古村治彦(ふるむらはるひこ)の政治情報紹介・分析ブログ

SNSI研究員・愛知大学国際問題研究所客員研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)のブログです。翻訳と評論の分野で活動しています。日常、考えたことを文章にして発表していきたいと思います。古村治彦の経歴などについては、お手数ですが、twitter accountかamazonの著者ページをご覧ください 連絡先は、harryfurumura@gmail.com です。twitter accountは、@Harryfurumura です。よろしくお願いします。

タグ:ベンジャミン・フルフォード

 古村治彦です。

 2023年1月27日に副島隆彦・ベンジャミン・フルフォード著『世界人類を支配する悪魔の正体』(秀和システム)が発売です。副島先生とフルフォード氏の2冊目の対談です。

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世界人類を支配する悪魔の正体

 以下に、はじめに、目次、あとがきを貼り付けます。是非手に取ってお読みください。

(貼り付けはじめ)

『世界人類を支配する悪魔の正体』

はじめに 副島隆彦

 この本は、私とベンジャミン・フルフォード氏の2冊目の対談本である。

 前の本は、今から丸2年前の2020年11月の米大統領選挙で、ドナルド・トランプが現職のまま巨大な不正(ふせい)選挙( fraudulent election フローデュレント・エレクション)が行われて、無理やり引きずり降ろされた。〝悪魔の所業(しょぎょう)〟としか言いようがなかった。

 その緊迫の中、まるで手に汗を握る実況中継のように、刻々と変化するトランプ動乱のア

メリカの政治劇(ポリティカル・ドラマ)を、フルフォード氏と私で、文字どおり、ハラハラドキドキの波乱の状況展開を日本国民に活写して伝えた。書名は『今、アメリカで起きている本当のこと』(秀和システム、2021年1月刊)である。好評を得て増刷して今も売れ続けている。未読の人は、この本を読んだあと手をつけてください

 トランプ動乱は今も続いている。アメリカ合衆国で民衆(ピーポウ)の大(だい)正義と人類の存亡を賭(か)けた戦いは続いている。

私もフルフォード氏も日本という持ち場(根拠地[こんきょち]、出撃拠点)から世界に向けて、共に真実言論派( truth activist トルース・アクティヴィスト)及び、権力者共同謀議[けんりょくしゃくきょうどうぼうぎ](は有る)論者[ろんじゃ] conspiracy theorist[コンスピラシー・セオリスト] 。これを × 陰謀論者と言うな)の立場から、文字どおり命懸けの情報発信を続ける。この世に実在する悪魔たちに負けてたまるか、である。

 B・フルフォード氏が日本にいてくれるお陰(かげ)で、私たち日本の真実言論派(トルース・アクティヴィスト)がどれだけ助かっていることか。

 日本国内で今も勢力を維持している自民党内の反共右翼(はんきょううよく)=統一教会[とういつきょうかい](これの英語Moonies[ムーニーズ]は、教

[きょうそ]文鮮明[ムーン・サンミョン]の頭文字のMoon[ムーン]から作られた言葉。欧米白人諸国にも居て世界中で通用する)の残党(リメインズ)の勢力からの、隠微(いんび)な攻撃が私たちに加えられる。同時に、日本の体制派メディア(テレビ、新聞、出版社、雑誌)の中に潜り込んで(インフィルトレイト)いる別動隊によって、私たちの言論は抑(おさ)えつけられ脅迫を受ける。圧力に挫(くじ)けて己(おの)れの言論を曲(ま)げたり、沈黙する者たちは多い。

 フルフォード氏が日本にいてくれるからこそ、私たちはこの戦いの前衛(ヴァンガード)にして驍将(ぎょうしょう)を見失うことなく、後続(こうぞく)する。兵児垂(へこた)れることなく、その後ろから、負けてたまるかの突撃を掛(か)けることができる。有難いことです。

ベンジャミン・フルフォード氏は、1961年、カナダのオタワ生まれだ。私より8歳下

である。お父様は、カナダ外務省でアルゼンチン大使などを務めた顕職(けんしょく)の人で、カナダの名門の出である。本書でも言及しているが、カナダの歴代首相の中で一番有名な、20年以上首相を務めたマッケンジー・キング(1874-1950、自由党)がお父様の名付け親(ゴッドファーザー)である。マッケンジー・キング首相は、ロックフェラー財閥の横暴に抵抗してカナダ圏の利益を守った愛国者として知られる。

  フルフォード氏が、真実言論派の道に踏み込んだのは、案外、新しくて、この本でも自身が語っているとおり、2001年「9・11」(セッテンバー・イレヴン)の米同時多発テロ事件(すべて権力者側の捏造であった)の後(あと)であるから21年しか経(た)っていない(氏が40歳のとき)。

 それまでは、氏は、『フォーブス』Forbes 誌日本支局長という要職にあって、体制派の権力側メディアに属していた。だから世界中の一流ジャーナリストたちを知っていて、交信している。その高待遇と心地よい特権(電話一本で、日本の政治家、高位官僚、芸能人、大企業経営者に会える)を享受していた。それらを投げ捨てて、真実言論派の落魄[らくはく](落ちぶれ)の群れに身を投じたのは、大きな真実(トルース)を人々に伝える以外の処(ところ)にジャーナリストの存在意義は無い、という深い決意である。これまでの氏の著作を読んで来た人なら、CIAその他から度々(たびたび)殺される危険を搔(か)い潜(くぐ)りながら生き延びて来た氏の活動を存じていよう。

 本書の中で氏が、次のように語っている。

副島 日本人は(英米に、世界から隔離[かくり]洗脳されてきたので)土人(どじん)でバカで、世界基準から見たら知識がない。だけれども、勘(かん)だけは鋭いんですよ。どういうわけか知らないけど。

BF わかりますよ。

副島 勘が鋭くて。この人たちをじっと見ていると、何ですかね、どこか異様に洗練(リファインド)されたヘンな民族なんです。

BF いやわかりますよ、それは。だから、私の今のメインの仕事は、日本人が長年欧

米を外から研究して見えたその見方を、逆に欧米に紹介することによって、欧米人の間

に革命を起こそうとしているんですよ。えっそうなの、そうだったのか、というショッ

クを実際に欧米人に与えているのです。

副島 そうか。そうだったのですか。ようやく分かりました。フルフォードさんの国際

ジャーナリストとしての意欲と決意が。逆に日本から世界に影響を与えようとしている

のですね。日本から世界に向けての知識、情報発信というのは、本当に資源豊か(リソ

ースフル)なんですね。

 そこに私もお手伝いしたいですよ。私は英語で書けないから。フルフォードさんに書

いてもらいたい。副島という男が日本にいて、こういうことを言っていると。

 私は「日本はすごい」主義者じゃない。その反対です。それでもやっぱり日本のすご

さというのは有る。例えば、…… (本書202-203ページ)

このようにして、私とフルフォード氏は、堅く団結している。真実の言論を行うことによって、それを公然と人々に伝えることによって、敵どもから殺されることも厭(いと)わない。一切怯(ひる)むことがない。また、この年齢に達したので、敵どもの策略に嵌(は)められたり、罠(わな)に落ちることもない。この私たち2人が元気に書き続ける限り、日本は大丈夫だ。日本から世界に向けて真実を発信し続けて、今のこの世界を頂点から支配しているディープステイト=カバール( the Deep State , Cabal )と戦い続ける。

 フルフォードさんは独自に探究して悪魔たちの正体を、Cabal(カバール)→ Chabal (チャバール)→ Khazar(ハザール)Mafia(マフィア)→ Chabad(チャバド)と表現している。これを、いよいよ撃滅(げきめつ)する世界民衆の大きな戦いに貢献するために、大きな情報・知識の燃料投下(インテル・ドロップ)を行う。

 今やその醜(みにく)い正体を顕(あら)わにして、のた打ち回っているこの世の悪魔(Diabolo[ディアボロー], Satan[サタン] )たちとの戦いに、皆さんもまず正しい知識、情報、思想理解を得ることから初めて、戦列に加わってください。

 最後に、この先鋭(せんえい)な本を、裏方(うらかた)の寡黙(かもく)に徹して、商業出版物として世に出すことのできる有能な、秀和システム編集部の小笠原豊樹氏に2人を代表して感謝します。

2022年12月22日

副島隆彦 

=====

はじめに 副島隆彦 1

第1章 この世界を支配している悪魔の正体 13

両極端に分断される世界 14

明らかに西側(G7)が追い詰められている 22

ウクライナ戦争のそもそもの発端 32

ウクライナの地にあった「ハザール王国」 35

ヒクソスを起源とする帝王学 47

アジア人でも白人でもない人たちが住むところ 50

世界をさらに上から支配する者は存在するのか 63

安倍晋三はなぜ撃たれたか 75

プーチンが悪魔教の人たちと戦っているのは間違いない 85

イギリス王室は悪いのか、悪くないのか 95

キッシンジャーは「世界皇帝代理」なのか 103

エリザベス2世の死 115

第2章 崩壊する旧支配体制の裏に絡むカルト宗教と秘密結社 119

キッシンジャーの来日 120

アメリカ中間選挙 128

コロナワクチン被害者が起こした裁判がいよいよ始まった 132

カルト宗教は容易に利用される 138

岸田政権は統一教会と縁切りできるか 145

フリーメイソンとイルミナティ 148

第2次南北戦争が間もなく始まる 165

ウクライナ系カナダ人とロシア系カナダ人 170

第3章 日本発の情報が世界を動かす 179

現人神を作ったイギリス王室 180

日本は王様のいる国(君主政)だと日本国民が知らない 186

日本人は勘だけは鋭い、洗練された民族 198

戦後日本の自由な言語空間が欧米に逆に影響を与えた 211

欧米エリートの洗脳機関としての学生クラブ 216

モレク神を崇拝する人たち 226

アメリカ帝国は実質的にすでに破綻している 235

第4章 スピリチュアリズムと封印された科学技術 251

ローマ帝国以前から、西欧の支配の歴史は複雑系 252

フェニキア人とは誰か 260

霊魂は存在するか 268

スピリチュアリズムと封印された科学技術 276

第20回中国共産党大会 286

「価値戦争」は第3次世界大戦に行き着くしかないのか 295

ドイツ、フランスもまもなく大きく変わる 300

おわりに ベンジャミン・フルフォード 309

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おわりに ベンジャミン・フルフォード

 2022年を振り返ってみると、世界の旧支配体制=G7側が、何事においても孤立し、世界各地で大敗北を喫(きっ)した1年であった。

 このことは日本国内のテレビ報道に接しているだけでは実感できないだろうが、明らかに今、世界では、西側欧米に対する強烈な反発が爆発して、革命寸前の状況だと言っていい。

 今回、2年振りで、副島隆彦氏と再び対談をさせていただいて、このような現在の世界情勢について、私は世界からの見方を、副島氏は日本からの見方をぶつけ合うことになるのかと最初予想していたが、実際には、私たち2人の世界情勢を見る目に大きな隔(へだ)たりはなかったと思う。

 2人とも、欧米旧支配体制の崩壊が近いこと、とくにアメリカのバイデン政権は不正選挙とインチキCG映像でかろうじて体裁(ていさい)を保っているが、実質はすでに終わっていること、日本は、そんなアメリカからできるだけ早く「独立」すべきであることなど、共有している基本的な考え方は同じであったと思う。

 それは、副島氏の考えが〝世界基準〟であるからこそ起こり得た一致であり、その上で、今回もこのような質の高い討論ができたことを、私はとても嬉しく思っている。

 とくに、私たち人類を、この5000年に渡って支配してきた悪魔崇拝のカルトの伝統が、一体どのような起源を持ち、いつ、どこで変遷し、最終的に今のような形で君臨するようになっていったのか、古代エジプト王国の時代から、ローマ帝国、中世のハザール王国、そして、近代に入ってからの動きに至るまで歴史的経緯を明らかにすることができたことは、今回の討論の大きな成果であったと思う。日本語で言う「博覧強記(はくらんきょうき)」という言葉がぴったりの副島氏との討論でなければ、なし得なかった成果であった。

 副島氏の〝真実言論〟は、間違いなく日本国内で、もはや誰も無視することができない大きな影響力を日本国民に与えている。そして、それは今後、日本国内だけではなく、世界にも影響を与えていくものであると、私は思っている。

 副島氏から、今回の対談の最中に情報提供された、安倍晋三殺しの首謀者についての情報を、私が私の5000万人の読者がいる英語メルマガに書いたところ、リチャード・ハースCFR会長が直後に辞任したことは、第2章に書いたとおりである

私は、常々、日本人のソフトパワーは世界を変えられると思っている。私が真実の世界情勢について、この日本という拠点から世界に向けて、自由に発信することができるのは、日本の言語空間が与えてくれる多大な恩恵である。のみならず、私自身が、欧米世界の真実に目を開かれるきっかけをもらったのが、外(ほか)ならぬ日本発のコンスピラシー・セオリスト(封印された真実を発信する人)たちの書籍であった。

いま、私の英文メルマガを読んでいる世界中の5000万人の読者たちに、日本発の情報がとてつもない影響を与えている。これをもってしても、日本が持つソフトパワーの力がいかに途方もないか、想像できると思う。

そして、日本の対外純資産は400兆円を超える。日本は31年連続で世界最大の債権国である。その力もうまく使えば、これだけのソフトパワーを持った日本が、悪魔崇拝のカルト勢力に牛耳(ぎゅうじ)られてきたこれまでの世界を大きく変え、新たなアジア的価値観に基づく世界秩序の確立に多大な貢献ができることは間違いない。私も、そのために最大限の努力を今後も惜しまないつもりである。

ペンは剣よりも強し―  

 私はいつもそう信じている。 

2022年12月28日

ベンジャミン・フルフォード

(貼り付け終わり)

(終わり)

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ビッグテック5社を解体せよ

akumanocybersensouwobidenseikengahajimeru001

 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める
20211129sankeiad505

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 古村治彦です。 

 2021年1月16日に『今、アメリカで起きている本当のこと 大統領選〝不正選挙〟から米国内戦へ』(副島隆彦・ベンジャミン・フルフォード著、秀和システム)が発売されます。まえがき、目次、あとがきを下に掲載いたします。是非お読みください。
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今、アメリカで起きている本当のこと 大統領選〝不正選挙〟から米国内戦へ

(貼り付けはじめ)

 まえがき

 この本が編まれている最中(さなかに、アメリカ大統領選挙(11月3日)があって、ここで巨大な選挙不正(voter fraud [ヴォウターフロード])が行われた。その証拠がたくさん挙がって、アメリカ国民は驚愕(きょうがく)した。この大(だい)犯罪を実行あるいは加担している者たちは強大な支配者の勢力である。彼らは世界支配をこのまま継続する気だ。彼らは、まさしくディープ・ステイトthe Deep State「裏に隠れた影の政府」である。

 この本は、ベンジャミン・フルフォード(日本国に帰化したので今は古歩道[ふるほどう]ベンジャミン)氏と私の初めての対談本である。

 トランプ大統領を酷(ひど)く嫌って「政権転覆クーデター」を仕掛けた、悪魔のような勢力と対決して、ドナルド・トランプを先頭に多くのアメリカ国民が勇敢に立ち上がった(スダンド・アップ)。この時、世界(史)の地軸(アクシス)が動いた。人類史は新しい時代に突入した。おそらくアメリカは内戦(ないせん)(シヴィル・ウォー civil war )に突入する。もはやアメリカ合衆国の動乱と分裂は止(と)まらない。

 日本のテレビ、新聞、大出版社は「不正選挙の証拠は何もない」、「トランプ氏は確証

もなく喚(わめ)いている」と見事(みごと)に足並みを揃(そろ)えて虚偽報道(フェイク・ニューズ)を続けて、日本国民への洗脳を行っている。この者たちの背後に潜む巨大な悪の組織が、今、私たちの目の前に露出しつつある。

 私はこの齢(今67歳)まで生きてきて本当によかった。ちょうどこの時、ベンジャミン・フルフォード氏という、不屈に真実を探求する国際ジャーナリストと、目下、人類の大問題に立ち向かえて私は嬉しい。

 フルフォード氏と私は、考えが大きく一致して団結している。今度こそ、バイデン=

ヒラリーに代表される悪魔教を信奉する大(だい)悪人たち、これまでずっと人類の裏側に隠れて潜(ひそ)んで大悪事を働いてきた勢力を、白日(はくじつ)の下に引きずり出したいと、私たち2人は考えている。

 トランプ大統領とアメリカ国民には決死の戦いをやってもらいたい。そして権力犯罪者たちを何万人も捕まえて刑務所に入れてほしい。ディープ・ステイトの正体を、満天下に暴いて欲しい。

 この間(かん)の日本のメディア(マスゴミ)の報道は、本当にヒドいものだった。一方にだけ偏(かたよ)った偏向(へんこう)報道などというものではない。どこかに司令本部があって、上意下達(じょういかたつ)でそこからの命令で、一斉にテレビ・新聞の報道内容が決められている。ディープ・ステイトの忠実な子分たちが日本にもたくさんいるということだ。

 私たちがハタと気づくことだが、昨年(2020年)2月からのコロナウイルス騒ぎも、よくよく考えてみれば米大統領選挙に照準をピタリと合わせて、トランプ政権に大(だい)打撃を与えトランプを潰すために、初めから画策してディープ・ステイト(ここではビル・ゲイツの資金力が原動力)が、撒(ま)いたものであった。中国の武漢で撒いたものとはまた別のウイルスである。

 フルフォード氏は、私たち日本人にこれまで多くの貴重な知識を教えてくれた。本当に有難いことである。彼がいてくれたから、それに後続する私たちの、言論の自由(何でも書いてよい)が守られ、切り開かれた。氏は、2002年に『日本がアルゼンチンタンゴを踊る日』と『ヤクザ・リセッション』(いずれも光文社刊)を書いて日本の言論界に登場した。彼は米フォーブズ社の日本支社長であり、欧米主流メディアの花形ジャーナリストだった。そのあと日本人に世界の大きな真実を教えるべく独立した。日本人と一緒に闘うと決めたからだ。世界中に英語でも発信している。 

 フルフォード氏はこの本の59ページで次のように言っている。

  BF ただこの人たちは、普通の人たちと違って、カルトですからね。そのカルトがかなり悪質なことをやる。私はこのことを長く調べてきました。簡単に言うと、古代カルタゴの末裔なんですよ。カルタゴは、当時のローマやギリシャの歴史学者の書いたものや、発掘現場から出てくる証拠ではっきりしているんだけど、子どもを生贄(いけにえ)にするんですよ。

  実際問題として、FBI統計でアメリカで年間40万人ちょっと、子どもが行方不明になっているんですよ。このうちほとんどはちょっとした家出とかで、まもなく帰ってくる。ただ毎年4万人強の子どもは永遠に消えていなくなる。もし、これだけの子供が、この人たちによって殺されていたとすれば、それはただじゃすまない。

 このようにはっきりと書いている。これが今のアメリカの超エリートたちディープ・ステイトがやっていることである。誘拐されて行方不明の毎年4万人のアメリカの子どもたちは、果たしてどんな儀式(ライト)で使われて、生贄(サクリファイス)されたのか。

 何故、彼ら悪魔教(サタニズム)の秘密結社に入る欧米のエリートたちは、こんな残虐なことをするのか。その理由は、そうしないと自分が支配階級に属する人間として、出世や金儲けができないからだ。

 この悪魔教のカルトと対決して、トランプ大統領を先頭にして真面目で健全なトランプ派の白人たち(1億人のアメリカ国民)の怒りがついに爆発した。アメリカ国民は、これまでヒソヒソと話し合いながら何でも知っている。彼らの激しい正義の怒りが世界中に伝わってゆく。私たちも腹(はら)をすえて、決意してこの戦いに参加しなければいけない。 

 私は、自分が生きている間に、人類の悪魔退治(たいじ)の戦いを目撃し、それに参加できるとは思わなかった。

 欧米白人のエリート(エスタブリッシュメント)たちは、大学に入った時からこの儀式に加わることで秘密組織のメンバーになる。ここでの儀式に参加した者たちは、30歳で大企業の副社長(ヴァイス・プレジデント)になり、裁判官や一流ローファーム(法律事務所)などの法曹(リーガル・ギルド)で出世の道に入り、一流研究所の研究員や大学教授になる。あるいはメディア界で花形ジャーナリストになる。このようにして彼らは特別な出世栄達の道を保証される。

 この過程は、彼らが一流大学のフラターニティ( fraternity 学生結社の学寮)に入った時から決まる。女子にもソロプチミスト(ソロリティ)の組織がある。しかし、もし組織を裏切ったら、それは死で償うことになる。

 これを陰謀論だ、などともう言わせない。私は、英語の「コンスピラシー・セオリ

ー」conspiracy theory を、陰謀論ではなく、○「権力者共同謀議[きょうどうぼうぎ](は有る)論」と言え、とずっと主張してきた。権力者共謀(きょうぼう)論でもいい。「権力者共同謀議」は今の世界に確実に存在するのである。日本でSNS(エスエヌエス)を見る若い人たち数百万人が真実に薄々と気づいた。彼らに対して、私とフルフォード氏がこれまで蓄えてきた知識と理論を与える番である。

 この腐り果てた超エリートたちが、アメリカに何と百万人もいる、と本書でフルフォード氏が書いている。この者たちの全体像が、今度こそ明らかにならなければいけない。

 なぜこれほどにディープ・ステイトの勢力は強いのか。私には今まで分からなかった。トランプを支えるアメリカ白人大衆の決起で、私は大きな真実に到達できた。

 私が独自に探究して到達した結論は、ディープ・ステイトの総本山で最高司令部は、ヨーロッパ各国の王室(王族)たちと大(だい)貴族たち(今も世界中に広大なビルと不動産を持っている)である。中国共産党ではない。だから、今度のトランプ革命は、第2次のアメリカ独立革命戦争(インデペンデント・レヴォルーション・ウォー)なのである。

 フルフォード氏は、私たち日本人に、大きな真実を伝えるために長年奮闘してきた。そのことは本書の中でも繰り返し具体事例を挙げながら強調されている。

 独立ジャーナリストとしての氏のこれまでの優れた言論活動に私たちは深い敬意を表し、感謝する。

 フルフォード氏が、自分で日本語で書いて発表してきた100冊の本の真実性が、今、アメリカで勃発(ぼっぱつ)したトランプたちの戦いによって、大きく証明されようとしている。こんなに感動的なことはない。

 2020年1217

副島隆彦
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 『今、アメリカで起きている本当のこと』◆ 目次

 まえがき(副島隆彦) 1

 第1章 2020年アメリカ大統領選〝不正選挙〞の真実 15

 〝不正選挙〟が勃発した 11月4日午前4時半 16

トランプがキッシンジャーの首を切った 38

〝クラーケン(海の怪物)〟が解き放たれた 49

これは第2次アメリカ独立戦争だ 65

70パーセントの票はトランプに入っていた」 74

アメリカは国家分裂するか、さもなくばアメリカ大陸で統一される 82

戒厳令が発令される 88

 第2章 知られざる世界支配者の悪魔崇拝 107

コロナウイルスと5G電磁波 108

「親中」と言われて 120

世界の支配者と悪魔崇拝 129

日本の優れた経済システムは意図的に壊された 145

 第3章 民衆支配の恐るべき洗脳と暴虐の実態 159

菅新政権について 160

日本がアメリカに取られた1200兆円は戻って来ない 173

マレーシア航空機撃墜事件の真相 182

「陰謀論」という言葉を使う者こそ悪のディープ・ステイト側 190

ユダヤ教、キリスト教、ユニテリアン 205

 第4章 世界の近未来図はどうなるか 221

アメリカは関税をかけてもダメ、新通貨発行しかない 222

アメリカ3分裂か、それとも世界7分割か 229

「トランプが必ず勝つ」で一貫するエポックタイムズグループ 234

ハンター・S・トンプソンの銃射撃 238

 あとがき(ベンジャミン・フルフォード) 245

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 あとがき

 今回、日本における〝真実言論〟のトップランナーである副島隆彦氏と対談する機会に恵まれ、私は自分でも驚くほどの貴重な体験をさせていただいた。

 対談本は、これまでも結構な数を出版してきた私だが、今回の副島氏との対談ほど、「対話」が成り立ったと感じたことはない。対話―英語で言えば dialogue だが、これは dia through「~を通って」 logue logos「言葉」であり、文字通り、二人の言葉と思考が通(かよ)い合って、それによって話題がどんどん発展していかなければならない。これまでは、ともすると、互いに言いたいことの言いっ放しで終わる対談も多かったのだが、副島氏との対談で私は、かつて味わったことのない質の高い意見交換ができたと感じている。

 本書をお読みくださった読者にはすでにお分かりのとおり、副島氏と私の考えには共通する部分と、意見を異にする部分がある。

 しかし、新型コロナ・インフォデミック( infodemic )に始まり、まだ結果の見えないアメリカ大統領選で終わろうとしている2020年という年は、「あのとき歴史が変わったのだ」と後に必ず言われるようになる、人類の歴史上での大転換の年になる。この点において、私と副島氏の認識は一致している。我々は世界史上の大革命の最中(さなか)にいる。

 そして私は、これから1年後の2021年末までの間に、我々がびっくり仰天するような大きな発表があると確信している。

 それまでの間、我々はこの大転換の歴史の生き証人として、革命の行方に注目するしかない。私はそのための情報発信をこれからも続けていく。

 対談後に入った情報で2点補足しておく。

 CIAの東アジア担当から、CIA長官のジーナ・ハスペルについて返事(44頁参照)があった。それによると、フランクフルトの選挙八百長に使われた施設で、銃撃戦があった末に、特殊部隊を含めて5名が死亡した。その際、ハスペルも軽い怪我をして拘束された。ハスペルは司法取引に応じようとして、あらゆる汚い秘密ファイルのことなど、何でもぺらぺら話したが、あまりにも内容が酷いために、結局それでも、ハスペルは処刑された。だから、今後ハスペルの映像が出たとしても、それはCGでしかないとCIAの人間が言っている。

 次に12月8日のペンシルベニア州、11日のテキサス州での最高裁判決でトランプ側の訴えが退けられた件について、私は事前にペンタゴン筋から、最高裁判事の陣容が現在トランプに有利になっているので最終的にトランプに有利な結果が出ると言われていたが、ふたを開けてみたら、最高裁もトランプを裏切った。その理由は、アメリカが倒産しているのみならず、今後ますますひどい財政・経済状況が確実視されているため、このままトランプではアメリカはやはりそれを乗り切れない。たいへんなことが起きる、それで、最高裁は裏切ったという情報をもらった。そして今、本文でも述べたが、トランプでもバイデンでもない第3の男が現れてくる公算が一番大きくなっている。

  最後に、本書の校正作業が手離れする寸前の段階での最新情報を、私のメルマガ(VOL587)から転載したい。

最後の米大統領選となるか、米国と世界のこれから

《2020年1214日/VOL587》

 今回の2020年米大統領選は、アメリカにおける最後の大統領選となる可能性が極めて高い。なぜなら、次のアメリカ大統領がバイデンになろうがトランプになろうが、アメリカ経済そのものが数学的に考えて修復不可能なほどに破綻しているからだ。

 これからの問題は「アメリカと世界が、その後どうなっていくのか」ということ。将来的にアメリカがソ連のように複数の国家に分裂するのか、もしくはカナダや中南米の諸国と合体して南北アメリカ大陸を跨(また)ぐ巨大国家となるのかは、今後の戦いや交渉で決まることになる。

 【アメリカの破綻】

  はじめに、アメリカがすでに倒産状態にあることを再確認しておこう。

 まず、米財務省が1212日に発表した10月の財政赤字は前年同月比111%増の2840億ドル。10月としては過去最大の赤字となった。

 ちなみに、2020年度(2019年10月1日~2020年9月30日)の米政府の支出は6・5兆ドル。財政赤字は通期で3・1兆ドルとなり、前年の3倍以上にのぼった。

 FRBや米政府機関などの試算によると、米政府の累積財政赤字や対外貿易赤字、これから支給予定の年金……等々の合計はアメリカGDPの約10倍、200兆ドルをはるかに超えている。ようするに、どう計算してもアメリカには倒産(デフォルト)を宣言する他に選択肢はないのだ。

  https://jp.reuters.com/article/usa-economy-budget-idJPL4N2HZ14M

  https://www.nextgov.com/cio-briefing/2020/12/federal-government-spendingnearly-

twice-much-its-taking/170681/

 すでに、アメリカ国内では5000万人以上もの人々が酷い食糧不安に陥っている。しかも、今回の危機は食糧の供給不足によるものではなく、米金融経済制度の崩壊とそれに伴う大衆の貧困化だ。そのため最近では、食品やその他の必需品の万引きが大幅に増加し、社会問題となっているほどだ。

 https://www.zerohedge.com/personal-finance/ominous-sign-americans-havebegun-

stealing-food-survive

 現在、全米でアメリカ人世帯の4割が実際に家賃や住宅ローンを支払えていない。凶悪な犯罪も急増し、また産業空洞化もますます加速している。今のアメリカがFailed State(崩壊国家)であることは紛れもない事実だ。

 今回の2020年米大統領選は「破綻したアメリカの今後」をめぐる戦いである。そして、それはすなわち「世界の今後」を決める戦いでもあるのだ。

 この戦いは、大きく分けて「スイスに本部を置く13血族と呼ばれる欧米の特権階級」対「世界各国の軍や司法当局、諜報機関などの改革派」という構図で見ていくのが分かりやすいだろう。

  まず、欧米エリートの頂点に君臨する13血族は、世界の多国籍企業の9割を実質支配している。その多国籍企業が毎年スイスのダボスに集結して世界運営について会議を行うわけだが、そうした企業による社会支配のことを英語ではファシズムと呼ぶ。彼らの権力の源泉は「おカネ」と「脅迫や賄賂で手懐けた政治家」、「プロパガンダ部隊の大手マスコミ」である。英王室筋によると、彼らは今、もはや〝お荷物〟となったアメリカを早々に複数の国に解体してしまいたいと考えているという。

 一方の改革派のグループは、能力主義と民主主義を基本理念に掲げて動いている。ただ資金が豊富ではないため、中には賄賂攻撃に屈する人間も少なからずいる。また大手マスコミのプロパガンダに対抗するため、独立系ジャーナリストや各当局による記者発表で真実を発信しているので、情報戦においては接戦といったところだ。しかし、いざ武力戦となれば、当然ながら圧倒的に強い。彼らは、南北アメリカ大陸を1つの巨大国家にしたいと考えている。

【米大統領選の行方】

 今回のアメリカ大統領選でジョー・バイデンの裏にいるのが13血族のグループだ。彼らは自分たちの思惑通りに世間を動かすために各国指導者の影武者やディープフェイクなどのCG技術を駆使して情報を操作し、世界人類から己の存在を隠している。たとえば、左記リンクの2つのバイデンの画像だが、耳たぶの形が明らかに異なる。

 https://foimg.com/00006/Twdt0g

 https://foimg.com/00006/f2Ql63

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これを見る限り、この世に少なくとも〝2人のバイデン〟が存在していることが分かる。米民主党の全国党大会などバイデン陣営の選挙キャンペーンも、ほとんどがリモートで開催されたヴァーチャルだった。ようするに、〝バイデン〟という大統領候補は、広告代理店などの企業が作り上げた〝イメージ指導者〟なのだ。

そしてドナルド・トランプの背後にあるのは、やはり軍や司法当局、諜報機関などの改革派と国民世論の大多数だ。米軍や司法当局は今回の大統領選におけるバイデン陣営の不正の証拠を山ほど握っている。しかし、彼らは最高裁判所の動きについて大誤算したようだ。

 というのも、先週8日、米最高裁はペンシルベニア州での投票結果の承認の差し止めを求めていたトランプ陣営側の訴えを退け、さらに11日にはトランプが敗れた4州(ミシガン、ジョージア、ペンシルベニア、ウィスコンシン)の選挙結果を無効とするよう求めていたテキサス州の訴えも退けた。となると、従来のアメリカのしきたりで行くならば、バイデンの勝利は確実なものとなる。

 しかし、ペンタゴン筋に連絡をしてこれについて尋ねたところ、以下のような答えが返ってきた。

 《現在、米軍のすべての特殊部隊がトランプ大統領の直轄に置かれ、アメリカ国内での武力行使を承認されている。また腐敗した軍幹部のパージも現在進行中だ。たとえばアフガンに派遣されていた軍の司令官は皆、〝アヘン資金〟絡みの汚職を理由に、すでに権力の座から追われた。

 米軍は今、CIAとの協力関係を打ち切り、バイデンを担ぎ上げて選挙泥棒を働いたカルト集団(ハザールマフィア)とアメリカ国内で戦う準備をしている。》

 さらにCIA筋にも尋ねたところ、同筋は「CIAのジーナ・ハスペル長官は軍に連行され、司法取引を持ちかけた際にすべての汚い秘密やファイルを手渡したが、それでも彼女は処刑された」と話した。同筋によると、最近CIAからは他にもたくさんの人間が消えているのだという。

 いずれにせよ、複数の筋からの情報と、すでに公開されている情報を総合すると、米軍がアメリカ国内で動きを活発化させているのは間違いない。ペンタゴン筋は「バイデンの裏にいるハザールマフィアに勝つのは確実だ」と言っている。そして彼らは、その後に破綻したアメリカを不死鳥のごとく蘇らせるために、これまで〝国家安全〟の名目で封印してきたパテントの技術を解禁して人類に公開するつもりなのだという。

 ただし、今の膠着状態は少なくとも年内いっぱいは続く公算が大きい。しばらくは、これを静観するしかない。

2020年1217

ベンジャミン・フルフォード

(貼り付け終わり)

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