、地理について焦点を当てる必要があります。民主党は全国規模の世論調査の数字だけを考慮に入れるのではなく、副大統領候補がどれくらい選挙人獲得に貢献できるかも考えねばなりません」。

バイデンは女性を自身の副大統領候補と選ぶという公約は、民主党の現在の雰囲気を認識してのことである可能性が高い。バイデンが実際に女性を副大統領に選ぶことは本選挙においてどのような影響を持つのか、もしくはそもそも影響を持つのかどうか明確ではない。

オハイオ州のデイトン大学の政治学準教授クリストファー・デヴァインは女性を副大統領候補に選ぶことが選挙戦全体の結果に及ぼす影響についての証拠はほとんど存在しないと述べた。1984年から2008年にかけて、女性が副大統領候補として登録された場合を見ると、女性の有権者たちが民主、共和両党の候補者に特に投票したということはないとデヴァインは指摘した。

デヴァインは共著『副大統領候補は重要か』を刊行予定だ。デヴァインは、バイデンが女性を副大統領候補に選ぶことは有権者に与えるメッセージという点でより重要だと述べた。

デヴァインは次のように述べている。「女性を副大統領として選ぶことは、ジョー・バイデンにとって、有権者が彼について考える際にその手助けとなります。女性を副大統領にすると宣誓し、それを実行することで、バイデンが大統領になった場合のホワイトハウスと彼の実行する政策において女性の貢献を彼は重視しているのだということになります」。

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バイデンが女性を副大統領に選ぶと発言(Biden says he will pick woman as VP

マックス・グリーンウッド筆

2020年3月15日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/487722-biden-says-he-will-choose-a-woman-as-his-running-mate-if-he-wins-nomination

ジョー・バイデン前副大統領は日曜日、民主党の指名候補に選ばれた暁には、女性を副大統領候補に選ぶと約束した。

ワシントンDCでの予備選挙討論会において、バイデンは「私はここではっきりと約束しますが、女性を副大統領にします。将来アメリカ大統領になることができる資格を持つ女性たちがたくさんいます」と述べた。

CNNの司会者ダナ・ブッシュはバイデンが別の質問に答えた後、女性を副大統領に選ぶとここで明確に答えることができるかについて質問し、バイデンは逡巡する様子もなく、「はい」と答えた。

バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)は、バイデンを逆転して党の指名候補になる場合には、女性を副大統領候補として選ぶ「可能性は極めて高い」と述べた。

サンダースは副大統領候補として女性を選ぶこと以上に重要なのは、進歩主義派の人物を選ぶことだとも続けて述べた。

サンダースは「多くの進歩主義派の女性たちがいます」と述べた。

エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)が予備選挙から撤退したこともあり、両候補ともに副大統領候補には女性を選ぶようにというプレッシャーがかかっている。

うオーレンの予備選挙からの撤退もあり、民主党予備選挙は70代の白人男性2人の戦いという形になった。昨年からの予備選挙はアメリカ史上最も多様な人々が立候補した戦いとして始まったが、このような驚くべき結果に落ち着いた。

バイデンはこれまでに女性を副大統領に選ぶということを示唆することはあったが、日曜日の討論会まで正式に発言することはなかった。

(貼り付け終わり)

(終わり)

amerikaseijinohimitsu019
アメリカ政治の秘密
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ハーヴァード大学の秘密 日本人が知らない世界一の名門の裏側
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 古村治彦です。

 アメリカ大統領選挙民主党予備選挙は実質的に終了し、ジョー・バイデン前副大統領が民主党の大統領選挙本選挙指名候補者となった。バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)は選挙戦から撤退したことで、選挙は終わった。これからは、サンダースをはじめとする民主党内進歩主義派は自分たちの主張する政策をどれだけバイデンに受け入れさせるかという条件闘争に入る。バイデン側としては、「ドナルド・トランプ大統領の再選を許容するのか」という大義名分を掲げて進歩主義派に対応する。

 サンダースは2016年のヒラリー・クリントンの時には党の全国大会の2週間前になってようやくヒラリー支持を表明したが、今回は早い段階でバイデン支持を表明した。バイデンがインターネット上で中継している「ヴァーチャル集会」に登場し、バイデン支持を表明した。しかし、その態度はぶっきらぼうで、嫌々ながらやっているという感じがよく出ていた。バイデンは臭い芝居で驚いた様子を演じたが、こちらも芝居が下手すぎて興ざめするものであった。

 これでサンダース支持者がバイデンを支持するとは思えない。サンダース支持の熱狂的な若者たちにはただの儀式ほど嫌なものはない。トランプ大統領はサンダース支持者に対して、自分の政策はサンダースと同じものが多い(右派と左派の違いだけでポピュリスト、ワシントン政治の部外者である点は同じだ)ので、是非自分を支持して欲しいと発言している。サンダース支持者の動向は民主党でも神経を使っているだろう。

進歩主義派は、バイデンが嫌いだ。しかし、トランプ再選阻止も掲げていた。となると、どちらがより嫌か、バイデン大統領の誕生か、トランプ大統領による更なる4年間かという嫌なことの選択を迫られることになる。そこで、「サンダースもバイデン支持を表明したから」ということで、消極的でもバイデンを支持するという人たちも増えるだろう。骨の髄までサンダース支持者はトランプ大統領に投票するか、棄権するか、他の党、例えば緑の党に入れるだろう。

 バイデンは2016年に出るべきだった。今回の新型コロナウイルス感染拡大という事態の中で、各州の知事、特にニューヨーク州知事アンドリュー・クオモ、ミシガン州知事グレッチェン・ウイットマー、カリフォルニア州知事ゲヴィン・ニューサムといった新しいスターが民主党内に登場した。民主党の歴史を見れば、ジミー・カーターやビル・クリントンといった地方の州知事から大統領へという道が存在する。危機的状況におけるリーダーシップを見せることで現在の知事たちは知名度と支持率を高めている。バイデンは2020年に当選したとしても次の大統領選挙に出ない可能性もある。今回の新型コロナウイルス感染拡大の後始末で4年間を使って次に譲るということもある。

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サンダースがバイデンの大統領として支持(Sanders endorses Biden for president

ジュリア・マンチェスター筆

2020年4月13日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/492540-sanders-endorses-biden-for-president

月曜日の夜に開催されたインターネット上のイヴェントの席上、米大統領選挙民主党予備選挙に立候補していたバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァ-モント州選出、無所属)が対抗馬だったジョー・バイデン前副大統領へ支持表明を行った。

バイデンはコロナウイルスに関するインターネット上のイヴェントを開催したが、その席上、サンダースが登場し、次のように発言した。「私たちはホワイトハウスにあなたを必要としています。ジョー、私はあなたがホワイトハウスに入ることが実現するようにできることは全てやります」。

サンダースは続けて次のように述べた。「今日、私は全てのアメリカ国民に、全ての民主党支持者の方々、無党派の方々、多くの共和党支持の方々にお願いします。今回の大統領選挙において皆で一緒になって、あなたの選挙を支援したいのです。私はあなたが候補者になることを私は支持します」。

サンダースは大統領選挙から撤退を表明して1週間も経たずにバイデン支持を表明した。サンダースの支持表明は民主党内の進歩主義派と穏健派をまとめようとする試みである。

この動きは11月の本選挙を前にして民主党はまとまることができないのではないかという懸念を抑えようということでサンダースの支持表明が行われた。

2016年の時には、サンダースは7月の党大会の2週間前になってようやく民主党の大統領選挙候補者となったヒラリー・クリントンへの支持を表明した。

サンダース自身とサンダースの支持者たちは民主党内部のエスタブリッシュメント派に対して懐疑的である。サンダース支持者たちはサンダースの選挙戦を政治運動だと考えていた。彼らは民主党内部の指導者たちが「メディケア・フォ・オール」のような進歩主義的な政策への支持を躊躇していると指摘している。

一方でバイデンとより穏健派の民主党支持者たちはオバマケアとして知られる患者保護並びに医療費負担適正化法の強化と拡大を強く求めている。

バイデンとサンダースは月曜日の夜のイヴェントでお互いの政策の違いを認めながら、本選挙の投開票日にトランプ大統領を倒すという共通の目的を確認した。

バイデンはサンダースに対して次のように述べた。「あなたからの支持表明はとても大きなものであると思います。私にとってとても大きな支援です。私たちはいくつかの問題で意見が異なりますが、実はとても近い関係にあるということを知って人々は驚くことでしょう。これからあなたの助けが必要になります。それは選挙戦において勝利を得るためだけではなく、その後の統治においてもです」。

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 古村治彦です。

 アメリカでも新型コロナウイルス感染拡大が続いている。死者数は世界で最多となっている。アメリカは人口が3億人を超える大国であり、死者数は多くなってしまう。中国は世界最大の人口を誇るが、アメリカよりも死者数を抑えているというのは、徹底した管理を行ったためだろう。新型コロナウイルスの数字については人口比といった観点からも見ていかなければならない。日本は医療制度の水準の高さや国民の健康管理も行き届いているという理由もあって、死者数は他国に比べて少ない。致死率も低い。感染者は7255名で死者数は102名である(2020年4月13日午前中)。

 さて、アメリカでは危機的状況になると、大統領を中心にまとまるということが起きる。第一次湾岸戦争、911同時多発テロ事件からの第二次湾岸戦争といった危機的状況において、くしくも父子であるジョージ・HW・ブッシュ大統領(共和党)とジョージ・W・ブッシュ大統領(共和党)が最高司令官として指揮を執ることになったが、高い支持率を得た。民主党支持者でも彼ら共和党所属の大統領を支持した。

 現在、ドナルド・トランプ大統領の支持率は「戦時大統領」のようには上がっていない。戦争とは違い華々しい成果ということもないし、日々、患者が病院に運ばれている姿や遺体が病院から運び出される姿がテレビで流されてしまうと、人々の支持は中々得られない。どうしても「政府は何をやっているんだ」「トランプ大統領は何をやっているんだ」ということになる。

 しかし、大事なことはトランプ大統領の支持率は下がっていないということだ。また、民主党の大統領選挙候補者に内定したジョー・バイデン前副大統領との一騎討でも支持率は接戦ということになっている。選挙どころではないということで、大統領選挙に対しての関心も低くなっており、そうなれば現職の大統領が有利となる。

 トランプ大統領の現在の任期は2021年1月までである。大統領選挙の投開票日は11月の第一火曜日と連邦法で決まっている。トランプ大統領は再選されても、第2期目においても新型コロナウイルス感染拡大と景気後退への対応に追われる。トランプ大統領は仕方なく赤字国債を発行して対応していくことになるだろうが、金利上昇やインフレといったことにも懸念しながら政権運営を進めていくことになるだろう。

 トランプ大統領は先月、マイク・ペンス副大統領を新型コロナウイルス感染拡大対応の責任者としたが、自身が毎日記者会見を行って陣頭指揮を執っている姿を見せている。しかし、言い換えれば、これはペンス副大統領がトランプ大統領の陰に隠れているということにもなる。ペンスはうまく姿を画して批判を浴びないようにしているようだ。ここに何か裏があるのではないかと私は考えている。

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世論調査:経済に対する悲観が大きくなる中、バイデンがトランプに対して10ポイントリードする(Poll: Biden leads Trump by 10 points as economic pessimism grows

ジョナサン・イーズリー筆

2020年3月30日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/490163-poll-biden-leads-trump-by-10-points-as-economic-pessimism-grows

ジョー・バイデン前副大統領は最新の世論調査でトランプ大統領を支持率で10ポイントの差をつけてリードしている。無党派の有権者の間での支持率の高さがこのリードを生み出している。

今回の世論調査の結果はまた経済成長についての悲観論を示している。これによって世論調査の結果でバイデンの支持率は高まり、トランプへの支持が下がった。

ハーヴァードCAPS・ハリス社の共同世論調査の結果によると、バイデンの支持率は55%で、トランプの支持率は45%だった。バイデンは民主党支持の有権者の96%から支持を受け、トランプは共和党支持の有権者の89%を受けている。無党派でバイデン支持54対不支持46に分かれて差がついた。

バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァ-モント州選出、無所属)は民主党予備選挙から撤退はしていないが、支持率53%を記録した。トランプ大統領は47%だった。しかしながら、バイデンは獲得代議員数でサンダースに対して既に逆転不可能な大差をつけている。バイデンは全国規模の世論調査で26ポイントの差をつけている。具体的には58%対31%となっている。

トランプ大統領の仕事ぶりの評価は48%が肯定的で、52%が否定的であり、これまでの肯定的の数字の最高は49%である。

コロナウイルスは有権者にとって最大の関心事となっている。有権者の50%がトランプ大統領のコロナウイルス対応を評価していると答えた。

過半数を大きく上回る72%がホワイトハウスの毎日の記者会見を見ていると答えた。この72%の過半数である43%は記者会見によってトランプ大統領に対してより好意的な考えを持つようになっていると答えた。37%は記者会見を見ることでトランプ大統領に対して好意的な考えを持てなくなっていると答えた。

ハーヴァードCAPS・ハリス社の共同世論調査の責任者マーク・ペンは次のように述べている。「経済への見方はどんどん悲観的になっていますが、政治に対しての姿勢はあまり変わっていないようです。トランプ大統領は支持を得ていますが、決定的に重要な要素であるコロナウイルスに対する対応について人々は様子見をしています。大統領選挙の状況は変わっていませんが、現在の段階で重要だとは言えません。民主党予備選挙はバイデンが圧倒的に優位な状況ですが、戦記全体ではまだ流動的です」。

経済に対する見方は急速に悪化している。

経済が悪い方向に向かっていると答えたのは55%だった。先月のこの数字は41%だった。43%が経済はぜい弱だと答えた。先月経済は好調だと答えたのが70%だったことを考えると数字は大きく変化している。55%が近い将来に景気後退が起きると予測しており、また同数の55%がウイルスの感染拡大によって収入が落ち込むだろうと予期していると答えた。

ペンは「私は数十年にわたって世論調査に携わってきていますが、経済に対する満足度の数字がこれほどの落ち込みを見せたのはこれまでに見たことがありません」と答えた。

それでも現在でも54%はトランプ大統領の経済への対応を評価している。

58%は、コロナウイルス感染拡大を阻止することと雇用を維持するためのバランスの取れた方策を支持すると答えた。この数字は支持する党派の違いで分けることができる。民主党支持者の51%は、連邦政府は感染を最小限度に食い止めることだけに注力すべきだと答えた。一方、共和党支持者の67%と無党派の57%は感染拡大防止と経済とのバランスの取れた方策を支持している。

トランプ大統領は経済の再開に熱意を持っており、先週、4月12日までに通常に戻り始めることができるように願っていると述べた。しかし、日曜日、トランプ大統領はアメリカ国民に対して少なくとも4月末まで不要不急の旅行と集まりを避けるように求める連邦政府からのガイドラインを発表した。

有権者の約3分の2は、共和党と民主党がコロナウイルスに関して党派分裂のゲームをしていると考えている。

有権者のうち37%が民主党はコロナウイルスに対する戦いを政治化していると答え、23%が共和党は政治化していると答えた。

有権者の60%が、ナンシー・ペロシ連邦下院議長(カリフォルニア州選出、民主党)は党派的過ぎると答え、トランプ大統領がそうだと答えたのは52%だった。

前述のペンは「ペロシ議長と民主党は、トランプ大統領に比べて党派的な動きをしています。政治家たちは党派性に傾き過ぎないようにしなくてはいけません」と述べた。

今回のハーヴァードCAPS・ハリス社の共同世論調査は、2020年3月24日から26日にかけて2410名の登録済み有権者を対象にして実施された。誤差は2ポイントだ。

結果は、年齢、性別、地域、人種・民族、婚姻状況、世帯規模、収入、雇用、教育、支持政党、政治イデオロギーなど実際の人口比に近づくように調整されて得られたものだ。サンプル選びはオンラインで答える人たちに傾き過ぎないように調整された。

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世論調査:トランプ、バイデンは2020年の大統領選挙に関して接戦(Poll: Trump, Biden in dead heat in 2020 matchup

ジャスティン・ワイズ筆

2020年3月29日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/490030-poll-trump-biden-in-dead-heat-in-2020-matchup

最新の『ワシントン・ポスト』紙とABCニュース共同世論調査の結果によると、トランプ大統領とジョー・バイデン前副大統領は2020年大統領選挙本選挙の一対一の仮定の戦いでデッドヒートを展開している。

日曜日午前中に発表された今回の世論調査の結果によると、登録済み有権者の49%がバイデンを好み、47%がトランプを好んでいる。バイデンは2ポイントの差でリードしているが、この数字は今回の世論調査の誤差3.5ポイントの範囲内に入っている。この数字は2月の同様の調査から大きな変化を示している。2月の段階ではバイデンはトランプ大統領に7ポイントの差をつけてリードしていた。

今回の調査によると、アメリカの全成人の中で、バイデンは50%の支持を集め、トランプ支持は44%だった。

バイデンは2020年米大統領選挙で民主党の指名を獲得する見通しとなっている。彼はテキサス州、フロリダ州、ミシガン州といった各州で決定的な勝利を収めている。民主党支持もしくは民主党寄りの有権者の55%はバイデンを支持し、39%が進歩主義派のバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァ-モント州選出、無所属)を支持すると答えた。

最新の世論調査によると、過半数が医療問題に関してトランプよりもバイデンの方がよりよく対処できると信頼できると答えた。

しかし、経済に関してはトランプの方がバイデンよりもよりよく対処できると信頼できると答えたのは52%だった。経済問題に関してトランプよりもバイデンの方がよりよく対処できると信頼できると答えたのは42%だった。

世論調査の対象者に対してどちらがコロナウイルス感染拡大によりよく対処できると信頼できるかという質問もなされたが、バイデンとトランプはどちらもほぼ同率の支持を受けた。アメリカ国内では10万以上の人々が感染し、2000名以上が死亡している。

バイデンを含む民主党の政治家たちの多くは、トランプの今回の危機に対する対処を批判している。バイデンたちは、トランプが十分な対処を行うための動き出しが遅すぎ、物資の不足に直面している各州に対して十分な支援を行っていないと批判している。

ウイルス感染拡大によって経済は急激に落ち込んでいるが、経済の運営と対処についてトランプを支持すると答えた有権者は57%だった。この数字はトランプ大統領がホワイトハウスに入って以来、最高の数字となった。トランプ大統領の経済運営に不同意だと答えたのは38%だった。

加えて、トランプ大統領は、彼の支持者たちの間で高い熱意を受けている。バイデンに関しては、そこまではない。トランプ大統領の支持者の55%がトランプ大統領を熱意をもって支持すると答えた。一方、バイデンの支持者でバイデンを熱意をもって支持すると答えたのは28%だった。

今回の『ワシントン・ポスト』紙とABCニュース共同世論調査は2020年3月22日から25日にかけて、1003名の成人を対象に実施された。その内の845名は登録済み有権者だった。

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