古村治彦(ふるむらはるひこ)の政治情報紹介・分析ブログ

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タグ:支持

 古村治彦です。

 ロシアによるウクライナ侵攻に対して欧米諸国を中心に様々な制裁措置が実施される。ロシアの国際金融からの締め出しや各国に持つ資産凍結などによって、ロシア経済はダメージを受けるだろうが、多くの人々が予想しているように、制裁が一枚岩ではないので、その効果は限定的になってしまうだろう。中国やインドが反対もしくは慎重姿勢を見せているので、それらの国々が制裁を行わない、もしくは制裁のレヴェルが低いとなると、ロシアにとっては抜け道となる。

 アメリカで実施された世論調査の結果によると、アメリカ国民の圧倒的多数が制裁には賛成している。しかし、昨年からの高いインフレーション率と石油価格の高止まりで生活が苦しくなっている中で、経済制裁によって更なる価格上昇になるのであれば制裁に反対という人の数は増える。また、約半数がウクライナ問題はアメリカにとって関係ないとも答えている。だから、アメリカ軍の派遣や空爆に反対の割灰は過半数を超えている。

 ロシア製品のボイコット、具体的にはアメリカの各州でウォッカの販売中止が続いているが、それがどれほどの効果を持つかと言われると正直それほどのことはないだろうと思われる。象徴的な行動ではあるが、実際の効果は期待できない。イラク戦争の際に、フランスが反対したことを受け、フレンチフライをフリーダムフライに改名したという哀しく滑稽エピソードを思い出す。

 ロシアは憎いが自分たちの生活もあるというアメリカ国民の実感が今回の世論調査の結果に表れている。

(貼り付けはじめ)

ウクライナ危機の中、ロシアに対する否定的な見方は冷戦時代の水準に近づく:世論調査(Negative views of Russia near Cold War levels amid Ukraine crisis: POLL

-エネルギー価格が上昇するなら制裁への支持は半数に減少。

ゲイリー・ランゲ筆

2022年2月26日

ABCニューズ

https://abcnews.go.com/Politics/negative-views-russia-cold-war-levels-amid-ukraine/story?id=83108605

ロシアに対する否定的な見方は、冷戦時代終盤のレヴェルまで高まっており、ロシアのウクライナ攻撃に対する制裁をアメリカ国民の幅広い層が支持している。ただし、この制裁によってアメリカのエネルギー価格が上昇するということになると支持は半数にまで下がる。

一方、ジョー・バイデン大統領は、ABCニューズと『ワシントン・ポスト』紙の世論調査で、この状況への対応について肯定的な評価よりも否定的な評価を得た。33%が支持、47%が不支持で、残りは分からないと答えた。

より広い意味では、バイデン大統領の下で世界におけるアメリカの指導力が弱まったと答えた人の割合は48%と半数近くになった。強くなったと答えた人の2倍になった。また、危機管理に対する信頼度については、43%対52%となり、この1週間の情勢を考えると微妙な結果となった。

アメリカとヨーロッパの同盟諸国がロシアに経済制裁を行うことについて、67%が支持し、20%が反対、残りは分からないと答えた。しかし、バイデンが警告したように、制裁でエネルギー価格が上昇する場合、支持は51%に低下し、33%が反対となった。これは、過去40年近くで最も高いインフレーション率という経済面での不満を反映している。

washingtonpostabcpolls202202504
今回の世論調査は、ロシアがウクライナを威嚇し、木曜日に実際に侵攻した期間を含む、日曜日(2月20日)から木曜日(2月24日)の夜にかけて実施された。危機の進展に伴い、人々の考えや態度も変化していく可能性がある。

最も顕著なのは、ロシアに対する見方である。ロシアが2014年にクリミアに侵攻した数カ月後には77%がロシアを非友好的もしくは敵として見ると答えた。今回もそれとほぼ同程度となり、80%がロシアはアメリカに対して非友好的もしくは敵だと考えており、1983年(当時はソ連として測定)以来最も高い数字となった。

今回の世論調査の結果では、ロシアをアメリカの敵と考える人が41%となっており、2000年代初頭と1990年代初頭の一桁台から同様に上昇している。

ランガー・リサーチ・アソシエイツがABCの依頼を受けて実施した今回の世論調査では、ロシアをアメリカに対して友好的(または同盟国)だと答えたのはわずか12%だった。これは、2002年(911事件後の連帯の時期)の62%や、ソヴィエト連邦崩壊の2年後の1993年の66%から大きく低下している。

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●各グループ(Groups

民主党支持者(86%)、無党派層(81%)、共和党(78%)と、大多数がロシアを「非友好国」または「敵国」と回答した。リベラル派、穏健派、保守派のいずれでも80から〜88%がロシアを敵視しており、通常なら意見が分かれる、各グループの間で異例の一致を見せている。

民主党支持者の79%が制裁を支持し、その数字は無党派層で63%、共和党支持者で62%と減少する。制裁がエネルギー価格の上昇をもたらす場合、制裁への支持は、インフレーションのために既に経済的苦境にある人々の間では、苦境にない人々に比べて15ポイント低くなっている。

バイデン個人については、通常通りの深刻な党派による分裂に戻る。国政にとって重要なグループである無党派層はバイデンに対して否定的な見方をしている。民主党支持者の66%がバイデンの現在の状況への対処を支持しているが、無党派層で30%、共和党支持者で8%にとどまっている。その代わり、共和党支持者の75%と無党派層の54%が不支持で、民主党支持者の不支持は13%となった。残りは態度を未決定と答えた。

washingtonpostabcpolls202202506
危機対処に対するバイデンへの信頼や、アメリカの世界規模での指導力についても、同様に意見が分かれている。後者については、共和党支持者の82%がバイデンの下で世界におけるアメリカの指導力が弱くなったと答え、無党派層の53%もそのように答えたのに対し、民主党支持者でそのように答えたのは11%だった。

2017年と2018年に、ドナルド・トランプ大統領の下での米国の指導力について同じ質問をしたところ、こうした分裂は基本的に逆転した。しかし全体としては、トランプ大統領時代に最も良かった数字が30%で、それだけの人々がアメリカの指導力は強くなったと答え、現在のバイデン大統領の23%よりも高い数字となった。

●方法論(Methodology

今回のABCニューズとワシントン・ポスト紙の共同世論調査は、2022年2月20日から24日にかけて、全国の成人1011名の無作為サンプルで選び出し、固定電話および携帯電話を使って、英語とスペイン語で実施された。結果は、デザイン効果を含めて4ポイントの誤差がある。回答者の党派別の割合は、民主党・共和党・無党派がそれぞれ27・26・40となった。

今回の調査は、ニューヨーク州ニューヨーク市のランガー・リサーチ。アソシエイツがABCニューズのために制作し、サンプリングとデータ収集はマサチューセッツ州ロックビル市のアブト・アソシエイツが担当した。

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アメリカ国民の大多数が対ロシア制裁を支持:世論調査(Broad majority of Americans support Russia sanctions – poll

ジェイソン・ランゲ筆       

2022年2月24日

ロイター通信

https://www.reuters.com/world/broad-majority-americans-support-russia-sanctions-poll-2022-02-24/

ワシントン発(2022年2月23日、ロイター通信)。アメリカ国民の3分の2以上が、アメリカは、ロシアがウクライナ国境沿いのロシア軍を増強するならば、追加の制裁を科すべきだと考えている。ロイター通信・イプソスが水曜日に発表した世論調査の結果、明らかになった。

世論調査に回答した人の約半数は、ジョー・バイデン大統領の危機への対処を支持しないと答え、全体的な支持率の低さと同程度の割合、48%がウクライナ問題はアメリカには関係ないと答えた。

バイデン大統領は、ロシアがウクライナへの侵攻を開始した場合、大きな代償を払うことになると宣言しているが、アメリカ軍を紛争に関与させることはないと表明し、約束している。

今回の世論調査は、火曜日と水曜日(2月22日と23日)にオンライン上で実施された。今回の世論調査の結果によると、アメリカ国民の約69%(共和党支持者と民主党支持者の過半数)がロシアへの追加の制裁を支持している。

バイデン大統領は火曜日、ロシアの企業や個人に対する措置を強化し、ロシアの銀行2行を事実上、米国の銀行システムから締め出した。

今回の世論調査の結果によると、ロシアの侵攻からウクライナを守るためにアメリカ軍を派遣することには62%が反対しており、共和党支持者の間で反対が最も強かった。また、空爆についても過半数が反対した。

2022年11月8日の中間選挙で連邦議会の過半数の議席獲得を目指す共和党所属の議員たちは、バイデン大統領のプーティン大統領への対応はあまりにも小規模すぎて、かつ、遅すぎたと批判している。

世論調査では、バイデン大統領の危機対応を支持した共和党支持者はわずか12%だった一方で、民主党支持者は58%に上った。

現在のところ、危機の原因がバイデンだという批判を行っているアメリカ国民は比較的少数にとどまっている。

世論調査によると、民主党支持者の過半数、共和党支持者の約半数を含む、国民の約半数が、火曜日にロシア軍にロシア民族分離主義勢力が独立を宣言下ウクライナ領土への侵攻を命じたプーティン大統領を非難している。バイデンに責任があると答えたのは、共和党支持者の間でも25%に過ぎなかった。

世論調査によると、制裁に対しては幅広い支持がある一方で、燃料やガスの価格を上昇するにしても、制裁は実行する価値があると答えたアメリカ国民は約半数にとどまった。ロシアは主要な石油・天然ガス生産国であり、紛争に対する懸念から、一部の石油契約の価格は2014年以来の高水準に達している。

世論調査は、全米においてオンライン上で、英語を使って実施された。民主党支持者420名、共和党支持者394名、無党派131名を含む成人1004人から回答を得た。結果の信頼性区間(精度の尺度)は4ポイントだ。

(貼り付け終わり)

(終わり)

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ビッグテック5社を解体せよ

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める
20211129sankeiad505

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 古村治彦です。

 アメリカ大統領選挙民主党予備選挙は実質的に終了し、ジョー・バイデン前副大統領が民主党の大統領選挙本選挙指名候補者となった。バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)は選挙戦から撤退したことで、選挙は終わった。これからは、サンダースをはじめとする民主党内進歩主義派は自分たちの主張する政策をどれだけバイデンに受け入れさせるかという条件闘争に入る。バイデン側としては、「ドナルド・トランプ大統領の再選を許容するのか」という大義名分を掲げて進歩主義派に対応する。

 サンダースは2016年のヒラリー・クリントンの時には党の全国大会の2週間前になってようやくヒラリー支持を表明したが、今回は早い段階でバイデン支持を表明した。バイデンがインターネット上で中継している「ヴァーチャル集会」に登場し、バイデン支持を表明した。しかし、その態度はぶっきらぼうで、嫌々ながらやっているという感じがよく出ていた。バイデンは臭い芝居で驚いた様子を演じたが、こちらも芝居が下手すぎて興ざめするものであった。

 これでサンダース支持者がバイデンを支持するとは思えない。サンダース支持の熱狂的な若者たちにはただの儀式ほど嫌なものはない。トランプ大統領はサンダース支持者に対して、自分の政策はサンダースと同じものが多い(右派と左派の違いだけでポピュリスト、ワシントン政治の部外者である点は同じだ)ので、是非自分を支持して欲しいと発言している。サンダース支持者の動向は民主党でも神経を使っているだろう。

進歩主義派は、バイデンが嫌いだ。しかし、トランプ再選阻止も掲げていた。となると、どちらがより嫌か、バイデン大統領の誕生か、トランプ大統領による更なる4年間かという嫌なことの選択を迫られることになる。そこで、「サンダースもバイデン支持を表明したから」ということで、消極的でもバイデンを支持するという人たちも増えるだろう。骨の髄までサンダース支持者はトランプ大統領に投票するか、棄権するか、他の党、例えば緑の党に入れるだろう。

 バイデンは2016年に出るべきだった。今回の新型コロナウイルス感染拡大という事態の中で、各州の知事、特にニューヨーク州知事アンドリュー・クオモ、ミシガン州知事グレッチェン・ウイットマー、カリフォルニア州知事ゲヴィン・ニューサムといった新しいスターが民主党内に登場した。民主党の歴史を見れば、ジミー・カーターやビル・クリントンといった地方の州知事から大統領へという道が存在する。危機的状況におけるリーダーシップを見せることで現在の知事たちは知名度と支持率を高めている。バイデンは2020年に当選したとしても次の大統領選挙に出ない可能性もある。今回の新型コロナウイルス感染拡大の後始末で4年間を使って次に譲るということもある。

(貼り付けはじめ)

サンダースがバイデンの大統領として支持(Sanders endorses Biden for president

ジュリア・マンチェスター筆

2020年4月13日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/492540-sanders-endorses-biden-for-president

月曜日の夜に開催されたインターネット上のイヴェントの席上、米大統領選挙民主党予備選挙に立候補していたバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァ-モント州選出、無所属)が対抗馬だったジョー・バイデン前副大統領へ支持表明を行った。

バイデンはコロナウイルスに関するインターネット上のイヴェントを開催したが、その席上、サンダースが登場し、次のように発言した。「私たちはホワイトハウスにあなたを必要としています。ジョー、私はあなたがホワイトハウスに入ることが実現するようにできることは全てやります」。

サンダースは続けて次のように述べた。「今日、私は全てのアメリカ国民に、全ての民主党支持者の方々、無党派の方々、多くの共和党支持の方々にお願いします。今回の大統領選挙において皆で一緒になって、あなたの選挙を支援したいのです。私はあなたが候補者になることを私は支持します」。

サンダースは大統領選挙から撤退を表明して1週間も経たずにバイデン支持を表明した。サンダースの支持表明は民主党内の進歩主義派と穏健派をまとめようとする試みである。

この動きは11月の本選挙を前にして民主党はまとまることができないのではないかという懸念を抑えようということでサンダースの支持表明が行われた。

2016年の時には、サンダースは7月の党大会の2週間前になってようやく民主党の大統領選挙候補者となったヒラリー・クリントンへの支持を表明した。

サンダース自身とサンダースの支持者たちは民主党内部のエスタブリッシュメント派に対して懐疑的である。サンダース支持者たちはサンダースの選挙戦を政治運動だと考えていた。彼らは民主党内部の指導者たちが「メディケア・フォ・オール」のような進歩主義的な政策への支持を躊躇していると指摘している。

一方でバイデンとより穏健派の民主党支持者たちはオバマケアとして知られる患者保護並びに医療費負担適正化法の強化と拡大を強く求めている。

バイデンとサンダースは月曜日の夜のイヴェントでお互いの政策の違いを認めながら、本選挙の投開票日にトランプ大統領を倒すという共通の目的を確認した。

バイデンはサンダースに対して次のように述べた。「あなたからの支持表明はとても大きなものであると思います。私にとってとても大きな支援です。私たちはいくつかの問題で意見が異なりますが、実はとても近い関係にあるということを知って人々は驚くことでしょう。これからあなたの助けが必要になります。それは選挙戦において勝利を得るためだけではなく、その後の統治においてもです」。

(貼り付け終わり)

(終わり)

amerikaseijinohimitsu019
アメリカ政治の秘密
harvarddaigakunohimitsu001
ハーヴァード大学の秘密 日本人が知らない世界一の名門の裏側
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 古村治彦です。
elizabethwarren501

 エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)が選挙戦の停止を発表した。スーパーチューズデーでの結果が振るわなかった。地元マサチューセッツ州でバイデン、サンダースに続く3位に終わり、これ以上先はないという判断をしたようだ。しかし、選挙戦に残っている候補者たち(バーニー・サンダース、ジョー・バイデン、トゥルシー・ギャバード)の中から誰を支持するかについてはすぐには決めないと発言した。女性候補者としては残りはトゥルシー・ギャバード連邦下院議員だけとなった。
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上の写真が載っている三―ナ・ハリス(カマラ・ハリスの妹)のツイート
予備選挙に立候補した5名の女性の有力立候補者たち
 サンダースは早速秋波を送っている。ウォーレンの政策重視の選挙運動を称賛し、進歩主義派の指導者だと持ち上げている。ウォーレン支持者を取り込みたいところだろう。サンダースとバイデンは共にウォーレンに電話をかけているそうだが、どのよう話をしたかは明らかになっていない。

モーニング・コンサルト社がスーパーチューズデーの直前の2020年2月28日発表した世論調査の結果では、ウォーレン支持者に対して「ウォーレンの次に師事する候補者は誰か」という質問に対して、40%がサンダース、16%がバイデン、16%がブティジェッジ、12%がクロウブシャーと答えている。ウォーレン支持者の半分くらいはサンダースに流れるだろうが、半分はバイデンに流れると考えられる。

 しかし、ウォーレンからの支持表明はサンダースにとっては次のミシガン州で勝利するためには重要である。何が何でもということで積極的に行動するだろう。

(貼り付けはじめ)

ウォーレンは大統領選挙で誰かをすぐに支持表明するつもりはないと発言(Warren says she doesn't plan to immediately endorse in 2020 race

マックス・グリーンウッド筆

2020年3月5日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/486145-warren-says-she-doesnt-plan-to-immediately-endorse-in-2020-race

エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)は木曜日、大統領選挙民主党予備選挙の候補者の支持表明を行わなかった。彼女は時間をかけて党の指名に向けて誰を支持するか決めたいと述べた。

スーパーチューズデーでの不振を受けウォーレンは選挙戦の停止を発表したが、支持表明に関する発言はその直後に出た。うオーレンは地元マサチューセッツ州で3位に終わった。

木曜日、マサチューセッツ州ケンブリッジの自宅の前で会見に応じ、その中で、民主党予備選挙のライヴァルだった候補者のうちの1人に対してしばらくして支持表明を行うが、「今日に」ではないと述べた。

ウォーレンは「そのことについては、深呼吸をして、ちょっとの時間を使って考えてみることにします。今すぐに決める必要もないのですからね」と述べた。

ウォーレンの支持表明は予備選挙において極めて重要な意味を持つものとなるだろう。ここ数日、ウォーレンはジョー・バイデン前副大統領とバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)からたびたび電話を受けている。両者は予備選挙に残っているトップ2の候補者だ。しかし、どちらの候補者が実際に彼女に支持表明を行うように頼んだのかは明らかになっていない。

選挙戦を通じてウォーレンは進歩主義的な有権者の支持を集めようとしてきた。そして、そのため、選挙戦から撤退した今の段階では、サンダース支持を表明する可能性が高いと見られている。サンダースはウォーレンとイデオロギーが近い。

しかし、ウォーレンとサンダースは今年1月に衝突した。2018年に交わした私的な会話の内容に関して矛盾する説明を2人は行った。ウォーレンは、サンダースが彼女に対して、女性が大統領になることは無いと確信していると述べたと主張した。サンダースはそのようなことは行っていないと否定している。

ウォーレンとバイデンのこれまでのやり取りも激しいものであった。両者は長年にわたり政策の違いで激しく批判し合った。バイデンがより妥協を容認する考えは、ウォーレンの政治と規制に関する変化を強く求める姿勢とは相いれないものであった。

木曜日の記者会見で行った発言の中で、ウォーレンはどの候補者を支持するかについて示唆することもなかった。彼女は、自身の予備選挙を通じての選挙運動は進歩主義、穏健のどちらかに分類されるものではないと述べた。

ウォーレンは次のように発言した。「私が選挙戦に出た時、そこには2つのレーンがあると言われました。しかし、私はどちらのレーンでも走らないことが可能だと考えました。全く別の種類の選挙運動をする余地はたくさん残っていました」。

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サンダースが「ウォーレンは選挙戦でいくつもの素晴らしい考えを訴えた」と発言(Sanders says Warren 'has run an extraordinary campaign of ideas'

レベッカ・クレアー筆

2020年3月5日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/486152-sanders-says-warren-has-run-an-extraordinary-campaign-of-ideas-after-her

バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)は木曜日、予備選挙でライヴァルだったエリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)が選挙戦を停止すると発表したことを受け、彼女を称賛した。

サンダースとウォーレンは多くの政策で同じ考えを持っており、ウォーレンは進歩主義派の運動をより強いものとしてくれた指導者だと称賛した。

サンダースは次のようにツイートした。「エリザベス・ウォーレンは多くの取り残された人々のために行動し、そのために最も強力な大企業の既得権益と戦ってきました。彼女の存在がなければ、進歩主義派の運動は今日のように強いものとはなっていなかったでしょう。私は彼女がこの運動のための戦いを続けてくれると信じています。彼女がこれからも戦い続けてくれることに感謝します」。

サンダースは次のように続けた。「ウォーレン上院議員は選挙期間中にいくつもの素晴らしい公約を掲げました。富裕層の資産に見合った負担、ワシントンの腐敗の根絶、全国民への医療保険制度の保証、気候変動への対処、学生たちの抱える負債への対処、女性の諸権利の用語といったものです」。

スーパーチューズデーでの結果が失望に終わり、ウォーレンは木曜日に選挙戦を終えることを決めた。彼女は地元マサチューセッツ州で3位に終わった。

ウォーレンとサンダースは今年1月、2018年の私的な会話をめぐり、矛盾する説明を行い、その後攻撃し合うようになった。ウォーレンは、サンダースから女性は大統領になれないと言われたと主張し、サンダースはそんなことは行っていないと否定した。

ウォーレンは予備選挙に残っている候補者の誰かに対して直ちに支持表明を行うことはしないと述べた。

ここ数日、ウォーレンはサンダースとジョー・バイデン前副大統領から電話を受けている。2人は選挙戦に残ったトップ2の候補者だ。どちらが直接支持表明を行ってくれるようにウォーレンに頼んだのかは明らかになっていない。

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ウォーレンが大統領選挙から撤退(Warren drops out of presidential race

ジュリア・マンチェスター、エイミー・パーネス筆

2020年3月5日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/485394-warren-drops-presidential-bid

エリザベス・ウォーレン連邦上院議員(マサチューセッツ州選出、民主党)は、大統領選挙民主党予備選挙での結果が不振だったことを受け、木曜日に選挙戦を終えることを決めた。

木曜日の朝、ウォーレンは選対のスタッフに対して発表を行い、その中で多くの公約に対して人々に関心を向けてもらうことで彼女の選挙戦は大きな成果を上げたと述べた。

ウォーレンはスタッフに対して次のように述べた。「私たちは目標を達成することはできませんでした。しかし、私たちが一緒に成し遂げたことはこれからも影響を与え続けるでしょう。私たちが実現したかった大きさの影響ではありませんが、影響が残るということが重要なのです。変化は長い時間をかけて伝わっていくでしょう」。

「私たちが成し遂げたこと、そして世界に向けて私たちが発した様々な考えは、今回の戦いで私たちが守った戦い方、私たちが築き上げた人々とのつながりは、この選挙の残りの期間も生き続けるでしょう。そして次の選挙でも、またその次の選挙でも」。

ウォーレンは記者会見を午後12時30分から開く予定となっている。

ウォーレンがその場で予備選挙をまだたかっている候補者の誰かに対して支持表明するかどうかは明らかになっていない。

選挙戦撤退のニュースは予備選挙の序盤、そしてスーパーチューズデーでの結果が振るわなかった後に発表された。ウォーレンは地元マサチューセッツ州で3位に終わった。

ウォーレンは選挙戦を通じて多くの進歩主義的な提案を行った。有権者や記者たちから様々な問題について質問されると、「その問題について、私は解決するための計画を持っています。それは次の通りです」と答えるのが常だった。

ウォーレンの選挙戦は彼女が「アメリカの腐敗した金融システム」と名付けたものを攻撃することで進められた。

しかし、ウォーレンは同僚のバーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)と同じイデオロギーのレーンの中で選挙を戦った。そのために民主党の進歩主義的な有権者からの支持を分断することになった。両連邦上院議員は予備選挙序盤ではお互いに対する攻撃を控えていた。その代わりに両者が主張する「メディケア・フォ・オール」のようなリベラルな政策を共に訴えた。

こうした流れが変わったのは、サンダースがウォーレンに対して2018年に交わした私的な会話の中で、自分は女性が大統領になれるとは考えていないと発言した、とCNNが報道し、その内容をウォーレンが認めた時だ。サンダースはこの報道内容を否定した。

ウォーレンが予備選挙で最後に注目を浴びたのは、討論会の壇上で、ニューヨーク市元市長マイケル・ブルームバーグを繰り返し攻撃したことだ。彼女はブルームバーグの超大富豪の地位と部下だった女性たちに対する過去の発言について攻撃した。

ウォーレンが選挙戦から撤退することで、予備選挙の有力候補はサンダースとジョー・バイデン前副大統領ということになる。トゥルシー・ギャバード連邦下院議員(ハワイ州選出、民主党)はまだ選挙戦を続けているが、トップ二人には大きく差をつけられている。

これからの予備選挙でウォーレンが誰に支持表明を行うかは明らかになっていない。彼女のイデオロギー上の姿勢はサンダースにより近いことを示しているが、両選対と両者の支持者たちの間の緊迫した関係は爆発寸前でここまできた。

水曜日、サンダースは自身の支持者たちが行ったウォーレンに対する発言を厳しく非難した。MSNBCのレイチェル・マドウに対して、ウォーレンに向けたインターネット上での罵詈雑言には「心から嫌悪」し、ただただ「愕然」としていると述べた。

サンダースは水曜日の午前中に同日の朝にウォーレンと電話で話したことを認めた。

(貼り付け終わり)

(終わり)

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