古村治彦(ふるむらはるひこ)の政治情報紹介・分析ブログ

SNSI研究員・愛知大学国際問題研究所客員研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)のブログです。翻訳と評論の分野で活動しています。日常、考えたことを文章にして発表していきたいと思います。古村治彦の経歴などについては、お手数ですが、twitter accountかamazonの著者ページをご覧ください 連絡先は、harryfurumura@gmail.com です。twitter accountは、@Harryfurumura です。よろしくお願いします。

タグ:大統領選挙

 古村治彦です。

 米中貿易戦争によってアメリカ経済は景気後退していたが、秋から冬にかけて株価が持ち直し、失業率の低下と雇用創出によって景況感が改善している。これによって感謝祭からクリスマスにかけてのいわゆるホリデーシーズンの商戦シーズンで消費額が伸びているということだ。アメリカにとってまことに結構なお話だ。そして、その恩恵を受けているのがトランプ大統領だ、人々の支持が回復しつつあるというのが今回の話題だ。

 感謝祭からクリスマスにかけての商戦シーズンで、アメリカ国民は家族や友人に対しての贈り物を購入するし、パーティーの準備をする。これが一年の中で最も重要な行事とも言えるだろう。テレビドラマにもなって日本でも長く放映されたローラ・インガルス・ワイルダーの『大草原の小さな家』でもクリスマスの楽しそうな様子が描かれている。アメリカ人にとっては楽しい気分でクリスマスを迎えることが何よりも重要なことだ。

 今年に入って米中貿易戦争のせいでアメリカ経済は減速し、夏ごろは大変なことになると思われていた。しかし、米中両国が歩み寄る姿勢を見せていることで、なんとなく落ち着いた感じがある。そうした中で株価が上昇し、景況感も改善し、人々の財布のひもも緩むということになる。そしてトランプ大統領への支持率が回復するということになる。

 しかし、選挙まではまだ1年もある。その間に不測の事態で景気に大きな影響を与えることも考えられる。下の記事にもあるように、2020年のアメリカのGDP成長率の予測で1.9%が出ている。これは2018年の2.9%、2019年の2.3%に比べても大きな落ち込みだ。トランプ大統領の公約であるGDP成長率3%に届かない数字だ。

 選挙まであと1年を切り、トランプ大統領としては何とか景況感が改善したままでいて欲しいということになる。再選のためにはアメリカ国内の景気が何よりも重要ということになる。外国から見ればこの点がトランプ大統領のアキレス腱となる。中国にとっては大きな交渉材料ともなるし、攻撃材料ともなる。

(貼り付けはじめ)

景気後退の恐怖感が薄らぎトランプ大統領の支持率が上昇(Recession fears recede in boost to Trump

ニヴ・エリス筆

2019年11月28日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/policy/finance/472078-recession-fears-recede-in-boost-to-trump

夏の景気後退を経て、消費者の消費額が年末の商戦シーズンを前にして復活しつつある。2020年の大統領選挙や連邦議員、各州知事の選挙まで1年を切って、株価も上昇し、景気後退に陥る恐怖感が薄らいでいる。

景況が改善することはトランプ大統領にとっての追い風となる。トランプ大統領の再選にとって経済は中心的な主張となっている。

最新の経済データは数か月前のデータと全く対照的なものとなっている。数か月前、経済学者たちは、製造業と投資が不振に陥ったので、次は消費者消費額に不振に陥るだろうと懸念を持っていた。

価格変動が大きかった株式市場、中国との貿易をめぐる緊張関係、債券市場が発する警告のために今年の夏は人々の動揺を引き起こした。こうしたことから2020年の初めには不景気に陥ることになるだろうと人々が考えるようになった。

秋が深まるにつれて、アナリストたちはハロウィーンの時期には消費販売が横ばいもしくは減少すると予測していた。そして消費者の信頼感がさらに悪化することになると見ていた。

しかし、休暇シーズン・商戦シーズンの消費販売データは予測を覆すものだった。

全国小売業協会会長兼CEOマシュー・シェイは「消費者は良い財政状態にある。そして、今年の休暇シーズンで特別大切にしている人々への贈り物により多く支出したいと考えている」と語っている。

「モーニング・コンサルト」社が毎日実施している調査によると、消費者の信頼も戻ってきつつある。

調査によると、消費者の信頼はここ4週間連続で上昇しており、アメリカ国民は現在の経済状況とこれからの先行きについて良い感情を持っている。

モーニング・コンサルト社は調査データの分析の中で、「消費者は、継続的かつ穏やかな賃金上昇と堅調な雇用創出が物価上昇を抑えており、その結果として1年前に比べて自分たちは財政的に良い状態にある、と考えている」と書いている。

ウォール街の専門家たちは経済の別の部門で楽観主義を示す兆候を見つけている。スタンダート・アンド・プアーズ・グローバル社の景気後退予測モデルは来年の景気後退の確率予測を低く発表している。

スタンダート・アンド・プアーズ・グローバル社のアメリカ国内経済専門チーフエコノミストのベス・アン・ボヴィノは次のように述べている。「今年11月中旬までの複数の重要な財政市場指数を基礎にした私たちの景気後退予測モデルが示しているのは、これから12カ月間にアメリカ国内で景気後退が起きる可能性は30パーセントにまで低下したということだ。8月の段階では35%だった」。

こうした経済をめぐるニュースはトランプ大統領にとって好材料となるだろう。中国との貿易戦争が続き、2017年に発効した減税法がもたらしたコスト高と不平等な利益についてトランプ大統領に対する批判は強まっている。しかし、好況感によってトランプ大統領に対する支持率は回復しつつある。トランプ大統領もこのことに気付いている。

株価の更なる上昇を受けて、月曜日、トランプ大統領は「株式市場の最高株価記録がまた更新された。皆さんにこの恩恵を受けて欲しい!」とツイートした。

しかし、経済のあらゆる分野や部門が上昇している訳ではない。経済学者たちは2019年全体の経済成長率は最終的には鈍化するものであると予測している。「カンファレンス・ボード」の予測では、今年2019年のGDPの伸び率は2.3%で、これが来年2020年には1.9%になるというものだ。昨年2018年の伸び率は2.9%だった。トランプ大統領はこれまで3%の経済成長率を約束してきたが、これらの数字はそれらの約束を全て下回っている。

トランプ大統領は中国との貿易戦争を鎮静化させるための予備交渉も妥結させてはいない。米中貿易戦争の第2回戦が起きるかもしれないという疑念もまだ残っている。

失業率の低下と賃金上昇が経済成長を示すものとなっており、消費者の信頼度は好転している。そうしたなかで、経済状況は2020年の大統領選挙に向けてトランプ大統領の背中を押す追い風になっている。

(貼り付け終わり)

(終わり)

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 古村治彦です。 

 アメリカ大統領選挙民主党予備選挙の情勢はジョー・バイデン前副大統領がリードという展開は変わらない。2位にエリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)、3位にバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、民主党)という展開だ。トップ3とそれがいの候補者の間には大きな隔たりが出来た。民主党指名はこの3人に絞られ、その中でもバイデンが最有力だ。

 下の記事にあるように、世論調査によってはウォーレンがバイデンを抜いて首位に立つというものが出ている。先週発表されたキュニピアック大学の世論調査では、9月に続いてウォーレンがバイデンを抑えている。しかし、故の世論調査は調査対象者の数が少なく、誤差が大きい。ウォーレンとバイデンとの差は誤差の範囲内だ。私はこの世論調査の結果は重視しない。

quinnipiacuniversitypoll20191008001

 モーニング・コンサルト社の世論調査は約16000名を対象とし、誤差は1%なので、私はこちらを重視している。こちらの結果では、バイデンが12ポイントの差をつけてウォーレンをリードしている。実態はこちらにより近いと思う。

morningconsultpoll20191008001

 ただ、キュニピアック大学の世論調査の結果はより詳しいカテゴリー別の結果も表示している。これは役に立つ。バイデンはアフリカ系アメリカ人有権者、大学を卒業していない有権者、65歳以上の有権者のカテゴリーで支持率トップに立っている。ウォーレンは白人有権者と大学学位保有者のカテゴリーでトップ、バイデンは18歳から34歳までの若い有権者のカテゴリーで他の候補者を圧倒してトップになっている。
morningconsultpoll20191008002 

 この結果から見えてくるのは、民主党の支持基盤である左派は分裂しているということだ。左派を基盤にしている2人の候補者、ウォーレンは白人の高学歴リベラル、サンダースは社会主義に傾倒する若者たちがそれぞれ支持している。ウォーレンの方が中道に近い左派、サンダースは極端な左派ということになる。ウォーレンが中道にも支持基盤を伸ばしていくと、バイデンにとっては手ごわい相手ということになる。

 アイオワ州、ニューハンプシャー州、サウスカロライナ州、ネヴァダ州では早い段階で民主党の予備選挙(予備選挙か党員集会)が実施される。早期に予備選挙が実施される各州の結果でも選挙戦の展開は変わってくる。これらの各州で支持を伸ばしているのが、トム・ステイヤーだ。ステイヤーはより参加条件が厳しくなった11月の討論会に関しても、既に条件をクリアしている。これから注目すべき候補者ということになる。

morningconsultpoll20191008003

 民主党予備選挙はトップ3に絞られてきた。これからその他の候補者の動きも気になる。具体的にはカマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)がバイデンの副大統領候補者になるか(これは来年3月くらいのことではあるが)、トップ10圏内外の候補者たちはいつ選挙戦から撤退するか、連邦上院議員選挙や州知事選挙に転進するかというところが焦点になる。

(貼り付けはじめ)

ウォーレンとバイデンが民主党予備選挙で激しい一騎討ち:世論調査(Warren, Biden running neck and neck in Democratic primary: poll

タル・アクセルロッド筆

2019年10月8日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/464886-warren-biden-running-neck-and-neck-in-democratic-primary-poll

キュニピアック大学の最新の世論調査の結果が火曜日に発表された。エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)とジョー・バイデン前副大統領は2020年米大統領選挙民主党予備選挙でマッチレースを展開している。

民主党支持、無党派で民主党寄りの有権者の中で29%がウォーレンを支持すると答え、バイデンを支持すると答えたのは26%だった。両者の支持率の差は世論調査の誤差の範囲内にとどまっている。

バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)は16%の支持率を獲得し、3位に入った。他に二桁の支持率を獲得した候補者はいなかった。

9月のキュニピアック大学による世論調査でもトップ3の候補者たちは同様の結果を示した。この時の結果はウォーレン、バイデン、サンダースの順番で、支持率はそれぞれ27%、25%、16%だった。

キュニピアック大学の世論調査アナリストであるティム・マロイーは次のように述べている。「ウォーレンは民主党予備選挙で強さを保っている。選挙開始以来、一貫して支持率を伸ばしている。今回の世論調査によって、ウォーレンはバイデンの並走者であることが確認された」。

ウォーレンは男性有権者、女性有権者、白人有権者、大学学位保有者のカテゴリーで他の候補者をリードしている。バイデンは黒人有権者、大学を卒業していない有権者、65歳以上の有権者のカテゴリーでリードしている。

サンダースは若い有権者のカテゴリーで強さを見せ続けている。18歳から34歳までの有権者の間で2位に22ポイント差をつけている。サンダースの支持率は堅調であり、これは、彼が心臓発作で倒れたというニュースがあってもそれが支持に影響していないことを示している。

火曜日の世論調査の結果は、これまで各種世論調査が示してきた、民主党予備選挙における候補者の位置づけと隔たりが同様のものとなった。ウォーレン、バイデン、サンダースがトップ集団を形成し、カマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)とインディアナ州サウスベンド市長ピート・ブティジェッジのような有力候補者たちは第二集団に落ちている。

バイデンは、ウォーレンとサンダースに対して、ほとんどの全国レヴェルと各州レヴェルの画世論調査でリードを保っているが、差は縮まりつつある。リードの基になっているのは、アフリカ系アメリカ人での間での支持の強さだ。

ウォーレンはここ数週間の各種世論調査の多くでバイデンを追い越している。特にアフリカ系アメリカ人有権者たちの間での支持を伸ばし、数字を上げている。

キュニピアック大学の世論調査は2019年10月4日から7日にかけて、民主党支持と無党派の有権者646名を対象に実施された。誤差は4.7ポイントだ。

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世論調査によると、バイデンはウォーレンに12ポイント差をつけている(Poll shows Biden with 12-point national lead over Warren

レベッカ・クレアー筆

2019年10月8日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/464813-poll-shows-biden-with-12-point-national-lead-on-warren

2020年米大統領選挙民主党予備選挙に関する最新の世論調査の結果が発表された。ジョー・バイデン前副大統領は2位のエリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)に12ポイントの差をつけてリードを保っている。

モーニング・コンサルト社の世論調査の結果は毎週発表される。今週も月曜日に発表され、バイデンは先週に比べて1ポイントの支持率増加を記録し、33%を獲得した。

ウォーレンは支持率21%を維持した。

バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)は先週と変わらずに19%の支持率を獲得した。

カマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)とインディアナ州サウスベンド市長ピート・ブティジェッジ(民主党)はそれぞれ支持率6%と5%を獲得し、デッドヒートを展開している。

ビトー・オローク前連邦下院議員(テキサス州選出、民主党)とIT実業家アンドリュー・ヤンはそれぞれ支持率3%を維持している。コーリー・ブッカー連邦上院議員(ニュージャージー州選出、民主党)の支持率は、1ポイント下落の2%だ。

早期に予備選挙が実施される各州での世論調査の結果では、バイデンはウォーレンとサンダースを15ポイント引き離している。

早期に予備選挙が実施される各州での世論調査の結果では、バイデンは支持率33%を獲得している。一方、ウォーレンとサンダースはそれぞれ18%だった。

大富豪の社会事業家トム・ステイヤーは全国規模での世論調査では支持率が1%だが、早期に予備選挙が実施される各州での世論では支持率8%を獲得し、全体で4位につけている。

今回のモーニング・コンサルト社の世論調査は2019年9月30日から10月6日にかけて、16529名を対象に実施された。誤差は1ポイントである。アイオワ州、ニューハンプシャー州、ネヴァダ州、サウスカロライナ州の早期に予備選挙が実施される各州での世論調査は同時期に713名に対して実施された。誤差は4ポイントだ。

(貼り付け終わり)

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 古村治彦です。

  大統領選挙民主党予備選挙の候補者であるトゥルシー・ギャバード連邦下院議員(ハワイ州選出、民主党)は現在候補者の中で下位グループに入っている。9月に開催された3回目の討論会には参加条件をクリアできずに登壇できなかった。9月の討論会から参加条件が厳しくなったことはこのブログでも既に紹介した。9月の討論会の参加できたのは10名だった。この10名は5名ずつで上位・中位グループに分類できる。それ以外の9名(10名以上いたが複数選挙戦から撤退した)は下位グループということになる。
tulsigabbard110

 ギャバードは政治献金者数の条件はクリアしていたが、世論調査の支持率の数字の条件をクリアできなかった。民主党全国委員会が承認した世論調査で4回2%以上を記録することという条件(8月28日までにという期限付き)で、2回まではクリアしたが残り2回がクリアできなかった。

 民主党全国委員会のこの条件設定にギャバードは噛みついた。民主党全国委員会が承認していない世論調査で支持率2%を獲得しているものが複数あり、これを入れないのは不公平だと主張した。トゥルシー・ギャバードは2016年の米大統領選挙民主党予備選挙で、当時民主党全国委員会副委員長を務めていたが、ヒラリー派がヒラリーに有利になるように予備選挙を操作しようとしていることに抗議し、自分はバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、民主党)を応援するとして、記者会見を開いてさっさと辞任した気骨ある人物だ。彼女の発言はメディアにも取り上げられることが多く、民主党全国委員会にとっては、煙たい人物となる。

 10月15日開催の4回目の討論会参加に向けて、トゥルシー・ギャバードはアクセルを踏み込み、メディアやSNSで激しい発言を行って注目を集めた。先日のサウジアラビアの石油生産施設に対するドローン攻撃を受けて、ドナルド・トランプはイランを非難し、米軍の臨戦態勢を示唆する発言を行ったが、これを批判し、激しい言葉遣いで「米軍はあなたが自由に働かせることが出来る売春婦ではない」と述べた。 

 ギャバードはイラクへの2度の従軍経験があり、そこから、「アメリカは海外のもめ事や争いに介入すべきではない」という信念を得て、それを基にして介入主義的な外交政策を批判する立場を取り、支持や共感を得ている。トランプ大統領もアイソレーショニズムを主張して当選しているのだから、アメリカ国民の多くが介入主義には反対、懐疑的なのだ。

 4回目の討論会の参加条件クリアの期限は10月1日だが、その前にギャバードは民主党全国委員会が承認するニューハンプシャー州の世論調査で支持率2%を獲得し、参加条件をクリアし、10月15日の討論会に登壇できることになった。彼女が12人目の条件をクリアした候補者となった。これで15日の討論会も参加者を2つのグループに分けて2晩討論会が行われる可能性も出てきた。

 5回目の討論会の参加条件は既に発表されており、これまでよりもさらに厳しい条件となっている。上位5名は楽にクリアできるだろうが、中位5名の中からクリアが出来ない候補者が出てくる可能性もある。下位グループにとっては絶望的な条件で、撤退者が出てくる。4回目の討論会で人々に印象を残せば逆転ということもあるが、これまでの討論会でもそうだったが、司会者は有力候補により多くの時間を割いて話させようとする。

 このようにしてサヴァイヴァルレースとなって、生きるか死ぬかという過程での戦いが続いていく。

(貼り付けはじめ)

ギャバードは4回目の大統領選挙候補者討論会の参加条件をクリアした(Gabbard qualifies for fourth presidential debate

マックス・グリーンウッド筆

2019年9月24日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/462789-gabbard-qualifies-for-fourth-presidential-debate

トゥルシー・ギャバード連邦下院議員(ハワイ州選出、民主党)は火曜日、ニューハンプシャー州での世論調査の結果で支持率2%を獲得し、10月の民主党予備選挙候補者討論会に登壇できることになった。彼女は12番目の登壇条件クリアとなった。

10月の討論会の参加条件は、13万人以上の政治献金者を集めること、そして民主党全国委員会が承認した世論調査で4回以上支持率2%以上を記録することだ。ギャバードは早々に政治献金者の条件はクリアしていたが、支持率に関する条件を満たすにはあと1つ足りなかった。

この状況が変化したのは火曜日だった。マンモス大学の発表した最新の世論調査でギャバードはニューハンプシャー州の民主党に登録している有権者と無党派の有権者の間で2%の支持を獲得した。ニューハンプシャー州は2019年2月11日に予備選挙が行われ、全国規模で重要な意味を持つ。

本誌はギャバードの報道担当に支持率に関する条件クリアについてコメントを求めたが回答はなかった。

ギャバードは10月開催の4回目の討論会への参加条件をクリアした12人目の候補者となった。討論会は10月15日にオハイオ州ウェスタ―ヴィルで開催される予定だ。参加条件の締め切り期限は10月1日だ。

他の候補者たちの中で、4回目の討論会参加条件クリアに最も近いのはベストセラー作家マリアンヌ・ウィリアムソンだ。彼女は13万人という政治献金者の数の条件は既にクリアしているが、2%の支持率を後3回記録しなければならない。

10月の討論会を1晩で行うか、6月と7月の1回目と2回目の討論会のように2晩に分けて行うか、はっきりしていない。

民主党全国委員会は10月1日の期限の後に決定を行うと発表している。

10月の討論会の後、それ以降の討論会参加条件はより厳しくなる。

民主党全国委員会は月曜日、11月の討論会の参加条件は、16万5000人以上の政治献金者と委員会が承認した全国規模の予備選挙で4回3%以上の支持率、もしくは早期に予備選挙が実施される各州での世論調査で2回5%以上の支持率を獲得すること、と発表した。

ここまで、少なくとも11名の候補者が上記の政治献金者に関する条件をクリアしている。しかし、予備選挙での支持率に関する条件はより厳しいものとなっている。現在のところ、支持率に関する条件をクリアしているのは5名の候補者に過ぎない。

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10月の討論会の参加条件をクリアするためにギャバードはメディアの注目を集めようとしている(Gabbard drives coverage in push to qualify for October debate

レベッカ・クレア筆

2019年9月17日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/461802-gabbard-drives-coverage-to-get-into-october-debate

 米大統領選挙民主党予備選挙候補者トゥルシー・ギャバード連邦上院議員(ハワイ州選出、民主党)はケーブルテレビの番組出演での発言とSNSでの辛らつな書き込みで勢いをつけ、多くの候補者がひしめき合っている予備選挙で存在感を出し、10月の討論会の壇上に立とうとしている。

ギャバード選対は10月の討論会参加条件クリアまであと1つ世論調査支持率2%を超えるだけになったと発表した。10月の討論会には11名が条件をクリアし参加できるようになっている。ジョー・バイデン前副大統領、エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)、バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)といった人々が早く参加を決め、最近になって富豪のトム・ステイヤーが条件をクリアした。

ギャバードは先週開催された世論調査のステージに立つことはできなかった。

4期目の連邦下院議員で、ハワイ州軍の一員でイラクでの従軍経験のあるギャバードは今週メディアの注目を浴びた。トランプ大統領はサウジアラビアがイランに対して軍事行動を起こすかどうかを決める前に連絡が来ることを待っていると発言した。ギャバードはツイッター上でこの発言を批判し、アメリカ軍を「売春婦にする」ような行為だと述べた。

火曜日にギャバードはツイッター上でシェアしたヴィデオの中で「私の同僚である軍人たちと私、私たちはあなたの売春婦(prostitutes)ではないし、あなたはポン引き(pimp)ではない」と言い放った。

月曜日、ギャバードは別のツイートで、2016年の大統領選挙でトランプが使ったスローガンを使って、「私たちの国をサウジアラビアの尻軽女(bitch)のように行動させることは、“アメリカ・ファースト”とは言えない」と書いた。

これら2つのツイートは週末にサウジアラビアの石油生産施設に対するドローン攻撃が行われた後に投稿されたものだ。この攻撃についてトランプ政権はイランを非難している。

ギャバ―ドが投稿したヴィデオには火曜日の午後だけで2万8000の「ライク(like)」がついた。月曜日の投稿には5万8000以上の「ライク」がついた。

ギャバードはケーブルテレビやその他のメディアに登場した。「ヒルTV」とのインタヴューとの中で、彼女はトランプ大統領とサウジアラビアに対する攻撃を激化させた。

予備選挙の候補者たちは10月の討論会の参加条件締め切りが10月1日に迫っている。その中でギャバードはメディアでの出現を増やしている。10月の討論会は10月15日にCNNと『ニューヨーク・タイムズ』紙が主催する。もし更に候補者が参加条件をクリアするようならば、討論会が2晩になる可能性がある。

ギャバードは既に条件の1つはクリアしている。彼女は13万人以上の政治献金者を集めている。

ギャバード選対は、3回の支持率2%以上を記録しているが、2つ目の条件をクリアするにはあと1回にまで迫っていると発表した。しかしながら、民主党全国委員会がどの世論調査が条件を満たしているかどうかの最終決定を行う。

民主党系ストラティジストであるブラッド・バノンは、ギャバードはメディアなどで印象を残そうとしているのは、来月の討論会のステージに座席を確保するためだと述べている。

バノンは「ギャバードはメディアに出て強い印象を残しており、これは成果を上げる可能性が高い」と述べた。

バノンは民主党予備選挙の状況は流動的であり、世論調査で支持率2%を獲得するのは、主に知名度による、と語っている。

バノンは「世論調査の数字を見れば、民主党予備選挙に参加予定の有権者たちはトゥルシー・ギャバードの人となりを知らないということが分かる。トゥルシーをテレビやSNSで見る機会が4回、いや3回あればそれで十分なのだが」と語っている。

討論会参加のために努力している他の候補者たちと同様、ギャバードもまたインターネット上での広告に資金を投入している。

フェイスブックの広告記録によると、これまでの7日間で、ギャバードはフェイスブックでの政治広告に2万5845ドルを支出した。この金額は他の候補者たちに比べれば少ないが、ギャバードが2018年5月以降にフェイスブックスの広告に支出した総額の20%を占めている。

ギャバードの広告のほとんどは彼女の軍務歴に言及している。少なくとも1つは911テロ攻撃後にイラクで軍務に就いたことを中心にしている。

彼女の軍歴は他の候補者たちから彼女を際立たせるものだ、とバノンは述べている。

バノンは「私の考えではギャバードは世論調査で支持率2%を獲得すると思う。彼女はそれに向けて努力している」と述べた。

バノンは続けて「討論会参加に向けて彼女はギリギリのところを進んでいる。もし討論会に参加できなければ、彼女は選挙運動を続けられないだろう」とも語った。

ギャバード選対の報道担当は本誌からのコメント要請に応じなかった。

9月の討論会に参加できなかったことでギャバードは民主党全国委員会の条件設定を批判した。その後、10月の討論会に参加できるようにするために努力を続けた。

先月に行われた保守系のフォックスニュースのキャスターであるタッカー・カールソンとのインタヴューの中で、ギャバードは民主党全国委員会について非公平なプロセスを採用していると非難した。彼女は民主党全国委員会が承認していない複数の世論調査で支持率2%以上を記録していると訴えた。

民主党全国委員会は参加条件について擁護している。

先週、ギャバードは、『ワシントン・ポスト』紙とABCの共同世論調査の最新結果で、支持率2%を記録したので、10月の討論会の参加条件である支持率2%を4回記録するに関し、3つ目の支持率2%となったと発表した。

民主党全国委員会の報道担当はワシントン・ポスト紙とABCの共同世論調査が参加条件を満たすための対象となっているのかという問い合わせに対応できなかった。民主党全国委員会は「ファイヴサーティーエイト」の取材に対して、民主党全国委員会は別の複数の世論調査を注視しており、今回の世論調査は対象外になるだろうと答えた。 

討論会に参加できるかどうかはギャバードの選挙運動にとって重大な要素だ。モンタナ州知事スティーヴ・ブロック、マイケル・ベネット連邦上院議員(コロラド州選出、民主党)、ニューヨーク市長ビル・デブラシオは10月の討論会参加の可能性はかなり低くなっている。

(貼り付け終わり)

(終わり)

ketteibanzokkokunihonron001
決定版 属国 日本論
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 古村治彦です。

 

 2019年8月はアメリカ大統領選挙民主党予備選挙では討論会のない月です。各候補者は全米中を駆け回り、有権者と触れ合うことで支持拡大を目指しています。日本の政治家もやりますが、田舎のお祭りに参加して、その土地の名物を頬張る姿を写真に撮らせる、ということが良く行われています。その姿が様になっているかどうか、などという細かい批評までなされ、一挙手一投足まで見られているので大変です。こうした中、予備選挙からの撤退を表明する候補者も出てきています。

 

 トップ5圏内に入っている人たちは実際に予備選挙の投票(党員集会や予備選挙)が始まる来年2020年2月以降も選挙戦を展開するでしょうが、20名近くはそれまでに脱落するでしょう。9月12日、13日の討論会の参加資格がぐっと難しくなり、(1)6月28日から8月28日までに指定された機関が実施した世論調査で支持率2%以上を4回以上記録すること、(2)13万名以上の献金者、もしくは1つの州で400名上の献金者を20州以上記録すること、この(1)(2)の両方を満たさねばなりません。現在のところ、この条件を満たしているのは10名です。

 

 最新の全国規模の世論調査では、ジョー・バイデン前副大統領、バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)、エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)がトップ3を形成し、カマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)、ピート・ブティジェッジ・インディアナ州サウスベンド市長が5位圏内に入っているという状況です。


democraticcandidatespolling20190820001

 バイデンはサンダースやウォーレンに比べて、中道でありその点で「当選可能性」が高いということが最大の支持理由ということになります。「オバマ時代は良かった」というノスタルジーもそれに加わります。一方、急進リベラル派は、オバマ時代の失政を批判することで、バイデン攻撃を行っています。サンダースやウォーレンはリベラル過ぎるということで、過半数の支持を得られないということで支持がトップになることはありませんが、若者たちを中心に、手堅い支持を集めているという状況です。

 

 バイデンの支持率が下落傾向になっているということで、民主党予備選挙の行方はまだまだどうなるか分からないということになります。

 

(貼り付けはじめ)

 

全国規模の世論調査でバイデン、サンダース、ウォーレンが接戦を展開(National poll finds tight race between Biden, Sanders and Warren

 

ジョナサン・イーズリー筆

2019年8月21日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/458263-national-poll-finds-tight-race-between-biden-sanders-and-warren

 

アメリカ大統領選挙の民主党予備選挙に関する最新の全国規模の世論調査の結果によると、予備選挙は現在、ジョー・バイデン前副大統領、バーニー・サンダース連邦上院議員(無所属、ヴァーモント州選出)、エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)の三つ巴の戦いになっていることが分かった。その中でもバイデンが若干リードしている。

 

『エコノミスト』誌・YouGov共同世論調査の最新の結果によると、バイデンの支持率は22%、サンダースは19%、ウォーレンは17%、カマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)は8%、インディアナ州サウスベンド市長ピート・ブティジェッジは7%であった。

 

『エコノミスト』誌・YouGov共同世論調査では全国規模では予備選挙では接戦になっていることが分かった。「リアルクリアポリティックス」が出している各種世論調査の平均では、バイデンは2位の候補に13ポイントの差をつけてリードしている。また、他の各種世論調査ではバイデンの支持率は30%前後となっている。

 

最新の世論調査の結果では、サンダースが支持率を回復している。先月の調査に比べて、他の候補者よりも支持率の回復の数字が大きい。先月の調査ではバイデンの支持率が25%、ウォーレンの支持率が18%、サンダースの支持率は13%だった。

 

しかし、ウォーレンは最も伸びる余地を持っている。調査に応じた民主党員と支持者たちの50%がウォーレンへの投票を考慮中だと答えた。同じ質問でバイデンは45%、サンダースは44%が考慮中だと答えた。

 

民主党員と支持者の過半数、60%は、各問題について自分たちと同じ考えを持つ候補者よりも、トランプ大統領を倒せる候補者の方が良いと答えている。

 

今回の『エコノミスト』誌・YouGov共同世論調査は8月17日から20日にかけて1500名の成人を対象に実施され、誤差は2.6ポイントである。『エコノミスト』誌・YouGov共同世論調査は10000人以上の調査対象者を選び出し、定期的に調査を実施している。

 

(貼り付け終わり)

 

(終わり)

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隠された十字架 江戸の数学者たち

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 古村治彦です。

 

 アメリカ大統領選挙民主党予備選挙の候補者たちによる2回目の討論会が2019年7月30日、31日にミシガン州デトロイトで開催されます。主催は民主党全国委員会で、今回の討論会の会場設営や中継はCNNが担当します。

 

 CNNでは20名の候補者を3つのグループに分けて、それぞれ抽選で登壇者を振り分けました。最初のグループは支持率が下位の10名で、それぞれ5名ずつが振り分けられました。次のグループは支持率が中位のグループ6名で、3名ずつが振り分けられました。最後のグループは支持率上位の4名、ジョー・バイデン前副大統領、バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)、カマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)、エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)が2名ずつ振り分けられました。

 

 下の図で言うと、1回目の討論会は、支持率上位4名のうち、サンダースとウォーレンが、中位6名のうち、インディアナ州サウスベンド市長ピート・ブティジェッジ、ビトー・オローク前連邦下院議員(テキサス州選出、民主党)、エイミー・クロウブシャー連邦上院議員(ミネソタ州選出、民主党)がそれぞれ選ばれました。2回目の討論会には、支持率上位4名からバイデンとハリス、中位からはコーリー・ブッカー連邦上院議員(ニュージャージー州選出、民主党)、実業家のアンドリュー・ヤン、フリアン・カストロ前住宅・都市開発長官が選ばれました。

2019democraticpresidentialdebatesecondlineups001

 

 今回の討論会も参加条件は1回目と同じで、(1)決められた期間内に指定された機関(大学や新聞社など)が実施した世論調査で支持率1%を3回以上記録する、(2)6万5000名以上の献金者、もしくは1つの州で200名上の献金者を20州以上記録すること、の(1)(2)のどちらかを満たすことです。

 

 次回、ABCとスペイン語放送ウニヴィジョンが2019年9月12日と13日にテキサス州ヒューストンから中継する3回目の討論会は参加基準がグンと厳しくなります。(1)6月28日から8月28日までに指定された機関が実施した世論調査で支持率2%以上を4回以上記録すること、(2)13万名以上の献金者、もしくは1つの州で400名上の献金者を20州以上記録すること、この(1)(2)の両方を満たさねばなりません。現在のところ、この2つの条件を満たしているのは、バイデン、サンダース、ハリス、ウォーレン、ピート・ブティジェッジ、ビトー・オロークの6名です。まだ40日ほど残っていますが、このハードルを越えるのは残り4名ほどではないかと思います。支持率2%を記録することがなかなか大変なことで、テレビで報道される機会が多い連邦上院議員たちでも苦戦しています。支持率と献金額の集まり具合は比例するでしょうから、こちらの面でも苦しいということになります。

 

 そうなると、今回の討論会でイチかバチか、目立ってやろう、という候補者も出てくるでしょう。前回、カマラ・ハリスがジョー・バイデンを攻撃して支持率を上昇させたということもありますから、虎視眈々とその機会を狙ってくるでしょう。支持率上位者は致命傷を浴びないようにうまく受け流して、相手に巻き込まれないようにするという戦術を採用することになるでしょう。

 

 前回と同じく、バイデンとハリスが同じ回に登壇することになりました。ここでどのような議論が展開されるか注目されます。

 

(貼り付けはじめ)

 

バイデンとハリスが民主党討論会の第二夜に登場(Biden, Harris set for second Democratic debate showdown

 

ジュリア・マンチェスター筆

2019年7月18日

『ザ・ヒル』師

https://thehill.com/homenews/campaign/453838-biden-harris-set-for-second-democratic-debate-showdown?fbclid=IwAR0OVDhJMsZPK35qk9B3Fo2acLbK9moOGe2v29GGJfZ5UxwWgCNuassxomI

 

ジョー・バイデン前副大統領は、2019年7月31日にデトロイトで開催される民主党主催の討論会の第2夜で再びカマラ・ハリス連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)と対峙することになった。

 

一方、バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)は7月30日の第1夜にエリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)と共に登壇することになった。

 

コーリー・ブッカー連邦上院議員(ニュージャージー州選出、民主党)は2019年7月31日に討論会に登壇する。一緒に登場するのは、前住宅・都市開発長官フリアン・カストロ、アンドリュー・ヤン、マイケル・ベネット連邦上院議員(コロラド州選出、民主党)とカーステン・ギリブランド連邦上院議員(ニューヨーク州選出、民主党)、ワシントン州知事ジェイ・インスリー、トゥルシー・ギャバ―ド連邦下院議員(ハワイ州選出、民主党)だ。

 

インディアナ州サウスベンド市長ピート・ブティジェッジ(民主党)は、エイミー・クロウブシャー連邦上院議員(ミネソタ州選出、民主党)、ビトー・オローク前連邦下院議員(テキサス州選出、民主党)と共に7月30日に登壇する。一緒に登壇するのは、ティム・ライアン連邦下院議員(オハイオ州選出、民主党)、モンタナ州知事スティーヴ・ブロック(民主党)、前コロラド州知事ジョン・ヒッケンルーパー(民主党)、作家のマリアンヌ・ウィリアムソンだ。

 

支持率が高い候補者たちが壇上の真ん中に立つことになる。

 

第1夜では、ウォーレンとサンダースが真ん中に立ち、第2夜では、ハリスとバイデンが真ん中に立つ。

 

注目されるのはバイデンとハリスの再戦だ。カリフォルニア州選出の連邦上院議員ハリスは1回目の討論会でバイデンを激しく攻撃した。バイデンの公民権に関する連邦上院議員としての採決での投票記録、特に連邦バス通学法の可決の際の投票について批判した。

 

ハリスは1回目の討論会でバイデンを批判した後、支持率と資金集めで上昇を経験した。

 

バイデンは、1回目の討論会の後、ハリスが1回目の討論会で行ったような方法で自分に対峙することはないだろうと考えていると発言した。

 

ブッカーは、バイデンの人種分離主義者の連邦上院議員たちと協力したという発言を批判している。彼は2回目の討論会でバイデンと共に登壇する。そうなれば1回目の時よりも激しい批判に晒される可能性がある。

 

今回の討論会では進歩主義的なサンダースとウォーレンが初めて直接顔を合わせることになり注目だ。

 

ここ数か月支持率を上昇させているウォーレンは、進歩主義的政策についての詳細な計画を次々と発表している。

 

サンダースは、進歩主義的な政策に関してウォーレンと多くの共通点を持つ。サンダースの支持率は頭打ち、もしくは下落している。

 

サンダース、ウォーレンの両連邦上院議員はお互いの政策の相違点を探し、自分の政策を売り込むことになるだろう。

 

(貼り付け終わり)

 

(終わり)

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