古村治彦です。
今回は、ドナルド・トランプの「イスラム教嫌悪症(Islamophobia)」に関する反応についての記事をご紹介します。今回の記事ではヒラリーの側近であるフーマ・アベディンの反応を記事にしています。
フーマ・アベディン
2016年米大統領選挙の共和党予備選挙ではドナルド・トランプが独走状態になっています。しかし、今回の発言でその勢いが止まってしまう可能性があります。トランプのような人物は遅かれ早かれ、「失言」をしてしまうことは確実でした。
これに対して、民主党だけでなく共和党からも批判が出るのもまた当然のことで、エスタブリッシュメントからすればトランプは小うるさい感じの存在でしかありません。
ただ、彼の発言を支持する有権者は南部を中心に多くいます。しかし、そうした人々に焦点を絞ってみても大統領選挙の本選挙で勝利することはおぼつかないのです。
来年1月から民主、共和両党で予備選挙や党員集会がスタートします。その直前になってのこうした発言はトランプの勢いを止めるだけではなく、エスタブリッシュメント側の大攻勢が始まるきっかけになるように思われます。
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フーマ・アベディンがトランプの「イスラム教嫌悪症」を非難(Huma Abedin
blasts Trump's 'Islamophobia')
ベン・カミサー筆
2015年12月8日
『ザ・ヒル』誌
http://thehill.com/blogs/blog-briefing-room/news/262417-huma-abedin-i-am-a-proud-muslim
フーマ・アベディンはドナルド・トランプがイスラム教徒のアメリカ入国を阻止すべきだと主張したことにして、「イスラム教嫌悪症(Islamophobia)」だと批判している。
アベディンはヒラリー・クリントンの補佐官を長年務め、現在はヒラリーの選挙対策本部の副委員長を務めている。アベディンは月曜日の夜に支持者たちに向けてEメールでメッセージを発表した。彼女はその中で、「トランプ氏は我が国の法律の中に人種差別的な条項を導入したいと望んでいるのです」と書いた。
アベディンは続けて次のように書いた。「彼のイスラム教嫌悪症は私たちの国アメリカの価値観を反映したものではありません。彼の主張は私たちの国の名声を傷つけるものであり、アメリカの国家安全保障に脅威を与えるものですらあります」。
イスラム教徒であるアベディンはEメールのメッセージの最後で、行動を起こすことを求め、読者たちに「スタンド・ウィズ・ヒラリー」の署名ページと献金ページに飛べるようにそれらを紹介している。
アベディンは次のように書いた。「残念なことに、トランプ氏はある種の恐怖感の増大によってアメリカ大統領選挙の共和党予備選挙でトップに立っています。私たちは彼の勢いを止めねばなりません」。
アベディンは10年以上にわたりヒラリーの側近中の側近として仕えてきた。ヒラリーが国務長官在任中や2008年の米大統領選挙においても補佐官や補佐役として重要な役割を果たした。
トランプはイスラム教徒の移民を禁止することを求める声明の中で、センター・フォ・セキュリティー・ポリシー(Center for Security Policy)による世論調査の数字を引用している。
サザン・プーヴァティ・ラー・センターの所長J・リチャード・コーエンは、センター・フォ・セキュリティー・ポリシーについて、「反イスラム的な共同謀議論(陰謀論)を信奉するある人物によって主導される過激な考えを主張するシンクタンク」だと述べている。
センター・フォ・セキュリティー・ポリシーによる世論調査に対しては、ジョージタウン大学ブリッジ・イニシアティヴも批判している。ジョージタウン大学ブリッジ・イニシアティヴはイスラム教嫌悪症を追跡し、イスラム教嫌悪症は「大きな誤りだ」と主張している団体だ。
センター・フォ・セキュリティー・ポリシーはこれまでにもたびたびアベディンと保守の論客・活動家のグローヴァー・ノーキストをムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)の秘密エージェントだと非難してきた。
(終わり)









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