古村治彦(ふるむらはるひこ)の政治情報紹介・分析ブログ

SNSI研究員・愛知大学国際問題研究所客員研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)のブログです。翻訳と評論の分野で活動しています。日常、考えたことを文章にして発表していきたいと思います。古村治彦の経歴などについては、以下のアドレスをご覧ください。http://soejimaronbun.sakura.ne.jp/goaisatsu.html 連絡先は、harryfurumura@gmail.com です。twitter accountは、@Harryfurumura です。よろしくお願いします。

タグ:副島隆彦

 古村治彦です。

 

 今回は、2019年1月15日に発売になります『あなたが「金持ちサラリーマン」になる方法』(副島隆彦著、知恵の実文庫[コスミック出版]、2019年1月)を皆様にご紹介いたします。

 

 以下に前書き、目次、後書きを貼り付けます。参考にしていただき、是非手に取ってお読みくださいませ。よろしくお願いいたします。

 

anatagakanemochisalarymanninaruhouhou001
 
あなたが「金持ちサラリーマン」になる方法 (知恵の実文庫)

 

(貼り付けはじめ)

 

はじめに──あなたがめざすべき「金持ちサラリーマン」とは?

 

 本書を読むことで、あなたは「お金と人生」を直結させて考えるようになるだろう。

 

 お金と人生を、それぞれ別のものと分けて考えていると、お金が自分から遠のいていく。お金を儲けることと、自分の人生そのものを遠回りさせずにまっすぐに結び合わせて考えるようにすれば、あなたも金持ちになれるのだ。こんな厳しい時代にはもう、あれこれの一切の気取りは捨てるべきだ。お金とはいいものなのだ。金儲けを罪悪視してはならない。

 

 本書を読んでいただければわかるが、私は日本のサラリーマンがもっと金銭的に裕福になれる道を考えぬいた。「金持ちサラリーマン」とは、決して大[おお]金持ちになることはめざさないが、しかしお金に困らないほどの豊かな暮らしができ、十分な収入を得て、充実したサラリーマン生活を送れる人間のことだ。

 

 日本人に一番欠けているものは何か。それは「金銭思想」だと私は考える。

 

 10年前に、「リーマン・ショック」(2008年9月)があった。その前に「金融の自由化」が喧伝[けんでん]された。ところが、実際に起こったのは「金融の統制[とうせい]」であった。1998年には大[だい]銀行に軒並み公的資金が約1兆円ずつ投入されて、一時、国有銀行になってしまったことがある。このことに「おかしい」と声を発した専門家が果たして何人いたか。金融統制策は、アメリカの圧力だった。このことをテレビも新聞も一切書かなかった。

 

 私には丸見えに見えていた。それは私の専門がアメリカ政治思想研究であり、また日米の政財官界に独自の情報源を持っているからだ。私は市場優先主義、経済法則優先主義に立ち、

 

「穏[おだ]やかな金銭思想」にもとづいた生き方をしてきたからである。

 

 新聞やテレビには今日も金融・経済のさまざまな数字が並ぶ。しかし、あれらの統計数字を客観的に判断し、分析し、自分の資産形成に生かすことのできる人は少ない。日本の経済を担っているサラリーマン層が、金融アナリスト、経済学者の語るまったくあてにならない知識や情報を鵜呑みにして騙されてきた。私たちは日本経済を立て直す眼を養うどころか、自分のわずかばかりの財産さえも失おうとしている。すべては日本人の「金銭思想」の忘却と欠如に原因がある。

 

 私がいう「金銭思想」とは、冷酷に金額で明示し、数字でものごとを考えることである。そこにはあいまいな表現は含まれない。夢や願望にすり変えない。すべてをお金についての数字で冷静に判断する人生態度が、「金銭(重視の)思想」である。あなたが金持ちになりたい、自分の人生を自分のために生き、やりたいことをやって生きたいと望むなら、まず「市場主義」と「金銭思想」を自分の頭にたたき込むことだ。それなしに、金持ちサラリーマンへの道はない。

 

 くり返すが、この本を読むことで、お金と人生を直結させて考えることがわかるだろう。

 

 今、日本のサラリーマンは、朝から晩まで滅私奉公[めっしほうこう]で会社と組織に縛られている。しかも、十分な報酬を得ているとはいいがたい。サラリーマンがどんなに頑張っても「金持ち」にはなれない。それどころか、ますます貧しくなる。しかし、あなたには自分の知恵と才覚で利益を上げ、その中から自分に見合った十分な報酬を受けとる権利がある。

 

 そのためには、世の中にあふれる情報を選別[せんべつ]し、的確にその正体を見破る。真実は何か判断できる目を養う。自分で考える力を身につける。政府やマスコミ(メディア)のいうことに騙されない。自分の豊かな暮らしに向かって行動する力を身につけることだ。

 

 十分な収入を得る手段は必ずある。それなりの十分な収入があれば、あなたは自分の思い通りの人生を切り拓[ひら]いていける。

                                副島隆彦

 

=====

 

あなたが「金持ちサラリーマン」になる方法 目次

 

はじめに──あなたがめざすべき「金持ちサラリーマン」とは? 3

 

序章 今、この本を私が書く理由

   ──「金持ちサラリーマン」になりなさい!

 

「金持ちサラリーマン」になるための一つのルール 18

あなたは「自分の値段」を知っているだろうか? 20

たとえばプロ野球で「格付け」を考えてみると? 24

「人間は決して平等ではない」という事実 27

あなたがめざすべき場所はたった一つ! 30

本当に能力のあるサラリーマンとは? 33

 

第1章 金持ちサラリーマンへの3つのステップ

 

STEP1 遅くとも6時には会社をあとにする

会社を〝あなたのお金を生み出す場所〟に変える方法 38

夜6時以降の仕事はあなたの評価を下げる 40

こんな上司を探せ!──あなたの居場所はそこにある 42

「和をもって貴しとする」は、できない人のいい訳だ! 44

「必要悪」──なぜ会社はこんな人材を欲しがるのか? 48

 

STEP2 「自分の値段」を知る

友人の新品のヴィトンのバッグをあなたはいくらで買う? 52

他人の評価は「自分が思っている10分の1」 56

売れなければタダと同じ──「処分価格」が「本当の値段」である 59

 

第2章 お金が増えていく人、減っていく人の習慣

 

「その価値は?」と問われて、数字で答える人、言葉で答える人 88

金持ちサラリーマンが大切にすべき「価値」とは何なのか? 90

2つの good ──ここあいまいにして金持ちにはなれない! 93

「いい人」といわれて内心ほくそ笑む貧乏サラリーマン 98

10億円の資産を譲り受けた2人の息子の話 100

こんな馬鹿げた「ギブ・アンド・テイク」に乗ってはならない 105

 

Column 金持ちをめざす人生のバランスシートを作ってみる 110

 

第3章 ポジティブ・シンキングだけでは、人生笑って暮らせない!

 

第一の鉄則──「騙されない人」になれ! 118

つねに「自分の意見とは逆のこと」を考えるくらいでちょうどいい 121

人生の大きな知恵──そんなに簡単に決断してはならない! 123

第二の鉄則──「負ける戦い」はしてはならない! 127

嫌な役員をこそ尊敬する──そんな側面も必要である 132

「この世に平等などありえない」という事実を受け入れろ 135

金持ちがますます金持ちになっていく世の中の仕組み 139

これまでも、これからも絶対平等主義などありえない 141

しかし、「金持ち」になる権利だけは平等である 143

 

Column 「浮き世」の人生を歩んでいくためのキーワード 146

 

第4章 金持ちサラリーマンのお金哲学

    ──なぜ日本人はお金を使うのが下手なのか?

 

あなたの今の生活水準はどのあたり? 150

小銭稼ぎをやるのではなく、もっと大きく考える習慣を! 153

金持ちほど、つねに「最悪の事態」を考えて行動する 156

貧乏サラリーマンに共通する「金銭思想」の欠如 159

貧乏サラリーマンvs新聞・マスコミ──信じるべきこと、疑うべきこと 164

 

Column 奥さんには給料を直接現金で手渡せ 169

Column 金持ちサラリーマンの〝ポジティブ・シンキング〟とは? 173

 

第5章 人生最大の目的は、金持ちサラリーマンになることである!

    「金持ちサラリーマン」になる法則って、ある? 178

 

尊敬すべき理科系エンジニア、反省すべき文科系人間 181

金持ちサラリーマンになるための必要条件 186

教訓! 父親と同じことをやっていたら成功は見えてこない! 189

しずく垂れ理論──利益をもっとも多く得る人、やっとのことでわずかな利益にありつく人 196

組織の中でトップに近づくための掟──『ゴッドファーザー』の組織論 199

金持ちサラリーマンの生き方──組織で出世する人間に共通する特徴 202

人物評価に「△」はない! ──他人に甘い人間は自分にも甘くなる 206

あなた自身の「米びつ」を探し出し、掌握する方法 209

リスクをとれる人間だけがお金を稼げる 215

勝ち組のものの見方、考え方「コンヴァージョン・セオリー(収斂理論)」 217

サラリーマンにおける収益還元法とは? 222

 

Column マーフィーの法則について 229

Column 人生とは、おいしい食事をして、いい女(男)と寝るためにある 233

 

おわりに 236

 

=====

 

あとがき

 

 私は、自分の読者層をもっと広げたいと強く思っていた。これまで私は、難しい政治評論集や、アメリカ政治思想研究、金融・経済もの、英語学習ものなどの、やや専門的な本ばかりを書いてきた。

 

 だから、もっとじかに自分のサラリーマン生活のあり方や方向性で悩んでいる人たちに、何かアドバイスできるような人生論が書ければいいと思っていた。そこで私は「金持ちサラリーマンになるには」という書名[タイトル]を考えついた。

 

 この、聞いたことがあるようで聞いたことのない、定義のはっきりしないこの「金持ちサラリーマン」という書名で、内容を組み立てるのに、私はかなり思い悩んだ。

 

「金持ちサラリーマンという人々がいるとしたら、それはどういう人のことか」

「金持ちサラリーマンと貧乏サラリーマンはどこが違うのか」

「それなら、どうすれば金持ちサラリーマンになれるのか」

「そもそも、大金持ちと金持ちサラリーマンはどこが違うのか」

 

 私は書き進めていくうちに、ひとつの確信を持つに至った。

 

《そうか、金持ちサラリーマンというのは、決して金持ちではない。しかし、自分の時間や肉体や頭脳を、会社の中である程度自由に使うことが許され、楽しく仕事ができ、それが会社に利益を生み、そのことで十分な収入を保証される人間のことだ》

 

 私自身は、30歳のときにサラリーマン生活に見切りをつけて、言論人、評論家への道を選んだ人間である。現在はサラリーマンではない私が、サラリーマンに対して偉そうに人生論を諭[さと]す資格があるのか。

 

 だが、今の私の生活を振り返ってみると、私は自分の頭脳と文章力を駆使して文章を書き、自分の研究の成果として本を出版している。それが読者に支持され、本の売り上げでそれなりの収入になっている。こう考えると、私自身がこの金持ちサラリーマンの定義に限りなく近い生き方をしていることに気づいた。

 

 私は、人生の一番苦しかった人生の20代に、金融の世界(銀行員)で、冷酷な数字の処理と分析力がものをいう現場で、いろいろ壁にぶち当たった経験から、多くのことを学んだ。だから、今は金融・経済ものとビジネス書も書いている。この本は、金持ちサラリーマンをめざす人々にとっての大きな指針となるはずである。

 

  2018年12月                      副島隆彦

 

(貼り付け終わり)

 

anatagakanemochisalarymanninaruhouhou001
 
あなたが「金持ちサラリーマン」になる方法 (知恵の実文庫)

 

(終わり)

アメリカ政治の秘密日本人が知らない世界支配の構造【電子書籍】[ 古村治彦 ]

価格:1,400円
(2018/3/9 10:43時点)
感想(0件)

ハーヴァード大学の秘密 日本人が知らない世界一の名門の裏側[本/雑誌] (単行本・ムック) / 古村治彦/著

価格:1,836円
(2018/4/13 10:12時点)
感想(0件)





このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

 古村治彦です。

 

 副島隆彦先生の最新刊『副島隆彦の歴史再発掘』(ビジネス社、2018年12月18日)が発売となります。以下にまえがき、目次、あとがきを掲載いたします。参考にしていただき、手にとってご覧ください。よろしくお願いいたします。

soejimatakahikonorekishisaihakkutsu001

副島隆彦の歴史再発掘

 

(貼り付けはじめ)

 

まえがき

 

 歴史は、「ビッグデータ」である。人類(人間)の過去の出来事が蓄積された集蔵体(アーカイブ)である。今の流行(はやり)言葉で言えば「ビッグデータ」である。

 

 と書いてはみたが、私にはBig Data(ビッグデータ)の正確な意味が分からない。受けを狙って、こう 書いてみただけだ。

 

 初めから拍子抜けすることを書いて申し訳ない。私がこの「まえがき」を 1 カ月間どうしても書けなかった理由がある。それは、この本に詰め込んだ内容があまりに多岐に渡り、かつ歴史的に重要なことばかりだったからだ。その謎解き(解明作業)までを自分がひと つずつやったことへの自負心が有るので、何を書いたらよいか戸惑ってしまった。

 

 歴史は再発掘されるべきである。

 

 今も隠されたままになっている、大きな真実が土中に埋ずめられている。それらを敢えて掘り出して、白日の下に晒(さら)け出すことを、私は常に決意してきた。

 

 自分の能力の限りを盡 つく して、これが大きな真実だ、本当の話だ、と自分が納得したこと を書いて表に出す。

 

 故松本清張(まつもとせいちょう)の晩年の長い連載作品に「昭和史発掘」(週刊文春に連載。1964?1971年)がある。この歴史発掘という言葉に私は魅かれて、

これにあやかろうと思った。 それでこの本の書名になった。

 

副島隆彦

 

=====

 

まえがき ― 2

 

第1章 国家スパイが最尖端(スピアヘッド)で蠢(うごめ)く ― 7

 

第2章 外相 松岡洋右(まつおかようすけ)論  73

 

第3章 映画『沈黙―サイレンス』が 投げかけるもの  123

 

第4章 江戸の遊郭(ゆうかく) 、明治・大正の花街(かがい)はどういう世界であったか  151

 

第5章 『デヴィ・スカルノ回想記』からわかる インドネシア戦後政治の悲惨  197

 

第6章  邪馬台国(やまたいこく)はどこにあったのか、 最新の話題  239

 

あとがき ― 278

 

=====

 

あとがき

 

 この本の第1章「キム・フィルビー」は、イギリス映画「007」(シリーズ 24 作と番 外編2作)と深く関係している。「007」のストーリーの中に、現代世界史の隠された 大きな秘密が込められていた。それを、皆さんに、この本で掘り出して、鮮やかに種明かししてお見せした。

 

 第2章で、日本は、では何故、どのようにしてあの戦争に引きずり込まれていったのか。それを、私なりに大きく解明した。誰に、どんな勢力にあのとき日本は、操(あやつ)られ騙されて 嵌(は)められたのか。松岡洋右(ようすけ)外相こそは、昭和天皇に最も信頼されて、天皇の耳と口として、 ヨーロッパの主要国の首脳たちと渡り合った政治家である。昭和天皇と近衛文麿(このえふみまろ)首相と松 岡洋右外相は、どのような手口で謀略に陥れられて、そして第2次大戦(WW)に日本 は突入させられていったのか。

 

 戦前と戦後の2つを挟んで、ひと筋につながる恐るべき、大きな仕組まれた計略が確か に有った。

 

 何故、日本国はあのとき、抗(あらが)えない力に仕組まれて、大戦争にひきずり込まれていったのか。400万人の日本人が死んだ(殺された)。 再度書くが、あのとき昭和天皇裕仁(ひろひと)は、自分が最も信頼して使った松岡洋右外相と2人で、大きく騙された。首相の近衛文麿は、立派なお公家で藤原摂関家(せっかんけ)の筆頭の当主であるから「氏(うじ)の長者(ちょうじゃ)」である。何の歪みもない温厚な人物であった。近衛首相(敗戦後、服毒自殺)よりも松岡外相のほうが対外的には重要だった。昭和天皇と松岡洋右のふたりで日本の外交をやったのだ。

 

 何に? 誰たちに? どんな勢力に?

 

 私たちの日本国が騙された謎、にギリギリまで迫ることを、この本で私は果たした。私が示したこの解明作業の筋立(すじだて)よりも優れた理解があると言うなら、誰でもいいから見せて 下さい。

 

 終わりに。この本が出来るまでビジネス社大森勇輝編集長に大変お世話になった。記し て感謝します。こんなに苦労するとは思わなかった。

 

 2018年 12

 

 副島隆彦

 

(貼り付け終わり)

 

 よろしくお願いいたします。

 

soejimatakahikonorekishisaihakkutsu001

副島隆彦の歴史再発掘


(終わり)

アメリカ政治の秘密日本人が知らない世界支配の構造【電子書籍】[ 古村治彦 ]

価格:1,400円
(2018/3/9 10:43時点)
感想(0件)

ハーヴァード大学の秘密 日本人が知らない世界一の名門の裏側[本/雑誌] (単行本・ムック) / 古村治彦/著

価格:1,836円
(2018/4/13 10:12時点)
感想(0件)





このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

古村治彦です。

 

 今回は副島隆彦の学問道場開催の定例会(講演会)のご紹介をいたします。詳細は以下の通りです。今回の会は、『日本会議の研究』で知られる、新進気鋭の著述家、菅野完(すがのたもつ)氏をお迎えします。

 

(貼り付けはじめ)

 

40回副島隆彦の学問道場定例会

『世界「帝国」衰亡史~世界の歴史は覇権国・属国理論でやはり見抜ける』

 

・講師:副島隆彦先生、菅野完先生

・講演タイトル:副島隆彦先生「世界『帝国』衰亡史 ~ 世界の歴史は覇権国・属国理論でやはり見抜ける」、菅野完先生「なぜ安倍政権は倒れないのか(仮)」

・開催日時:2018122日(日)1215分開場、13時開演

・会場:連合会館 2階大会議室

・会場住所:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11

・地図:

 

 rengokaikanmap001

 

・会場までのアクセス:地下鉄東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」 B3出口徒歩0分、地下鉄東京メトロ丸ノ内線「淡路町駅」 B3出口 (B3出口まで徒歩5分)、都営地下鉄新宿線「小川町駅」 B3出口 (B3出口まで徒歩3分)、JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」 聖橋口徒歩5

 

・当日の予定:

 

開場  12:15

開演  13:00

終了  17:00(予定)延長することもございます

 

※定例会出席のお申し込みは以下のアドレスでお願いいたします↓

※ページへは http://snsi-j.jp/kouen/kouen.htmlからどうぞ。

 

(貼り付け終わり)

 

よろしくお願いいたします。

 

(終わり)

アメリカ政治の秘密日本人が知らない世界支配の構造【電子書籍】[ 古村治彦 ]

価格:1,400円
(2018/3/9 10:43時点)
感想(0件)

ハーヴァード大学の秘密 日本人が知らない世界一の名門の裏側[本/雑誌] (単行本・ムック) / 古村治彦/著

価格:1,836円
(2018/4/13 10:12時点)
感想(0件)





このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

 古村治彦です。

 

 今回は2018年11月2日に発売となる副島隆彦先生の最新刊『「トランプ暴落」前夜』をご紹介いたします。10月中旬から世界的に株式が下落していますが、本書ではいち早くそのことを警告しています。


trumpbourakuzenya001
「トランプ暴落」前夜 破壊される資本主義

 

 以下にまえがき、目次、あとがきを掲載します。参考にしていただき、ぜひ手にとってご覧ください。よろしくお願いいたします。

 

(貼り付けはじめ)

 

まえがき

 

 嵐の前の静けさである。

 

 本は、その最初に一番重要なことを書かなければいけない。それは結論でもある。アメリカの大学の論文の書き方指導(ライテイング)では、「一番大事なことを頭(あたま)に書きなさい」と教える。だから私も、この本の初めを大事なことから書いて読者に伝える。

 

 年内は、株価も他の金融市場も大きくは崩れない。年明けの2019年1月から崩れるだろう。それでもまだ大した株の崩れ、大暴落ではない。その次の年の2020年が米大統領選挙の年である。その翌年、2021年が危ない。

 

そして、その先、今から6年後の2024年に、株価が大暴落を起こして、世界は大恐慌に突入するだろう。その年に、日本でも預金封鎖(よきんふうさ)が断行される。

 

 前のP3の表に、これらのことを書いた。今後の世界の動きを、このように予言(予測)して私が作成した年表である。今年(2018年)から10年後の2027年までを、この表で時系列に並べている。

 

なぜ私が2024年を大恐慌突入の年とする、と決めたか。

 

それはアメリカのドナルド・トランプ大統領が、この年に任期を終えるからだ。2024年は、トランプの2期目4年の最後の年である。このときトランプは、もうすべての方策が尽きて、どうしようもなくなる。このころからヨーロッパ諸国を初めとして、世界中で金融危機が起こる。先進国の諸国の財政が破綻(はたん)し、崩壊してゆく。当然、日本もこれに含まれる。

 

トランプは1期目4年の終わりの年である、今から2年後の2020年11月の大統領選挙に勝つだろう。そして次の4年(2期目)を務(つと)める。そのときには、トランプは「もう俺は好きなようにやる」と居直る。それでも次から次へと起こる難事、難題を処理することだけで手一杯となる。攻めの政治(それまでに蓄[たくわ]えた政治資源に頼る)が、もうできなくなって、守りの政治になる。トランプはボロボロになって、2024年になると「俺はもう知らん。どうにでもなれ」と責任を回避する。その次の大統領が誰になるか、まだ分からない。だが誰が次の大統領になっても、アメリカの国力の大きな低下と衰退は止められない。

 

〝リーマン・ショック〟から10年である。

 

あのときは深く仕組まれていたとおり、ジョージ・ブッシュ(アホ息子のほう)大統領の最後の年であり、黒人のバラク・オバマが大統領として現われた。それが〝9・15リーマン・ショック〟の始まりであり、大統領選挙はその2カ月後の11月3日であった。

 

これらの動きは大きく仕組まれているのだ。私は当時、このことを予言(予測)して当てた。知っている人は、みんな知っている。

 

まさにあのときと同じように、次の時代の大きな図式がつくられてゆく。その年が2024年である。

 

トランプは2期8年で、それ以上はもう出られない(任期は2025年1月まで)。「あとは野となれ山となれ」”Après(アプレ) moi(モワ), le() deluge(デリユージユ) である。

 

トランプなりには、あれこれ努力して頑張った、となる。

 

それでもアメリカ帝国は、もうどうにもならない状況に落ち込んでゆく。

 

「だけど俺は、大(だい)戦争(ラージ・ウォー)だけはしなかったからな」というのが、最大の言い訳となるだろう。トランプは根()っからの商売人であるから、なんとかかんとか諸外国を虐(いじ)めまくって、世界中から資金を奪い取り、自国民(アメリカ国民)の利益になるように、最大限の人気取りの政治をやり続ける。これが「アメリカ・ファースト!」 America First!  自国民優先主義である(× アメリカ第一主義は誤訳。意味不明)。

 

「(諸)外国のことなんか知ったことか。俺はアメリカだけの大統領だ」

 

それでも。

 

アメリカ政府(アメリカ財務省とF(エフ)(アール)(ビー))が秘密で抱え込んでいる、裏(うら)帳簿(オフ・ブック off book )の財政赤字が、どうしようもないくらいに巨額(60兆ドル 6600兆円)になっている。連邦(れんぽう)政府(Federal[フエデラル] Government[ガヴアメント] ワシントンの中央政府)の分だけで、これだけある。他に50州と40の大都市の分が隠れている。それと、健康保険と年金だ。これらの真実が外側に露出し露見して、巨大な危機が起きるだろう。同じ先進国であるヨーロッパ(EU[イーユー])のほうがもっとヒドい。

 

日本だって同じだ。日本政府も同じく、アメリカへの巨額な貢(みつ)ぎ金(上納金[じょうのうきん]。すでに1400兆円)を含めた隠れ財政赤字が原因で、大きな経済変動が発生する。それはもはや従来のような金融危機ではなく、財政危機(ファイナンシャル・クライシス financial crisis )である。

 

もしかしたら、それは財政崩壊(ほうかい)(ファイナンシャル・カタストロフィ financial catastrophe )にまで至る。これは、アメリカの巨額の隠れ財政赤字を元凶とする、世界的な大恐慌突入と軌()を一(いつ)にしたものとなるだろう。それまで、あと6年である。

 

 私はこれまでどおり、金融予言者としての自覚と自信を持って、自分の人生で残り最後の大きな知識・言論の闘いを推()し進めてゆく。私の言うこと(書くこと)に耳を傾(かたむ)けてくれる人たちでいい。本気で自分の財産(金融資産)を守りたいと思う人は、私の主張に注目してください。

 

副島隆彦

 

=====

 

まえがき

 

1章 2019年の「トランプ暴落」

 

●今の株高は人工的に吊り上げられている

●なぜ私は〝リーマン・ショック〟と〝オバマ当選〟を当てたか

●米ドル基軸通貨体制の終わり

●跳ね上がった日米の長期金利(国債利回り)

●恐ろしいジャンク・ボンド市場

●政府の〝秘密〟が金融市場に伝わった

●「引き金(トリガー)」を引くのはどこだ

●世界的財政崩壊の時限爆弾

●〝食べられないお金〟とは何か

●米、中、ロの〝3帝会談〟が開かれる

●NYダウと日経平均は、いつ連動して落ちるのか

 

2章 アメリカ「貿易戦争」の正体

 

●中国からの輸入品すべてに25%の関税をかけると18兆円の増収

●「米国債売却」か「人民元切り上げ」か

●アメリカの「資本収支」は黒字である

●もめていた「NAFTA(ナフタ)」(北米自由貿易協定)

●2国間交渉に持ち込むトランプの「本当の目的」とは

●日本車の対米輸出は、これからどうなるのか

●「アメリカ・ファースト!」は「アメリカ国内優先主義」だ

●兵器購入と引き替えの追加関税回避

 

3章 2024年の大恐慌に向けて

    世界はこう動く          

 

●トランプ自身が認めた、アメリカの大借金問題

●「高関税はスゲー」  

●エネルギー計画に示された「推定50兆ドル」の隠された真実  

●「50兆ドル分の埋蔵エネルギー」は、政府債務60兆ドルの「反対勘定」だ  

●6大IT銘柄の異常な株高現象  

●新興国の債券暴落は、どれほど危険なのか  

●公的マネー(GPIFと日銀)が日本の株価を吊り上げている  

●ヘッジファンドが仕掛ける空売り  

●イーロン・マスク(テスラ)は、なぜ中国に飛んだのか  

●日本と中国が電気自動車で組む  

●ZOZO前澤友作社長とイーロン・マスク  

●ラーム・エマニュエル(シカゴ市長)と前大統領夫人の秘密  

●2024年までを見越した動きが始まっている  

 

4章 金(きん)(ゴールド)とドルの戦いは続く  

 

●戦争が起きてもおかしくはなかった  

●やがて新しい時代の金融秩序が誕生する  

●日銀は長期金利の上昇を容認したのか  

●ロシアの米国債売却vs.アメリカ政府  

 

副島隆彦の特別コラム

仮想通貨への投資は危ない  

 

 

5章 近づく国家財政破綻  

 

●世界金融危機の再来――〝リーマン・ショック〟の当事者が発言したこと  

●あの投資家が「政府債務が原因の金融危機」を警告  

●ノーベル賞候補の日本人経済学者も「危ない」と言った  

●日銀は緩和マネーの供給を止められない  

●アメリカは長期国債を超()長期債に秘密で〝洗い替え〟している  

●日本は衰退しつつある  

●危険な金融商品に手を出してはいけない  

 

あとがき  

 

巻末特集

産業廃棄物と都市鉱山

推奨銘柄25        

 

=====

 

あとがき

 

 本文で書き忘れたことを、最後に書く。この本の英文書名である「トランプ・カタストロフィ」 Trump Catastrophe の由来について、である。

 

 迫り来つつある今度の経済危機(エコノミツク・クライシス)は、単なる金融危機(ファイナンシャル・クライシス)では済まない。今度襲いかかってくる危機は、各国政府の財政破綻、崩壊(ファイナンシャル・カタストロフィ)を原因とする、資本主義の全般的な危機、である。

 

今度は、もう1929年の大恐慌( The Great Depression  グレイト・デプレッション)のようなデプレッション(恐慌)では済まない。だから、カタストロフィ(崩壊)である。

 

1980年代の、アメリカの不況は、レーガン不況 Reagan(レーガン) Recession(リセツシヨン) で済んだ。当時のロナルド・レーガン政権は、サプライサイド改善政策(ポリシー)(減税と緊縮財政)で乗り切れる、と思って失敗した。だがビル・クリントン政権(1992年から)のときに、大(だい)景気回復を達成した。ポール・ボルカーFRB議長が、悪性のインフレ退(たい)()の高金利政策(実に、なんとFFレート=短期金利19%まで行った)をして、劇薬を呑ませて、アメリカ国民を苦しめて、それで達成した。

 

今はデフレから脱出するために、年率2%のインフレを待望しているのだ。隔世の感がある。

 

日本はアメリカにまんまと嵌()められて、1993年から25年間も続く慢性不況(デプレッション)で、ずっと不景気(リセツシヨン)に国民が苦しんでいる。今も地獄だ。

 

カタストロフィ理論は、たしか1970年代末に、フランスの文明論者のルネ・トム René F. Thom が唱えた。これをイギリス人でオックスフォード大学教授のクリストファー・ズィーマン Christopher Zeeman が増幅した。

 

日本の人口は、このあと22年後には2000万人減って1億人になる。今の1億2700万人が、2040年には、1億700万人になる(国立社会保障・人口問題研究所)。これでは、まったく元気が出ない。

 

まったくヒドい国になったものだ、の慨嘆(がいたん)しか出ない。国民はしっかりしているのに。指導者(政治家)が粗悪なのだ。彼らはこの責任を自覚しない。

 

最後に。この本も祥伝社書籍出版部の岡部康彦氏にお世話になった。7月、8月の熱暑と、9月の暴風雨を乗り切って、できた。

 

2018年10

副島隆彦

 

(貼り付け終わり)


trumpbourakuzenya001
 
「トランプ暴落」前夜 破壊される資本主義

 

(終わり)

アメリカ政治の秘密日本人が知らない世界支配の構造【電子書籍】[ 古村治彦 ]

価格:1,400円
(2018/3/9 10:43時点)
感想(0件)

ハーヴァード大学の秘密 日本人が知らない世界一の名門の裏側[本/雑誌] (単行本・ムック) / 古村治彦/著

価格:1,836円
(2018/4/13 10:12時点)
感想(0件)





このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

 古村治彦です。

 

 本日は、副島隆彦先生の最新刊『日本人が知らない真実の世界史』(副島隆彦著、日本文芸社、2018年10月27日発売)をご紹介します。


nihonjingashiranaishinjitsunosekaishi001
日本人が知らない 真実の世界史


 本書は、世界史の定説に大胆に挑戦した内容になっています。まえがき、目次、あとがきを貼り付けます。参考にしていただいて、是非手に取ってご覧ください。よろしくお願いいたします。

 

(貼り付けはじめ)

 

はじめに──世界の歴史が大きく分かる

 

 この本は、世界史を勉強するための本だ。世界史をできる限り分かりやすく、その全体像をつかまえて、分かるための本だ。そのつもりで私は書いた。

 

 日本人が、世界史(=人類史)の全体像を、どこまでも徹底的に簡潔に概観(アウトルック)できることを目指した。私なりのその苦闘の表れだ。

 

 世界の歴史を、たった1冊の本で大きく大きく理解するにはどうしたらいいか。大風呂敷を広げ、大丼を書いた。それでもなお、この本は世界史の勉強本(ハウツー本)である。それがうまくいったかどうか、読者が判断してください。

 

 私の考えは、「帝国─属国関係」が世界史を貫いている、とするものだ(帝国─属国理論)。

 

 世界史(人類史)5000年間(たったの5000年だ)は、世界各地に起ち上がったたくさんの小さな民族国家=国民の興亡である。そして、それらをやがて大きく束ねて支配した帝国(大国)の存在に行きつく。

 

 そして帝国(大国)は、別の帝国と世界覇権を目指して激しく衝突する。この構造体(仕組み)は今もまったく変わらない。

 

 私は、拙著『属国・日本論』(1997年刊。21年前。44歳のとき)で、「今の日本は、アメリカの属国(従属国、保護国)である」と書いた。以来、ずっと、私は世界は「帝国─属国」関係を中心に動いている、と主張し、論陣を張ってきた。

 

 日本は原爆を2つ落とされて敗戦(1945年8月)した。この後の73年間を、ずっとアメリカの政治的な支配の下で生きてきた。今の日本国憲法(国)の枠組みをつくる最高法規)の上に日米安保条約(軍事条約)があるから、改憲も護憲も虚しく響く。

 

 アメリカの支配の前は、幕末・明治以来、隠れるようにしてであるが、イギリス(大英帝国)の支配を受けた。

 

 その前は、長く中国(歴代の中華帝国、王朝)に服属して(後漢帝国の時から)、その朝貢国(トリビュータリー・ステイトtributary state )であった。

 

 今回は、日本史から離れて、私はもっと広く大きく世界史についての本を書くことにした。初めは、本書の書名を『「帝国─属国」理論から分かる3200年の世界史』にしようと編集長と話して、決めていた。

 

 しかしこれでは、ちょっと意味が読者に伝わらない、ということで『日本人が知らない真実の世界史』にした。

 

 私の歴史観として、人間(人類)を貫く法則は、3つある、と考えている。まず、

 

1.食べさせてくれの法則。まず、なぜだか分からないが、50万人ぐらいの人間の群れがいる。この人々は、「私たちを食べさせてくれ。食べさせてくれ」と切望する。

 

 そこへ「よし。私が食べさせてやる」と、企業経営者のような、暴力団の大親分のような人間が現れる。

 

 そしてこの人物による厳しい統治と支配が行なわれる。これが国王である。

 

 今の大企業(中小企業も)のサラリーマンたちと、経営者の関係もこれだ。「自分と家族が生きてゆく給料さえ、きちんと払ってくれれば、あなたの言うことを聞いて働きますよ」だ。これが私がつくった「食べさせてくれ理論」だ。

 

2.ドドドと遊牧民が北方の大草原から攻め下る。そして低地(平地)に住む定住民(農耕民)の国に侵入し、占領支配する。

 

 50万頭ぐらいの馬や羊を引き連れて、このドドドと攻め下る遊牧民(騎馬隊)が世界史(人類史)をつくったのである。

 

 中国の歴代の王朝(帝国)は、このようにして「北方(あるいは西方からの)異民族」である遊牧民によってつくられた。これが私がつくった「ドドド史観」である。

 

 そして、日本はこの2000年間、中国文明(漢字の文明。黄河、長江〈揚子江とは言わない〉文明)の一部である。日本は、中国漢字文明の一部なのである。

 

 私がこれを書くと、嫌われるのは分かっている。しかし大きく考えると、どうしてもこうなる。

 

 中央アジアも、中東(アラブ、イスラム教世界)も、そして西洋(ゲルマン諸族という遊牧民の移動もその一つ)も、こうして「ドドドの遊牧民」によってつくられたのである。

 

 16世紀(1500年代)から海(船)の時代(大航海時代)が来て、それは終わった。

 

 西欧に近代が始まった。私たちはこれに支配された。だが圧倒的に強い西洋人のモダーン(近代)と言っても、たかが500年に過ぎない。そして現在に至る。

 

3.熱狂が人類史をつくる。あるとき、何だか分からないが、ドカーンと激しい熱狂が生まれて、多くの人が幻想に取りつかれて、その熱狂、熱病に罹る。それは地域を越えてワーッとものすごい速さで広がる。それが大宗教である。世界5大宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、儒教)だ。

 

 人々は救済と理想社会の実現(顕現)を求めて、熱狂に取りつかれる。これで、大きな対外戦争までたくさん起きる。そしてそのあと、人間の救済はなくて、大きな幻滅が襲って来る。人間は、この大幻滅の中でのたうち回って苦しむ。人間(人類)の救済はないのである。

 

 人類の20世紀(1900年代)に現れた、共産主義(社会主義)という貧困者救済の大思想も、この熱狂である。人類の5大宗教とまったく同じである。この共産主義(社会主義)に、恐怖、反発して反共思想も生まれた。これも熱狂の亜種である。

 

 これが私がつくった「熱狂史観」である。

 

 私は、自分が20年前につくった、この「人類史の3つの性質」(史観)を土台にして、この本では、さらに次の4冊の大著に依った。

 

1.『第13支族』──“The Thirteenth Tribe, 1976”──アーサー・ケストラー著。

 

2.『幻想(想像)の共同体』──“Imagined Communities: Reflections on the Origin and Spread of Nationalism, 1983”──ベネディクト・アンダーソン著。

 

3.『ユダヤ人の発明』──“The Invention of the Jewish People, 2008”──シュロモー・サンド著。

 

4.『サピエンス(全史)』──“Sapiens: A Brief History of Humankind, 2014”──ユヴァル・ノア・ハラリ著。

 

 この4冊である。

 

 この近年(決して古い本ではない。すべて、最近の世界史の本だ)の優れた、かつ、世界中の優れた知識人、読書人層から注目されている4冊の大著から学び、使うことで、私はこの「世界史が簡潔に大きく分かる本」を補強した。

 

 私が何をもって、今の日本人にとって「世界史の大きな分かり方」とするか。さらには「これまでの定説がいくつも覆される」とするか。それは、この本を読んでくだされば分かる。

 

 ものごとは、大きく大きく、スッキリと分かることができなければ意味を持たない。大きな真実は小賢しい嘘と怯懦を、長々とこねくり回さない。巨大な真実をバーンとはっきり書かなければ、どうせ私たちの生活の役に立たない。

 

 私が、書名を『日本人が知らない真実の世界史』と銘打ったのは、前記4冊の本を使うことで、これまで私たちが習って(習わされて)教えられてきた「世界史の知識のたくさんのウソ」が大きく訂正、変更されるからだ。

 

「たくさんの定説が覆される!」と私が副題で明言したことが、決してただの宣伝文句や、虚仮おどしではないことが分かるだろう。こうやって、この30年間、ずっと停滞していた日本人の世界史理解が大きく前進するだろう。

 

 この他の文献(教科書)として、私が16歳の高校2年生のときから、読んで使ってきた、山川出版社の『高校世界史B』がある。ここに、日本人の世界史勉強の国民的共通理解の土台がある。それと中央公論社刊の『世界の歴史』(全16巻+別巻1。文庫版は全30巻。1960年から初刊。各巻の改訂版は1998年から。文庫版は2009年から)がある。これらが私の世界史理解の出発点である。

 

 この国民的知識の共通土台を大事にしながら、私たちは、次の新たなる最新の世界史(人類史)へと進んでゆかなければならない。その突破口に、この本は必ずなるだろう。

 

「はじめに」の後ろに、帝国─属国理論にもとづく「18の帝国がイスラエル=パレスチナを占領・支配した」の表を載せておく。随時、見返してほしい。

 

 2018年10月 副島隆彦

 

=====

 

『日本人が知らない真実の世界史』

 

もくじ

 

はじめに  世界の歴史が大きく分かる1

 

 

1部 副島隆彦が伝える世界史の「新発見」

 

●いくつもの定説が覆される26

 

●世界史を大きく理解する26

 

●捏造された旧約聖書と人類を不幸にした一神教32

 

言語と宗教は地域全体でつながっている32

三日月地帯に出現した特異な一神教37

ユダヤ人は「ユダヤ人によって、発明された」39

捏造された旧約聖書─アブラハムは存在しなかった42

士師とは、トランプ大統領のような指導者のこと45

旧約聖書が書かれたのは新約聖書のあと47

一神教が人類を不幸にした50

資本主義という宗教もやがては滅ぶ53

 

●チュルク人の大移動が世界史をつくった61

 

大草原の民・チュルク人の西方大移動61

東ローマ帝国の周りで生きてきた遊牧民・チュルク人(トルコ系)67

中国の歴代帝国もチュルク人がつくった71

中央アジア史を大きく理解する73

 

●カザール王国とノルマン人が西欧に打撃を与えた76

 

キリスト教は、本当は「ゼウス教」76

原始キリスト教団はエルサレムにいなかった78

ゲルマン民族を嫌った皇帝と教皇83

ヨーロッパ国家の始まりはみすぼらしい85

カザール王国を滅ぼしたノルマン人89

アシュケナージ・ユダヤ人とスファラディ・ユダヤ人96

マイモニデスとカバラー神秘主義100

すべての大宗教は2つの対立を抱え込んでいる102

 

●民族・宗教はすべて幻想の共同体だ105

 

ユダヤ教が成立したのはAD200年105

ラビたちは細々と研究をし続けた107

救済を説いたイスラム教の熱狂112

すべては幻想の共同体である116

聖典が出来た時に民族も出来る122

『共同幻想論』と『想像の共同体』は同じ124

アーサー・ケストラーの『第13支族』126

「インド=ヨーロッパ語族説」の害悪130

アーリア族などいない132

語族説を踏襲した映画『インディ・ジョーンズ』135

 

2部 古代オリエント─三日月地帯から世界史が分かる

 

●イスラエル=パレスチナが世界史の核心部140

  

属国として生き延びてきたイスラエル=パレスチナ140

肥沃な三日月地帯から古代の世界が見える145

人類の「食べさせてくれの法則」147

メソポタミアを征服したエジプト王151

ハンムラビ法典は歴史学の対象153

ヒッタイト帝国を滅ぼした「海の民」155

 

●モーセの出エジプトからユダヤ民族の歴史が始まった157

  

「出エジプト記」の真実157

モーセたちはエジプトの〝屯田兵〟だった160

発明された「ヤハウェ神がつくった民族」163

先住民・ペリシテ人が今のパレスチナ人165

ユダヤ人の起源は戦場商人167

ユダヤ人は都合が悪くなるとヤハウェ神を捨てた171

 

●消えた10支族と王の友になったユダヤ人174 

  

サウル王のとき、エルサレムを中心に定住174

ダビデとソロモンの栄華177

ユダヤ10支族はどこに消えたのか178

ネブカドネザル2世王とバビロン捕囚183

「王の友」となったユダヤ人王族たち186

アケメネス期ペルシアのバビロン征服とユダヤ民族解放188

バビロンに残った人たちがユダヤ教を守った189

ユダヤ人の「大離脱」はなかった195

 

●聖地エルサレムは3大宗教の争奪地帯197

  

強固な意志のユダヤ人とイスラム教化したパレスチナ人197

エルサレムを聖地にしようとしたイスラム教徒たち198

十字軍の侵攻は2文明間の衝突202

十字軍はアラブ世界への侵略戦争204

テンプル騎士団がフリーメイソンの原型206

ビザンツ帝国を滅ぼしたオスマン帝国の支配208

イスラエル建国とイスラム教徒になったパレスチナ人211

人類3200年の対立は続く212

 

3部 ギリシア・ローマ─アテネ壊滅とギリシアへの憧憬

 

●ギリシアとフェニキアは一心同体だった216

  

重なり合っているギリシアとフェニキアの植民地216

ギリシア人とフェニキア人の同盟219

戦争の本質は「余剰人間」の処分221

驚くほど豊かだったアテネ224

「世界史を貫く5つの正義」とは?227

ギリシア文明はフェニキアから始まった230

 

●アレクサンドロス大王の「世界征服」の事実233

 

ギリシア王となったマケドニア人のフィリポ2世233

世界の中心・バビロンを目指したアレクサンドロス大王236

10年間動き回ったアレクサンドロス大王239

世界史のウナギの目は中東世界243

 

●ローマ皇帝とは大勝を強いられる戦争屋246

 

ギリシア語が知識人、役人階級の共通語だった246

ギリシアに頭が上がらなかったローマ貴族249

カエサルと並んで行進したクレオパトラ252

〝ゼロ代皇帝〟カエサルは戦争屋254

ローマは帝国か、共和国か257

戦争で人間を皆殺しなどできない258

 

●ローマ人のアテネ破壊が西欧最大の恥部260

 

ローマ人がパルテノン神殿を壊した260

ギリシア文化をドロボーしたローマ人264

 

おわりに268

 

世界史年表24

 

=====

 

おわりに

 

 世界史の勉強が小さなブームになっている。

 

 中学、高校生だったとき以来、世界史の勉強のし直しなど普通の人はしない。みんな自分の人生(生活)の苦闘で精いっぱいだ。私たちは日々押し寄せる生活の荒波の中で、もがき、苦しんでいる。それでも、文化、教養を身に付けるために、私たちは世界史の知識を本から学び直すことは必要だ。

 

 歴史の勉強は奥が深い。と言ってしまえば、それで何か言った気になる。歴史は、過去の人間たちの恥多き過ちの蓄積、集成の記録である。

 

「ああ、あのとき、あんなこと(決断、判断)をしなければ、よかった。そうすれば私は生き延びていただろうに」と、敗北して殺されていった権力者たちは思うだろう。私たちの人生の悔悟と似ている。

 

 自分なりの世界史(人類史)の全体像を概観(アウトルック)する本を書こうと思い立ったのは、3年ぐらい前である。自分が16歳の時、山川出版社の『高校世界史B』の教科書で習って以来、自分の世界の歴史の知識を、私はずっと、自分なりに知識を増やし、組み立て直して、反芻して作り変えてきた。それをさらけ出して、世に問うべきだと考えた。

 

 自分自身の独自の世界史の本を書こうと発起したら、私の頭に天から多くのことが降ってきた。高校2年(16歳)で世界史を習った時以来、自分の頭の中にずっと在った多くの疑問が、なんとか解明された。私の疑問は、中学2年生(13歳)の社会科の授業の時から始まっていた。

 

 50年前の文部省検定済の社会科の教科書に、「現在の東欧(東ヨーロッパ諸国)はソビエト連邦の衛星国(サテライト・ステイト)である」と書いてあった。

 

 私は、教師に、「それでは、日本はアメリカの衛星国ではないのですか」と聞いた。教師はおどおどして私の質問に答えることはできなかった。

 

 この時から、私の頭の中で、「日本はアメリカの属国、従属国である」(『属国・日本論』 1997年刊)の萌芽があった。そしてそれから21年経ったこの本で、「世界史は、周りに従属国を従えた帝国と、別の帝国とのぶつかり合いだ」を描くことができた。

 50年間、自分がずっと考え込んで分からなかったこと(疑問点)を、この数年で調べ直すことが多かった。この本を書き上げてみたら、当初の目論見だった「世界史の勉強をし直しの本」では済まなかった。多くの疑問点が、この本を書くことで解明された。

 

 私は、「自分の思考に大きな枠組みを作ること」という言葉を大事にして長年、使ってきた。今回私は、世界(歴)史という既成の学問と出版分野の枠組みを企図せず使うことで、自分自身の「額縁ショー」を作ることができた。

 

 この本で、私は、世界で通用している最新の世界史知識をたくさん書いた。世界で認められている現在の超一流の歴史学者たちの知見を、日本に初めて体系的に初上陸させ、紹介することができた、と自負している。

 

 最後に。この本を完成するに当たって、日本文芸社の水波康編集長とグラマラス・ヒッピーズの山根裕之氏の多大な協力、ご支援をいただいた。水波氏が強く私の背中を押して強引に急かさなければ、この本は出来なかった。記して感謝します。

 

 2018年10月_副島隆彦 

 

(貼り付け終わり)

 

よろしくお願いいたします。

 

nihonjingashiranaishinjitsunosekaishi001
日本人が知らない 真実の世界史


(終わり)

アメリカ政治の秘密日本人が知らない世界支配の構造【電子書籍】[ 古村治彦 ]

価格:1,400円
(2018/3/9 10:43時点)
感想(0件)

ハーヴァード大学の秘密 日本人が知らない世界一の名門の裏側[本/雑誌] (単行本・ムック) / 古村治彦/著

価格:1,836円
(2018/4/13 10:12時点)
感想(0件)





このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

このページのトップヘ