古村治彦です。

 2025年11月21日に『シリコンヴァレーから世界支配を狙う新・軍産複合体の正体』 (ビジネス社)を刊行します。是非手に取ってお読みください。よろしくお願いいたします。
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シリコンヴァレーから世界支配を狙う新・軍産複合体の正体 
 最新刊の刊行に連動して、最新刊で取り上げた記事を中心にお伝えしている。各記事の一番下に、いくつかの単語が「タグ」として表示されている。「新・軍産複合体」や新刊のタイトルである「シリコンヴァレーから世界支配を狙う新・軍産複合体の正体」を押すと、関連する記事が出てくる。活用いただければ幸いだ。ブログ継続のために書籍の購入をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

  2025年12月19日、米司法省は大富豪の性加害者ジェフリー・エプスタインに関わるファイルを公開した。連邦下院民主党は、司法省の公開に先立ち、エプスタインに関わる写真を公開した。下記アドレスにその写真が掲載されている。

※2025年12月18日公開分
https://www.dropbox.com/scl/fo/cl62lochkdzdalbzzqgq8/ADJIDEfLD1oQZrKmNeae2So?rlkey=y7529bx9tl7db6zf279jp3cyu&e=6&st=8o7kizhr&dl=0

※2025年12月12日公開分 
https://www.dropbox.com/scl/fo/fq3vn18ltfd83re8ggtle/AHYB3CbERvyT38o_vHllVx4?dl=0&e=1&rlkey=tz5pq4zr9i6nofkpi2g7l5vne&st=rxoz19hb
 ジェフリー・エプスタイン事件については、このブログでもまとめている。下記アドレスからお読みいただきたい。
※古村治彦(ふるむらはるひこ)の政治情報紹介・分析ブログ:2025年12月2日付記事「エプスタイン事件についてまとめてみる」

https://suinikki.blog.jp/archives/90154622.html

 エプスタインの人脈は、イギリスのアンドルー元王子(チャールズ国王の弟)からビル・クリントン元大統領、ビル・ゲイツ。ノーベル経済学賞受賞者・元財務長官・ハーヴァード大学学長ラリー・サマーズ、著名な言語学者にして反体制言論人のノーム・チョムスキー、イスラエル・ロビーの大物にしてエプスタインの弁護士を務めたアラン・ダーショウィッツなど多岐にわたる。私も翻訳に参加した『イスラエル・ロビー』の共著者スティーヴン・M・ウォルト(このブログで頻繁に取り上げている)はハーヴァード大学ケネディ記念行政・政治学大学院の大学院長の有力候補であったが、イスラエルから働きかけを受け、エプスタインがラリー・サマーズとダーショウィッツを使って、ウォルトの大学院長就任を阻止したという話も出ている。

 エプスタイン事件については、民主党、共和党両方ともに「自分たちにとって武器になる」と考えている。民主党側からすれば、「攻撃対象の本丸ドナルド・トランプとジェフリー・エプスタインの古くてただれた関係を攻撃材料にしよう」ということになる。一方、共和党側からすれば、「きれいごとを言い、ご託宣を並べ立ててきたリベラル派も一枚めくれば、こんないかれた野郎と関係を持ち、清算していなかった。これを攻撃材料にしよう」ということになる。トランプが性的に褒められた生活をしてこなかったことは誰でも知っている。エプスタインが提供した性的なサーヴィスを受けたこともあるだろうということは誰でも思いつく。一方で、ラリー・サマーズやノーム・チョムスキーのような趙一流大学の教授、大学者たちがエプスタインと関係を持っていたということは大きなダメージとなる。民主党というよりも、リベラル派全体に対しての攻撃材料になる。「きれいごとを言ったって、いい加減なことを言って大金を稼いで、その運用についてエプスタインに相談していたじゃないか」というのは、マイナス点となる。

 エプスタイン文書を公開したことで、MAGA派のトランプに対する怒りは収まることになる。トランプが未成年者からの政敵サーヴィスを受けていたかどうかが焦点となる。もし受けていたとなれば(自分は年齢について知らなかったと抗弁しても)、厳しい批判に晒されることになる。しかし、トランプの支持基盤となる有権者たちはそのようなことは織り込み済みなので基盤が崩れるということはない。しかし、一般的な有権者からの支持は一定程度失うことになる。それが来年の中間選挙にどこまで影響を与えるかであるが、人々の最大の関心は経済、自分の生活である。トランプ政権が物価対策と雇用、給与上昇で成果を出せればそこまでの大きな問題にならないだろう。しかし、経済においても成果が出ないとなれば、厳しい2026年となるだろう。トランプにとっては「一に経済、二に経済、三四がなくて、五に経済」である。

(貼り付けはじめ)

連邦下院民主党が文書公開期限前にエプスタインの新たな写真を公開(House Democrats release new Epstein pictures ahead of deadline for files’ release

ライアン・マンシーニ筆

2025年12月18日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/house/5655205-epstein-photos-released-democrats/

連邦下院監視・政府改革委員会の民主党所属の議員たちは木曜日、有罪判決を受けた性犯罪者ジェフリー・エプスタインの遺産から新たに68枚の写真を公開した。司法省が12月19日にエプスタインに関する全ての情報を公開する期限を翌日に控えてのことだ。

写真の中には、女性の足、腰、背骨、そして胸に、ウラジーミル・ナボコフの小説『ロリータ』の一節が書かれているものもある。また、エプスタインが左翼の言語学者で反体制活動家ノーム・チョムスキー、トランプ大統領の元顧問スティーヴ・バノン、映画監督のウディ・アレン、『ニューヨーク・タイムズ』紙コラムニストのデイヴィッド・ブルックスと並んで写っている写真もある。

他の2枚の写真には、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツと顔を隠した女性が写っている。エプスタインと写っている他の女性の写真にも、顔が黒い四角で隠されているものがある。連邦下院監視委員会の幹部委員であるロバート・ガルシア連邦下院議員(カリフォルニア州選出、民主党)は声明で、委員会の委員たちは「被害者や生存者、そしてエプスタインの虐待の被害者かどうか不明な若い女性の画像や個人を特定できる情報を削除している」と述べた。

ガルシア議員の声明によると、別の画像にはWhatsAppアプリ上で、「ジェフリー・エプスタインのために女性を勧誘する(about recruiting women for Jeffrey Epstein)」というメッセージが表示されている。

民主党議員たちはまた、ロシア、イタリア、チェコ共和国、南アフリカ、ウクライナ、リトアニア、モロッコの編集されたパスポートとヴィザの写真も公開した。エプスタインのアメリカのパスポートには、「所持者は未成年者に対する性犯罪で有罪判決を受けており、(また)性犯罪者として有罪判決を受けている(bearer was convicted of a sex offense against a minor and is a convicted sex offender)」と記載されている。

ガルシア議員は声明の中で、民主党議員たちは「アメリカ国民に透明性(transparency)を提供するため」、エプスタインの邸宅の写真や文書を今後も公開していくと述べた。

ガルシア議員は次のように述べた。「エプスタイン文書透明性法の期限が近づく中、これらの新たな画像は、司法省が一体何を保有しているのかという疑問を一層深める。ホワイトハウスによる隠蔽工作は終結させなければならない。司法省は今すぐエプスタイン文書を公開すべきだ」。

これらの写真は、先週公開されたトランプ大統領とクリントン元大統領とエプスタインが写っている別の写真群と共に、エプスタインの遺産にある9万5000枚の写真に対する監視委員会の審査の一部となっている。

トランプとクリントンは、エプスタインの犯罪行為に関するいかなる不正行為も否定している。トランプは、エプスタインが従業員の一人であるヴァージニア・ジュフリーを「奪った」後、フロリダにある自身の邸宅「マール・ア・ラーゴ」からエプスタインを追い出したと主張している。

先週、連邦下院監視委員会のジェームズ・カマー委員長(ケンタッキー州選出、共和党)は、エプスタインに関する捜査の一環として、クリントンとヒラリー・クリントン前国務長官に対し、証言聴取への出席を要求した。カマー委員長はクリントン夫妻に対し、12月17日までに要求に応じるよう期限を定め、期限を過ぎると証言聴取は1月13日に延期された。

司法省は、連邦下院に文書公開の採決を迫る、争点となった免責請願を受け、30日以内にエプスタインに関するすべtの情報を公開するよう命じられた。連邦上下両院は11月にこの法案を可決したが、トランプ大統領はエプスタインに関わるあらゆる行為に反対していた姿勢を撤回し、法案に署名して成立した。

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民主党がトランプとビル・クリントンが写っているエプスタインの新しい写真を公開した(Democrats release new Epstein photos showing Trump, Bill Clinton

アシュリー・フィールズ筆

2025年12月12日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/house/5646208-epstein-clinton-trump-photos/

民主党は金曜日、有罪判決を受けた性犯罪者ジェフリー・エプスタインの遺産から、エプスタインがドナルド・トランプ大統領とビル・クリントン元大統領と並んで写っている19枚の新たな写真を公開した。

連邦下院監視・政府改革委員会の民主党議員たちは、ソーシャルプラットフォーム「X」への投稿で、「これらの不安を感じる複数の写真は、エプスタインと世界で最も影響力のある人物たちとの関係について、さらなる疑問を投げかける」と述べた。

「ホワイトハウスによる隠蔽工作を終わらせる時だ。文書を公開せよ!」と声明は続く。

民主党は、エプスタインの遺産の9万5000枚の新たな写真を入手したと発表した。

彼らがオンラインで公開した19枚の写真には、エプスタインと複数の著名人の写真が含まれている。

連邦下院監視委員会の民主党議員たちが投稿した写真には、トランプと6人の女性が写った白黒写真が含まれていた。女性たちの顔は身元が特定されないように黒い四角で覆われている。

別の写真には、トランプの漫画風イラストと「俺はでかいんだ!(I’m HUUUUGE!)」という文字がパッケージに描かれたコンドームが写っている。

トランプは長年にわたり、エプスタインとの不正行為を否定しており、民主党がエプスタインとの関係を煽ることで「魔女狩り(witch hunt)」を行っていると主張している。

「連邦下院民主党は再び、恣意的に選りすぐりの写真を無作為に編集して公開し、虚偽の物語を作り上げようとしている。真実はこうだ。ステイシー・プラスケット(ヴァージン諸島選出連邦下院代議員)やハキーム・ジェフリーズ(連邦下院少数党[民主党]院内総務)といった民主党議員たちは、エプスタインが性犯罪で有罪判決を受けた後に、金銭や面会を要求していた」とホワイトハウス報道官のアビゲイル・ジャクソンは「ニューズネイション」への声明で述べた。

ジャクソン報道官はまた、トランプに対する「民主党による虚偽(Democratic hoax)」は「繰り返し反証されている(repeatedly debunked)」と述べ、トランプ政権はエプスタインの被害者たちのために、民主党がこれまで以上に多くのことを行ってきたと付け加えた。

ジャクソン報道官は「メディアは民主党の主張を繰り返すのを止め、エプスタインが有罪判決を受けた後もなぜ彼と関わり続けたのか、民主党に問いただすべき時だ」と語った。

ジェフリーズの事務所は『ザ・ヒル』誌への声明で、連邦下院民主党執行部がCNNに出演した際の発言を引用し、有罪判決を受けた性犯罪者との繋がりを否定した。

ジェフリーズは、11月にキャスターのケイトリン・コリンズに「エプスタインと話したこともなく、会ったこともない。エプスタインが有罪判決を受けた極端な行為以外、彼について何も知らない」と語った。

ジェフリーズは続けて、先月可決されたエプスタイン・ファイル透明性法に言及し、「だからこそ、私は司法省のファイルに何が書かれていても、被害者たちが全てを明らかにできるよう支援する取り組みを強く支持している」と語った。

トランプとエプスタインはニューヨーク時代からの知り合いで、社交的なことで知られていたが、不和があり、トランプは、エプスタインが自身の邸宅マール・ア・ラーゴ・スパから従業員を盗もうとしたのが原因だと非難している。

連邦上下両院は今秋、長い論争の末、司法省に対しエプスタインに関する全てのファイルを公開するよう求める法案を可決した。

民主党が公開した写真には、トランプ元大統領顧問のスティーヴ・バノンをはじめ、クリントン、映画監督のウディ・アレン、弁護士アラン・ダーショウィッツ、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツなど、エプスタインと並んで写っている著名人が多数写っている。

クリントンの写真には、エプスタイン、ギレーヌ・マクスウェル、そして他2人とポーズを取っている姿が写っている。クリントンはまた、エプスタインの地下性的人身売買組織との関連を否定している。

連邦下院監視委員会のジェームズ・カマー委員長(ケンタッキー州選出、共和党)は金曜日夜、ビル・クリントンとヒラリー・クリントンが来週、エプスタイン事件の捜査を継続する中で証言する予定であると発表した。委員長は、証言を求める召喚状に従わなかったり、召喚を遅らせようとしたりした場合、議会侮辱罪に問うと警告した。この警告は8月にも発せられた。

(貼り付け終わり)

(終わり)

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