古村治彦(ふるむらはるひこ)の政治情報紹介・分析ブログ

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タグ:ウーシャ・ヴァンス

 古村治彦です。

 第二次ドナルド・トランプ政権のトゥルシー・ギャバード国家情報長官が2026年6月30日付での辞任を発表した。その理由として、夫君エイブラハム・ウィリアムズが珍しい骨肉腫を発症し、闘病を支えるためとしている。このブログでは、トゥルシー・ギャバードについては長年にわたり、詳しく紹介してきた。以下のアドレスにギャバード関連記事が掲載されている。ご興味がある方は是非お読みください。

※トゥルシー・ギャバードに関する記事は以下のアドレスからお読みください↓

https://x.gd/85bqo

 ギャバードは、民主党所属の連邦下院議員(ハワイ州選出)時代の2016年、大統領選挙の民主党予備選挙で、当時の民主党全国委員会がヒラリー・クリントンを勝たせようとして不公正な選挙運営を行っていたことに抗議して、副委員長を辞任し、バーニー・サンダース連邦上院議員を応援したことで名前が知られるようになった。また、シリアやイランを訪問し、指導者たちと会談を持つなど独自の活動を展開した。連邦下院議員を4期務め、2021年に任期満了で退任してからはテレビでのコメンテイターを務めていた。そして、2022年には民主党を離党した。2024年の大統領選挙期間中、ドナルド・トランプの選挙集会に登場し、トランプ支持を表明し、更に共和党への入党を表明し、トランプを驚かせる一幕もあった。そして、第二次ドナルド・トランプ政権では国家情報長官に指名され、連邦上院での人事承認を受けて、就任した。国家情報長官になっても独自の活動は続いていて、昨年には広島を訪問し、核兵器廃絶を訴えた。

海外への介入に反対する姿勢を貫いてきたので、2026年1月のヴェネズエラ攻撃、2月末からのイラン戦争に対して反対とみられ、トランプ大統領とは意見が合わなくなっているという見方もされるようになっていた。そのために、トランプから更迭されるのではないかという観測もあったが、今回、私的な理由での辞任となった。クリスティ・ノーム前国土安全保障長官、ロリ・チャヴェス=デレマー前労働長官のようなスキャンダルによる更迭ではなかった。この点は非常に重要である。なぜなら、政治的に復活できる可能性があるからだ。2028年の大統領選挙には、JD・ヴァンス副大統領が出馬する可能性がある。副大統領候補になるかどうかは分からないが、当選後に政権入りすることは十分に考えられる。それまでに、夫君エイブラハム・ウィリアムズが快癒していることを祈るばかりだ。ちなみに、ヴァンスのウーシャ夫人はインド移民の娘ということで、トゥルシー・ギャバードと共通点がある。以下の写真は2026年2月28日のイラン戦争開戦時のもので、ヴァンス副大統領の隣にいるのがトゥルシー・ギャバードである。
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エイブラハム・ウィリアムズ、トゥルシーギャバード夫妻の闘病生活がうまくいくこと、エイブラハムの病気が快癒することを心から祈念する。

(貼り付けはじめ)
トゥルシー・ギャバードの夫とどんな人物か? 珍しいがんの診断を受けたエイブラハム・ウィリアムズについて知っておくべきこと(Who Is Tulsi Gabbard's Husband? What to Know About Abraham Williams amid Rare Cancer Diagnosis

-5月22日、トゥルシー・ギャバードは夫の「極めて珍しい骨肉腫」を理由に、ドナルド・トランプ大統領政権での役職を辞任した。

ジョーダナ・コミター筆

2026年5月22日

『ピープル』誌

https://people.com/who-is-abraham-williams-tulsi-gabbard-husband-11982549

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ロサンゼルスでのショーン・ペン・・コア・ガーラに出席のエイブラハム・ウィリアムズとトゥルシー・ギャバード(2019年1月5日)

●知っておくべきこと(NEED TO KNOW

・ドナルド・トランプ大統領の国家情報長官トゥルシー・ギャバ―ドは2015年4月にエイブラハム・ウィリアムズと結婚した。

・ウィリアムズはハワイ出身の撮影監督。

・5月22日、ギャバードは夫のがんの診断を受け、トランプ政権からの辞任を発表した。

トゥルシー・・ギャバードが、夫のエイブラハム・ウィリアムズを支えるため、ドナルド・トランプ大統領政権の役職辞任を発表した。

『ニューヨーク・タイムズ』紙によると、トランプ政権下で国家情報長官を務めたギャバードは2015年4月にウィリアムズと結婚した。

5月22日、ギャバードは国家情報長官辞任を申し出て、その理由として夫が「極めて珍しい骨肉腫」と診断されたことを挙げた。

ギャバードはトランプ大統領宛の辞任書簡の中で、「この度、夫の傍に寄り添い、この闘いを全面的に支えるため、公職を離れることを決意した」と述べ、辞任は6月30日付で発効するとした。

ギャバードは次のように書いている。「11年間の結婚生活において、エイブラハムは私の支えだった。彼の強さと愛は、あらゆる困難を乗り越える力となってきた。私がこの重責と時間のかかる職務を続けながら、彼に1人で闘病生活を送るよう求めることは、良心に照らしてできない」。

それでは、トゥルシー・ギャバードの夫エイブラハム・ウィリアムズとはどんな人物なのか? これからエイブラハム・ウィリアムズについて書いていく。

●エイブラハムはハワイで育った(He was raised in Hawaii

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トゥルシー・ギャバードとエイブラハム・ウィリアムズ

『ニューヨーク・タイムズ』紙によると、ウィリアムズはハワイで母親のアニャ・アンソニーと継父のティモシー・S・アンソニーに育てられた。

『ニューヨーク・タイムズ』紙が2015年に報じた当時、母親はホノルルにあるギャバード議員の選挙区事務所のマネージャーを務めており、継父はカラカウア中学校で社会科教師と英語学習者向けプログラムの運営を担当していた。

●エイブラハムは撮影監督(He is a cinematographer

ウィリアムズは、自身のウェブサイトによると、コマーシャル、長編映画、ドキュメンタリー、ミュージックビデオ、短編映画などを手掛けてきた撮影監督だ。

IMDbによると、2023年にはテレビシリーズ「私立探偵マグナム」シーズン5の1エピソードで撮影監督を務めた

●仕事を通じて2人は知り合った(They got to know each other through work

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ワシントンDCで国家情報長官の就任宣誓する前のトゥルシー・ギャバードと夫のアブラハム・ウィリアムズ(2025年2月12日)

ウィリアムズの仕事によって、ギャバードと知り合うことになった。

ニューヨーク・タイムズ紙によると、2人は以前から知り合いだったが、2012年にウィリアムズがギャバードの選挙広告の撮影にヴォランティアとして参加したことがきっかけで親しくなったとギャバードは語っている(当時、彼女は連邦議会議員選挙に出馬していた)。

ギャバードはメールの中で、「それから約1年半後、共通の友人が私のために開いてくれた誕生日パーティーで、彼から初めてデートに誘われた。お互いのことを知るにつれて、共通点がたくさんあることに気づいた」と書いている。

ギャバードは、2人の友情と関係は「海とサーフィンへの共通の愛」を通して深まったと書いている。

●エイブラハムはサーフボードの上でギャバ―ドにプロポーズ(He proposed to Gabbard on a surfboard

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トゥルシー・ギャバードと夫のエイブラハム・ウィリアムズ

ギャバードは『ニューヨーク・タイムズ』紙の取材に対して、ウィリアムズはギャバ―ドにサーフボードの上で結婚の申し込みをしたと答えた。

ギャバードは次のように語った。「ワシントンDCから帰省していて、感謝祭の前日、彼が『夕方、サウスショアで夕日を見ながらサーフィンに行きたい』と言ってきた。その日は一日中会議で、出発する頃にはもう日が沈み始めていた。すごく長い赤信号で渋滞に巻き込まれて、エイブラハムはすごくイライラしていた。何がそんなに大騒ぎすることなのか、私には全然分からなかった」。

太陽が完全に沈む直前、2人は海に出た。その時、ウィリアムズは指輪を取り出し、彼女にプロポーズした。

●2人は10年以上の期間結婚を継続(They've been married for over a decade
『ニューヨーク・タイムズ』紙によると、ギャバードとウィリアムズは2015年4月にハワイでヒンズー教の古い儀式(Vedic ceremony)で結婚式を挙げた。

ギャバードは結婚式の翌朝、『ピープル』誌の取材に対して、次のように答えた。「エイブラハムと私にとって大きな意味のある、深くスピリチュアルで伝統的な儀式だった。これから共に人生を歩むための重要な要素となった」。
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共和党連邦上院議員がエリス・ステファニクをトゥルシー・ギャバードの後任として国家情報長官に推すという考えを示す(GOP senator floats Stefanik to replace Gabbard as DNI

ソフィー・ブラームス筆

2026年5月22日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/house/5892105-gop-senator-floats-stefanik-to-replace-gabbard-as-dni/

ジム・バンクス連邦上院議員(インディアナ州選出、共和党)は金曜日、退任するトゥルシー・ギャバード国家情報長官(Director of National IntelligenceDNI)の後任候補として、エリス・ステファニク連邦下院議員(ニューヨーク州選出、共和党)の名前を挙げ、ステファニク議員は承認手続きを難なく通過するだろうと述べた。

「ステファニクはトゥルシー(・ギャバ―ド)の後任として国家情報長官にふさわしい人物だ。承認通過も容易だろう」とバンクス議員はソーシャルメディアプラットフォームXに投稿した。

ギャバードは金曜日、夫が珍しい骨肉腫と診断されたことを理由に、6月30日付で辞任すると発表した。

『ザ・ヒル』誌が入手した辞任書簡の中で、ギャバ―ドは次のように記している。「夫は今後数週間、数ヶ月にわたり、大きな挑戦に直面するだろう。この時期、私は公職を離れ、夫の傍らに寄り添い、この闘いを全面的に支えなければならない」。

ギャバードは、トランプ政権2期目の閣僚として、この春に辞任した4人目の閣僚になる。これまでに辞任したのは、パム・ボンディ前司法長官、クリスティ・ノーム前国土安全保障長官、ロリ・チャヴェス=デレマー前労働長官だ。

トランプ大統領はギャバードの辞任発表まもなく、自身のソーシャルメディア「トゥルー。ソーシャル」で、ギャバードの辞任に伴い、アーロン・ルーカスが国家情報長官代行を務めると発表した。

しかし、彼女の後任として誰が指名されるのかという憶測がすぐに飛び交い始め、ソーシャルメディア上でステファニクの名前が挙がった。

現在の任期満了(2027年1月)で連邦議会を引退予定のニューヨーク州選出の共和党連邦下院議員であるステファニクは、トランプ大統領の最も熱烈な擁護者の一人であり、当初は2024年の大統領選挙後に国連大使に指名されていた。

しかし、ホワイトハウスはその後、ステファニクの国連大使指名を撤回した。連邦下院議員を辞任させることで、すでに僅差で過半数を維持している連邦下院での共和党の議席配分が複雑化するとの懸念からだった。

ステファニクは昨年3月、フォックスニューズの番組「ハニティ」のインタヴューで「これはティームとして力を合わせることであり、私はリーダーとして、この負託を確実に受け止め、歴史的な成果を上げるために尽力している」と、語った。

その後、一連の特別選挙での敗北、議員の死去や辞任により、共和党の議席はさらに縮小した。全議員が出席することを前提とすれば、党の方針に沿った投票で数人の離反者が出ることさえ許容できない状況だ。

ステファニクは、昨年4月に連邦議会に復帰した際、マイク・ジョンソン連邦下院議長(ルイジアナ州選出、共和党)によって連邦下院共和党指導部議長に任命され、党内で要職を務めている。

ステファニクは、国連大使に指名された際に、連邦下院共和党指導部で4番目に高い地位である連邦下院共和党指導部議長の職を辞任した。

また、ステファニクは、情報特別委員会、連邦下院軍事委員会、連邦教育労​​働委員会の上級委員でもある。

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トゥルシー・ギャバードがドナルド・トランプ政権の情報・諜報役職を辞任(Tulsi Gabbard to resign from Trump Intel post

レベッカ・ベイッチ筆

2026年5月22日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/5891647-intelligence-chief-gabbard-resigns/?tbref=hp

トゥルシー・ギャバード国家情報長官が金曜日、夫が珍しい骨肉腫の闘病中であることを理由に辞任を発表した。

ギャバ―ドは辞任書簡(『ザ・ヒル』誌が入手)の中で「夫のエイブラハムは先日、極めて珍しい骨肉腫と診断された。今後数週間、数カ月にわたり、彼は大きな挑戦に直面するだろう。この度、私は公職を離れ、夫の傍に寄り添い、この闘いを全面的に支える必要がある」と述べている。

彼女の勤務最終日は6月30日だ。

ドナルド・トランプ大統領は「残念ながら、素晴らしい仕事をしてくれたトゥルシー・ギャバードが政権を去ることになる」とトゥルース・ソーシャルに投稿し、ギャバードの夫の早期回復を祈るメッセージを送った。

トランプ大統領は「トゥルシーは素晴らしい仕事をしてくれた。私たちは寂しくなるだろう」と述べ、副長官アーロン・ルーカスが国家情報長官代行を務めると明らかにした。

ギャバードは、国家情報・諜報機関のトップを務めていた間、常に物議を醸す人物だった。

彼女は、この役職に選ばれた多くの人々が持つような伝統的な経歴を持っておらず、ロシアの主張をそのまま繰り返した発言や、大量の機密文書を漏洩したエドワード・スノーデンへの恩赦を求めたことなどで、厳しい批判を浴びた。

ギャバードはまた、バラク・オバマ政権時代の情報・諜報機関関係者を「反逆的な共謀(treasonous conspiracy)」で告発し、2016年の大統領選挙に関する情報操作を民主党の指導者たちが行ったと非難する報告書の中で、指導部を非難した。

ギャバードのメモと、その他114ページに及ぶ関連文書は、主にロシアが実際の投票結果を直接操作しようとした形跡はないという主張に基づいていた。

しかし、これは情報・諜報機関や連邦上院の報告書の結論と矛盾するものではない。これらの報告書は、「投票が改ざんされた、あるいは投票機が操作されたという証拠はない」と結論付けている。オバマ政権は、ハッカーが選挙結果を改ざんした証拠は確認されていないと述べている。

ギャバードはまた、FBIがジョージア州フルトン郡の選挙センターを捜索した際に現場に居合わせ、トランプに電話をかけ、後にスピーカーフォンにして現場の捜査官にトランプが感謝の意を伝えられるようしたことで批判を浴びた。

国家情報長官室(the Office of the Director of National IntelligenceODNI)は金曜日、ギャバードが「捏造されたロシア疑惑の真実と、オバマ政権当局者がトランプ大統領の2016年の勝利を阻害するために情報機関を武器化した方法」、そして「情報機関内部の勢力による組織的な取り組みが、2019年にトランプ大統領を弾劾する根拠として利用された陰謀を捏造した」ことを暴露したと評価した。

長官室はまた、ギャバードが兵器化作業部会を設置したこと、そして現職および元情報・諜報機関職員37人の機密情報取扱資格を取り消したことにも言及した。

リストに挙げられた職員の中には、民主党政権下で要職を務めた者も複数含まれており、彼女は証拠もなく、彼らを政治利用や情報漏洩の疑いで告発した。

「国家情報長官室(ODNI)では、前例のない透明性の向上と情報機関の信頼性回復という大きな進歩を遂げてきたが、まだやるべき重要な課題が残っていることを認識している」とギャバードは辞任書簡の中で述べている。

連邦上院情報委員会の民主党側筆頭委員であり、ギャバードを声高に批判してきたマーク・ワーナー連邦上院議員(ヴァージニア州選出、民主党)は、彼女と夫に同情の意を表したが、彼女の職務遂行については直接的なコメントは避けた。

しかし、ワーナー議員は、この役職はホワイトハウスから独立していなければならないという点を強調した。

「国家情報長官は、政府において最も重要な責任の一つを担っている。それは、政治的な思惑やホワイトハウスからの圧力に左右されることなく、政策立案者とアメリカ国民に対し、客観的で事実に基づいた情報を提供することだ。検証済みの情報と政治的に都合の良い主張との境界線が曖昧になりがちな現状、国家情報長官室が事実、独立性、そして法の支配に根ざした存在であり続けることが極めて重要だ」とワーナー議員は述べた。

ワーナー議員は「次期国家情報長官は、国家情報機関への信頼回復、情報活動の健全性の保護、そして国家情報専門家が恐れや干渉を受けることなく権力に対して真実を語れる環境の確保に尽力しなければならない」と続けた。

元連邦下院情報委員長のアダム・シフ連邦上院議員(カリフォルニア州選出、民主党)は、より厳しい反応を示した。

「彼女の辞任を巡る状況には同情の余地があるが、はっきりさせておきたいことがある。トゥルシー・ギャバードが国家安全保障にもたらした唯一の貢献は、彼女の辞任だけだ」とシフはXに投稿した。

「彼女は情報活動を政治化し、アメリカ国民の安全を守る重要な機関を解体し、根拠のない選挙不正疑惑を追及するために情報機関を武器化した。他にも多くの問題があった」と述べ、ギャバードの在任期間は「国家情報長官における恐ろしい例外(a terrible exception)であって、新たな常態(the new normal)であってはならない」と付け加えた。

ギャバードは辞任を発表後、共和党所属の連邦議員たちから称賛を受けた。

「彼女は、情報機関においてこれまで多くの人が拒否してきたことを率先して成し遂げた。国家情報長官在任中、ギャバード長官はトランプ大統領の優先事項の多くにおいて大きな進展を遂げ、情報機関の兵器化と政治化に対処するために必要な改革を実施するとともに、国民への透明性と情報機関内の説明責任を高めるための具体的な措置を講じた」と連邦下院情報・諜報委員会のリック・クロフォード委員長(アーカンソー州選出、共和党)は声明の中で述べた。

「ロシア共謀疑惑に関する2017年の多数派スタッフ報告書を機密解除し、国民の手に届けるために、連邦下院情報委員会が彼女の重要な支援を受けたことに感謝する。彼女は国家情報長官室に確固たる功績を残した」

ギャバードは、ここ数週間で辞任した複数の高官の一人である。

国土安全保障長官クリスティ・ノームと司法長官パム・ボンディは、今年初めにトランプ大統領によって解任された。

国家対テロセンター所長でギャバードの側近ジョー・ケントは、イラン戦争を巡り3月に辞任した。

国境警備隊の元「特命全権司令官(commander at large)」グレッグ・ボヴィーノと、米移民・関税執行局(ICE)のトッド・ライオンズ長官代行も最近辞任した。

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ギャバード米国家情報長官、6月末に辞任へ 夫のがんが判明と

BBC JAPAN 5/23() 14:08配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/a78dd00c4b8d80196e3b7574d23840e452be220f

アメリカのタルシ・ギャバード国家情報長官が22日、辞任の意向を示した。夫が骨のがんと診断されたためとしている。

辞任を表明した書簡の中でギャバード氏は、「夫の強さと愛が、あらゆる困難の時に私を支えてきた」、「私がこの多忙で時間を要する仕事にとどまる一方で、彼にこの闘いに一人で挑むよう求めることは、良心に照らしてできない」と述べた。

ドナルド・トランプ大統領はソーシャルメディアへの投稿で、ギャバード氏は「驚くべき仕事をしてきた。我々は彼女を惜しむだろう」と述べた。

ギャバード氏は630日付で辞任する予定。トランプ氏は、アーロン・ルーカス主席副長官が長官代行として職務を引き継ぐと述べた。

ギャバード氏は、2024年の大統領選でトランプ氏を忠実に支持し、トランプ政権発足後、アメリカの情報収集体制において最も強力な人物の一人となった。しかし今年に入り、アメリカがイランに対して軍事行動を取り、キューバに圧力をかけ、さらにヴェネズエラの大統領を排除した中で、公の場にほとんど姿を見せていなかった。

今年に入ってトランプ政権を離れた閣僚は、クリスティ・ノーム氏(国土安全保障長官)、パム・ボンディ氏(司法長官)、ロリ・チャヴェス=デリーマー氏(労働長官)ギャバード氏は4人目となる。

■不介入主義の退役軍人、民主党からトランプ氏支持へ

ギャバード氏は政治キャリアを通じて、海外での戦争への介入に反対する立場を取ってきた。トランプ氏が今年2月にイランへの攻撃を決定したことで、同氏との間で緊張が生じた。

アメリカとイスラエルによる攻撃後、ギャバード氏はその決定への支持を避け、3月に行われた議会公聴会でも、この紛争がもたらし得る影響について政権が認識していたかどうかという質問を、慎重に回避した。

また、野党・民主党が、ホワイトハウスと情報機関がイランの核濃縮能力について主張した内容に不一致があると指摘した点についても、質疑の中で厳しく問われた。

ギャバード氏は昨年、議会でイランは核兵器開発を目指していないと証言したが、トランプ氏はこの発言を退ける姿勢を示していた。

「彼女が何を言ったかは気にしない」とトランプ氏は当時、記者団に述べ、「彼らは兵器を保有する寸前だったと思う」と主張した。トランプ氏は、アメリカがイランと戦争状態に入った理由として、イランの核能力を繰り返し挙げている。

2カ月前には、ギャバード氏の側近だったジョー・ケント氏が、イランへの攻撃に抗議して国家テロ対策センターの所長職を辞任。大統領に対して「方針転換」を求めた。

ケント氏の辞任後、ギャバード氏は公にトランプ氏のイランに関する決定を支持。大統領には、何が差し迫った脅威かを判断する責任があると述べていた。

ギャバード氏はイラクに医療部隊と共に従軍した退役軍人であり、その政治キャリアでいくつかの「初」を達成している。

2002年に21歳でハワイ州議員に初当選。これは同州史上、最年少の選出だった。1期務めた後、州兵部隊がイラクに派遣されたことを受けて議員職を離れた。

2013年には民主党から出馬し、初のヒンドゥー教徒の連邦下院議員となった。2020年には、反介入主義の外交政策を掲げて大統領選の予備選に出馬したが、途中で撤退した。

2022年に民主党を離党し、当初は無所属として登録した。その後、FOXニュースのコメンテーターとして活動する中で、ジェンダーや言論の自由といった問題について積極的に発言し、共和党に加わる前からトランプ氏の強い支持者となった。

2024年の大統領選でもトランプ氏を支持し、選挙戦を共に展開し、選挙後には政権移行チームの一員を務めた。

ギャバード氏が国家情報長官に就任して以降、アメリカの情報機関コミュニティーの規模は縮小した。昨年、職員をほぼ50%削減する計画を発表した際、同氏はこの機関が過去20年で「肥大化し非効率になっていた」と述べた。

(貼り付け終わり)

(終わり)
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ザ・フナイ vol.225(2026年7月号)
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シリコンヴァレーから世界支配を狙う新・軍産複合体の正体 
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『トランプの電撃作戦』
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世界覇権国 交代劇の真相 インテリジェンス、宗教、政治学で読む

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バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める

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 古村治彦です。

 ジョー・バイデン大統領の選挙戦撤退と、カマラ・ハリス副大統領への後継指名があり、ご紹介しようと思っていた、共和党全国大会最終日に関する記事をご紹介できないでいた。今回、間隙を縫って、ご紹介したいと思う。最終日のクライマックスは、何と言っても、共和党大統領選挙候補者指名受諾演説だった。1時間以上もある大演説であった(通常はもっと短い)。前半のトランプは、暗殺未遂事件について語り、しんみりとした雰囲気だった。彼は、「神が私のそばにいて下さった(I had God on my side)」「全能の神の恩寵(grace of almighty God)」「神の摂理の瞬間(providential moment)」といった、信仰に絡んだ言葉を選んだ。トランプは自分自身が「神に生かされた」「神に選ばれた」という「確信」を得て、「回心(改心)」したと考えられる。
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 しかし、後半はだんだん調子が出てきて、原稿からどんどん離れていった。ジョー・バイデンという名前は原稿にはなかったが、1度だけ言うとして、「アメリカの最低の大統領10人を集めたよりも、酷い損害をアメリカに与えた」という発言を行った。この激しい言葉遣いは一度で十分である。

 ヴァンス副大統領候補と配偶者のウーシャさんを紹介した時には、「イェール大学で知り合った」ということまで述べた。これは、「自分たちは白人至上主義ではない、きちんとした移民とその子供で、きちんとした教育を受けた人は自分たちの仲間だ」ということを示そうとしている。トランプ陣営やトランプ支持者は白人至上主義者と見られたり、白人氏至上主義グループから支持を受けたり、ということがあり、無党派に懸念を持たれる部分であるが、そのイメージを払拭しようとしている。その点で、ヴァンスの人選は良いものとなった。

 今回の共和党全国大会は大きな失点がないどころか、盛り上がりを見せ、共和党全体を勢いづけることになった。この盛り上がりもあり、バイデン大統領は撤退を決断したということもあるだろう。6月27日の討論会でバイデンが酷いパフォーマンスを見せ、その後、トランプの暗殺未遂事件が起きた。バイデンと民主党は追い込まれた。そこで、起死回生のバイデン撤退表明となった。来月には民主党大会があり、そこで、どれくらいの勢いをつけることができるが勝負ということになる。これからも目を離すことはできない。

(貼り付けはじめ)

選挙集会での銃撃事件後のトランプが戦うために出てきた:昨夜の共和党全国大会の5つのポイント(Trump comes out fighting after rally shooting: 5 takeaways from RNC’s last night

ジャレッド・ギャンズ、ジュリア・ミュラー筆

2024年7月19日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/4781271-donald-trump-rnc-joe-biden-jd-vance/mlite/

ドナルド・トランプ前大統領は、暗殺未遂事件から生還して以来初の演説で、2024年共和党全国大会を選挙集会と変化させ、銃撃事件では神が味方だった(God was on his side)と主張し、「この国を救う(save this country)」ために党が団結するよう呼びかけた。

トランプは、ミルウォーキーで数千人の聴衆を前に演説し、正式に共和党の大統領候補指名を受けた際に、自身の臨死体験(near-death experience)の詳細を明かした。

以下で、共和党全国大会最終日の夜の5つのポイントを挙げる。

(1)トランプは暗殺未遂について詳しく話す(Trump went into detail about assassination

4日間の緊張の後、トランプは党全国大会の締めくくりの演説(convention-capping speech)で、ペンシルヴァニア州での土曜日の集会で起きた暗殺未遂事件の体験を語った。この事件では、銃撃犯が耳をかすめ、集会参加者1人を殺害、2人を負傷させた。

トランプは、「皆さんも既にご存知のとおり、暗殺犯の銃弾は私の命を奪う寸前まで迫っていた。非常に多くの人が私に、『何が起きたのか? 何が起きたのか教えて欲しい』と尋ねてきた」と述べた。

トランプは参加者たちに「何が起こったのか正確に(exactly what happened”)」話すと約束したが、「話すのがあまりにも辛いので(because it’s actually too painful to tell.)」二度と話さないと誓った。

トランプは、その日の観衆について、「夕方の暖かく美しい日(warm, beautiful day in the early evening)」と、ペンシルヴァニア州の「歓声を上げていた(cheering)」と詩的に語ったが、その後「大きな、ヒューという音(loud, whizzing sound)」と「本当に、本当に激しく(really, really hard)」耳に当たった弾丸の感覚で、歓声が途切れたと語った。

トランプは事件で傷ついた耳に白い包帯を巻いていた。共和党全国大会の参加者の中にも同じように耳に包帯をしている人がいたが、ある女性は、それは元大統領への「連帯感(in solidarity)」からだと話した。

トランプは「ひどい夜(terrible evening)」であり、「多くの弾丸(many bullets)」が発射され、死と隣り合わせの緊張感があったと表現したが、「穏やか(serene)」な気分だったと語った。彼は生き延びたことを神に感謝し、「おそらく」「神の摂理の瞬間(providential moment)」だったと語った。

参加者たちはトランプの話に釘付けになり、シークレットサービスに囲まれ拳を突き上げるトランプ元大統領の写真が背後のスクリーンに映し出されると、「ファイト(fight)」の掛け声をあげた。

(2)トランプは以前からの彼自身だった(Trump was his old self

トランプ以前の演説者たちは、よりソフトなヴァージョンのトランプが登壇するための下地を作っているようだった。

水曜日の夜、トランプの孫娘カイ・マディソン・トランプが登場し、前大統領を 「普通のおじいちゃん」で「両親が見ていないときにキャンディやソーダをくれる 」し、「いつも学校での様子を知りたがる」と述べた。

木曜日、トランプ政権の中小企業庁長官を務めたリンダ・マクマホンは、マーアラーゴでのトランプ大統領と4歳の孫娘の逸話を披露した。孫娘が「彼の髪の毛をぐちゃぐちゃにした時」に「彼は祖父だけが持つことのできる愛をもって微笑んだ」と述べた。

マクマホンは、この逸話は「典型的なドナルド・トランプ・ストーリではないだろう」と認め、前大統領は「ライオンのハートと戦士の魂」を持つ「素晴らしい人物」と述べた。

しかし、木曜夜に演説​​したトランプは、2015年に選挙運動を開始して以来、あらゆる集会で見られたのと同じ人物だった。

事前に発表された演説原稿の主な内容は、トランプの2期目の可能性に関する計画と、トランプがこの国が直面していると考える問題についての議論に焦点が当てられていたが、トランプは予定されていた発言から頻繁に逸脱し、代わりに味方を称賛し、敵を攻撃する方向に転じた。

書かれた原稿には、バイデン大統領の名前は含まれていなかったにもかかわらず、トランプ大統領は敵対者への直接的なジャブを浴びずにはいられなかったようだ。トランプは、「アメリカ史上最悪の大統領10人を数えて、全員を合わせても、バイデンが与えたような損害は与えられなかっただろう」と述べた。

また、トランプはナンシー・ペロシ前連邦下院議長(カリフォルニア州選出、民主党)を批判し、「クレイジーなナンシー」と呼び、聴衆からはブーイングが出た。ペロシの広報担当者は後に、トランプは一部の人が予想したような「新しいトーン(new tone)」を取らず、以前のトランプと同じトランプだったと述べた。

トランプはまた、中国などの外国に雇用が流出しているとして、全米自動車労働組合(United Auto Workers)の指導者を非難し、「恥じるべき(ashamed)」、「解雇されるべき(fired)」と述べた。

同時に、トランプは今週のテーマである「団結(unity)」に傾倒し、特にスピーチの終盤で原稿通りの発言をし、人々が互いに争うことにエネルギーを費やせば、国の「運命(destiny)」は手の届かないものになると述べた。

トランプは、「私たちはそのエネルギーを、国の真の可能性を実現するために使わなければならない。そして、アメリカの歴史のスリリングな章を私たち自身で書いていかなければならない」と述べた。

(3)イヴェントはロックコンサートのようだった(The event was like a rock concert

木曜日の夜のラインナップには、音楽スターのキッド・ロック、格闘技プロモーターのデイナ・ホワイト、レスリング界のレジェンドであるハルク・ホーガンなどの著名人たちも登場し、参加者は熱狂した。

ホーガン(本名テリー・ボレア)は、トランプと新たに副大統領候補に指名されたオハイオ州選出の連邦上院議員JD・ヴァンスを「私が人生で見た中で最高のタッグチーム(he greatest tag team of my life)」と称賛する発言をし、その間に「USA」の連呼を参加者に促した。

彼はまた、大声で歓声を送る参加者についても称賛した。   

「今夜ここに来たとき、この場所にはとてもエネルギーが溢れていて、もしかしたらマディソン・スクエア・ガーデンで次のタイトルを獲得する準備をしているのかもしれないと思ったほどだった。しかし、私が気づいたのは、私が本物のアメリカ人でいっぱいの場所にいるということだった、兄弟たちよ」と述べた。

一方、キッド・ロックは自身の曲「アメリカン・バッド・アス」を歌い、参加者は「ファイト」や「トランプ」と叫んだ。

夜の終わりに、トランプはリー・グリーンウッドの「ゴッド・ブレス・ザ・USA」のライヴパフォーマンスに乗って、派手に登場した。そしてステージを歩き回り、曲が終わると参加者に手を振り、手を叩いてから演壇に向かった。 

その夜は、トランプ大統領の家族もステージ上に登場し、ファイサーヴ・フォーラムの参加者が熱狂する中、報道によると、10万個以上の赤、白、青、金の風船が映画の1シーンの

ように降下して終了した。

(4)ハルク・ホーガンが注目を集めた(Hulk Hogan almost stole the spotlight

トランプよりも目立つということは難しい仕事であるが、ホーガンはそれをほぼやってのけた。

トランプ前大統領を称賛する演説をしている間、プロレスラーのハルク・ホーガンはミルウォーキーの会場を大いに沸かせた。

ホーガンが登壇するとすぐに、参加者たちは「USA」という言葉を一緒に叫んだ。

しかし、おそらく彼の登場で、最もスリリングな瞬間は、レジェンドレスラーが参加者に向かって話しているときに、シャツを引きちぎった時で、ほとんど耳がつんざくような大歓声が起きた時だ。

「彼らがアメリカの次期大統領を殺そうとしたとき、もうそれだけで十分だった。私はトランパマニアを野に放ってくれと言ったんだ、兄弟たちよ」と、自身のキャッチフレーズ「ハルクマニア」をもじって述べ、ホーガンは満場の拍手を浴びた。

その後、ホーガンは元大統領の家族とともにトランプのボックス席に座り、トランプ自身もホーガンがどれほど参加者を元気づけたかについて、その力を認めているようだった。

トランプは演説中にも「ハルクスターはどうだった?」と質問し、出席者は歓声で応えた。

(5)バイデンの苦境は静かに進行(Biden’s woes were an undercurrent

共和党が銃撃事件後の最初のトランプの演説に歓喜し、党の指名を正式に受諾したことを祝う一方で、民主党では、バイデンと2024年の候補者指名をめぐる内部争いが続ている。

共和党全国大会の期間中、モンタナ州選出のジョン・テスター連邦上院議員は、バイデンに大統領選挙から撤退するよう求めた2人目の民主党所属の連邦上院議員となった。

共和党支持が強い州で再選を目指す民主党所属の議員で、危うい立場にあるテスターは、現職のバイデンの「公務と国家への献身(commitment to public service and our country)」を評価するが、バイデンは「再選を目指すべきではない(should not seek reelection to another term)」と述べた。

モンタナ州選出の連邦上院議員の動きは、選挙集会でのトランプ銃撃事件を受けてやや沈静化していた、民主党内部のドラマに拍車をかけるものだったが、今週初め、党のより著名な人物がこの動きに続々と加わったことで、ドラマは再燃した。

水曜日、アダム・シフ連邦下院議員(カリフォルニア州選出、民主党)は、11月にバイデンがトランプに勝つ能力について、「深刻な懸念(serious concerns)」を表明し、ジム・コスタ連邦下院議員(カリフォルニア州選出、民主党)もこの呼びかけに加わり、バイデンが「トーチを渡す(pass the torch)」時が来たと述べた。

トランプは共和党全国大会の演説でバイデンの名前を一度だけ挙げたが、事前に発表された原稿には入っていなかった。

「バイデン、この言葉を一度だけ使う。これ以降はその名前は使わない。一度だけだ」とトランプは述べ、演説は政権を批判したものの、共和党の反対側の党で繰り広げられているドラマについては語らなかった。

カマラ・ハリス副大統領が自分のボスであるバイデンに代わって候補者リストのトップに立つ可能性についての話が高まっており、民主党内部の関係者たちは、8月の党全国大会が近づくにつれ、バイデンの政治的将来に関する決定が数日のうちに下される可能性があると囁き合っている。

(貼り付け終わり)

(終わり)

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バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる
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ビッグテック5社を解体せよ

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める

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 古村治彦です。

 2024年7月15日から共和党全国大会が始まった。ドナルド・トランプ前大統領が共和党の大統領選挙候補者に正式に指名された。トランプは相棒となる副大統領候補に、JD・ヴァンスを指名した。これまで、アメリカのメディアでも、ヴァンスの名前が取りざたされてきたが、正式に副大統領候補となった。ヴァンスは現在、オハイオ州選出の連邦上院議員を務めている。高校卒業後に、アメリカ海兵隊に入隊し、広報担当・従軍記者としてイラクに派遣されたこともある。その後はオハイオ州立大学に進学し、その後はイェール大学法科大学院に進学した。オハイオ州立大学からイェール大学法科大学院に進学するということは、大学時代の成績は日本風に言えば「全優」、「ストレートA」だったと考えられる。その後は投資会社で社長を務め成功するなど、優秀なビジネスマンとなった。
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 ヴァンスの名前を一躍有名にしたのは、2016年に発表した『ヒルビリー・エレジー(Hillbilly Elegy)』(邦訳は2017年に光文社刊)だ。これは、ヴァンスが成長したオハイオ州も含まれる、アパラチア山脈地方の貧しい白人の人々の生活を描いた階層だ。2016年の米大統領選挙でドナルド・トランプが下馬評を覆し、ヒラリー・クリントンに勝利した後に、「どうして労働組合が強い工場地帯である五大湖周辺州で民主党のヒラリーが負けて、トランプが勝利したのか」という疑問を多くの人々が持ったが、ヴァンスの回想録がその答えとなるということで、『ヒルビリー・エレジー』はベストセラーになった。ラストベルトの貧しい白人労働者たちがトランプを支持したこと、その理由がこの本で分かる。

 2016年当時、ヴァンスはドナルド・トランプを激しく非難していた。「文化的ヘロイン」「アメリカのヒトラー」と呼んでいた。しかし、2022年のオハイオ州連邦上院議員選挙に出馬する際には、謝罪し、トランプ支持を表明した。トランプは「自分に敵対しても、最後には自分のところに戻ってくる」と言って、ヴァンス支持を表明し、ヴァンスは上院議員選挙で勝利した。上院ではトランプ支持派の代表として、激しい言葉遣いで物議を醸すことも多かった。ウクライナ戦争ではウクライナ支援に反対してきている。しかし、一方で、バイデン政権が行った、インシュリンの価格の上限設置といった、貧しい人々向けの政策では政権を支持している。

 今回の銃撃事件を受けて、トランプこそが「神に選ばれた私たちのリーダーだ」と受け取る人が多く出るだろう。トランプ自身も激しい言葉遣いを止め、穏やかな表情となっている。彼自身も期するところがあるだろう。思い切った言葉を使えば「回心」ということになるだろう。ヴァンスの方が激しい言葉遣いを行って、トランプのお株を奪っている。これは、前回のトランプ政権では、トランプの激しさと、マイク・ペンス副大統領の穏やかさと堅実さがコントラストとなったが、今回は批判をヴァンスが引き受けるということになりそうだ。

ヴァンスの個人生活において重要なのは、イェール大学法科大学院時代の同級生のインド系のウーシャ夫人と結婚していること、そして、ヴァンスは2016年にプロテスタントの福音派からカトリックに改宗していることだ。インド系はアメリカでも社会的に上昇し、重要な役割を果たすようになっている。政界でも、カマラ・ハリス副大統領、ニッキー・ヘイリー元国連大使がインド系である。インド太平洋を重視するアメリカにとって、インドとの関係は重要である。この点から、副大統領候補にヴァンスが選ばれたことの意味は大きい。また、マイノリティにもウイングを広げるということにもなる。また、ヴァンスがカトリック(で保守派)ということも大きい。マイノリティでもヒスパニックはカトリックが多い。ヒスパニック票にアピールができるということの意味は大きいイ。バイデン大統領もアイルランド系のカトリックの家系(でリベラル派)であり、中絶問題などで保守派とリベラル派で分裂するカトリックであるが、トランプ・ヴァンスへの投票に結びつくどうかが注目される。

 ヴァンスの副大統領候補指名は今回の選挙戦、更に若手のヴァンスが登場したことは、2024年以降の選挙にも影響を与えることになる。

(貼り付けはじめ)

トランプがJD・ヴァンスを副大統領に選出:知っておくべき5つのこと(Trump picks JD Vance for VP: 5 things to know

キャロライン・ヴァキール筆

2024年7月15日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/4774018-jd-vance-vp-things-to-know/

ドナルド・トランプ前大統領は月曜日、副大統領候補をめぐる数カ月にわたる憶測に終止符を打ち、副大統領候補にJD・ヴァンス連邦上院議員(オハイオ州選出、共和党)を正式に指名した。

トランプ前大統領は共和党全国大会初日、共和党副大統領候補にヴァンスを指名した。オハイオ州出身の共和党員であるヴァンスは、最終候補3人のうちの1人と広く見られていた。マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出、共和党)とノースダコタ州知事のダグ・バーガムも候補に加わった。

ヴァンスはトランプ前大統領の忠実な同盟者だが、オハイオ州選出の共和党所属の連邦上院議員とトランプとの関係は複雑だ。

トランプの2024年の副大統領候補について知っておくべき5つのことは次のとおりだ。

(1)彼は熱烈なトランプ支持者だ(He’s an ardent Trump supporter

ヴァンスは連邦議会議事堂内部で最も著名なトランプ元大統領支持者の1人で、連邦上院でトランプとその政策を主張している。

2月には、イスラエルとウクライナへの資金援助を含む対外援助案に反対票を投じるよう同僚の共和党議員に呼びかけた。当時「法案本文の中には、次期トランプ大統領がウクライナ戦争への資金援助を止めようとすれば、トランプ大統領の弾劾が行われる、そんな時限爆弾が埋まっている」と主張した。

ヴァンスは5月、ニューヨークの口止め料捜査におけるトランプ大統領の緘口令(gag order)の合憲性(constitutionality)を調査するようメリック・ガーランド司法長官に要請した。

彼は日曜のテレビ番組などのメディア出演でも効果的な代理人として活躍している。先週のNBCの「ミート・ザ・プレス」のインタヴューで、ヴァンスは2024年の選挙が「自由で公正(free and fair)」である限り結果を受け入れると述べた。

ヴァンスは次のように述べている。「自由で公正な選挙である限り、もちろんそうするだろう。問題があると思われる場合には、憲法上の手続きを利用して問題に異議を申し立てる。しかし、自由で公正な選挙であれば、私たちは憲法が要求することを実行する。私たちは結果を尊重する。そして、その結果によってドナルド・トランプが再選されるだろうと私は予想している」。

(2)しかし、以前は批判者だった(But he used to be a critic

しかし、ヴァンスは常にトランプ支持者だった訳ではなく、以前はトランプ前大統領を「愚か者(idiot)」で「有害(noxious)」と呼んでいた。

オハイオ州選出の共和党所属の連邦上院議員は2016年、トランプ大統領の悪名高き「アクセス・ハリウッド」テープに関する暴露の最中にソーシャルメディアに次のように投稿した。「親愛なるクリスチャンの皆さん、みんなが私たちを見ている。この男のことについて謝罪するとき、主は、私たちを助けてくださる」。

2016年の『ジ・アトランティック』誌への寄稿で、ヴァンスはトランプ元大統領を「文化的ヘロイン(cultural heroin)」と呼んで痛烈に非難した。

ヴァンスは「トランプは一部の人の気分を少し良くさせてくれる。しかし、彼は彼らを悩ませているものを解決することはできず、いつか彼らはそれに気づくだろう」と書いた。

彼はまた、トランプを「冷笑的な嫌な奴(cynical asshole)」、「アメリカのヒトラー(America’s Hitler)」とも評した。

これらの過去の発言の多くは、特に2022年の連邦上院議員選挙に出馬中に、ヴァンスを悩ませるようになった。ヴァンスはこれまでの発言について謝罪し、トランプ前大統領について「間違っていた(wrong)」と述べた。

ヴァンスは、5月にCNNの「ステイト・オブ・ザ・ユニオン」に出演し、トランプに対するこれまでの発言について質問され次のように答えた。「私はこれについてはっきりと述べた。私はトランプについて間違っていた。私は彼が良い大統領になると考えていなかった。そして、それが間違っていたことが証明されてとても誇りに思う。私が彼を当選させるために一生懸命努力している理由の1つはこれだ」。

(3)彼はベストセラー作家だ(He’s a bestselling writer

ヴァンスは2016年に出版された回顧録『ヒルビリー・エレジー(Hillbilly Elegy)』を執筆したことで一躍脚光を浴びた。『ヒルビリー・エレジー』はオハイオ州で育った彼の数年間を振り返り、貧困やアルコール依存症といった問題が身近にある労働者階級の白人たちのアメリカに触れながら、イェール大学のロースクールに通うなどして何とか自分の未来を切り開いた様子を描いた。

この本は、2016年のトランプ大統領の台頭を理解しようとする政治オブザーバーたちの間で人気のある本となった。

ヴァンスは2016年、ウォール・ストリート・ジャーナルのインタヴューで、「この本は2つのことを物語っていると思う。第一に、人々が白人労働者階級(white working class)の怒りとフラストレーションに強い関心を抱いていること、第二に、白人労働者階級の人々が自分たちの物語を誰かに語ってもらうことに飢えていることだ」と語った。

この本はニューヨーク・タイムズのベストセラーとなり、その後2020年に映画化された。

(4)勝利した場合、彼は最も若い副大統領の1人となるだろう(He would be one of the youngest vice presidents to win

11月にトランプ・ヴァンスのコンビが当選すれば、ヴァンスはアメリカ史上最年少の副大統領の1人となる。8月に40歳になるヴァンスは、ミレニアル世代(Millennial)として初めて副大統領となる。

ジョン・C・ブレッキンリッジ元副大統領は、1857年に副大統領に就任したとき36歳だった。リチャード・ニクソン元大統領は1953年に副大統領に就任したとき40歳だった。彼の誕生日はヴァンスの誕生日より早い。

(5)彼は共和党内のアイソレーショニスト派を代表している(He represents the isolationist faction of the GOP wing

オハイオ州選出の共和党所属の連邦上院議員であるヴァンスの外交政策に関する見解は共和党のアイソレーショニスト派を代表しており、ロシアのウクライナ侵攻問題がその姿勢を浮き彫りにさせている。

ヴァンスは4月にニューヨーク・タイムズに掲載した論説の中で次のように書いた。「ホワイトハウスはロシアのウラジーミル・プーティン大統領とは交渉できないと何度も言ってきた。これは不合理だ。バイデン政権には、ウクライナ人がこの戦争に勝つための実行可能な計画はない。アメリカ国民がこの真実に早く直面すればするほど、この混乱をより早く解決し、平和を仲介することができる」。

ヴァンス上院議員は、ウクライナ支援に反対を表明し、大統領は「ウクライナが何を必要としているのか、そしてこの支援が現場の現実をどのように変えるのかについて、基本的な事実すら明確に述べていない」と論説の中で書いている。

こうした見解は、ウクライナ支持者のリンゼイ・グラム上院議員(サウスカロライナ州選出。共和党)など共和党の同僚の一部を時折苛立たせており、外国の紛争への対処方法を巡って党内に亀裂が生じていることを示している。

(6)中絶に対する彼の立場は進化した(His position on abortion has evolved

ヴァンスはこれまで、2022年連邦上院議員選挙に立候補する際に妊娠15週間後の制限を支持するなど、中絶へのアクセスに関する連邦政府の制限を支持してきた。

しかし、ヴァンスは、この問題に関するトランプの最近の発言を反映しており、トランプは中絶へのアクセスは各州に委ねられるべきだと述べている。

ヴァンスは先週、NBCの「ミート・ザ・プレス」で中絶と中絶薬の問題について語り、「ドナルド・トランプはここでは現実的なリーダーだ」と語った。

ヴァンスは「トランプは、中絶政策のほとんどは州によって決定されるだろうと述べている。私たちは、若い女性やその親たちが、そもそも家族を持つことをより簡単かつ手頃な価格にしたいと考えている。私たちは住宅費を削減し、多くの家族が出産後に目にする驚くべき医療費をなくしたいと考えている。それがこの問題に対するトランプと共和党のアプローチだ」と述べた。

(貼り付け終わり)

(終わり)

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