古村治彦です。

以下は、読売新聞オンラインの記事で、その内容は高級ブランド品が高値で取引されているという内容だ。その代表例として、エルメスのバーキンバッグが最初に紹介されている。バーキンバッグは、今年7月に76歳で亡くなったモデル・映画女優・歌手として活躍したジェーン・バーキンの名前からとられている。ジェーン・バーキンの偉大さについては、副島隆彦先生の重たい掲示板の文章を是非読んでください。
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※「[3564]ジェーン・バーキンの死(76歳)から思うこと。投稿者:副島隆彦 投稿日:2023-07-23 20:14:35」↓

http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

 バーキンが亡くなったということも理由としてあるだろうが、バーキンバッグの中古品の値段が高騰しているということだ。以下に貼り付ける読売新聞の記事によると、中古品で新品の定価(約150万円)の倍の340万円になっているということだ。凄まじいのは、人気のタイプのバーキンバッグは新品の定価が約500万なのに、その6倍の3000万円になって、それが売れたということだ。購入したのは、中国人夫婦だったということだが、この夫婦はいつも出物、掘り出し物を探していて、色々な店に連絡をつけて、お目当ての品物が出たらすぐに買うということをしているのだろうと私は考える。高々と書くと失礼だが、バッグ1つが3000万円というのは想像を絶する世界だ。今、金価格が1グラム9800円だから、約1万円と考えると、3000グラム、3キロと同等、金の延べ棒(1キロ)3本分と考えると何なんだということになる。

 「プレミアム価格」という値段が付く高級ブランド品の存在については、これらがお金に換えられるという点が重要なのだろう。高級時計のロレックスや希少価値の高いナイキのスニーカーも含めて、これらは実物資産ということになる。高級ワインや絵画もそうだ。芸能人、特に急に売れたお笑い芸人が高級時計や高級車を先輩から買うようにアドヴァイスをされて、その理由を質問したところ、「お前が売れなくなったら、それを売って金に換えて当座を凌ぐんだよ」と言われたと話していた。芸能人は見栄の世界と言われ、皆が高級な洋服や装飾品をつけて、高級車を乗り回しているが、これは顕示欲もあるだろうが、浮き草稼業で将来はどうなるか分からないということに備えての防衛の面もあるのだろうと納得した話だった。高級ブランド品はそれくらいの価値があるものなのだ。

 「高級ブランド品なんて金持ちの道楽で、貧乏人に見せつけるための飾りなんだろう」と私は思っていたが、実は実物資産としての価値があるという面を気づかせてくれる記事だった。

(貼り付けはじめ)

〇「バーキン中古バッグ、定価6倍の3200万円…高級品「プレ値」でも引く手あまた」

8/10() 5:02配信

読売新聞オンライン

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4667a938ffd3b936efbdaff742c690accbb2a19?page=1

[値段の真相 シン中古市場]<3>

 中古市場では、新品での販売価格を大幅に上回る値段を「プレミアム価格」や「プレ値」と呼ぶ。その代表格が高級ブランドの中古品だ。

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【図】一目でわかる…ロレックスの人気モデル「デイトナ」の価格、このように推移している

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一時、3200万円で売られていた「バーキン」の希少価値が高いモデル(東京・銀座で)=小林泰明撮影

 中古ブランド品流通大手、コメ兵銀座店では、200万円台後半から300万円台のエルメスの人気バッグ「バーキン」が2日に1個のペースで売れる。バーキンの定番モデルの定価は約150万円だが、今年4月の平均価格は340万円近くに達した。担当者は「プレミアム価格でも欲しいという顧客はたくさんいる」と言う。

 バーキンの中でも希少価値が高い限定モデルに至っては一時、定価(約490万円)の6倍を超える3200万円の値札がついた。その後、3000万円弱に価格が変更されたが、今月4日に中国人夫婦が購入したという。

 新品より中古の方がはるかに高い価格の逆転現象は、なぜ起きるのか。

 バーキンはもともと生産数が少ないことで知られる。人気のある色やサイズを正規店で購入するのは極めて難しいとされ、中古品でも欲しがる人は多くいる。そもそも需要と供給のバランスがとれていない。

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(写真:読売新聞)

 2020年以降はコロナ禍も重なった。生産が滞って新品の供給が不安定になる一方、市場で数少ないバーキンに多くの購入希望者が群がった。国内外の富裕層が旅行に行けなくなった分、高額品にお金を使うようになったことも、値上がりに拍車をかけた。

 中古市場に詳しい専門紙・リサイクル通信の瀬川淳司編集長は中古品の価格が高騰する条件について、「希少性、話題性、国際性」の3点を挙げる。

 価格は需要と供給で決まる。そのため市場に出回る数が限られる場合、必然的に「希少性」が高まり、需要に応じて値上がりする。

 SNSで高い発信力を持つインフルエンサーらが商品を使うことで「話題性」を集めれば集めるほど、需要が高まり、価格が上昇する。

 商品が海外も含めて売買されると、海外の富裕層が高い価格で買う機会も増える。商品の市場に「国際性」があれば価格はつり上がりやすい。バーキンは3条件を満たした代表的な「プレ値」商品と言える。

 ここでは価格が上がれば需要が減るという一般的な法則は、働かない。

●ロレックス、投資マネーの行き先にも

 投資マネーの行き先になっている高級ブランド品もある。

 ロレックスの高級腕時計は世界的に人気が高いが、流通量は少ない。人気モデルを定価で手に入れるには、複数の正規販売店に長期間、通い続ける必要があるという。マラソンのように店を巡ることから、ファンの間では「ロレックスマラソン」という言葉まである。

 新品どころか、中古品でも高値で取引され、さらに値上がりも見込める。ロレックスの一部のモデルは利用目的というより、売買によってもうけようとする投資家をひきつける。

 コメ兵によると、ロレックスの人気モデル「デイトナ」は、コロナ禍を受けて生産が減り、供給不足から値上がりするとみた投資家の購入が広がり、中古価格が高騰。定価約180万円のモデルの平均価格は22年春に590万円を超えた。

 その後、ロシアのウクライナ侵略で世界経済の先行きに不透明感が高まると、より安全な資産と目される金に資金を振り向ける動きが強まった。デイトナの価格は下落し、500万円を割り込んだ。

 投資対象と化したロレックスの相場は、世界情勢に合わせて揺れ動く。

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ナイキ中古スニーカー50万円(写真:読売新聞)

●「プレ値」がつくのは、高級ブランドに限った話ではない。

 都内のスニーカー専門店は2017年に約2万円で限定販売されたナイキの中古スニーカーを50万円で売る=写真=。「日本国内では1店舗でしか販売されず、非常に希少性が高い」(関係者)ことが高値の理由という。

 スニーカーはもともと愛好家の間で高値で取引されていたが、近年は値上がりに拍車がかかっている。中古スニーカーを簡単に売買できる海外のアプリが普及し、市場が世界に広がり、高値で買う人を見つけやすくなったことが大きいと言われる。

 「プレ値」の波は、世界規模で押し寄せ、中古市場の価格変動の振幅もまた大きくなっている。

(貼り付け終わり)

(終わり)

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ビッグテック5社を解体せよ

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める
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