古村治彦(ふるむらはるひこ)の政治情報紹介・分析ブログ

SNSI研究員・愛知大学国際問題研究所客員研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)のブログです。翻訳と評論の分野で活動しています。日常、考えたことを文章にして発表していきたいと思います。古村治彦の経歴などについては、お手数ですが、twitter accountかamazonの著者ページをご覧ください 連絡先は、harryfurumura@gmail.com です。twitter accountは、@Harryfurumura です。よろしくお願いします。

タグ:グーグル

 古村治彦です。

 

 グーグルが面白いデータを出しました。アメリカ大統領選挙民主党予備選挙の候補者で誰の名前がどれくらい検索されているか、というものを時系列にグラフ化したものです。

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バイデン

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ブティジェッジ
 

 現在のところ、第1位がジョー・バイデン前副大統領で、第2位にインディアナ州サウスベンド市市長のピート・ブティジェッジが入りました。アメリカで(もしくは世界中で)、ブティジェッジの注目度が上がっていることが示されました。

googletrenddemocraticcandidates005
※グラフを押すと大きくなります 

※動画のページへはhttps://public.flourish.studio/visualisation/275653/からどうぞ

(人の部分を押すとハイライトになります。左上のreplayを押すと動きます)

 バイデンの場合は、ここ数日のセクシャルハラスメント問題で検索数が急増したと考えられます。先週の時点ではブティジェーグが第1位でした。

 

 選挙資金を2カ月で700万ドルも集めたということも含めて、ピート・ブティジェッジの人気が急上昇しています。2019年3月10日にCNNのタウンホールミーティング形式の番組に出演したことがきっかけになったものと思われます。

 

 今回の大統領選挙では難しいかもしれませんが、これからどうなっていくか注目したい政治家です。

 

(貼り付けはじめ)

 

グーグル:バイデン、ブティジェッジが2020年米大統領選挙民主党予備選挙の候補者の中で最も検索されている(Google: Biden, Buttigieg most-searched potential 2020 Dem contenders

 

ザック・バドリック筆

2019年4月1日

『ザ・ヒル』誌

BY ZACK BUDRYK - 04/01/19 04:57 PM EDT  56

https://thehill.com/homenews/campaign/436798-google-biden-buttigieg-most-searched-potential-2020-democratic-candidates?fbclid=IwAR30CAX9HdOFMehuIfYE-y6Ba2nOln0xBe0y_-ct7GWrie4-htz3OcSEd6w

 

グーグルが発表したデータによると、2020年米大統領選挙民主党予備選挙の候補者の中で、ジョー・バイデン前副大統領とインディアナ州サウスベンド市の市長ピート・ブティジェッジが最も検索された人物たちということが分かった。

 

グーグルによると、バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)が3位につけ、ビトー・オローク前連邦下院議員(テキサス州選出、民主党)とカマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)が続いた。

  

データを細かく見ていくと、バイデンは過去1週間で検索数が100%増であった。一方、ブティジェッジは35%増、サンダースは18%増となった。

 

バイデンは2020年米大統領選挙民主党予備選挙に出馬表明すると考えられている。予備選挙には既に10名上が立候補している。

 

候補者の中には出馬表明によって検索数が伸びた人物たちもいた。ハリスの場合は、ピークは出馬表明を行った2019年1月21日周辺となった。サンダースの場合も出馬表明を行った2019年2月19日周辺に同じようにピークが来た。

 

(貼り付け終わり)

 

(終わり)

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 古村治彦です。

 

 ジョージ・ソロスがダヴォス会議で、トランプ大統領とインターネット業界の大企業フェイスブック、グーグル、ツイッターを攻撃したということです。盗人猛々しいとはまさにこのことです。ソロスのためにある言葉です。

 

 ソロスがトランプ大統領を攻撃するのは分かります。ソロスのようなグローバリストからすればトランプのようなポピュリストは自分にとっての大きな脅威になります。トランプは世界のことなどどうでもいい、と考えています。「アメリカ・ファースト」「アイソレーショニズム」ということを簡単に言ってしまえばそうなります。

 

 興味深いのは、ジョージ・ソロスがツイッターやフェイスブック、グーグルに対して、「情報の流れを独占しているのだから、もうインフラのようなものだ。それならばより厳しい規制をかけるべきだ」と発言したことです。2016年の米大統領選挙で「フェイクニュース」がこうしたSNSで拡散されて、ヒラリーが負けたと言いたいのでしょう。ロシア政府の介入もあったということも言いたいのでしょう。

 

 拙著『アメリカ政治の秘密』でも書きましたが、2011年のアラブの春では、「民主化」のために、フェイスブックやツイッター、グーグルが利用されました。アラブ諸国で起きた民主化運動の主体となった「若者たちの反体制グループ」がアメリカ国務省で研修を受けていたり、資金援助を受けていた李ということはあまり知られていません。下の記事に出てくるソロスの財団オープン・ソサエティ財団もこうした団体に資金援助を行っていました。

 

 民主化と言えば素晴らしい活動、文句も言えない活動です。しかし、実態は、各国を強制的に民主国家にする、資本主義自由経済を導入させて、ソロスたちのような大富豪たちの投資先を作る、莫大な利益を上げるということでしかありません。

 

 そのためにツイッターやフェイスブックを利用してきたくせに、それに文句をつける、規制をしろなどというのはおかしな話です。自分は市場で規制などされずに金儲けをしているくせに、他人は規制しろなどと言うのは狂っているとしか言いようがありません。

 

(貼り付けはじめ)

 

ダヴォスにおけるジョージ・ソロス:トランプは「世界にとって危険」(George Soros at Davos: Trump 'a danger to the world'

 

ブレット・サミュエルズ筆

2018年1月25日

『ザ・ヒル』誌

http://thehill.com/policy/technology/370757-soros-calls-for-stricter-regulations-on-facebook-google

 

大富豪で、民主党に莫大な献金を続けているジョージ・ソロスは木曜日、スイスのダヴォスで開催されている世界経済フォーラムに出席し、トランプ大統領とテクノロジー産業の大企業を攻撃した。

 

『ブルームバーグ』誌によると、ソロスは次のように発言した。「私はトランプ政権が世界にとって危険だと考えている。しかし、トランプ政権などというものは一時的な現象に過ぎず、2020年には、もしくはそれよりも早い段階で消えてなくなっているだろうとも考えている」。

 

ソロスは続けて次のように述べた。「私は、トランプ大統領が彼の熱心な支持者たちをうまく動員したことに関しては評価している。しかし、熱心な支持者を1人生み出しても、それよりも数の多い熱心な反対者を生み出す結果となっている。反対者たちは賛成者たちと同じ程度に動かされる。私は2018年の中間選挙で民主党が地滑り的大勝利をすると予測している理由はこれだ」。

 

『バズフィード』誌によると、ソロスは気候変動は文明に対する脅威だと述べた。また、特にフェイスブックとグーグルの名前を挙げて、これらに対してより厳しい規制を求めた。

 

ソロスは次のように語った。「フェイスブックやグーグルは、自分たちはただ情報を配っているだけに過ぎないと主張している。しかし、事実としては、彼らはほぼ独占的な情報の分配者となっている。彼らは公共のインフラのようになっている。彼らはより厳しい規制の下に置かれるべきだ。それは、競争、技術革新、公平で開かれた誰でも情報にアクセスできる状態を維持するために必要なことだ」。

 

フェイスブック、グーグル、ツイッターは2016年の大統領選挙後に、それぞれのプラットフォームでフェイクニュースが垂れ流された、プロパガンダに利用されたとして批判にさらされてきた。

 

それぞれの代表者は昨年末、米議会に呼びだされ、ロシア政府がアメリカ大統領選挙に介入するためにこれらのプラットフォームをどのように利用したかについて証言した。

 

木曜日、ソロスは、フェイスブックやグーグルは、中国のような権威主義体制諸国と妥協して、情報に関しての全面的なコントロールに協力していると述べた。

 

ソロスはリベラル派の大口献金者として有名だ。ソロスはオープン・ソサエティ財団を通じて世界中の進歩派の非営利団体に資金援助をしている。

 

(貼り付け終わり)

 

(終わり)







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