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タグ:副島隆彦

 古村治彦です。

 2023年1月27日に副島隆彦・ベンジャミン・フルフォード著『世界人類を支配する悪魔の正体』(秀和システム)が発売です。副島先生とフルフォード氏の2冊目の対談です。

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世界人類を支配する悪魔の正体

 以下に、はじめに、目次、あとがきを貼り付けます。是非手に取ってお読みください。

(貼り付けはじめ)

『世界人類を支配する悪魔の正体』

はじめに 副島隆彦

 この本は、私とベンジャミン・フルフォード氏の2冊目の対談本である。

 前の本は、今から丸2年前の2020年11月の米大統領選挙で、ドナルド・トランプが現職のまま巨大な不正(ふせい)選挙( fraudulent election フローデュレント・エレクション)が行われて、無理やり引きずり降ろされた。〝悪魔の所業(しょぎょう)〟としか言いようがなかった。

 その緊迫の中、まるで手に汗を握る実況中継のように、刻々と変化するトランプ動乱のア

メリカの政治劇(ポリティカル・ドラマ)を、フルフォード氏と私で、文字どおり、ハラハラドキドキの波乱の状況展開を日本国民に活写して伝えた。書名は『今、アメリカで起きている本当のこと』(秀和システム、2021年1月刊)である。好評を得て増刷して今も売れ続けている。未読の人は、この本を読んだあと手をつけてください

 トランプ動乱は今も続いている。アメリカ合衆国で民衆(ピーポウ)の大(だい)正義と人類の存亡を賭(か)けた戦いは続いている。

私もフルフォード氏も日本という持ち場(根拠地[こんきょち]、出撃拠点)から世界に向けて、共に真実言論派( truth activist トルース・アクティヴィスト)及び、権力者共同謀議[けんりょくしゃくきょうどうぼうぎ](は有る)論者[ろんじゃ] conspiracy theorist[コンスピラシー・セオリスト] 。これを × 陰謀論者と言うな)の立場から、文字どおり命懸けの情報発信を続ける。この世に実在する悪魔たちに負けてたまるか、である。

 B・フルフォード氏が日本にいてくれるお陰(かげ)で、私たち日本の真実言論派(トルース・アクティヴィスト)がどれだけ助かっていることか。

 日本国内で今も勢力を維持している自民党内の反共右翼(はんきょううよく)=統一教会[とういつきょうかい](これの英語Moonies[ムーニーズ]は、教

[きょうそ]文鮮明[ムーン・サンミョン]の頭文字のMoon[ムーン]から作られた言葉。欧米白人諸国にも居て世界中で通用する)の残党(リメインズ)の勢力からの、隠微(いんび)な攻撃が私たちに加えられる。同時に、日本の体制派メディア(テレビ、新聞、出版社、雑誌)の中に潜り込んで(インフィルトレイト)いる別動隊によって、私たちの言論は抑(おさ)えつけられ脅迫を受ける。圧力に挫(くじ)けて己(おの)れの言論を曲(ま)げたり、沈黙する者たちは多い。

 フルフォード氏が日本にいてくれるからこそ、私たちはこの戦いの前衛(ヴァンガード)にして驍将(ぎょうしょう)を見失うことなく、後続(こうぞく)する。兵児垂(へこた)れることなく、その後ろから、負けてたまるかの突撃を掛(か)けることができる。有難いことです。

ベンジャミン・フルフォード氏は、1961年、カナダのオタワ生まれだ。私より8歳下

である。お父様は、カナダ外務省でアルゼンチン大使などを務めた顕職(けんしょく)の人で、カナダの名門の出である。本書でも言及しているが、カナダの歴代首相の中で一番有名な、20年以上首相を務めたマッケンジー・キング(1874-1950、自由党)がお父様の名付け親(ゴッドファーザー)である。マッケンジー・キング首相は、ロックフェラー財閥の横暴に抵抗してカナダ圏の利益を守った愛国者として知られる。

  フルフォード氏が、真実言論派の道に踏み込んだのは、案外、新しくて、この本でも自身が語っているとおり、2001年「9・11」(セッテンバー・イレヴン)の米同時多発テロ事件(すべて権力者側の捏造であった)の後(あと)であるから21年しか経(た)っていない(氏が40歳のとき)。

 それまでは、氏は、『フォーブス』Forbes 誌日本支局長という要職にあって、体制派の権力側メディアに属していた。だから世界中の一流ジャーナリストたちを知っていて、交信している。その高待遇と心地よい特権(電話一本で、日本の政治家、高位官僚、芸能人、大企業経営者に会える)を享受していた。それらを投げ捨てて、真実言論派の落魄[らくはく](落ちぶれ)の群れに身を投じたのは、大きな真実(トルース)を人々に伝える以外の処(ところ)にジャーナリストの存在意義は無い、という深い決意である。これまでの氏の著作を読んで来た人なら、CIAその他から度々(たびたび)殺される危険を搔(か)い潜(くぐ)りながら生き延びて来た氏の活動を存じていよう。

 本書の中で氏が、次のように語っている。

副島 日本人は(英米に、世界から隔離[かくり]洗脳されてきたので)土人(どじん)でバカで、世界基準から見たら知識がない。だけれども、勘(かん)だけは鋭いんですよ。どういうわけか知らないけど。

BF わかりますよ。

副島 勘が鋭くて。この人たちをじっと見ていると、何ですかね、どこか異様に洗練(リファインド)されたヘンな民族なんです。

BF いやわかりますよ、それは。だから、私の今のメインの仕事は、日本人が長年欧

米を外から研究して見えたその見方を、逆に欧米に紹介することによって、欧米人の間

に革命を起こそうとしているんですよ。えっそうなの、そうだったのか、というショッ

クを実際に欧米人に与えているのです。

副島 そうか。そうだったのですか。ようやく分かりました。フルフォードさんの国際

ジャーナリストとしての意欲と決意が。逆に日本から世界に影響を与えようとしている

のですね。日本から世界に向けての知識、情報発信というのは、本当に資源豊か(リソ

ースフル)なんですね。

 そこに私もお手伝いしたいですよ。私は英語で書けないから。フルフォードさんに書

いてもらいたい。副島という男が日本にいて、こういうことを言っていると。

 私は「日本はすごい」主義者じゃない。その反対です。それでもやっぱり日本のすご

さというのは有る。例えば、…… (本書202-203ページ)

このようにして、私とフルフォード氏は、堅く団結している。真実の言論を行うことによって、それを公然と人々に伝えることによって、敵どもから殺されることも厭(いと)わない。一切怯(ひる)むことがない。また、この年齢に達したので、敵どもの策略に嵌(は)められたり、罠(わな)に落ちることもない。この私たち2人が元気に書き続ける限り、日本は大丈夫だ。日本から世界に向けて真実を発信し続けて、今のこの世界を頂点から支配しているディープステイト=カバール( the Deep State , Cabal )と戦い続ける。

 フルフォードさんは独自に探究して悪魔たちの正体を、Cabal(カバール)→ Chabal (チャバール)→ Khazar(ハザール)Mafia(マフィア)→ Chabad(チャバド)と表現している。これを、いよいよ撃滅(げきめつ)する世界民衆の大きな戦いに貢献するために、大きな情報・知識の燃料投下(インテル・ドロップ)を行う。

 今やその醜(みにく)い正体を顕(あら)わにして、のた打ち回っているこの世の悪魔(Diabolo[ディアボロー], Satan[サタン] )たちとの戦いに、皆さんもまず正しい知識、情報、思想理解を得ることから初めて、戦列に加わってください。

 最後に、この先鋭(せんえい)な本を、裏方(うらかた)の寡黙(かもく)に徹して、商業出版物として世に出すことのできる有能な、秀和システム編集部の小笠原豊樹氏に2人を代表して感謝します。

2022年12月22日

副島隆彦 

=====

はじめに 副島隆彦 1

第1章 この世界を支配している悪魔の正体 13

両極端に分断される世界 14

明らかに西側(G7)が追い詰められている 22

ウクライナ戦争のそもそもの発端 32

ウクライナの地にあった「ハザール王国」 35

ヒクソスを起源とする帝王学 47

アジア人でも白人でもない人たちが住むところ 50

世界をさらに上から支配する者は存在するのか 63

安倍晋三はなぜ撃たれたか 75

プーチンが悪魔教の人たちと戦っているのは間違いない 85

イギリス王室は悪いのか、悪くないのか 95

キッシンジャーは「世界皇帝代理」なのか 103

エリザベス2世の死 115

第2章 崩壊する旧支配体制の裏に絡むカルト宗教と秘密結社 119

キッシンジャーの来日 120

アメリカ中間選挙 128

コロナワクチン被害者が起こした裁判がいよいよ始まった 132

カルト宗教は容易に利用される 138

岸田政権は統一教会と縁切りできるか 145

フリーメイソンとイルミナティ 148

第2次南北戦争が間もなく始まる 165

ウクライナ系カナダ人とロシア系カナダ人 170

第3章 日本発の情報が世界を動かす 179

現人神を作ったイギリス王室 180

日本は王様のいる国(君主政)だと日本国民が知らない 186

日本人は勘だけは鋭い、洗練された民族 198

戦後日本の自由な言語空間が欧米に逆に影響を与えた 211

欧米エリートの洗脳機関としての学生クラブ 216

モレク神を崇拝する人たち 226

アメリカ帝国は実質的にすでに破綻している 235

第4章 スピリチュアリズムと封印された科学技術 251

ローマ帝国以前から、西欧の支配の歴史は複雑系 252

フェニキア人とは誰か 260

霊魂は存在するか 268

スピリチュアリズムと封印された科学技術 276

第20回中国共産党大会 286

「価値戦争」は第3次世界大戦に行き着くしかないのか 295

ドイツ、フランスもまもなく大きく変わる 300

おわりに ベンジャミン・フルフォード 309

=====

おわりに ベンジャミン・フルフォード

 2022年を振り返ってみると、世界の旧支配体制=G7側が、何事においても孤立し、世界各地で大敗北を喫(きっ)した1年であった。

 このことは日本国内のテレビ報道に接しているだけでは実感できないだろうが、明らかに今、世界では、西側欧米に対する強烈な反発が爆発して、革命寸前の状況だと言っていい。

 今回、2年振りで、副島隆彦氏と再び対談をさせていただいて、このような現在の世界情勢について、私は世界からの見方を、副島氏は日本からの見方をぶつけ合うことになるのかと最初予想していたが、実際には、私たち2人の世界情勢を見る目に大きな隔(へだ)たりはなかったと思う。

 2人とも、欧米旧支配体制の崩壊が近いこと、とくにアメリカのバイデン政権は不正選挙とインチキCG映像でかろうじて体裁(ていさい)を保っているが、実質はすでに終わっていること、日本は、そんなアメリカからできるだけ早く「独立」すべきであることなど、共有している基本的な考え方は同じであったと思う。

 それは、副島氏の考えが〝世界基準〟であるからこそ起こり得た一致であり、その上で、今回もこのような質の高い討論ができたことを、私はとても嬉しく思っている。

 とくに、私たち人類を、この5000年に渡って支配してきた悪魔崇拝のカルトの伝統が、一体どのような起源を持ち、いつ、どこで変遷し、最終的に今のような形で君臨するようになっていったのか、古代エジプト王国の時代から、ローマ帝国、中世のハザール王国、そして、近代に入ってからの動きに至るまで歴史的経緯を明らかにすることができたことは、今回の討論の大きな成果であったと思う。日本語で言う「博覧強記(はくらんきょうき)」という言葉がぴったりの副島氏との討論でなければ、なし得なかった成果であった。

 副島氏の〝真実言論〟は、間違いなく日本国内で、もはや誰も無視することができない大きな影響力を日本国民に与えている。そして、それは今後、日本国内だけではなく、世界にも影響を与えていくものであると、私は思っている。

 副島氏から、今回の対談の最中に情報提供された、安倍晋三殺しの首謀者についての情報を、私が私の5000万人の読者がいる英語メルマガに書いたところ、リチャード・ハースCFR会長が直後に辞任したことは、第2章に書いたとおりである

私は、常々、日本人のソフトパワーは世界を変えられると思っている。私が真実の世界情勢について、この日本という拠点から世界に向けて、自由に発信することができるのは、日本の言語空間が与えてくれる多大な恩恵である。のみならず、私自身が、欧米世界の真実に目を開かれるきっかけをもらったのが、外(ほか)ならぬ日本発のコンスピラシー・セオリスト(封印された真実を発信する人)たちの書籍であった。

いま、私の英文メルマガを読んでいる世界中の5000万人の読者たちに、日本発の情報がとてつもない影響を与えている。これをもってしても、日本が持つソフトパワーの力がいかに途方もないか、想像できると思う。

そして、日本の対外純資産は400兆円を超える。日本は31年連続で世界最大の債権国である。その力もうまく使えば、これだけのソフトパワーを持った日本が、悪魔崇拝のカルト勢力に牛耳(ぎゅうじ)られてきたこれまでの世界を大きく変え、新たなアジア的価値観に基づく世界秩序の確立に多大な貢献ができることは間違いない。私も、そのために最大限の努力を今後も惜しまないつもりである。

ペンは剣よりも強し―  

 私はいつもそう信じている。 

2022年12月28日

ベンジャミン・フルフォード

(貼り付け終わり)

(終わり)

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める
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 古村治彦です。

 2022年12月28日に副島隆彦先生の最新刊『習近平独裁は欧米白人(カバール)を本気で打ち倒す』(ビジネス社)が発売になる。年末年始の関係で、全国の書店に並ぶのは来年2023年1月上旬になるが、アマゾンでは日時通りの発売になるとのことだ。

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習近平独裁は欧米白人(カバール)を本気で打ち倒す

 以下にまえがき、目次、あとがきを貼り付ける。

 是非手に取ってお読みください。よろしくお願いいたします。

(貼り付けはじめ)

まえがき

どうやら中国は、本気で欧米白人の支配者たち(カバール)と戦うと決意したようだ。戦いになれば、自分も大きな打撃を受ける。それでも戦う、と。

この中国人の大きな決意を、私たち日本人はまだ甘く考えている。「いや、そんなこと(戦争)にはならない」と。さて、それで、これからの世界が無事で済むか、だ。私たちは、甘い考えを捨てるべきなのである。

中国は、習近平の独裁体制を確立した。

2022年10月23日、第20回中国共産党大会の翌日に、新しい指導部7人、即(すなわ)ち「チャイナナセブン」が決まったときだ。何とすべて全員、習近平の子分であった。習近平は「いつでも戦争ができる体制」を構築した。それは、P5の迷彩服(軍服)姿の習近平とその記事によって明らかである。

習近平が、今すぐアメリカと核戦争を含めた第3次世界大戦を始めることはしない。だが、中国はアメリカを含む西欧との厳しい戦いを覚悟している。中国はウクライナ戦争の始まり(2月24日)から、ロシアのプーチン政権が欧米支配層(ディープステートとカバール)によって、大きく罠(わな)に嵌(は)められ苦戦している事実(すぐに1年になる)を厳しく凝視(ぎょうし)してきた。だから中国は甘い考えを捨てている。

 中国は、もう決断したのである。欧米諸国(カバール)との戦争も辞さず、と。その前に、世界金融や貿易などの経済取引の分野でも規制がかかって混乱が起きて、自国に大きな打撃が行くことも中国はすでに覚悟した。
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 さあ、日本はどういう態度をとるのか。

中国は、私たち日本に対して「日本はどっちの側につくのか。はっきりさせろ」という決断を迫っているのである。ところが日本人は、「そんなことは知りませーん」という態度でヘラヘラと逃げ回っている。まるで「我関せず」、傍観者の構えである。これは決定的にまずい。私はこの本で、厳しい問い詰めを日本人に対して行う。

死んだ(殺された)安倍晋三が盛んに言っていた「台湾有事(ゆうじ)は日本の有事」という考えのままで日本がいて、中国の強さを舐(な)めきって台湾にまで日本軍(自衛隊)を出す、というような甘えた態度をいつまでもとっていると、ヒドいことになるぞ、と中国は警告してきている。

「アメリカ様(さま)の言うとおりにしていれば日本は大丈夫」などと、いつまで言っていられるか、だ。後(うし)ろのP115の記事に載せるとおり、中国は「日本は台湾問題に干渉するな」という激しい警告を発している。

日本政府(岸田政権)が安倍晋三の亡霊に引きずられていると、おそらく日本は今後激しく追い詰められる。

 あと1つ、私ははっきり未来予測をする。習近平の独裁体制が確立したので、これからの習近平3期目の5年間のあいだに、うまくゆけば欧米白人カバール勢力との一触即発の戦争危機を乗り越える目算である。そして、中国が優勢となって世界覇権(ワールド・ヘジェモニー)を握る段階に入るだろう。

そのとき、李克強(りこっきょう)たち〝冷や飯食い〟の共青団(きょうせいだん)の勢力は、中国共産党から集団で脱退して、中国民主党を作る。そして、共産党と政権獲(と)りを競い合う。この時、中国に、① 複数政党制(マルチ・パーティー・システム)ができる。そして普通選挙(ユニヴァーサル・サフレッジ)を行う。この2つでデモクラシー(民主政体[せいたい])である。私は、これまでにもこのように書いてきた。

 だから、今度の党大会の政変ドラマでも、李克強たち共青団(きょうせいだん)は何ら動揺することなく平然とひな壇に座っていた。習近平独裁体制からほぼ排除されて、370人の中央委員およびその候補に、胡春華(こしゅんか)がようやく1人入っているだけに追い詰められた。だが共青団系は、何ら恥じることなく淡々としている。しばらくは冷や飯食いが続くだろうが、それでも構わない。

 ここで大事なのは、欧米白人支配層(カバール)との激しい血みどろの戦争を習近平にやらせる、だ。そこで、500万人、1000万人が死んでも構わない。そのあと、共青団の民主党が政権を獲る時代が来るだろう。

私、副島隆彦はそこまで考えて、先へ先へと近未来の予言をしてきた。だから、習近平の今度の体制は明らかに独裁であるが、これからの5年間の2027年までの予定である。このことがはっきりした。

後ろに載せるP 62の日経新聞の中沢克二記者の、「党の長老たち老人パワーが、習近平への個人崇拝と習近平思想を否定した」が重要である。個人崇拝を英語で、character cult「キャラクター・カルト」と言う。

習近平を毛沢東の再来としなかった。それが中国共産党の規約(パーティー・レギュレイション。中国では憲法よりも重要)となったのである。

これらのことを、この本ではっきりさせる。

なぜ欧米白人を頂点から支配する者たちを、カバールと称するかは、この本のあとのほうで説明する。

副島隆彦

=====

◎習近平独裁は欧米白人(カバール)を本気で打ち倒す◎ もくじ

まえがき ……

第1章 中国衰退論と日本核武装論から見る世界政治の現実

〝知の巨人〟エマニュエル・トッドの「中国崩壊論」の大きな過ち ……16

日本が核を持てばアメリカが喜ぶ、という大きな勘違い ……19

戦争の責任をアメリカとイギリスに求めるトッドの意見は正しい ……24

アメリカに食い荒らされていくヨーロッパ ……27

世界の火薬庫はヨーロッパとアジアしかない ……30

小国がいくら団結しても勝てないという世界政治の大原則 ……33

「日本核武装論」と「中国衰退論」をめぐる争い ……38

そもそもエマニュエル・トッドとは何者なのか? ……47

中国はたとえ核戦争になっても欧米白人と闘い抜く ……52

第2章 習近平は本気で欧米白人支配を打ち破る

党大会で何が本当に起きたのか ……60

習近平は戦争がいつでもできる体制を整えた ……72

すでに5年前に予言していた習近平体制3期目の本質 ……78

鄧小平の思想をいちばん引き継いでいるのが習近平 ……82

衰えゆく善人集団の共青団 ……86

新しい指導者はどういう人物が選ばれたのか ……93

田舎で泥だらけの苦労をした習近平 ……98

習近平はまだまだ虎もハエも叩くことをやめない ……105

第3章 台湾で戦争を起こしたいのはネオコン、ディープステ―ト、そしてカバールだ

習近平の横綱相撲で終わった米中首脳会談 ……110

台湾は平和的に中国の1つの省となる ……114

台湾は国家ではない ……126

台湾は自ら中国へと歩み寄っていく ……129

中国を食い物にしたのはそもそもイギリスである ……134

今の台湾は、アメリカの中国権益の成れの果て ……136

台湾人の多数派も台湾が独立国でありたいとは思っていない ……140

世界中で戦争の臭いを嗅ぎつけ火をつけて回る狂ったネオコンとムーニー ……145

第4章 中国が盟主となる新しい世界の枠組み

戦争を止めに来たキッシンジャー、火をつけに来たヒラリー ……152

世界金融システムに先制攻撃を加える中国 ……159

中間選挙で露わになったアメリカのさらなる没落 ……165

トランプは見抜いていたペロシの正体 ……172

「カバール」という恐ろしい欧米白人の最上流人種たち ……174

上海協力機構が次の世界をまとめるプラットフォーム ……178

トルコが加盟してがらりと変わった地政学的な意義 ……184

第5章 着々と野望を実現する中国の強靭な経済

最悪の状態を脱した不動産業界 ……192

半導体を止められても6G(シックス・ジー)がある ……196

SKハイニックスの裏は中国資本である ……204

追い詰められたヨーロッパは、中国以外に頼る国がない ……212

宇宙強国の橋頭保となる新しい宇宙ステーション「天宮」 ……215

ゼロコロナ抗議の「白紙運動」は、反政府活動家あぶり出しの一環 ……222

汚れきった江沢民の死と上海閥の終焉 ……228

あとがき ……232

=====

あとがき

私のこの、今年の中国研究本を書き終わって思うこと。

それは、本書の中でも書いたが、私は「習近平と父習仲勲(しゅうちょうくん)の親子2代の苦難の人生の物語」を書き残したことだ。

それを、遠藤誉(ほまれ)女史の近著で、大著の『習近平 父を破滅させた鄧小平への復讐』(ビジネス社刊、2021年3月刊)の、詳細で正確な記述を使いながら、私はこの「親子2代」を描こうと思った。ところが、これを本書に積み込むと、この本が積載過重[せきさいかいじゅう]overload [オウヴァーロウド])になってしまうことが分かった。

私は「父習仲勲と息子習近平の親子2代の物語」を書いて、どうしても日本人に、中国共産党の創立以来の100年(1921年から)の真実の大きな全体像を分からせたい。この仕事は、来年の私の中国本でやります。乞うご期待。

この本を完成させるために、ビジネス社編集部の大森勇輝氏の多大のエネルギーの投入があった。記して感謝します。

私たちは、普通の著者たちのような、読者に甘えきった、上から目線の本づくりはしない。お前たちが書く本はくだらない、つまらない。

私は、この世の本当の真実を、読者(読み手)の脳(頭)に、弾丸をビシッと撃ち込む決意で作っている。

2022年12月

副島隆彦

(貼り付け終わり)
(終わり)

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める
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 古村治彦です。

 今回は、『日本は世界最低の英語教育の国だ。英文法の謎を解くが甦る(上・下)』(徳間書店)をご紹介します。発売日は2022年11月2日です。

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日本は世界最低の英語教育の国だ。英文法の謎を解くが甦る(上)

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日本は世界最低の英語教育の国だ。英文法の謎を解くが甦る(下)

 本書は副島隆彦先生の英語分野の代表作である『英文法の謎を解く』(1995年)、『続・英文法の謎を解く』(1997年)、『完結・英文法の謎を解く』(1998年)のちくま新書の3部作を、2冊にまとめて再刊です。

 以下に、はじめ、目次、あとがき(『完結・英文法の謎を解く』から)を貼り付けます。是非手に取ってお読みください。

(貼り付けはじめ)

はじめに

 本書は、ちくま新書から刊行した『英文法の謎を解く』(1995年)、『続・英文法の謎を解く』(1997年)、そして『完結・英文法の謎を解く』(1998年)の3冊を上下2巻の新装版にしたものである。

 この3部作は、幸い読者から好評を得てベストセラーとなり、シリーズトータルで40万部を超え、大きな反響を呼んだ。

「日本人が英語ができないのは、明治から続く日本の英語公(こう)教育に欠陥があるからだ」と、私は主張した。英語教育に関わる人々からの強烈な反発もあった。しかし、あれから 25 年が経過したが、事態はまったく変わっていない。日本人は英語が相変わらずへたである。25 年前に私が書いたことが、驚くべきことに、全く古くなっていない。この間、日本の大学の文学部の英文科卒共同体はいったい何をしていたのか。その責任が今も問われる。

 しかし、さらに真実は、今やどこの大学にも「英文科」はない。滅んでしまった。

 33年前(1989年)に起きた、ある事件(英和辞書のつくり方の欠陥問題を巡って争われた)の所為(せい)もある。

 日本の大学知識人たちは、国内だけで威張っている。世界標準(world values, ワールド・ヴァリューズと言う)から見ると日本には本物の知識人(インテレクチュアルズ intellectuals)はほとんどいない。海外で活躍するビジネスマンや理科系のエンジニアのなかに世界で通用する人々がいる。この真実を正直に認めあう真剣さと正直さが、現実を打開してゆく唯一の方策である。これだけが、日本人の英語学習を根底から変革する。この現実のひどさをみんなで正直に認めて公然と議論しさえすれば、日本人の英語学習問題は、急激に改善する。本書が復刊されたことで、この議論の起爆剤になることを、私はひたすら祈る。

副島隆彦

=====

日本は世界最低の英語教育の国だ。英文法の謎を解くが甦る──上巻目次

第1部 英文法の謎を解く

はじめに 1

第1章 have について考える

have について考える 11

基本動詞 have について考える 11

固有名詞の前の a the について 11

病気の have を覚えよう 13

have be と同祖である 14

超動詞 get の登場 17

イギリス英語とアメリカ英語の違い 19

I donʼt know . をきちんと言おう 20

have を身近にしよう 22

evening は何時? 24

時制について 25

第2章 I am happy.  は、×「私は幸せです」ではない

fine happy の違い 29

超基本語 well, good, nice の使い方 31

You are wrong . の正しい意味 33

Watch your step ! ──足元を見つめよう 35

I hear you. を訳してみよう 38

I am juice. は、日本語英語の極北である 40

please の2通りの使い方 43

第3章 基本的な動詞の使い方を知ろう

say, talk, speak, tell, call について 47

say の使い方 49

tell の使い方 50

call について考える 51

現代英文の基本形 52

前置詞 of の意味 54

あまり便利ではない英和辞書 56

基礎工事のダメな日本人英語 58

第4章 文型理論と品詞分類法はちがう

現在完了形とは何か 59

現在完了形の構文分析 61

be have は別格である 62

叙述用法の be 64

be の使い方の4つの基本種類 65

「構文」とは何か 66

Itʼs a Sony. について 67

文型分類理論の完成 70

現在進行形を考える 72

動名詞か、現在分詞か 74

不定詞とは一体何のことか 77

第5章 It people について考える

Itʼs good. について 85

「天気・天候の it 」について 86

「時間の it 」について 88

it this that も同じである 88

Itʼs me. ’ について 89

「日本人はよく働く」という文を英作文してみよう 90

種類全体を表す the 91

種類全体を表す a 93

数えられる名詞と数えられない名詞 94

猫は昼間はよく寝ています 95

people というコトバもむずかしい 97

統辞論と意味論の両面から考えよう 98

英語の試験のチェックポイント 99

第6章 日本人だけしか使わないヘンな英語

What is the matter with you? はヘンな英語だ 101

Itʼs kind of you to ...... について 103

× hearing test (ヒアリング・テスト)について 105

× speak ill of (スピーク・イル・オヴ)について 106

× had better (ハッド・ベター)について 107

a walking dictionary (ア・ウォーキング・ディクショ

ナリー)について 109

Mother (マザー)について 110

senior to ......,  junior to ......(シニア・トゥー、ジ

ュニア・トゥー)について 110

I go out. I start home. (アイ・ゴー・アウト、アイ・

スタート・ホーム)について 111

第7章 仮定法は、なぜむずかしいか

「ただの条件の文」は仮定法ではない 115

日本人になかなか理解できない理由 116

仮定法・過去の文 177

仮定法・過去完了の文 119

仮定法・過去の文の方がコワイ 120

仮定法とは、最高度に洗練された表現法だ 123

直説法・現在の文 124

「仮定法・現在」「仮定法・未来」の文 126

すっきり分かる「仮定法・過去完了」 129

仮定法 と 条件法 はちがう 133

クレオパトラの鼻──仮定法・過去完了の文 135

今は使われない仮定法・現在の文 136

願望表現の仮定法 139

第8章 英語文法理論の体系英語の山と「節」について

英文法体系の立体図式 145

輸入英文法の混乱 147

英文の立体化モデル 148

英語勉強のスキーの山 152

文と節はどうちがうのか 154

関係代名詞とは何か 155

副詞節 の代表選手は when 161

8種類の 副詞節 162

接続詞の使い方を徹底的に習熟しよう 164

第9章 文型理論と「第5文型の文」

例文を文型理論で考える 167

第5文型の代表文例 170

さまざまな第5文型の文 172

深刻な問題 177

第10章 比較の表現

比較表現 の 連続的展開 183

大学入学試験に出題された問題 194

第2部 続・英文法の謎を解く

はじめに 199

読者からの手紙 199

本書がめざすテーマ 203

第11章 存在の be について考える

It is 3 hours. で考える 205

It wonʼt be long before. について 207

Iʼm late. で到着の be を考える 211

さらに「存在の be」を考える 219

第12章 英文法とドイツ文法の関係について考える

私が書いた一文について 223

第13章 日本人だけしか使わないヘンな英語

テレビ・コマーシャルの英語 233

ニガイ午後の紅茶 238

異文化コミュニケーションの失敗談 246

英語教育の中のヘンな英語 249

日常生活の中のヘンな英語 251

第14章 seem look はきわめて重要な動詞である

seem look の重要性 259

「見ている」のは誰か 260

叙述用法の型の文 262

第2文型か第3文型か 262

その他の代表的な不完全自動詞 268

It seems that...... の重要性について 273

現代アメリカ人は seem を嫌う 275

第15章 good bad 倫理判断と価値判断のちがい

「彼はいい人だね」の「いい」とは何か 279

倫理判断と価値判断の表 282

正義(ジャスティス)について 289

be good at~ について 291

value について 294

第16章 the way how の関係そして what that

the way の使い方 299

関係代名詞・関係副詞の最高級問題 302

助動詞扱いの be to について 308

A is B. の文と「助動詞の is to」の文の区別をつけよう 310

that what の関係について 313

複合関係代名詞 の whatever の早分かり 315

some any every のちがい 316

「~の間」を表わす前置詞 318

日付の書き方 323

あとがき 329

付録① 第5文型の文の表 331

付録② 英文法用語たったこれだけの表(まとめ) 332

付録③ 140 個の基本動詞について 336

付録④ get の七変化論 339

*  *  *

日本は世界最低の英語教育の国だ。英文法の謎を解くが甦る──下巻目次

第2部 続・英文法の謎を解く(承前)

上巻に続いて はじめに 1

第17章 なぜ、日本人は英語がへたなのか 

東アジアの英語文化圏 11

言語的に孤立した国「日本」 13

ピジンとクレオール 15

日本人の英語は、ピジン・イングリッシュ 17

第18章 基本動詞の使い方について考える 

自動詞と他動詞の区別はできない 21

I think that......「~と私は思う」の使い方 25

再び、I go to school. の基本文について 29

第19章 ラテン語文法の「格」と英文法の「文型」の統一に向かって 

ラテン語文法の「格」と英文法の「文型」 37

英文法の「語」とラテン・ドイツ文法の「格」の関係の表 39

20 章 英語の音声について(発音論) 45

英文を音声として読むことは簡単なことではない 45

「アは6つある!」 「二重母音は4つある!」 と覚える 49

日本人の英語発音の致命的欠陥 52

英和辞書の発声表記 56

音声記号を自力で書いてみる 61

子音の清音と濁音 64

日本語のサ行摩擦音について 66

日本語の「フ」と「ヴ」について 67

ダーク・エルの問題 69

「エ」と「イ」の音の区別 72

第3部 完結・英文法の謎を解く

はじめに 75

第21章 「人、人間」を表す one a person 

a person one の法則を知ること 79

people はただの「人々」でいいのか? 81

a person one の複数形が people である! 84

You の使い方も重要 85

We には総称的用法はない 87

Man a man men は全然違う 88

human beings には学術用語的な硬さがある 91

Itʼsto の構文から You を考える 92

a person の代名詞は何? 96

it one はどう違うか 101

第22章 冠詞 a the と複数形の -s の問題はやっぱり奥が深い 

I like a cat. の誤文を訂正する 105

a the の問題はやっかいだ 110

第23章 基本語の All → Many → Some → No

システムとして理解する数量表現の基本 119

重要なのは基本語の理解である 119

All → No の体系表 122

大学受験でよく出題される英作文問題 133

代名詞の one, other, some の使い方 138

第24章 I am a Japanese.

「私は日本人です」は間違い英文らしい 145

I am a Japanese. は誤りか 145

for a long time「長い間」について 149

代表的な不可算名詞と people 163

第25章 「煙草をすってもいいですか」 

相手に許可をもとめる助動詞 may can 169

would の怖さが分かれば一人前 171

学校英語の教え方が問題である 177

第26章 「これを英語でなんと言うの」

Whatʼs the English for this ? 181

外国語の勉強の基本 181

「これを英語でなんと言うの」の英文を考える 184

「語る」と「話す」の違い 188

What 型と How 型の疑問文 190

Whatʼs the English for this ? 193

第27章 第五文型論 再説 

複雑なしくみをもつ第五文型の文 195

動詞 help の使い方 197

「ポン・ポン・ポン・そしてポン」のリズムで理解する 202

大学入試に出題されつづけた悪問 220

第28章 人間の感情・判断を表す動詞 

人間の感情・判断を表す動詞たちの代表選手 227

Iʼm shocked. -ed がむずかしい 235

 

第29章 mind ×心ではない。思考、知能である 

「気にする、いやがる」の mind 243

Yes, I mind. は「私はイヤです」だ 251

Yes No は常にはっきりさせる 254

mind ×「心」ではない 258

mind は思考力である 261

思考に関する数々の抽象語 262

諸辞書の mind の定義 266

日本のマインド・サイエンティストたちの恥さらし 268

mind は頭の中の思考力のことである 280

あとがき 285

付録① 表英文法用語たったこれだけの表 287

=====

あとがき

 この本で、私の『英文法の謎を解く』は、一応、3巻完結となる。多くの読者に恵まれたので著者としては満足しなければならない。寄せられた読者からの手紙や反響を総合して判断すると、『正』編・『続』編の読者の中心部分は、中学・高校の英語教師と、それから学習塾や予備校で英語を教えている教師(大学生を含む)たちであることが分かった。つまり現場の第一線の教師たちが、私の本から真剣に学んでいることが分かった。

 この現場のまじめな教師たちにお願いする。私が独力で築きあげた理論を自分勝手に変造したり、小手先の教室技術として活用するのではなくて、もっと大きく「自分こそは、奇型化しつくした日本英語教育の現場にあって、その責任を負っている者のひとりだ」という自覚と反省を持ってほしい。

 私自身を含めて、このままでは、いかんのです。絶対にいかん。日本人英語教師30万人自身が言語障壁(a language barrier, ランゲッジ・バリアー)の分厚い層として、日本を外側世界から遮断する壁になっている。この現状を何とかせねばならない。

 まだまだ書きたいことはたくさんある(おそらくあと10冊分ぐらい)のだが、目下、私は、アメリカ政治思想研究と国家戦略研究のほうが忙しい。今は、日本人(日本国民)をここまで世界から孤立させてしまった諸原因を探索し、その元凶を発見することに熱中している。

 その仕事が一段落したら、再び、この日本英語教育批判のフィールドに戻って来ます。ここは私の独壇場でありホーム・グラウンドだ。だから誰にも気兼ねする気がない。もし身のほども知らずに、踏み荒らしてくる者があれば鎧袖一触(がいしゅういっしょく)、殲滅(せんめつ)するだけである。

1998年 7月

副島隆彦

(貼り付け終わり)

(終わり)

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ビッグテック5社を解体せよ

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める
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 古村治彦です。

 今回は、副島隆彦先生の最新刊『金融暴落は続く。今すぐ金を買いなさい』(祥伝社)をご紹介します。発売日は2022年11月1日です。
kinyuubourakuwatuzukuimakosokinwokainasai511

金融暴落は続く。今すぐ金を買いなさい

 以下に、まえがき、目次、あとがきを掲載します。参考にしていただき、手に取ってお読みください。

(貼り付けはじめ)

まえがき

 この本で書く一番大事なことは、以下の事実である。

 実は金(きん)の価格が、世界値段では、ものすごく値上がりしているという事実である。金は、実はロシアをはじめBRICs(ブリツクス)諸国では、1オ(ウ)ンス( once 31・1グラム)で、2700ドルである。これの日本円での価格は、ちょうど1グラム=1・2万円である。金はもう1グラム=1万円を超えているのだ。

 ところが、私たちが今、日本国内で金(きん)を買おうとすると、1グラム=8600円ぐらい(田中貴金属の小売値段)である。安い。100グラムの金の小さな板だったら86万円である。1グラムあたり、世界値段と3400円の差が出ている。

 いったい何が起きているのか。

 ただし私が「世界値段」と書いたのは、ロシア政府が6月に、「金1グラムを、=5000ロシアルーブルとする」と決めて固定したからである。この固定値段を、フィックスト・プライス fixed price と言う。ロシア中央銀行は、世界に向かって、金の地金(じがね)を持参した人にこの値段で買い取ると発表した。だから前述したように、日本円なら1グラムを1万2000円なのである。現在「1ルーブル=2・4円」である(図表を参照)

 だが日本人は、1キロの金の延()べ板(いた)を(自分の)ポケットに入れて、モスクワに飛行機で飛んでいくわけには、そう簡単にはいかない。

 今、日本の金券ショップ(古物商の認可だけ)では、金(きん)1グラム=8460円とかで買い取っている。いわゆるバッタ屋と呼ばれる「おたからや」や「大(だい)(こく)()」のような業者が、どんどん金を買い取っている。それらの金(きん)は、いったいどこに行くのか。興味津々(しんしん)である。

 まさか日本の暴力団とロシアのマフィアが組んで、北海道の漁民たちの漁船で、いつもはタラバガニやシャケやウニを、半分非合法で買い取っている、その船でロシアに金の地金(ゴールド・インゴット)を持ち出しているか分からない(笑)。

 このように金の値段はどんどん上がっている。アメリカは、自分のドル体制とドル紙幣を守りたいから、憎(にく)き金の価格をニューヨークやシカゴでたたき落している。貴金属の先物(さきもの)の市場で、金ETF(イーティーエフ)という仕掛けを使って、たたき落している。政府自(みずか)ら、こんなみっともないことをしている。

 アメリカ政府(NY連邦銀行が係)は、公表している8300トンの金を、もうほとんど持っていない。すっからかんなのだ。だから金が憎らしくて憎らしくて仕方がない。

だから、この本の読者になってくれる皆さんは、金の価格は、これからもっと2倍、3倍になってゆくのだという私の考え(近未来への予言)を信じてください。

 この本の第1章から、このことをガンガン書いていきます。

 ここまで書いたとおり、金(きん)は次第に世界値段のほうに近寄ってゆく。だから、日本国内でも1グラム=1万2000円になる。わざわざ金の延()べ板(いた)を、暴力団に頼んでロシアに持ち出さなくても(笑)、手持ちの金を黙ってじっと持っていればいいのである。

 だから、まだ金(きん)を買ったことのない人は、今からでもいいから金を買いなさい。あなたの旧(ふる)くからの友だちで、金を1グラム2000円とか、3000円で買った人たちを妬(ねた)んでばかりいないで。決心して買いなさい。もうすぐ買えなくなる。だから私はこの本の表紙に、表題(タイトル)に「今こそ金を買いなさい」と打ち込んだ。

 すでに金(きん)を買ってたくさん持っている人たちは、新たな金融制度の大変動(新円切り替えのリデノミネーション)が起きたときに、さらに金の値段も上がるのだが、そのときどのように売るかは前の本で書いた。「それは何ですか、教えてください」という人は勉強が足りない。人が儲かったことを妬(ねた)んで羨(うらや)んで嫉妬(しっと)してばかりいないで、自分で動きなさい。

副島隆彦

=====

目次

まえがき

1章 金は〝世界値段〟に近づいてゆく

● 金の世界値段は1グラム=1万2000円

● 値段の格差を、どう埋めてゆくか

● 米政策金利はどこまで上げられるのか

● 金利の上げ下げは政府の武器

● 危険な相場と国家自身が張る金融バクチ

● アメリカに迫り来るバブル崩壊

● 危険な債券市場に手を出すな

● 債権()と債券()の違い

● 年金が半分に減らされる!?

● 本当の円とドルの力を「購買力平価」で見る

● 中国人が日本のワンルームマンションを買う理由

● 私たちは、生きてゆく

2章 金融暴落は続く

● 連鎖する大暴落

● 自分で自分に借金をしている

● 2023年末、NY発の大恐慌突入

● ウクライナ開戦と同時期の金融緩和

● 〝日本売りの仕掛人〟は、なぜ負けたのか

● なぜ円安が進んだのか

● ミセス・ワタナベの勝利

● リーマン・ショックの再来

● ドルペグ制の仕組み

● 英ポンドを暴落させたジョージ・ソロス

● 米国債の秘密

● 中国が米国債を売れば、アメリカの金融市場は崩壊する

● 米国債を売らせない法律とは

3章 世界恐慌突入は2024年

● 世界経済体制が変更される

● アメリカを襲う不動産バブル

● ノンバンクがふたたび暴れる

14年前、リーマンは人身御供にされた

● 資本主義の原理を政治力でゆがめた

● 2024年、大恐慌突入の序曲

● 日本の不動産を買う中国人や韓国人たち

4章 賢く金を買う

● 金の値段をどう読むか

● 金の売り方と金券ショップ

● 金券ショップが買い集めた金は、どこへ行くのか

● 自分の金は倉庫業者に預けなさい

● なぜパラジウムは値上がりするのか

● プラチナの可能性

● ソフトバンク、5兆円赤字決算の原因

●「アリババへの投資を5分で決めた」は本当か

● QRコードで成長するPayay

● 新生銀行買収と北尾吉孝

● テレビ朝日買収騒動と孫正義の黒幕

●「評価」と「再評価」は違う

5章 資源〝貧乏〟大国が台頭する

● 仮想通貨を買ってはいけない

● ロシアルーブルは強い

● 金本位制が復活する

●「8515」の時代

● 人民元がルーブルと結合した

● SWIFTからCIPSへ

附章 安倍晋三暗殺の真実

● 統一教会への組織解散命令

● カルトとは何か

● 副島隆彦も命を狙われた

●〝安倍処分〟を世界最高度で決定した者たちの実名

あとがき

=====

あとがき

 この本を書き終えて、つくづく思う。

 私は、この「エコノ・グローバリスト・シリーズ」25冊を毎年1冊、1998年から書いて出版し続けてきた。

 四半世紀が経()って、まさしくエコノ・グローバリスト econo-globalists たち、すなわち「経済面の地球支配者」たちが滅びつつある。彼らの現在の通称(つうしょう)は、 the Deep State(ザ・ディープステイト) である。

 際限なく(リミツトレス)刷って世界中に垂れ流したドル紙幣が、およそ100兆ドル(1・4京[けい]円)ある。それと貸借(たいしゃく)を取っている米国債の無制限の大増刷が、もはやこれ以上は許されない時代になりつつある。

 なぜならロシアのプーチン大統領が、今年の4月から、ロシア産天然ガスはルーブル通貨でしか売らない、と宣言した。それと同じくして、金(きん)を固定価格(フイツクスド・プライス)にして、「金1グラム=5000ルーブルでロシア中央銀行が買い取る」とした。これで実物資産(タンジブル・アセット)に裏打ちされたお金しか通用しなくなる。

 欧米白人文明のG7(ジーセブン)体制に対決して、中国とロシアを先頭にした非白人の貧乏〝資源〟大国による〝新興国(ニユー)G8〟の連合が出来上がりつつある。「15(欧米):85(その他)」の世界である。

 このことを本書でずっと説明した。

 本書も祥伝社(を定年退職した)岡部康彦氏と、熱海の寓居(ぐうきよ)で寝泊まりして完成させた。記して感謝します。

 私たちは四半世紀、幾山河(いくさんが)を渡ってここまで来た。私は自分の命が尽きるときまで、このシリーズを書き続ける。

2022年11月

副島隆彦

(貼り付け終わり)

(終わり)

bigtech5shawokaitaiseyo501
ビッグテック5社を解体せよ

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める
20211129sankeiad505

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 古村治彦です。

 今回は副島隆彦先生と佐藤優先生の共著『欧米の謀略を打ち破り よみがえるロシア帝国』(ビジネス社)が2022年10月21日発売になります。

oubeinobouryakuwouchiyaburiyomigaerurussiateikoku511
欧米の策略を打ち破りよみがえるロシア帝国

 以下に、まえがき、目次、あとがきを貼り付けます。参考にしていただき、是非手に取ってお読みください。よろしくお願いいたします。

(貼り付けはじめ)

まえがき 佐藤 優

今年、2022年は歴史の分水嶺となる年になった。

まず、国際秩序に大きな影響を与えたのが、2月24日のロシアによるウクライナ侵攻だ。

日本の論壇がウクライナ応援一辺倒になっている状況で、副島隆彦氏は、ロシアのプーチン大統領が正しいという立場を鮮明にした稀有な知識人だ。この点、私は副島氏ほど腹が据わっていない。ロシアにどのような理屈があろうとも、武力侵攻はウクライナの主権と領土の一体性を毀損する国際法違反行為で正しくないと考えている。

他方、私はウクライナのゼレンスキー政権を応援する気持ちにはならない。この政権のウクライナ民族至上主義、ステパン・バンデラのようなナチス・ドイツ協力者を英雄視する姿勢(それが現代のネオナチであるアゾフ連隊の思想的基盤になっている)、18歳から60歳までの男性国民の出国を禁じ、最後の1人まで戦えという姿勢にはまったく共感を覚えない。

そもそも、ロシア政府とウクライナ政府が公式に合意した「第2ミンスク合意」に基づいて、ウクライナのルハンスク州とドネツク州における親ロシア派武装勢力が実効支配している地域に、ウクライナが特別の統治体制を認める憲法改正を行う。そして、この地域で国際的な監視団の入った自由選挙を行い、その民意に基づいた解決をすれば、今回の戦争を避けることはできた。しかし、ウクライナは頑(かたく)なに「第2ミンスク合意」の履行を拒否した。その結果、2月24日にロシアによる侵攻を招いたのである。

その後、ロシア軍と親ロシア派武装勢力が実効支配するルハンスク州、一部地域が実効支配されているドネツク州、ザパロジエ州、ヘルソン州で、ロシアとの編入に関する住民投票が9月25〜28日に行われ、「編入賛成」が圧倒的多数だった。プーチン大統領は9月30日に、これら4州の併合を決定した。

地政学的に、ウクライナはロシアと西側(ヨーロッパ諸国+北米諸国)の緩衝地帯である。このような国が、NATO(北大西洋条約機構)というアメリカを中心とする軍事同盟に加わることも、ロシアと軍事同盟を組むことも、地域の緊張を著しく強めることになる。

このように、ウクライナ戦争の将来を予測する際には、地政学的要因が重要になる。地政学を無視して、自由と民主主義というイデオロギーによってウクライナ戦争を強引に解決しようとしているのがアメリカだ。副島氏はアメリカ政治の専門家だ。ネオコン(新保守主義者)の力によって民主主義を世界に拡散するという思想がいかに危険であるか、と以前から警鐘を鳴らしていた。

副島氏は、ドナルド・トランプ前大統領を支持する姿勢を鮮明にしている。たしかにトランプ氏が大統領になったほうが、棲(す)み分けを認めるので、中国、ロシアなどと安定的関係が構築できると思う。アメリカ政治の内在的論理を知る上で、私は副島氏から多くの知的啓発を受けた。この対談における私の貢献は、日本や欧米でほとんど報じられていないロシアの論理について詳しく紹介したことだ。

副島氏は、ウクライナ戦争におけるイギリスの情報操作、謀略に注目する。この点について、本文でも登場するロシア政府系テレビ「第1チャンネル」の政治討論番組「グレートゲーム」が、2022年9月12日の放送で興味深い見方を示しているので紹介する。

* * *

ドミトリー・スースロフ(高等経済大学教授):今日(9月12日)、プーチン大統領は閣

議で西側によるロシアに対する経済制裁は機能していないと述べた。この状況でアメ

リカはウクライナにおける軍事紛争を最大限に引き延ばそうとしている。

 先週末(9月8日)、この関連で3つの出来事があった。バイデン米大統領がG7首脳とウクライナへの軍事的、経済的援助のためのビデオ会議を行った。同日、ブリンケン米国務長官がキエフを訪問し、22億ドルの長期的軍事資金提供を約束した。同日、ドイツのラムシュタイン空軍基地で、オースティン米国防長官が支援国会合で6億7500万ドルの短期支援をウクライナに対して行うと述べた。

 これらから、最低限3つの事柄が明らかになった。

第1は、より攻撃的な重火器をウクライナに提供する意思をアメリカが持っているということだ。9月12日の『南ドイツ新聞』が、米国防総省がウクライナに最新型の戦車を提供する用意があると書いている。

第2に、アメリカがより直接的に紛争に関与しようとしていることだ。『ニューヨーク・タイムズ』は、ハリコフにおけるウクライナ軍の攻勢について、アメリカがウクライナを助けたと報じている。

第3に、この紛争に対するアメリカの実際的関与が、公式に表明されているよりも、はるかに大きいということだ。「ブルームバーグ通信」(9月9日)が報じたところによれば、アメリカはウクライナにかなり以前から公表せずに、GPSによる精密誘導弾エクスカリバーを供与していたということだ。

 われわれは、アメリカのこういった傾向とそれがもたらす結果について、「国益のためのセンター」所長のドミトリー・サイムズ氏、対外情報庁(SVR)中将で戦略研究センター前所長のレオニード・レシェトニコフ氏と話し合いたい。

サイムズさん、私が尋ねたいのは3番目の点についてだ。アメリカは言うこととやることが異なっている。この紛争の基礎になっているのが大きな噓だ。それはキエフ当局だけではない。ウクライナ政府が噓をつくということについて、われわれは幻想を持っていない。

問題はアメリカとNATOだ。武器の供与だけでなく、極めて多くの疑念がある。まったく信頼できない。この状況で、ロシアがアメリカやNATOとなんらかの合意を達成することができるのだろうか。

ドミトリー・サイムズ(米シンクタンク「国益のためのセンター」所長、米国籍):スースロフさん、「戦争による最初の犠牲は真実である」という俚諺(りげん)がある。レシェトニコフさんもこの言葉に賛成すると思う。

敵と情報を共有することは頭の良い者がすることでない。意図的な情報操作がある。われわれはここを攻めると見せかけて、別の場所に攻め込む。有名なのはソ連によるベラルーシ進攻作戦だ。ソ連は意図的にドイツが真実と異なる印象を抱くようになるような情報を流した。

 戦時には、中途半端な真実、あるいはまったく真実でない情報を流すことがある。現在行われている意図的な情報操作は、民主主義を唱道している文明的国家には馴染まない。レシェトニコフさんは、この種の問題についての専門家と思うが、これは英情報機関MI6(エムアイシックス)にとっては通常のことではないのだろうか。

MI6は定期的にインテリジェンス情報を公表している。これはプロパガンダ(宣伝)の要素が強い。これはインテリジェンスの機能と矛盾する。プロパガンダかインテリジェンスか、どちらかを選ばなくてはならない。インテリジェンスであり同時にプロパガンダであるということは困難だ。

ここで米NBCの報道を見てみよう。アメリカが、どのように情報キャンペーンを展開しているかについてだ。

【番組での掲示】

過去との訣別。アメリカはロシアとの情報戦を展開するにあたって、疑わしいインテリジェンス情報を用いている。

多くのアメリカの官僚が、アメリカは信頼性の高くない情報でさえ武器として用いていると述べている。それは以下の思想に基づいている。クレムリンの戦術を阻止し、無効化するためには、ロシアの戦争キャンペーンを困難にしなくてはならない。モスクワの宣伝を妨害し、ロシアが現下の軍事行動に関連して、国際世論への影響を決定づけることがないようにしなくてはならない。ケン・ディラニアン記者、2022年4月6日、NBCニュース

 スースロフさん、1970年代に私がソ連からアメリカに移住してそれほど時間が経っていないときのことだった。私は戦略研究所で働いていた。そして週一回、「ラジオ・リバティー」(米議会が資金を提供する宣伝放送)に原稿を提出していた。

この放送局はソ連に対する敵対的姿勢を公にしていた。私はこんな指示を受けた。まずソ連指導部に対して侮辱的な表現をしてはいけないということだった。それから最も重要なのは、明白な噓をついてはいけないということだった。偏向した情報や正確でない情報も流してはいけないと言われた。

現在、複数のチャネルでさまざまな情報がモスクワに伝えられているが、プロパガンダの嵐のようだ。米国家レベルのチャネルでは、すべての人が同じことを言っている。そのようなことが国家から要請されているわけでもないのに、誰もがプーチンと闘おうとしており、ロシアとの闘争に従事している。少なくとも私にとってこれは不快な状況だ。

* * *

本書では、戦時においてあらゆる国は情報操作を行うという前提で、報じられた内容から真実とそうでない事柄を区別するよう私も副島氏も努力した。2人のあいだで、情報の評価が異なる箇所では、そのことがよくわかるように書いた。

内政に関しては、7月8日の安倍晋三(あべしんぞう)元首相が銃撃され、死亡した事件について扱った。本件に関しては、安倍氏に対する政治的評価のみならず、事実認定についても2人の見解にかなりの対立がある。この点についても無理に調整せず、認識と意見の違いが鮮明になるように努力した。

日本の危機はこれから一層深刻になる。危機から抜け出すためのヒントが本書には多々詰まっていると自負している。

 本書を上梓するにあたっては、ビジネス社の大森勇輝氏、フリーランス編集者・ライターの水波康氏にたいへんお世話になりました。どうもありがとうございます。また忍耐強く私の話に付き合ってくださった副島隆彦氏にも深く感謝申し上げます。

2022年9月23日、曙橋(東京都新宿区)の自宅にて

=====

『欧米の謀略を打ち破り よみがえるロシア帝国』 目次

まえがき 佐藤優 ……

第1章 安倍元首相を殺したのは同盟国アメリカである

世界的な流れのなかで起きた安倍暗殺事件と統一教会排除の動き

山上徹也は本当に安倍元首相を殺害したのか? ……20

〝おもちゃの銃〟と消えた銃弾 ……25

安倍暗殺事件で本当にベネフィットを得たのは誰か ……29

歴史の必然で分裂し始めたアメリカの対日戦略

アメリカ国務省内で起きている激しい対立 ……33

キーパーソンはマーク・ナッパーと福田達夫 ……36

日本の害毒と化した岸田政権 ……39

次のターゲットは竹中平蔵か ……42

追悼文に表れたロシアの安倍評価 ……45

サハリン2新会社設立のポイントはシェル外し ……48

日本は国際政治のゲームに参加できる立場ではない ……52

第2章 日本では絶対に報じられないウクライナ戦争の過去・現在・未来

二度と元には戻れない世界秩序を壊した蛮行

ステパン・バンデラとは何者なのか? ……56

世界が懸念する危険なウクライナ民族主義 ……59

緒戦で欧米の罠にはまったプーチン ……63

心理戦のために仕込まれたゼレンスキー ……66

親友サーシャが教えてくれた「偽旗作戦」の実態 ……70

世界中で行われた「フォーフィチャー」と「シージャー」 ……73

世界のルールを根本的に変えた国家による資産収奪 ……76

ブチャの虐殺を誰が行い、誰が殺されたのか? ……78

虐殺事件後に大きく変わった軍事支援の量と質 ……81

家族と名誉のためなら死もいとわないロシア人 ……84

開戦と同時に激化したプロパガンダ戦と集団洗脳

ロシアにとって戦争の転換点は5月18日 ……90

「佐藤さん、あなたは気持ちも頭もロシア人と通じている」……93

戦争中に行われた集団洗脳の実態 ……95

レーニンに始まるロシア流宣伝と扇動の違い ……99

なぜかロシアのテレビに出るキッシンジャー系知識人 ……102

専門家の分析より大事な政治家が煽る〝風〟……105

第3章 「必勝の信念」から始まる戦争分析の大きな過ち

絶対に信じてはいけない日本のロシア専門家たち

完全に空論と化した「核抑止理論」 ……110

近代500年を支配し続けてきたディープステイト ……113

沖縄人の痛みとウクライナ人の想い ……115

戦争終結へ向けての3つのシナリオ ……117

イギリスが行う卑劣な諜報戦略 ……121

『国民の僕』で描かれたウクライナ国家の終焉 ……125

ノイズにすぎない日本のメディア情報 ……129

正しかった橋下徹の〝特異〟な考え方 ……132

世界を動かしているのはカネではなく政治と思想

データが細かいロシア、大ざっぱなウクライナ ……136

国連憲章にのっとったロシアの軍事行動 ……137

戦場に転がっている兵士の死体の意味 ……140

戦争犯罪人に仕立てられたシベリアの整備工 ……142

政治を上から動かしているのが思想 ……146

第4章 アメリカとイギリスによる戦争犯罪の恐るべき真実

あらかじめセットされていたウクライナという時限爆弾

8年前からウクライナに介入し続けているアメリカ ……150

なぜ同時期にマイダン革命が起き、ISが出現したのか? ……154

ヴィクトリア・ヌーランドとネオコンの思惑 ……160

トッドが語ったウクライナという国をめぐる〝常識〟……165

『ひまわり』と『隊長ブーリバ』に描かれた真実 ……169

隠れた危険国家ポーランドの実態 ……173

ポーランドを巧妙に利用するイギリス ……176

「4州併合」の背景にあったウクライナ軍の蛮行 ……180

時間とともに瓦解していく「西側」という正義の旗印

暴落しないルーブルのひみつ ……187

ロシアが忌み嫌い続けるドイツ ……190

本当のワルはイギリスとバチカンだった ……191

北欧とナチスのあからさまな繋がり ……195

すでに崩壊しているAUKUS ……199

第5章 ウクライナ戦争を乗り越え復活するロシア帝国

中国とロシアの主導で塗り替えられる勢力図

古くて新しい帝国と帝国のぶつかり合い …… 204

中国はロシアを屈服させるのか? ……207

ロシア独特の帝国の作り方 ……211

アメリカから英中に移行する金相場の覇権 ……214

始まったザ・ウエストとザ・レストの戦い ……217

ディープステイトと優生学という大問題 ……220

世界中が見誤った「哲人王」プーチンの底力

実はトランプはそれほど強くない ……227

中東とロシア、ウクライナ関係のカギは食料 ……230

イスラエルのあいまい戦略とイランの核武装 ……233

ゼレンスキー暗殺の可能性 ……234

トラスのイギリスでは何もできない ……238

G7首脳を返す刀で斬り捨てた裸のプーチン ……241

ロシアは勝つが、プーチンのやり方は間違っている ……247

あとがき 副島隆彦 ……253

=====

あとがき 副島隆彦

この本は、私と佐藤優氏の7冊目の対談本である。世界がめまぐるしく動く。時代の転変の中で、次々と押し寄せる暴風雨の中で、自分の考えも木の葉が舞うように飛び散る。

それでも個々の人間の命は有限である。ハイデガーが言った人間という現存在[げんそんざい](ダーザイン)である。佐藤優氏も私も、もうそんなに長くは生きないと思う。佐藤氏は、大病をいくつも抱え、手術で次々と乗り越えて、それでも旺盛に執筆活動をしている。この人は、普通の人間とは違う。恐るべき生命力を持っていて驚嘆する。

 本書の「まえがき」で佐藤氏は、「今年(2022年)を歴史(世界史)の分水嶺」ととらえた。ウクライナ戦争の戦況を大きく描き、そこにロシアの最高級の知識人の名を4人挙げている。彼らがロシアのテレビ討論番組に出演して率直に語る内容が、どれほど重要か、佐藤優の解説が私たちに教えてくれる。

①ドミトリー・スースロフ(政治学者) ②ドミトリー・サイムズ(政治分析者) ③レオニード・レシェトニコフ(SVR 対外情報庁) ウラジーミル・ソロヴィヨフ(番組司会者)の4人である。

②のドミトリー・サイムズ氏は、何と、ロシアから政治亡命して、今はアメリカの国家情報部のために働いている。佐藤氏が、「このサイムズ氏は、米国務省のキッシンジャー系の知識人です」と教えてくれた。

 ④のソロヴィヨフは、ロシアで一番人気のある政治評論家であり、自分のテレビ番組を持っている。ロシア国民を、ウクライナ戦争でのロシアの勝利へ向けて、力強く啓蒙している。だから、ウクライナ政府が放つ殺し屋(ヒットマン)たちに狙われている。

これらのロシア側の当代、最高レベルの知識人たちの堂々たる言論を、佐藤優が、この本で私たち日本人に解説してくれた。それをロシア語で聞き取って高度の価値判断(ヴァリュー・ジャッジメント)ができる。このことは、ものすごく重要なことである。佐藤優に、この任務をもっともっとやってもらわないといけない。

日本国内に溢(あふ)れかえっている、愚劣な、反(はん)ロシアまる出しの「ウクライナでロシアは負けている」の偏狭で浅薄(せんぱく)な煽動言論(軍事問題を含む)と、ニューズ報道ばかり、私たちは見せられている。

 世界政治の現実と真実は、それらとは全く異なる。

私たちは、安倍晋三の死で(7月8日)、じわじわと日本の国家体制に潜入(インフィルトレイト)して、乗っ取っていた気色の悪い反共右翼の特異な宗教団体の束縛(そくばく)と洗脳から自由になって、私たちの国(くに)の存亡の危機を本気で考えなければならない。

担当編集者たちへのお礼は佐藤優が書いたので、私は繰り返さない。

2022年9月

(貼り付け終わり)

(終わり)

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 古村治彦です。

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新装版 小室直樹の学問と思想

 今回は2022年9月1日にビジネス社から発売された『新装版 小室直樹の学問と思想』をご紹介します。本書は1992年に弓立社(ゆだちしゃ)から発刊され、2011年にビジネス社で復刊されました。今回、小室直樹先生生誕90周年ということで、新たに「はじめに 副島隆彦」と「おわりに 橋爪大三郎」を収めたものとなっています。

 以下に「はじめに 副島隆彦」、目次、「あとがき 新装・増補版に寄せて 副島隆彦」を貼り付けます。『小室直樹の学問と思想』をまだお読みになったことがない方は是非手に取ってお読みください。

(貼り付けはじめ)

はじめに 副島隆彦

 何ということだろう。西暦2022年の今、世界史にプーチンが率いる「ロシア帝国の大復活」が起きつつある。

 一体全体、何たることか。小室直樹先生の業績『ソビエト帝国の崩壊』(1980年刊)から42年。ロシアが大国になって戻って来て、ロシア帝国となって甦(よみがえ)りつつある。何と言う歴史の皮肉だろう。滅んだはずのソビエト赤色(せきしょく)帝国が、ロシア連邦(フェデレーション)の形で、仰々しく世界勝利者として復権しつつある。逆に、アメリカ帝国と西側(ザ・ウエスト)同盟(NATO[ネイト―]とEU[イーユー])のほうが、ウクライナ戦争で 緒戦(しょせん)の優位が消えて、たじたじとなり、敗勢が濃くなって来た(今年7月)。

 こんなご時勢で、『小室直樹の学問と思想』の再(さい)復刊(初版1992年刊)に私は立ち合うことになった。丁度30年が経たった。私自身が、もう老人になって(古希[こき]70歳)、自分の脳がスリ切れそうだ。知識人などという無残な商売は、わずか30年の時代の変化に耐えられない。私は己(おの)れに向かって冷笑する。

 日本の小室直樹と共にソビエトの崩壊を予言したことで知られる(1976年。邦訳『最後の転落 ソ連崩壊のシナリオ』)フランス知識人のイマニュエル・トッド(1951年生。71歳)が、再び時の人である。トッドは、「ウクライナ戦争の原因と責任は何よりもアメリカとNATOにある」とはっきりと書いた(『第三次世界大戦はもう始まっている』文春新書、2022年6月刊)。何故なら、プーチンがあれほどに、「これ以上NATOの東方拡大(イースターン・エクスパンジョン)をするな。ロシアは絶対に許さない」と何十度も警告を発しウクライナ国境線で軍事演習を行って威圧した。それなのに、西側は故意にプーチンの堪忍袋の緒を切らせた。アメリカとNATO(真実は英と米のディープステイト)は、手ぐすねを引いてロシアを打ちのめし、弱体化(ウィークン)できると思っ

て戦争を仕掛けた。

 ところが西側(ザ・ウエスト)のほうが開戦から4カ月経ったら、〝ゼレンスキー支援疲れ〟でボロボロになった。ロシアの味方に付いた中国とインドとサウジアラビアとブラジル、メキシコ、インドネシアなどの新興国・資源貧乏大国の同盟(新世界[エマージング]8と言う)のほうが大きく勝ち始めた。さらには、ロシアの核兵器のほうが進んでいて超音速(ハイパーソニック)で迎撃(インターセプト)できないので、西側(ザ・ウエスト)は脅し上げられる破目になった。ざまあ見ろである。

 小室直樹先生は、この本が出た時(1992年)言った。

「今こそ、マルクスを勉強し直さなければ。次に滅ぶのは、アメリカ資本主義である」とはっきり私に言った。さすがに大(だい)天才はちがう。そして先生は東ベルリンで刊行されていたドイツ語原書のマルクス・エンゲルス全集を購入して、デーンと書斎に置いた。まさしくアメリカ帝国と西側資本主義が、私たちの目の前で滅び始めている。

 あれから40年の歳月(さいげつ)が経ち、私はあきれかえって茫然(ぼうぜん)として立ちすくむ。思想と学問の研究に人生を入れあげたといっても、何事(なにごと)のことがあろう。この程度のことであったか。

 だがそれでも、本書『小室直樹の学問と思想』は、読者に検証されて世界史の荒波の中に屹立(きつりつ)する岩礁(がんしょう)のようでありたい。

=====

新装版 小室直樹の学問と思想──目次

はじめに

副島隆彦 1

まえがき 新装・増補版に寄せて橋爪大三郎 3

対談 橋爪大三郎・副島隆彦「小室直樹が我々に残した思想と意志」 8

〈復刻〉 現代の預言者 小室直樹の学問と思想 ソ連崩壊はかく導かれた …… 29

復刻(旧版)目次 …… 30

あとがき 新装・増補版に寄せて副島隆彦 265

おわりに 橋爪大三郎 269

小室直樹 略年譜・主要文献 271

=====

あとがき 新装・増補版に寄せて 副島隆彦

 今から二八年まえの一九八三年一月二六日。ロッキード事件裁判の検察官による元首相・田中角栄に対する論告求刑(ろんこくきゅうけい)があった。その日のテレビ番組で小室直樹先生が「検察官たちを送電線に逆さ吊りにしろ」と発言し、翌朝の番組では羽交い絞めにされて画面から消えた。私はその番組をたまたま見ていた。このあと、小室直樹先生の「小室ゼミ」のドアを叩いた。小室ゼミの実質の筆頭が橋爪大三郎しだった。このとき、私は二九歳で小室先生は五〇歳だった。そのとき、田中角栄は六四歳、小沢一郎氏は四〇歳である。

 日本の国にとって、田中角栄という偉大な国民政治家が、どれほど重要であるかを、小室直樹という学者が一所懸命に日本国民に説明した。小室は言った。「ロッキード事件が作ってしまった新たな規範とは何か。それは行政権力と司法権力の野合である。こうなったら、もうデモクラシーは、ほかに何があってもたちまち、頓死(とんし)するのである」と。田中角栄が切り拓いた日本国の戦後の成長経済の道は大変すばらしかった。そして私は小室直樹先生から多くを学んだ。

 角栄が検察庁と法務省、裁判所を使ったアメリカによる弾圧を受けてから三四年後の今、今度は、小沢一郎がまったく同じ仕掛けで検察庁から違法な攻撃を受けている。二〇〇人もの若い政治家を育てた小沢一郎というすばらしい政治家を、アメリカべったりの日本の保守勢力が、今もいじめている。田中角栄の遺伝子を正しく受け継いでいる小沢一郎という優れた国民政治家を、行政官僚、司法官僚たちが押さえつけようとしている。目下(もっか)の闘いは、お金の問題、すなわち財務官僚たちとの闘いではない。

 政治 Justice[ジャスティス]の力を政治的に悪用して、国民から選挙では選ばれていない司法・準司法の官僚がなぜ日本国の最高権力となり得るのか。国民から選挙で選ばれた代表である議員(政治家)たちがまったく力を持てない国にされてしまっている。ロッキード事件(一九七六年から)の時とまったく同じように、再びアメリカの力で、小沢一郎へ強制起訴などという非道なことを行っている。今こそ私たちは、日本の官僚体制を破壊しなければならない。

 私はデモクラシーを「民主主義」などと訳さない。「民主政治」と書く。デモクラシー demos-cracy(デモス-クラシィ)とは、代議制民主体制のことである。

 デモス demos- とはピープル、すなわち国民、一般大衆のことだ。クラシィ -cracy とは「体制、制度」のことである。大衆、国民が選挙で選んだ代表たちに本当の力、権力を持たせよということだ。国民に選ばれた代表たち、つまりリーダーたち権力(パウア)を持つということである。日本には本当のデモクラシーが未(いま)だない。官僚(ビューロクラット)たちが実質的に簒奪[さんだつ](盗み取っていること)している。

 小室直樹先生は本物の、日本では珍しい本当の天才でした。しかし、先生の優れた能力、知能、学問、思想を日本国が認めなかった。本当ならば小室先生を東京大学の学長にするべきだった。そうしたら、一〇〇人では済まない、一〇〇〇人のソシアル・サイエンティスト、すなわち近代学問(モダン・サイエンス)の学者たちが育っていただろう。小室直樹の才能をないがしろにして、不遇のままにした日本という国はまことに卑小で矮小(わいしょう)な国である。小室直樹が味わった悲運を払拭していく努力を私たちはこれからしていく。

 小室直樹先生の霊が現れたとしたら、何を私に望むであろうか。

 私たちが小室先生の学統を継いでいく。この私たちもあと一〇年、二〇年で死んでゆく。若い人たちにトーチを、火を繋いでいかなければならない。私には小室ゼミの一〇年間分ぐらいの資料しかない。橋爪さんは、もっと大量にたくさんの資料をお持ちである。その資料を使って、小室先生が話したことを復活させるべく、橋爪さんが小室先生の学問を話して映像で残す講義録をこれから作ってゆきたい。

 小室先生が望んだのは、思考に系統性を持つ世界基準(ワールド・ヴァリューズ)の知識である。立体的に造形的に思考することであり、世界と渡り合える知識人を育てることだった。これからアメリカが衰退するのに乗じて、日本はできる限り自立、独立すべきだ。それには、アジア諸国と戦争せず、戦争を煽動する愚かな考えに騙(だま)されず、アジア人どうし戦わず、平和に交渉し、大人の態度で、本気で対等で、ものおじせず交渉することだ。なにごとにも騙されない、操(あやつ)られない、洗脳されない、そういう国民の自覚、自立が大切である。

 残された私たちは日本の若い人たちに、何を繋いでいくか。小室先生は小室ゼミで、無料(ただ)でお金を一円も取らずに、私たちに教えてくださった。そのご恩に報いるために、私はインターネットを駆使して世界標準での知識・思想を学びたいという若い人間たちを「副島隆彦の学問道場」で育てている。小室直樹先生の御霊(みたま)に対して私が捧げることができるのは、このささやかな努力である。

 本書が、小室直樹の学問を学び継ぐ上での、さらに若い世代にとっての入門書になってほしい。

二〇一一年三月

副島隆彦

(貼り付け終わり)

(終わり)

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 古村治彦です。

 『愛子天皇待望(たいぼう)論』(弓立社)が2022年10月7日に発売されます。

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愛子天皇待望論

 愛子さまは2022年3月17日に成人を迎え、初めての単独記者会見に臨んだ。この記者会見での受け答えの様子、ユーモアのセンスと頭の回転の速さで国民の多くが「この人が天皇で良い」と考えるようになった。以下のアドレスで記者会見の映像を見ることができる。

https://www.youtube.com/watch?v=FJEPm1xlhgY

※【映像ノーカット】愛子さま初めての単独記者会見(2022317日)

  「愛子天皇待望論」の邪魔になっているのが皇室典範という皇室関係の法律の、第1条「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」という条文だ。愛子天皇を実現するためには変更することが必要だ。この問題を含め、天皇、皇室をめぐる諸問題を副島先生がまとめ、分析をしている。それが 『愛子天皇待望論』だ。私たちが教えられてきた、習ってきて、常識とされることに鋭く切り込んで、新たな考えや視点を獲得することができる。

 以下に、まえがき、目次、あとがきを貼り付けます。

(貼り付けはじめ)

まえがき

愛子さまは、2022年3月17日に、皇居で「成年(成人)の記者会見」を立派に行っ

た。これが国民へのすばらしいお披露目(ひろめ)となった。大変評判がよかった。愛子さまはしっかりした語り口で、軽い冗談まで交えて皇室記者たちの笑いを誘った。このテレビ放送を見た多くの国民が、これを見て微笑(ほほえ)ましく思い、高く評価して、「この女性が日本の次の天皇になるにふさわしい」と判断した。

眞子さん・小室圭氏問題は遠くに過ぎ去り、日本人の多くが女性天皇を受け容れ、次は愛子天皇でいいと考えた。日本国民の8割がこれまでのいろいろの世論調査でも「愛子さまでいい」となっている。

 ところが岸田政権は、ピタリと止まって、女性(女系)天皇容認に向かって法律改正を

する動きを見せない。

日本の国家体制にとってこのことは重大であるに決まっている。天皇については、憲法第1条から8条に定めている。その次の第9条が、戦争放棄と平和憲法の定めである。天皇のお世継(よつぎ)問題が停滞している。岸田政権は、7月の参院選挙を自民党勝利で乗り切ったのだから、皇室典範(こうしつてんぱん)という法律(今はただの法律だ)を、改正する動きに出るだろう。それが多くの国民の希望だからだ。

7月8日に安倍晋三元首相が、特異な宗教団体の抗争に絡んで死亡した。しかし、この

動きを今後の日本国は皆で乗り越えてゆく。

今こそだ。今こそやるべきだ。今や急激に、 「天皇は絶対に男でなければいけない」と、頑迷に唱える者たちの政治勢力が衰えている。皇室典範をたった一行「皇位は、皇統に属する男系及び女系の長子が継承する」と、書き変えさえすればそれで済むことである。

私たちはそれをじっと待つしかない。しかし、それでも私たち国民の側から、もっと積

極的に、「女性天皇でいい。愛子さまでいい」という声を大きく上(あ)げなければいけないと思う。だから私は、この愛子天皇待望(たいぼう)論を書いてゆく

=====

愛子天皇待望論*目次

まえがき 2

第1章 次の天皇は愛子(あいこ)さまであるべきだ。 11

国民は女性天皇を望んでいる 11

皇族の表記 16

頑迷な右翼、国粋主義者たち 21

普通の国民の視点から 23

皇室典範と岸田政権 25

20歳を迎えた愛子さまの今後 28

「眞子(まこ)さま騒動」と日本人 32

女という生き物が持つ劣性 38

もう世界は王族と大貴族の時代ではない 45

君主政の国・日本 52

第2章 「万世一系」などない 69

安倍晋三と天皇家 69

イギリスが作った「現人神(あらひとがみ)」 70

「万世一系」はまやかし 75

日本の近代史で1番ワルい男 80

第3章 雅子さまの頭のご病気問題を考える 83

雅子さまの頭のご病気の本当の原因は何か 83

「帰国子女」と「合いの子さん」が抱えるクレオール問題 101

モスクワ↓スイス↓日本↓アメリカと移動した子供時代 105

「脳が割れる問題」とアイデンティティー・クライシス 106

超エリート階級が抱える精神の傷 115

雅子さまを苦しめたスキャンダルとバッシング 117

雅子さまを選んだ皇太子は我慢強い立派な人である 122

第4章 天皇家は安倍元首相を嫌っている 135

富田メモと『昭和天皇実録』 142

A級戦犯とは 148

終戦の経緯と戦後の世界体制 153

安倍晋三らの「歴史修正(しゅうせい)主義」を世界はどう見るか 157

A級戦犯合祀を受け、昭和天皇は 169

今、日本国民が理解すべきこと 174

「富田メモ」のその後 175

第5章 天皇という現人神[あらひとがみ](生き神さま)を作ったのはイギリスである 183

本物のワル・山縣有朋 183

山縣有朋の「語られない秘密」 190

病弱だった大正天皇 194

時の権力者が天皇をつくる 196

今に連なるワルの系譜「長州閥」と山縣の子分たち 204

日本を裏で操ったイギリスの制度と思想 214

現人神(あらひとがみ)とイギリス国王 220

6章 「ザ・カルト・オブ・ヤスクニ」 229

「昭和天皇・富田メモ」は米国の意思がリークさせた 229

民族派・愛国派の構想を瓦解させた「異変」 235

アメリカ大使館が仕掛けた「日本の思想警察」復活説 240

「産経・古森公開質問状」と「元国連大使」の愚かな行動 243

あとがき 249

=====

あとがき

この本『愛子天皇待望論』を書きあげて、私は思う。日本のいわゆるリベラル派あるいは反(はん)自民党(反[はん]保守党)の人々は、天皇家(皇室)のことに触(ふ)れたがらない。そういう長い慣行というか傾向がある。それがいけなかった。このことが大きく天皇家を国民から孤立させてしまった。

 天皇家のことについて気軽に語ることは、億劫(おっくう)で口はばったいと感じて発言を避ける雰囲気が日本国民にある。それを打ち破らなくてはならない。

 私は、今回、初めて天皇家とその代(だい)替わり(皇位継承)の問題について、この一冊の本を書く、と決心した。ところが、いざ書き出してみて、たった一行の文、あるいは、ひとつの文字、そして一行の文の敬語(尊敬語、丁寧語)の使い方ひとつで、ものすごく苦労した。天皇問題について何か書くことは大変なことだ、と知った。 「自分の文章は間違った(誤った)言葉づかい(文遣[ふみづか]い)をしているのではないか。自分に知性と教養が足りないことが、人様[ひとさま](読者)に露呈(露見)するのではないか」と、気が引(ひ)けた。天皇家のことになると、日本人はごく短く、仲間うちでボソボソと己れの感情を吐露(とろ)するだけで、日頃は無視している。日本国の長い伝統と重い数々の歴史が後(うしろ)にあるからだ。

 この3年間、あれほど、眞(まこ)子と小室圭問題で、2人を論難した(悪口を言った)人々は、やがて穏(おだ)やかになって自分の生活に戻っていった。さらには両親である秋篠宮家にまで飛び火して、罵(ののし)りの言葉を投げる人々が、まだ少数だがいる。世界中がコロナウイルスとワクチンの問題、そして2月からのウクライナ戦争の惨事まで、次々に事件が起こるから、いつまでも、ひとつのことで騒いでいられない。

 小室眞子さんは皇族の地位を離れて臣籍降下して、一般人(ふつうの国民)になったの

だから、これで国家問題として終わりである。あとはお世継(よつぎ)である愛子さまをどうやって私たち国民が暖かく見守ってゆくか、の問題である。

 前述したがリベラル派さらには左翼的な国民(私もここに入る)は、天皇の問題になると複雑な気持ちになって、あまり触(さわ)りたくない。

 その理由と原因を考えると、やはり戦前までの国家体制としての天皇制が持ったさまざまの抑圧と強権発動(きょうけんはつどう)と、それから、戦争にまで至って多くの国民を死なせた「天皇の戦争責任問題」があるからだ。私もやはり、天皇制と帝国憲法に戦争責任があったと思う。

 大きな観点から見て敗戦後のこの77年間の日本の天皇家は、日本国民に何も悪いことはしていない。この大きな判断に、私は至り着く。明仁(あきひと)上皇と美智子(みちこ)上皇后は、ひたすら50年間、かつて激戦地となった各地をひとつひとつ訪れ、戦死した者たちのための鎮魂(ちんこん)と慰霊のための墓参を熱心に行った。

 鎮魂と慰霊による平和への希求こそは、天皇家に課せられた最も重要な責務である。だから私なりに紆余曲折(うよきょくせつ)し懊悩(おうのう)したあとに、次の天皇を愛子さまにすることが、日本が2度と戦争しないで済む、平和な国であるために極めて大事なことだ、と結論づける。

 明仁上皇はすでに89歳になる。美智子上皇后は88歳である。長男(徳仁[なるひと]天皇)の長女である愛子さまの皇位継承を、何よりも念願し心待ちにしているだろう。私たち日本国民の大多数意思が、それを実現しなければいけない。

 その一方で天皇家になんでも責任を押しつける、という風潮が日本にあることを、私たちは気づいて留意しなければいけない。

 天皇という国王がいるせいで、全てを天皇の所為(せい)にできる、という悪弊(あくへい)が日本には有る。政治家(国家指導者)も国民も、自分たち自身の責任を自覚せずに、安易な天皇崇拝と天皇畏敬(いけい)あるいは天皇への反感(反発)によって胡麻化(ごまか)してしまう。これは明らかに国王制度をいつまでも持っていることから来る悪習、弊害である。

 超然とした特別な人々の存在を、国民文化としていつまでも無自覚に認めてゆくわけに

もゆかない。私は本文の中で書いたが、これから60年後に、愛子天皇が80歳になった頃に大きな体制変動が起きるだろう。天皇制を国家体制から外(はず)して、日本が、本物の民主政治(デモクラシー)の国になってゆくべき道筋のことにも留意しなければいけない。

 だが、今は、とにかく愚劣で頑迷で旧弊(きゅうへい)なだけの「男の天皇しか認めない」人々との明確な対決のためにも、日本国民のものおじしない敢然たる態度と、注意を喚起するために、私はここに愛子天皇待望論を書いた。

 最後に。

 私の「愛子さまを次の天皇にするべきだ。それが日本国民の大多数の願いです」という主張と主題だけを聞いて、あれこれ言わず、 「本を出しましょう」と快く出版を引き受けてくださった、弓立社の森下紀夫氏に感謝します。

 ウクライナ戦争の勃発があったために、私はその戦況(せんきょう)の追いかけに没頭した。だから丸々3ヶ月間、私はこの本の原稿を放ったらかしにした。この間、辛抱強く待って下さったフリー編集者の小川哲生氏に多大のご苦労をおかけした。これまでに頂(いただ)いた長年の友誼と併せて感謝します。

 最後に書き足す。この本の原稿は6月までにほとんど出来あがっていた。だから安倍晋

三元首相の名が、生きている人として、おそらく本書の中に100ヶ所以上に出てくる。

 そうしたら、7月8日(2022年)に、あの安倍晋三銃撃死亡の大事件が起きた。私

は、気が抜けて茫然自失した。10日間、病気で寝込んだ。この本の内容に、深く深く関

わっているからである。私は何かを強く予見していた。そしてそれが現実のものとなった。

(貼り付け終わり)

(終わり)

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める
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古村治彦(ふるむらはるひこ)です。

今回は、西森マリー著『カバールの捏造情報拡散機関フェイク・ニューズメディアの真っ赤な噓』(秀和システム)を紹介します。発売日は2022年9月10日です。

『フェイク・ニューズメディアの真っ赤な噓』
カバールの捏造情報拡散機関フェイク・ニューズメディアの真っ赤な噓

西森マリー氏はこれまでにも『ディープ・ステイトの真実 ―日本人が絶対知らない! アメリカ闇の支配層”―』『カバールの正体 世界人類の99.99%を支配する』『カバールの民衆「洗脳」装置としてのハリウッド映画の正体』と真実を暴く著作を次々と発表しています。

今回は、マスメディア、マスコミがいかに「フェイクニューズ(fake news)」を流して、人々を洗脳し、思い通りに動かそうとしているかを分析しています。

長くなりますが、副島先生による監修者のことば、まえがき、目次、あとがきを以下に貼り付けます。参考にしていただき、是非手に取ってお読みください。  

(貼り付けはじめ)

監修者のことば   副島隆彦

西森マリーさんの最新刊が本書である。西森さんのファンには、待望のアメリカの先端の知識、政治情報が満載されていて、すばらしい内容で充実している。

 アメリカのフェイク・ニューズメディアたちが、目下、拡散している捏造情報が、これでもか、これでもか、と出て来る。そして西森さんがバサリバサリと小気味よく筆誅(ひっちゅう)を加えている。

 真実が暴(あば)かれる。日本国内のメディアも統制されているからフェイクニューズだ。真実のアメリカ情報は私たちには伝わらないようになっている。英語で向こうの最先端のニューズや評論文を、大量に読んで、それらをどんどん整理してゆく能力は、私たちにはない。

 この誰かがやらなければいけない大切な作業を、知識人バイリンガルの西森マリーが、私たち日本人向けにやってくれるので、大変助かる。

 世界を頂点から支配しているディープステイトの、さらにその上に君臨するカバールの動きが、これで一目瞭然となった。

 私が監修者として、この本のゲラの原稿 galley proof[ガリー・プルーフ]を読んでいて、一番驚いたのは、本書242ページの、2003年5月、PBS[ピービーエス](アメリカの公共放送局)のインタビューで、ビル・ゲイツは、人口制御に力を入れているのは父の影響で、「私の父はプランド・ペアレントフッド(アメリカ最大の中絶促進組織)の責任者でした」と発言。の箇所だった。マイクロソフト社の創業者のビル・ゲイツが、新型コロナウイルス製造と世界へのばらまきに、巨額の資金を出したことは、今ではよく知られている。その父親が、息子よりも熱心にジョンズ・ホプキンス大学の広報センター(ここがコロナウイルスの世界中への毎日の「大本営発表[だいほんえいはっぴょう]」の総本部)を設立した。

 やっぱりビル・ゲイツの父親ウィリアム・ヘンリー・ゲイツ(1925年-2020年9月14日死)が、世界人口削減(人類の家畜[ライヴ・ストック]化計画の一部)のための運動の原動力となった「プランド・ペアレントフッド」(表面は貧しい家の子供の富裕層への養子縁組促進のための組織)に若い頃から関わっていたことが判明した。

 このプランド・ペアレントフッド Planned Parenthood の前身は、「アメリカ産児制限連盟」(1921年創立)で、これがすぐに「世界産児制限連盟」になった。

この産児制限運動の情熱的な活動家が、マーガレット・サンガー女史である(本書105ページ)。彼女は、世界中の貧困層の女たちが、毎年のようにボコボコと子供を産んで、人口爆発が進んで、ますます貧困がはびこるという現状を強く憂うれえた。これは人類の危機だと、20世紀の初めに、欧米の支配階級の人間たちに広く知れ渡って、彼らの共通感覚(コモンセンス)となった。

 サンガー女史は日本にも来た(1922年、1954年)。廃娼(はいしょう)運動(売春宿が公的制度であったことの廃止運動)と、貧困層の産児制限(避妊)が当時の社会問題として先鋭化していた。

 これらは、学問としては優生学(eugenics ユージェニックス)として現れた。1883年にフランシス・ゴルトンが生みの親だ(本書230ページ)。「優れた人間や人種の遺伝子を優先的に残すべきである」という思想である。その原動力は、チャールズ・ダーウィンの『種の起源』(1859年刊)である。

 この6月24 日に、アメリカの最高裁判所の判決(ロー対ウェイド判決、1973年)がひっくり返った。人口妊娠中絶 abortion(アボーション)を再び認めない方向(pro-life[プロウ・ライフ] 胎児の生命重視)へ、アメリカの保守的な中西部の諸州は向かう。「生む生まないを決めるのは女の権利(人権)」と言われてきた(pro-choice[プロウ・チョイス] 中絶賛成派)のリベラル思想が、ここで止まった。

 西森マリーは、第4章1節の「中絶」(98ページから)でこの問題を詳しく丁寧に扱っている。

 アメリカの財界人たち(財団)が、マーガレット・サンガー女史の産児制限と中絶の促進に賛同して「プランド・ペアレントフッド」になってゆく。本書101ページに「1923年、LSE[エルエスイー](ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)は、(サンガー女史を支援する)ロックフェラー財団との長期にわたる関係を開始した」とある。

 カバール(ディープステイト)の中心思想はまさしく優生学(ユージェニクス)である。西森マリーが、この密に本書でたどりついている。これが本書の最大の業績である。このLSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス 大学)は、ヨーロッパ中の一番頭のいい左翼学生と左翼学者の結集軸である。ユヴァル・ノア・ハラリも、トマ(ス)・ピケティその他大勢もここの卒業生だ。フリードリヒ・ハイエクがここで教えていた。日本人の森嶋通夫(もりしまみちお)も長く教授をした。大(だい)経済学者のケインズもここに入る。

 このLSEは「フェビアン協会」Fabian Society とつながっていて、イギリスの社会主義者たちの大半はここの会員だ。ただし、カール・マルクス派の社会主義思想とは対立し続けた。今のイギリス労働党もフェビアン協会系である。その真実の姿は、19 世紀に大英帝国が世界支配を達成した時に、それに労働者と貧困層を巻き込んでいって、補完勢力にしたことである。

フェビアン協会に表れるイギリス社会主義者たちの自由党(リベラルパーティ Whig ホイッグの思想)が、やがてイギリス労働党の指導者たちの思想にもなった。

 それでも、貴族(Tory トーリィ党)、僧侶・国王とは激しく対立する

 切実だった産児制限(地球の人口爆発の阻止)と一心同体である、人種改良の思想である優生学が、ついにカバールのペドフィリア(犯罪的な異常幼児性欲)とトランスヒューマニズム(人間の拡張。MIT[エムアイティー]メディアラボ。すでに壊れたAI[エイアイ]信仰)の大きな破綻となって表面に正体を現した。2020年末にトランプたちが闘ったので、カバールは「新しい神を作ること」に失敗した。

 今、人間(人類)は保守化した(私も)。LGBTQの、気色の悪い、ヒゲ面(づら)の中年男が、ブラジャーとスカートをはいて「私、女です」と「私はトランスジェンダーしました」と主張して、女子トイレや女子更衣室に平気で入って来ることを、「気持ちワルいからやめなさい」と拒否する健全な保守化への道を私たちは選んだ。

 人類の先端分子たちが、「トランスジェンダー(LGBTQ支援)と、それに反対する保守化の、果たしてどちらが正しいのか」で悩んで目下、選択を迫られている。

 西森マリーのこの本には、この問題についての各場面からのたくさん、たくさんのアメリカの最近事例がてんこ盛りで報告されている。私たちは、ここが人類の戦いの最前線である、と腹を決めなければいけない。

 第1章で、「ウクライナ戦争でプーチンのロシアが正しくカバールと戦っている」と西森マリーは断言している。私も同感だ。

 第2章で、マレーシア航空機の続けての撃墜は、ロシアではなくウクライナのネオナチ(今のゼレンスキーたち)が行った、と証明している。

 第3章で、たくさんの学校銃乱射(スクール・シューティング)も、カバールが仕組んでいて、アメリカ国民の銃で自分を守る権利(米憲法補正第2条)への攻撃だ、と。

第4、5章でBLM[ビーエルエム](暴れる黒人たち)も、CRT[シーアールティー](白

人優越主義(ホワイト・シュープレマシー)への呪い。学校教育で復讐している)と、過剰なLGBTQ礼讃が学校の中で強制されている、こと。バイデン政権になって、南の国境線から、年間350万人も不法(違法)移民(イリーガル・アライヴズ)が入って来ていること。そしてトランプ派米国民がそれに対して今も頑強に闘っていること。

 本書の最後に出てくる。カバールが表面に出てきている組織であるダヴォス会議(WEF国際経済フォーラム)のブレイン(頭脳)である、ベストセラー『サピエンス全史』(2014年英語版)の著者ユヴァル・ノア・ハラリが、5月にダヴォス会議の中心講演で発言した、以下の言葉が紹介されている。

このハラリの言葉は、今、私たちが真に考え込むべきことである。若いLSEの学生の時、選ばれてカバールの秘密結社に自ら入って儀式(ライト)を受けたであろうハラリは、いくら頭がよくても、もう一生カバールから逃げられないのである。

 「今後数十年の経済や政治における、たぶん最大の問題は、役に立たない人々をどう  する かということだろうと思います。退屈をどう処理するか、基本的に無意味で無価値な彼らが、どうやって人生の意味を見出すのか。これが問題です。

 私の推測では、現在のところ、薬物とコンピュータゲームの組み合わせが、ほとんどの解決策になるのではないかと思います。

 実際、すでにそうなっています。日本を見てください。日本はあらゆる面で世界の20年先を行っています。バーチャルな配偶者と関係を持ち、家から出ずにコンピュータだけで生活する人などが新しい社会現象となっています。余剰人間には力はありません」

                            (本書279ページ)

このハラリのコトバに私は心底、唖然とした。私のすぐ近くにこういう人間たちがいる。

 「無意味で無価値な人間たちが、どうやって人生の意味を見出すか。......現在のところ、薬物とゲームです」(ユヴァル・ノア・ハラリ)。今、私たちはこんな処(ところ)にまで来ている。

 西森マリーさん。この本でアメリカからたくさんの最先端の情報と知識をありがとう

     2022年8月16日     副島隆彦

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まえがき    西森マリー

 本題に入る前に、陰で世界を操る勢力の実態に関する副島隆彦先生の数々の名著、及び拙著『ディープ・ステイトの真実』『カバールの正体』(共に秀和システム)を未読の方々のために、フェイク・ニューズの成り立ちに関して簡単にご説明いたします。

 中世以降の世界は、カバール(ヨーロッパの王族、ヴァチカン、ロスチャイルドなどの中世から続く銀行家集団)と、カバールの手下であるディープステイト(NATO、国連、政治家、官僚、司法関係者、諜報・報道組織)の見えざる手によって支配されてきました。

 カバールはディープステイトを使って戦争、革命、疫病、飢餓、天災と見せかけた人災を起こして世界を大混乱に陥れ、その度に〝民衆を助ける〟振りをして、自分に都合のいい解決策を一般人に与え、権力を掌握し、民衆を統治し続けてきました。

 戦争を無くすために国境を廃止して一つの世界を作ろう!、疫病は国境を越えて襲って来るので全世界が一丸となった対策が必要だ!、飢餓に苦しむアフリカ人を救うのは全人類の義務だ!、干ばつや山火事などを引き起こす気候変動には地球が一つにまとまって対処しなければならない!、海の汚染を食い止めるためには世界規模の環境保護政策が必要だ!......カバールは、ひっきりなしにこのようなスローガンを繰り出して、国境のないワン・ワールド(一つにまとまった世界)を理想郷として売り込んでいます。

 どのスローガンもポジティヴなものに見えますが、カバールの真のゴールは、国々の主権を奪ってワン・ワールドを作り出し、その上に自分たちが君臨し、世界人類を完全に家畜化することです。

 カバールはすでに世界人類の99・99パーセントを借金奴隷にしています。アメリカの連邦準備銀行や世界のほとんどの国々に存在する中央銀行、及びIMFや世界銀行は、カバールが支配する私設組織です。ほとんどの国の政府は、カバールの組織である中央銀行が勝手に印刷するカネを借りて国家を運営し、国民から取り立てた税金を使ってカバールに借金を返済しています。

 ほとんどの国の支配層は自らの意志でカバールの手下になったか、ディープステイトに弱みを握られ、脅迫されてカバールの手下になった者たちで、アメリカでは民主党・共和党、両党の幹部は皆カバールの手下です。

 この実態に民衆が気づいたら、全世界で暴動が起きて、カバールとディープステイトの悪党どもが皆殺しにされるでしょう。

フェイク・ニューズ(=大手メディアの報道)は、この事実から民衆の目をそらし、世論操作をするためのサイオプ(心理操作作戦)の道具です。

『カバールの正体』で詳しく説明したことですが、19 世紀末期の英国の新聞記者は諜報活動も行っていました。辣腕(らつわん)記者の能力を買ったピルグリム・ソサイアティ(全世界を統一してカバールの支配下に収めることを目指す組織)が、1909年の会議で、「世界中に派遣された記者たちは、報道を通じて世論を形成するために諜報部員としての役割も果たすべきである」と判断。

 数週間後にMI5(アメリカのFBIに相当する国内の治安維持を目的とした情報機関)とMI6秘密情報部(アメリカのCIAに相当する海外でスパイ活動を行う組織)が誕生し、これをモデルにしてCIAが設立されました。

 つまり、カバールに好都合な情報のみを流す報道機関と、カバールの利益を守り、目的遂行を援助するために偽情報を捏造(ねつぞう)する諜報組織は、表裏一体のカバール広報部です。

タヴィストック・クリニック(マインド・コントロールを研究する機関、タヴィストック人間関係研究所の前身)で研究をしていた哲学者・作家のオルダス・ハクスリー(『すばらしい新世界』の著者)は、1962年に行われたインタビューで、こう語っています。

 「次の世代には、人間が隷属を好むようにする薬が発明され、いわば涙のない独裁社会が誕生し、社会全体が痛みのない強制収容所のようなものになるでしょう。人々は実際には自由を剝奪(はくだつ)されたのに、プロパガンダや洗脳、あるいは薬理学的な方法で強化された洗脳によって反抗する気持ちがなくなり、むしろ隷属を楽しむようになるでしょう」

 私たちは皆、カバールの宣伝機関(ハリウッド、芸能界、大手メディア)とカバールの代弁者(政治家、権力者)が作り上げたマトリックス(=フェイク・リアリティ)の中で生きてきました。

 カバールのマインド・コントロール術があまりにも優れていたため、ほとんどの人々がマトリックスが現実だと信じきっています。

 マトリックスが現実ではないと気づき、真実を言った人々は、カバールの手下どもから、〝頭のおかしい陰謀論者〟、〝現実が見えない精神異常者〟、〝真実と嘘の区別がつかない妄想性障害者〟と罵(ののし)られ、嘲笑されています。

 カバールのこのようなサイオプを〝ガスライティング〟と言います。これは、イングリッド・バーグマンがアカデミー主演女優賞を受賞した1944年の『ガス灯』(ガスライト)に由来します。殺された叔母の家に住むポーラ(バーグマン)が結婚した相手が、実は叔母を殺した宝石強盗で、彼は嘘をつきまくり、ポーラが自分は精神異常者だと思い込むようになる、という筋書きです。

 カバールは、「人はデータや証拠よりも〝感動的、劇的なお話〟を事実として受け容れやすい」という人間の心理をしっかりと把握しています。そのため、大昔から、「ベルギーを侵略したドイツ兵が赤ちゃんを銃剣で串刺しにしている!」などの衝撃的でヴィジュアルなお話を〝ジャーナリスト〟がでっち上げて、世界中で戦争を繰り返してきました。

 世界経済フォーラム(=カバールの実行委員会)が2015年に発表した How narratives

influence human behaviour(物語はいかに人間の行動に影響を与えるか)という記事の要点をご紹介しましょう。

● 専門的なデータは理解しにくく、データには誰も感情移入できない。行動を起こさせるのは感情なので、データよりも、NGOの感動的なお涙ちょうだい話のほうが、人々からカネを引き出し、人々を行動に駆り立てるためのインパクトがある。児童救済組織が行った実験で、困窮に関するデータを見せられたグループは平均1・17ドル、悲壮な表情の少女の写真を見せられてお涙ちょうだい話を聞かされたグループは平均2・83ドル寄付をした。

● ゴミが溢れる川をカヌーで漕ぎ、涙を流すインディアンの男性の映像に、「かつて存在した美しい自然を尊敬する人々もいるが、尊敬しない人もいる。汚染は人間が始めたものなのだから、人間が止めることができるはずだ」というナレーションが流れる〝クライング・インディアン〟の1970年のCMはインパクトがあった。環境保護政策促進のために、涙を流すインディアンと同じようなキャラクターが必要だ。

 1980年代、1990年代に北極の氷が溶けて溺れるシロクマや、氷に包まれた南極の面積が縮小して棲処(すみか)を失うペンギンの映像がニュースでよく流れ、その後、レオナルド・ディカプリオやグレタ・トゥーンベリが地球温暖化の脅威を煽っているのは、〝感情に訴える〟というカバールのシナリオに添った展開だったわけです。

 2021年11月、ワクチン拒否者を説得できずに業を煮やしたクラウス・シュワブは、〝世界をリードする科学者、哲学者、思想家を招いて、人類を集合的な未来に導くためのグレイト・ナレティヴ(すばらしい物語)を共同制作する〟ための会議を開きました。

 そして、2022年の世界経済フォーラムでは、環境保護とパンデミック対策としての全人類言行追跡の必要性が強調され、〝悪のプーティンvs 英雄ゼレンスキー〟というナレティヴにも焦点が当てられました。ロシア・ウォー・クライムズ・ハウス(ロシア戦争犯罪展示館)はフェイク・ニューズのエキスポで、ディープステイトがでっちあげた偽旗(にせはた)工作の犯罪が、〝ロシアの犯罪〟として展示されていました。

 そして、展示館を取材するフェイク・ニューズの記者たちは、一様にロシアへの怒りを露わにして、ウクライナに同情し、やけに感情的になって ロシアを批判し、ウクライナへの支援を呼びかけていました。

 これは、まさに、第1次世界大戦のときに開発され、以降ずっと使われてきたマインド・コントロールのためのサイオプ(心理操作作戦)です。

 アメリカでは長い間、自国民にサイオプをしかけてはいけない、と、法律で定められていました。しかし、2012年、オバマ政権が、外国のテロリスト向けに行っている偽情報によるサイオプを国内で使用してもいい、という法律を通しました。

 おかげで、それまでは単にカバールに都合のいい情報のみを流していた大手メディアが、堂々とフェイク・ニューズを流して、カバールのゴールを達成するためのサイオプをアメリカ国内で仕掛けるようになりました(オバマがこの法案を通そうとしていることを最初に伝え、CIAを批判したマイケル・ヘイスティング記者は、車が突然炎上して謎の死を遂げています)。

 本書では、主にここ数年の間に大手メディアが伝えたフェイク・ニューズの実態を、内部告発者の証言や情報公開法で開示された証拠などを元に検証していきます。偽情報の裏に隠された真実が見えると、カバールの企みも見えてきます。

 真実探求のために、この本をお役立ていただければ幸いです。

本文の記述の典拠となる資料、ビデオのURLは、秀和システムのホームページ https://

www.shuwasystem.co.jp/ にある本書のサイトのサポート欄に掲載してあります。

=====

『カバールの捏造情報拡散機関フェイク・ニューズメディアの真っ赤な噓』◆ 目次

監修者のことば 1

まえがき 9

第1章 ロシアの脅威を煽るためのプロパガンダ 27

1 ウクライナをめぐる真っ赤な噓 28

フェイク! 「凶悪なロシアが罪のないウクライナを侵略した」

■ステイ・ビハインド作戦 28

■ウクライナ政府によるロシア系住民のエスニック・クレンジング 32

■プーティン大統領の「開戦演説」(2022年2月24 日) 42

■プーティンはカバールと戦っている 48

2 ロシア疑惑 54

フェイク! 「トランプとロシアのアルファ銀行はヒラリーを倒すために密かに共謀していた」

■〝ロシア疑惑〟の噓をめぐる裁判 54

第2章 悪魔崇拝隠蔽工作 57

1 ジョンベネ 58

フェイク! 「ジョンベネ・ラムジー殺害事件は迷宮入りだが、両親か兄が殺したと思われる」

■悪魔崇拝ペド儀式 60

2 マレーシア航空 63

フェイク! 「マレーシア航空17便はロシアに狙撃された」

■真実はウクライナが撃墜した 64

■MH017便のすぐそばを飛んでいた2機のウクライナ戦闘機 65

■ホルマリン漬けだった死体 66

■マレーシア航空370便失踪事件 69

■カバールの一石四鳥のグラディオ 74

第3章 銃没収のためのグラディオ(偽旗工作) 77

1 補正第2条 78

フェイク! 「ハンティングや自己防衛にAR15は要らないので、AR

15 所持権は補正第2条で守られた権利ではない」

■自由とは戦って勝ち取り、守らねばならないもの 81

2 学校乱射事件 84

フェイク! 「銃擁護団体の調査によると、アメリカでは1日おきに学校乱射事件が起きている」

■ニューヨーク州バッファロー 85

■テキサス州ユヴァルディ 87

■アメリカ国民から銃を取り上げるためのグラディオ 89

3 パークランド 92

フェイク! 「パークランドの学校乱射事件は、白人至上主義者の反抗だった」

■デイヴィッド・ホグの正体 94

第4章 民主党と共和党が対立していると見せかけて分割統治をしやすくするためのミスディレクション 97

1 中絶 98

フェイク! 「中絶は女性の基本的人権で、中絶反対者は人種差別主義者だ」

■社会科学を支配したロックフェラー家 99

■マーガレット・サンガー 102

■「プランド・ペアレントフッド」の真実 108

■カバールの優生思想 111

■「中絶非合法」という誤報 112

2 BLM 114

フェイク! 「BLMブラック・ライヴズ・マターは人種差別が浸透したアメリカ社会の不正から黒人を守るための正義の組織」

■BLMの来歴 117

■暴徒と化すデモ隊 120

■BLMの資金源 124

3 白人警官による黒人殺しのニュースの噓 127

フェイク! 「アメリカでは人種差別主義者の白人警官による黒人殺害が日常茶飯事と化している」

■真実のデータ 128

■オバマが仕掛けた人種間対立 131

■ジョージ・フロイド事件 136

4 「白人優越主義者による国内テロ」という架空の脅威 138

フェイク! 「アメリカの安全を脅かす最大の脅威は白人優越主義者」

■下院公聴会 139

第5章 洗脳教育から注意をそらすための偽情報 145

1 CRT 146

フェイク! 「人種差別撤廃と黒人やヒスパニックの自尊心形成、地位向上に欠かせない教育であるCRT(クリティカル・レイス・セオリー。すべての白人は人種差別主義者だとい

う仮説)を拒絶する人間は人種差別主義者だ」

■クリティカル・レイス・セオリー 146

■糾弾される〝ホワイトネス〟 149

■驚くべきCRT教育 151

■「エクイティ」とは何か 156

2 ドント・セイ・ゲイ 158

フェイク! 「LGBTQ(異性愛者以外の人々)差別者のフロリダ州知事が学校で同性愛否定教育を強要する法律を制定した」

■LGBTQ性教育 159

■LGBTQ洗脳教育を支援する大口献金者たち 165

3 司法省が親をターゲット 167

フェイク! 「司法省は学校の方針に反対する親をテロリスト扱いしていない」

■実際は親たちを威嚇 169

第6章 バイデンを善人、トランプ大統領を悪人に見せるための作り話 175

1 ハンター・ラップトップ 176

フェイク! 「《ハンター・バイデンのラップトップからバイデン一族の汚職を証明するメールが発見された》という報道は、ロシアの偽情報である」

■真実を伝えない大手メディア 176

2 インフレ 180

フェイク! 「インフレは一過性のものだ」

■CBDCへ移行するための準備 181

3 不法移民 185

フェイク! 「国境はしっかり警備されている」

■真実は2021~2022年で350万人以上の不法入国者 185

4 偽情報取り締まり 187

フェイク! 「国土安全保障省は、外国発の偽情報を取り締まるために偽情報統制委員会

Disinformation Governance Board を設置した」

■本当は〝真実抑制委員会〟 187

5 〝トランプ大統領は人種差別主義者〟 190

フェイク! 「トランプは人種差別主義者だ」

■トランプ大統領のシャーロッツヴィル発言 191

■オバマより黒人のための施策に貢献したトランプ大統領 193

■シャーロッツヴィルの真実 196

6  〝2020年の選挙は安全だった〟 198

フェイク! 「2020年の選挙は、最も安全な選挙だった」

■実際は「最も腐敗した」選挙 199

■シドニー・パウエルが起こした訴訟で分かったこと 202

■インチキし放題の電子投票機を導入するために2000年から計画 206

7 議事堂襲撃 211

フェイク! 「2021年1月6日、選挙で負けたことを認めないトランプ大統領の扇動に乗ってトランプ支持者が議事堂を襲撃して謀反を起こした。これは、真珠湾攻撃、ウォータ

ーゲート事件、9・11 のテロを凌ぐ民主主義への激しい攻撃だった」

■トランプ大統領とトランプ支持者を陥れるための偽旗作戦 214

第7章 ワン・ワールド導入のためのサイオプ(心理操作作戦) 217

1 国連 218

フェイク! 「国連はウクライナ救援のためにもっと力を入れるべき」

■創設時からの悪魔崇拝 219

■アジェンダ21はワン・ワールド政府を目指す行動計画 223

2 コロナ 225

フェイク! 「コロナウイルスのワクチンは効果的、かつ安全だ、と科学が証明している」

■ファイザー社の報告書 226

■ワン・ワールド化のための手段 228

■カバールの人口削減作戦150年史 229

■カバールが考える人類家畜化のためのステップ 272

■事実検証機関を牛耳って、真実が表に出ないようにする 275

■ハラリの不気味なコメント 278

あとがき 281

=====

あとがき   西森マリー

 私の旧友、ユリ・ゲラーは、「僕のテレビ番組を見ながらスプーン曲げができる人間のほとんどが子どもなのは、子どもたちが〝そんな能力は存在しない〟という偽情報に洗脳されていないからだ」と言っています。

 カバールの偽情報は、セルフ・フルフィリング・プロフェスィー self-fulfilling prophecy 自己達成的予言、と呼ばれるサイオプです。カバールは自分が捏造した科学を信じさせて人類から思考・識別能力を奪い、フェイク・ニューズで世論を操作して、ワン・ワールドを受け容れさせようとしているのです。

 トランプ大統領のおかげで、アメリカ人の半数が、大手メディアの報道がフェイク・ニューズであることに気づきました。この現状を悟った報道機関は、反省するどころか居直って、ポリティコに至っては、戦争を推奨する〝ニューズ〟がロッキードやノースロップなどの軍需産業の提供で報道されていることを堂々と表示するようになりました。

 それでも、まだ目覚めないシープルの睡眠力には呆れるばかりです! コロナのワクチンとブースターを2回打ったバイデン夫妻が2回コロナに感染し、「5億人以下の人口を維持すべし」と刻まれたジョージア・ガイドストーン(カバールの石碑)が爆破され、〝バイデン〟が自転車で転倒したり、「ホロコーストの名誉を語り継ごう」と、あり得ない失言をしても、「何かヘンだ!」と気づかないとは!! 

 日本では、ジャパニーズMAGA戦士の石川新一郎さんや、洞察力溢れるバイリンガルのジャーナリスト、ケン・シノハラさん(お二人とも画面から誠意とやる気が伝わってきます!)がポッドキャストで真実を伝え、天才漫画家の片岡ジョージさんが『コロナは概念☆プランデミック』でコロナとWH王の真相を教えてくれたことが、不幸中の幸いです。

  副島隆彦先生や私の文章が届かない層(=活字離れをした若い世代や特に政治に興味がない人々)に、カバールの実態を知らせてくれる彼らは、フェイク・ニューズの壁を斬り散らして突き進む現代日本版の三銃士のような貴重な存在です。

 アメリカでは、この本の原稿を書き終えた7月後半以降、カバールの悪行に拍車がかかり、オバマ時代でさえ想像もつかなかった悪夢が毎日展開されています。

 インフレが悪化する最中、バイデンはSPR(戦略的石油備蓄)の石油をハンター・バイデンが投資している中国の会社に売り、国税庁に1240億ドルの予算を与えて8万7000人の徴収員を新たに雇う悪法をごり押ししました。大都市では強盗、暴行、殺人などの犯罪が激増。ニューヨークでは、正当防衛で強盗を殺したコンビニの店員が殺人罪で投獄されましたが、強盗が黒人だったので、左派は本気で強盗に同情しています。

 7月17日には、ジョン・ボルトンが外国でクーデターを仕込んでいたことを認める発言をしたのに、大手メディアでは誰もフォローアップの報道をしていません。7月23 日には、下院情報委員会が「特定の遺伝子を持つ人間のみを襲う生物兵器製作が可能なのでDNA情報のシェアーは危険だ」と警告したのに、ノーミー normie(現状がノーマルだと容認している視野の狭い人)はいまだに「それは陰謀論だ!」と言い張っています。

 水不足が深刻化するカリフォルニアでは、敷地内に井戸がある家庭に税金をかける州法が制定され、カリフォルニア、オレゴンなど17 州では許可無しに雨水を保存、使用することが禁じられています。カバールは、水も独り占めするつもりなのです。

 ウクライナの戦争で穀物、肥料、天然ガスが不足し、窒素削減政策でオランダの酪農が危機に瀕し、今年の冬に凍死や餓死が激増すれば、シープルも「何かヘンだ!」と気づいてくれるかもしれません。

 トランプ支持者のリーダーたちは、「凶悪なカバールに対する憎しみと怒りがアメリカ人のDNAに刻み込まれるほどの scare event スケアー・イヴェント(恐ろしい出来事)が起きて、シープルも臨死体験を味わってやっと目覚めた後に、トランプ大統領が戻ってくる」と言っています。

 スケアー・イヴェントが核戦争なのか、食糧不足による暴動なのか、新たな伝染病(=生物兵器)なのか、実際に起きるまでは分かりません。しかし7月にスリランカで起きたような暴動がアメリカで起きたら、バイデン政権は、待ってました!、とばかりに、国連軍を導入して、トランプ支持者を投獄してアメリカ人から銃を没収するでしょうから、トランプ支持者は慎重に行動を取らなくてはいけません。

 7月から8月にかけて各州で行われている予備選では、トランプ大統領が推した候補が勝っているので、カバールはサル痘の恐怖を煽って11 月の選挙を中止するか、不正しやすい郵便投票のみでの選挙にしよう、と画策しているはずです。

 8月8日には、機密文書をホワイトハウスから持ち出した容疑で、FBIがマーララーゴ(トランプ大統領のフロリダの自宅)に押し入り、金庫をこじ開け、メラニアのクローゼットまで探って、トランプ大統領のパスポートを含む大量の文書を押収しました。この直後、トランプ大統領は、アメリカ再建のために再び闘う決意を伝えるビデオをトゥルース・ソーシャルに載せ、トランプ大統領の人気はさらに高まっています。

 一方、SNSでは、ハンター・バイデンやヒラリーの罪は見逃してトランプ大統領のみを攻撃するFBIや司法省への批判が炸裂し、風刺パロディ・ニュース、バビロン・ビーは、「トランプ、2024年の再選キャンペーンを開始してくれたFBIに感謝!」と伝え、FBIのえこひいきに焦点が当たっています。

 カバールはトランプ大統領を逮捕して、トランプ支持者に暴動を起こさせるつもりでしょう。しかし、前出のビデオのBGMがQのテーマ・ソングだったので、トランプ支持者は TRUST THE PLAN, ENJOY THE SHOW ! というQの言葉を信じ、カバールの挑発に乗ることなく、現状を静観し、地方レベルで2020年の選挙の不正を暴く草の根運動に力を入れています。

 トランプ大統領がFBIを訴えて、FBIが押収した文書(トランプ政権時代に機密解除されたロシア疑惑関連文書)が裁判で公開されれば、オバマやヒラリーの悪事が白日の下に晒されます。

 私の希望的観測は、最高裁で2020年の大統領選の不正が露呈されることですが、おそらくその前に反トランプの共和党幹部と民主党が中間選挙を中止し、カバールがスケアー・イヴェントを起こしてアメリカが大混乱に陥り、大覚醒が実現すると思われます。

 合衆国憲法補正第22 条には、「任期を2年近く残して去った大統領の跡を継いで大統領になった者はその後8年、通算約10年大統領になれる」と記されています。大覚醒後、バイデン政権が崩壊し、トランプ大統領が2年、暫定的に大統領を務め、その後2024年の大統領選で圧勝し、アメリカが黄金時代を迎える、というのが最善のシナリオです。

 暫定政権の間に、カバールの手下の政治家、教育委員、判事を一掃し、正直者を政財界や司法界に入れ、クリントン夫妻、ブッシュ、オバマ、偽バイデンを投獄し、4政権が定めた法律を無効化し、カバールディープ・ステイトの息の根を止めなければなりません。

 トランプ大統領がトゥルース・ソーシャルで発表したビデオは、the best is yet to come. ベストの状況が訪れるのはこれからだ、という一言で結ばれています。スケアー・イヴェントの後に、カバールが崩壊し、人類が奴隷状態から解放されますように!

 最後に、常に鋭い指摘と精確な予知能力で私たちを導いてくださる副島隆彦先生と、私の身勝手な要求に快く対処してくださる小笠原豊樹さんに、深く御礼申し上げます。

本文の記述の典拠となる資料、ビデオのURLは、秀和システムのホームページ https://

www.shuwasystem.co.jp/ にある本書のサイトのサポート欄に掲載してあります。

8月中旬、毎日7000人の不法移民が堂々となだれ込んでいるテキサスにて

西森マリー

(貼り付け終わり)
(終わり)

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ビッグテック5社を解体せよ

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める
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 古村治彦です。

 2022年9月18日(日)に「第24回 副島隆彦の“予言者”金融セミナー」が開催されます。以下に案内などを掲載します。奮ってご参加くださいませ。

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【開催情報】

開催日時:2022年9月18日(日曜日)

開演時刻:12時(開場・受付は11時から)

終了時刻:17時30分(予定)
受講料:1万5000円
開催場所:イイノホール&カンファレンスセンター

地図:

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アクセス:

東京メトロ 日比谷線・千代田線 「霞ケ関」駅 C4出口直結

東京メトロ 丸ノ内線 「霞ケ関」駅 B2出口 徒歩5

東京メトロ 銀座線 「虎ノ門」駅 9番出口 徒歩3

東京メトロ 有楽町線 「桜田門」駅 5番出口 徒歩10

JR山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線、都営地下鉄浅草線、ゆりかもめ 「新橋」駅 徒歩10

都営地下鉄 三田線 「内幸町」駅 A7出口徒歩3
【問い合わせ先】
主催者:ブレイントラスト企画
101-0051
東京都千代田区神田神保町3-2-1
電話:03-6261-5465
ファックス:050-3153-2488
E
メールアドレス:bt-soejima@nifty.com
(終わり)

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 古村治彦です。
 副島隆彦先生の最新刊『プーチンを罠に嵌め、策略に陥れた英米ディープステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする 』が2022年6月28日に発売される。本書は2022年2月24日に勃発したウクライナ戦争の最新分析となっている。以下にまえがき、目次、あとがきを貼り付ける。
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プーチンを罠に嵌め、策略に陥れた英米ディープステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする

(貼り付けはじめ)

まえがき

 この本の内容は、表紙の書名に書いたとおり、「プーチンを罠に嵌(は)め、策略に陥れた英米(えいべい)ディープステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする」である。この書名(タイトル)で私の考えをはっきりと言い表した。

 この本は、この2022年2月24日、突如始まったウクライナ戦争で、日本人が何を深刻に感じたかを探(さぐ)る本である。

 私の結論は、「日本は平和な、中立国であるべきだ」である。これから世界は荒々しい戦

争(動乱)と大恐慌の時代に入る。もう安易な考えは通用しない。

 この齢(とし)になってこんなことが起きてしまった。私はウクライナ問題の専門家ではない。ロシアの政治の内部の動きもあまり知らない。普通の日本人として、2月24日からのプーチン大統領の命令(独断)によるウクライナ総攻撃(侵攻)に驚いて、慌てふためいて、それから3か月、ずっとネット上のニューズと情報文を朝も昼もなく追いかけて収集した。

 それでも私は、世界情勢を大きく見る目を40年間かけて自力で養ってきた。ウクライナ戦争が勃発(ブレイクアウト)して、これからの世界(人類の歴史)が大きく変わるのだ、ということは、嫌というほど分かる。

 私はもう自分が死ぬことはそれほど恐くない。もう十分に生きたという気持ちがある。だ

が若い人たちは戦争で死にたくないだろう。小さな子供を抱えている親たちはもっと死ぬ訳(わけ)にはゆかない。

 おそらく今度のウクライナ戦争は、このまま第3次世界大戦 [ザ ・サード・ワールド・ウォー](WW)にまでつながってゆく。私は冷酷にそのように予測(予言)する。それがいつ始まるか、だ。もうこのままでは、世界は収まらなくなった。

 私たちがたっぷりと享受した「世界の平和な時代」は終わりつつある。敗戦後(1945

年から)77年間、日本はずっと平和であった。世界中では、あちこちの国々で動乱と戦争があったが、日本は幸運にも直接の戦争の脅威に晒(さら)されなかった。アメリカさまに守っていただいたからだ(その代わり、お金もたくさん取られた)。

 日本はアメリカの家来、子分の国(属国)として諾々(だくだく)とアメリカの言うことを聞いて、それでも、これだけの豊かな国(本当は国民生活はかなり貧乏だ)になった。

 今度のウクライナのように悲惨なことになりたくない。と日本人は皆、本能で本気で思った。

 あんなにウクライナ人たちのように、激しい憎しみをもってロシア兵と、命を賭けて戦う

ことができるか。と自問すると、日本人は誰もがそんなことはできない。自分は戦争(殺し

合い)なんかする気がない、とハタと気づいて分かる。ごくごく一部の狂信的な者たちを除

いて。

 今度のウクライナ戦争で世界中の軍人が、日本の自衛官も真っ青になった。「オレもあん

な風に、ロシア兵のように戦車ごと吹き飛んで死ぬのかよ」とゾッとしたはずなのだ。これ

までずっとアメリカと共に、中国と戦うぞ、と偉そうなことを言ってきた者たち全員が、今、

心底(しんそこ)慄(ふる)えあがっているはずなのだ。

=====

『プーチンを罠に嵌め、策略に陥れた英米ディープステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする』◆ 目次

まえがき 1

第1章 ウクライナ戦争は核戦争まで行く。だが日本は大丈夫だ論 11

本当に核戦争になる 12

現実が未来予測を追い越す 16

世界で1億人が死ぬ 27

「ブチャの虐殺」の真実 30

ゼレンスキーそのものがネオナチ 42

ロシアの軍事作戦は国連憲章第51条に基づく 48

国連人権委員会のロシア追放決議は93対100で「可決」だった 54

核兵器の「×共同保有」議論は消えた 61

英情報機関が動いていた 72

台湾有事を煽動するのは日本のネオナチ 76

中国はドローンの最先端技術をロシアに渡すだろう 84

アメリカ軍将校がロシア軍の位置情報を解析して教えている 88

マリウポリで一般住民を人間の盾にしたアゾフ連隊 92

世界金融市場の動き 94

第2章 プーチンは罠に嵌はめられた 103

プーチンは開戦から罠に嵌められた 104

大暴落したルーブルは今や逆に大高騰 110

悪魔崇拝のディープステイトは世界中を火の海にする肚はらだ 114

手ぐすね引いて待ち構えていたアメリカ軍とNATO軍 118

戦争は続く。停戦はない。2024年に世界恐慌に突入する 122

第3章 ゼレンスキーはネオナチで大悪人 129

ゼレンスキーは『1984』のビッグブラザー 130

ウクライナは生物兵器と中性子爆弾の開発、製造をしていた 138

ディープステイトが仕組んだ世界中の集団発狂状態 143

日本は〝風の谷のナウシカ〟である 147

回廊国家は中立国として注意深く生きねばならない 150

ウクライナ国民の4割はロシア系 154

台湾人とは何か 158

今時キエフにいる日本人は日本政府の特務機関の〝鉄砲玉〟だ 161

日本政府は本当はロシアと対立したくない 163

インドのモディが重要 164

第4章 人類(人間)は狂ったサルである 169

狂ったサルは殺し合いをやめない 170

悪いのは米と英―これが本当の真実 175

日本には核は落ちて来ない 180

「責任はアメリカにある」のさらに一歩先まで行けない遠藤誉女史 184

「戦争の責任は米国とNATOにある」―J・ミアシャイマーとE・トッド 190

「サイバー戦に敗れたロシア軍は負ける」説 199

テレビのコメンテイターは軍事オタクとディープステイトの手先だらけ 202

第5章 ウクライナの歴史 209

1000万人が餓死した1933~1934年の〝ホロドモール〟 210

ヤヌコーヴィッチ政権のときウクライナは豊かな国だった 213

ネオナチとは何か 216

白人優越思想の起源 222

マリウポリ陥落 228

悪魔どもを滅ぼすまでプーチンは負けない 233

あとがき 241

=====

あとがき

 私は、この本で国論(こくろん)を変えたい。そして日本政府の対外(たいがい)政策の変更に影響を与えようと決意している。

 この5月18日に、ウクライナ戦争に決定的な戦況(せんきょう)の変化があった。ロシア軍が、この天王山(てんのうざん)の戦いに勝ち、ウクライナ軍は敗北をした。ウクライナ軍は「勝って兜(かぶと)の緒(お)を締めよ」(北条早雲[そううん]の嫡男[ちゃくなん]。後北条氏2代目北条氏綱[うじつな]の言葉)をせず、調子( 図[])に乗って東部に進撃して大敗北した。

 この戦争が始まって、3か月が経った。激しい戦闘の様子が、SNSの映像(動画)で流

れ続けて、私もそれらを追いかけ続けて、その中で自分の考え、立場、思想を明確にしてき

た。ロシア軍の戦車が次々に待ち伏せしたウクライナ軍のドローンと「ジャベリン」(携帯

式の対[たい]戦車誘導ミサイル)で吹き飛んで、散乱しているロシア兵の死体もたくさん見た。

 私は、日本国で、民間人国家戦略家( a Civilian National Strategist [ア・シヴィリアン・ナショナル・ストラテジスト] )を自称してきた。こう英語で書くとおり、私は私的な部内( private sector [プライヴェット・セクター])でしか自分の考えを主張( assertion [

サーション])できない。大きな勢力や集団、団体を背後に持たない私の考え(アサーション)の表明は無力であり意味を持たない。

 結論として、私は、ロシアの体制を支えているプーチンを全面支持し、全面的に応援する

立場になった。一言でプーチンが正しい。プーチンが指導する今のロシア国民の戦いはすば

らしい。このように私は旗幟[きし](敵、味方)を鮮明にしている。だから読者になってくれる者は極(きわ)めて限られてくる。商業出版物としてこういう著者の生き方は決して上手(うま)い生き方ではない。

 しかし今はもう世界的な緊急事態なのである。曖昧(あいまい)な態度を取ってはいられない。

 今も続いている愚劣なるウクライナのゼレンスキー大統領という男は、私にとっての敵である。ネオナチの極(ごく)悪人である。そしてゼレンスキーを背後から操(あやつ)って、ウクライナ国民を鉄砲玉のように使っている、西側(ザ・ウェスト)のアメリカのバイデン大統領たちは極悪人である。そこの主要な閣僚たちは、強固な反共右翼の統一教会 Moonie の大幹部たちである。今もヒラリー・クリントンがバイデンの背後で動いている。とりわけ、「ヘビのジェイク」“ Snakey Jake [スネイキー・ジェイク] Jacob [ジェイコブ]と呼ばれる安全保障担当大統領補佐官と、ヴィクトリア・ヌーランド国務次官(アンダー・セクレタリー)は、悪魔教(Diabolism [ダイアボリズム])の祭司で、人類を滅ぼそうとしている悪魔(ディアボロー)そのものである。11月のアメリカの総選挙(中間選挙 [ミッドターム・エレクション])で公職から攻め落とさなければいけない。

 このまま突き進めば、やっぱり人類は核戦争にまで至るし、第3次世界大戦(WWⅢ)に

突入してゆく。

 ここでは一切の甘い考えや、どっちつかずの中途半端(アメリカの俗語で half-ass [ハーフ・アス]と言う。お尻の半分だけ座席に腰かけている状態)な考えは、すべて消し飛んで消えてなくなる。

 私はプーチン支持であり、プーチンが戦っている敵であるディープステイト(陰に隠れる

世界支配者たち)と、自分の命を賭けた戦いを日本の言論でやってきた。

 ドイツの政治学者カール・シュミット( Carl Schmitt 1888-1985)が断言したとおり、「政治とは、敵と味方の区別をつけること、である」。

 私は日本国内における自分の敵たちを明確に識別し、彼らと、自分の運命としての持ち場

である日本という土俵で闘い続ける。

 幸い、日本国民の努力もあるから、日本には核兵器は落ちて来ない。だが、日本にもゼレ

ンスキーのような極悪人の人造人間のようなやつが現れて頭[あたま](ヘッド。首相)になるようならば、アメリカ製の核兵器を導入するだろうから、その時は、そこに向かってロシア及び中国の核が飛んで来る。

 この3か月の間に日本政府が行った一番重要な政治決断は、4月12日に、松野官房長官が、記者会見で、「日本は、AUKUS [オーカス](米、英、豪の国家情報共有協定)に参加することを拒否します」と言ったことだ。

 このAUKUS [オーカス]は、QUAD [クアッド](米、日、豪、インド戦略対話)が5月24日に東京で崩れたあとに出てきた反(はん)中国の、中国包囲網のための軍事同盟である。AUKUSは、Five Eyes(ファイブ・アイズ。5つの目)と呼ばれる英米系アングロ族の国家情報共有組織の一部である。中国は、はっきりと「AUKUSは、中国を包囲するためのアジア版のNATO(ネイト)である」と言っている。だから、日本政府(岸田文雄政権)が明確にこれへの参加の誘いを断ったことは、すばらしいことである。日本は、ロシア、中国ともケンカしないで仲良くしてゆくべきなのだ。

 私たち日本人は、今の平和憲法を死守しなければいけない。そして、「非核3原則」(1.核を作らない。2.持たない。3.[アメリカに]持ち込ませない)を堅持して、徹底的に平和な中立国 a non-aligned country(ア・ノンアラインド・カントリー) として生き延びなければいけない。

 そして、「アジア人どうし戦わず」(戦争だけはしてはならない)である。この標語は私が作ったものだ。

 私たちの日本国は、じつは、遠くで起きたウクライナ戦争で、

Japan is not the stakeholder [ステイクホールダー](利害関係人)in the Ukrainian war. ”

「日本は、ウクライナ戦争の関係当事者ではない」なのだ。これが国際社会からの冷厳なる

認定であって、日本はウクライナ戦争では傍観者(オブザーバー)である。

 だが、私たちはこんなに騒いだ。血相を変えた。ゾっとした。テレビやネットの情報や映

像(動画)に釘付(くぎづ)けになった。何故なのか。そのことを私はこの本一冊で、その謎を解いた。

私たちは、今、迫り来る何に脅(おび)えながら生きているのか。それをこの本で私は解き明かした。

 最後に。私の苦悩の3か月間を、脇でずっと見ていて、私が刻々と変わる戦況[せんきょう]war situation [ウォーシチュエイション] )で追い詰められながら書いた文章をこうして一冊の本に纏(まと)めてくれた、秀和システム編集部の小笠原豊樹氏に感謝します。

2022年5月

副島隆彦 

(貼り付け終わり)

(終わり)

※6月28日には、副島先生のウクライナ戦争に関する最新分析『プーチンを罠に嵌め、策略に陥れた英米ディープ・ステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする』が発売になります。


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