古村治彦(ふるむらはるひこ)の政治情報紹介・分析ブログ

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タグ:支持率

 古村治彦です。

 2025年11月21日に『シリコンヴァレーから世界支配を狙う新・軍産複合体の正体』 (ビジネス社)を刊行します。是非手に取ってお読みください。よろしくお願いいたします。
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シリコンヴァレーから世界支配を狙う新・軍産複合体の正体 
 最新刊の刊行に連動して、最新刊で取り上げた記事を中心にお伝えしている。各記事の一番下に、いくつかの単語が「タグ」として表示されている。「新・軍産複合体」や新刊のタイトルである「シリコンヴァレーから世界支配を狙う新・軍産複合体の正体」を押すと、関連する記事が出てくる。活用いただければ幸いだ。

 ドナルド・トランプ大統領が2期目の政権をスタートさせて、もうすぐ1年になる。2026年はアメリカ建国250周年という節目の年であるが、アメリカが良い状況になる見通しは立っていない(日本はもっと厳しい)。アメリカでは経済成長率よりも高いインフレ率で、生活費が上昇し、厳しい生活を強いられることにより、不満が溜まっている。手頃さ(affordability)という言葉がキーワードになっている。
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アメリカのインフレ率の推移
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アメリカのインフレ率の推移
 アメリカの大都市(ニューヨークやロサンゼルス)では家賃相場が高騰し、家族で暮らすために日本で言えば2DKくらいの間取りで、月額100万円近くの家賃になっている(ピンキリではあるが)。アメリカ中西部や南部はそこまで高騰していないが、それでも数十万円ということになる。外食代も高いことは、アメリカ旅行をした人たちの体験談がインターネット上で読めるので参考にしてもらいたい。アメリカのインフレ率は2025年9月で3%なので、この数字だけ見れば高くはないが、2022年、2023年の高いインフレ率から継続していると考えると、コロナの感染拡大とウクライナ戦争やガザ地区をめぐる紛争といった事態を受けての、国際的な物価上昇といった出来事が起きる前からすれば相当厳しい状況になっている。
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日米の経済成長率の推移

 ジェフリー・エプスタイン事件に関する文書公開もまたアメリカ政治に重大な影響を与えるだろう。民主、共和両党のエスタブリッシュメント、大物政治家たちにダメージを与えるだろう。エプスタインの犯罪行為に関わっていなくても、顧客になっていなくても、彼との関係があったということで、有権者から厳しい審判を受ける政治家たちが出てくるだろう。そして、エプスタインの顧客リストにトランプ大統領の名前があったら、2026年の中間選挙での共和党の結果は厳しいものとなり、連邦議会上下両院での過半数を失うことになる。そうなれば、「トランプ大統領の支持を得れば選挙に勝てる」ということはなくなり、共和党の政治家に対する抑えも利かなくなり、トランプ政権のレームダック化が起きるだろう。国内基盤の弱体化は、国際的な舞台でのトランプの影響力を弱める結果になり、ロシアや中国との関係も変化していくことになる。先行き不透明であるが、アメリカにとって良いことが起きる見通しが立たないままで2025年が終わり、2026年を迎えることになる。

(貼り付けはじめ)

経済への懸念がありドナルド・トランプの支持率は低下(Trump’s poll numbers slip amid concerns over economy

キャロライン・ヴァキル筆

2025年11月30日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/5624360-trump-approval-ratings-fall/

ドナルド・トランプ大統領の支持率は2期目の1年目が終わりに近づくにつれ、ここ数週間で低下している。

「ディシジョン・デスク・HQDDHQ)」が行ったトランプ大統領の支持率に関する世論調査の平均によると、支持率は42%、不支持率は55%となっている。これは、約1カ月前の支持率平均が46%近く、不支持率が51%前後だったのと比べて低い。
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トランプ大統領の支持率の推移(水色:支持率、オレンジ色:不支持率)

トランプ大統領は先週末、トゥルース・ソーシャルへの投稿で「私の『政治キャリア』で最高の世論調査結果」を得たと述べたが、専門家たちは異なる見解を示し、支持率低下の原因は、生活費の高さに対する不満と、政権が実施した米移民関税執行局(the U.S. Immigration and Customs EnforcementICE)による捜査への対応の遅れにあるとしている。

DDHQのデータサイエンス担当ディレクターであるスコット・トランターは、9、10カ月前、有権者たちは「共和党とトランプ大統領の方が経済と移民問題への対応に優れていると考えていた」と述べた。

トランターは続けて「現在、有権者は大統領と共和党のこの2つの主要課題への対応について、せいぜい賛否両論、あるいは否定的とさえ言えるだろう」と述べた。

もちろん、支持率は回復する可能性がある。最近、州兵2人が射殺された事件で、当局は容疑者がバイデン政権の再定住プログラムでアメリカに入国したアフガニスタン国籍であると発表したため、アメリカの移民政策は改めて厳しく精査されている。

それでも、最近の世論調査はトランプにとって憂慮すべき状況を示している。先週発表されたフォックス・ニューズの世論調査では、回答者の38%がトランプの経済政策を支持し、無党派層の間ではわずか4分の1にとどまっている。世論調査では、回答者の35%が関税問題への対応を支持し、34%が医療保険制度への対応を支持していることもわかった。

この世論調査では、国境警備に関しては支持率が53%と過半数を少し超えた程度を記録した。しかし、世論調査全体では支持率は41%だった。

ロイター・イプソスが今月発表した世論調査では、トランプ大統領の支持率は38%で、ロイター通信によると、これは2期目の大統領就任以来最低の数字だった。

マーケット大学法科大学院が今月発表した世論調査では、トランプ大統領の支持率は43%で、9月に実施した同様の世論調査と変わらず、無党派層では若干の支持率低下が見られた。

マーケット大学法科大学院の世論調査では、イスラエルとハマスの停戦(67%)と国境警備(54%)に関する支持率は高かったものの、政府閉鎖(25%)、性犯罪者ジェフリー・エプスタイン有罪判決に関する情報提供(26%)、経済(36%)、関税(37%)、移民問題(45%)への対応については低い評価となった。

ジョージ・ワシントン大学政治経営大学院の政治経営プログラムディレクターであるトッド・ベルトは「経済、特にインフレだ」と述べた。

ベルトは「人々はバイデン政権下で問題となっていたこの問題を解決するためにトランプを選んだが、彼はそれを実現せず、人々の忍耐は尽きつつあると思う」と述べた。

専門家たちは、トランプの経済とインフレに関する指標が下方修正された理由はいくつかあると考えている。その一部は、トランプが各国に課した関税によるもので、企業や消費者に影響を与えていると専門家たちは指摘する。トランプは牛肉、コーヒー、バナナなど特定の品目に対する関税を撤回した。

しかしながら、スコット・ベセント財務長官は先週、インフレ上昇の原因は関税にあるという見方に異議を唱え、「サーヴィス経済とサーヴィス」が原因だと指摘した。

ベセント長官はNBCニューズのクリステン・ウェルカー記者の番組「ミート・ザ・プレス」に出演し、「インフレが抑制されている多くの食品については、USTR(米国通商代表部)が貿易協定の締結に懸命に取り組んでいる。そして、6から8カ月前から準備が進められている貿易協定は、今、あなたが述べた食品の産地であるラテンアメリカ、中米の多くの国々と重なっている」と語った。

専門家たちはまた、トランプ政権が経済の進展を訴えようと努力しているにもかかわらず、消費者は生活費が高すぎると感じていると指摘している。これは、バイデン前大統領と彼の「バイデノミクス(Bidenomics)」をも悩ませた問題でもある。

マーケット大学ロースクール世論調査の責任者であるチャールズ・フランクリンは「こうした経済への懸念は、バイデン前大統領の政策がこれらの最も重要な問題の解決に役立っていないという認識に大きく起因していると思う」と述べた。

マリスト大学世論研究所所長のリー・ミリンゴフは、トランプ大統領がイスラエル・ガザ紛争、ロシアのウクライナ侵攻、ヴェネズエラ周辺での軍事プレゼンスの拡大といった国際問題に重点を置いていると指摘した。

専門家たちは、経済環境は少なくともある程度はトランプ大統領のコントロール外にあると認めている。

ベルトは次のように語った。「大統領のデスクの上には経済をコントロールするレヴァーは実際には存在しない。ドナルド・トランプは、経済刺激策として期待されるほど金利を引き下げていない連邦準備制度理事会(FRB)に不満を抱いているのは確かだ。しかし、無視できないのは関税だ」。

しかしながら、トランプ大統領は自身の世論調査の支持率は好調だと主張し、関税による政府への財源流入を誇示している。

トランプは土曜日のトゥルース・ソーシャルへの投稿で、「私の経済政策における素晴らしい仕事はまだ十分に評価されていないが、いずれ評価されるだろう!状況は本当に好調だ」と述べた。

別のトゥルース・ソーシャルへの投稿では、トランプ大統領は「関税によってもたらされた数兆ドルの関税と、外国からの投資資金」を称賛した。また、「インフレはほとんど起こっていない」と示唆した。

ホワイトハウス報道官のアビゲイル・ジャクソンは『ザ・ヒル』誌への声明で、「世論調査は、大多数のアメリカ国民が大統領の常識的なアメリカ・ファースト政策のほぼ全てを支持していることを示している」と、述べ、トランプ大統領は「今世紀、2期目のこの時点で、同じ政党に所属するどの大統領よりも高い支持率を誇っている」ことを示唆した。

ジャクソンは続けて次のように述べた。「トランプ大統領は国境警備を行い、バイデンのインフレ危機に対処し、薬価を引き下げ、チップ、残業代、社会保障への課税を廃止し、インフレを抑制し、不法移民の犯罪者を国外追放し、アメリカの労働者を第一に考える重要な改革を実施した。トランプ大統領は日々、多くの公約を果たすために懸命に取り組んでおり、今後もそれを実現し続けるだろう」。

アメリカ労働統計局の消費者物価指数は、インフレ率が着実に上昇傾向にあることを示し、9月以降は3%で推移している。

専門家たちが大統領の支持を損なっていると考えているもう一つの問題は、政権の移民政策、特に米移民税関捜査局(ICE)の捜査である。ICEの捜査は、当局がヒスパニック系およびラテン系の人々に対して人種プロファイリングを行い、過度に強引な手段で拘留しているという懸念を引き起こしている。ICEの広報担当者は『ワシントン・ポスト』紙に対し、「ICEは肌の色、人種、民族性に基づいてではなく、アメリカに不法滞在している個人を対象とする取り締まりを行っている」と述べた。

いくつかの世論調査では、無党派層やラテン系といった主要な投票層がトランプ大統領の移民政策に反対していることが示唆されている。カリフォルニア大学バークレー校が10月にカリフォルニア州の有権者を対象に実施した調査では、無党派層の45%が、アメリカに不法入国する移民の数を減らすための現在の連邦法執行措置に反対し、57%がアメリカに不法滞在する全ての移民を強制送還するという連邦法執行の取り組みに反対している。

ピュー・リサーチ・センターが今週初めに発表したデータによると、ラテン系の65%が政権の移民政策に不満を持っていることが明らかになった。また、回答者の71%が、トランプ政権は合法的な滞在資格のない移民の強制送還に関してやり過ぎだと感じていることも分かった。

共和党のコア有権者はICEの捜査を好意的に受け止めているものの、「無党派層、特にかなりの数の有権者は、特にフォーカスグループでは、当初は『暴力犯罪者を追及すると思っていたのに、明らかにそれ以上のものだ』と言うだろう」と、DDHQデータサイエンスディレクターのトランターは述べた。

大統領が就任後に支持率の低下に苦しむのは珍しいことではない。専門家たちは、トランプの支持率の推移は、インフレへの不満から支持率が急落したバイデンのそれと似ていると指摘している。

トランプの支持率は、就任1年目のこの時点よりも高くなっている。ギャラップの世論調査によると、10月の支持率は41%だった。ちなみに、就任1年目の同時期の支持率は35から38%だった。

ベルトは、「ドナルド・トランプの支持率に関しては、天井は低く底は高い(a low ceiling and a high floor)とよく言われる。どんなことがあっても彼と決別しようとしない人たちもいる」と述べた。

それでも専門家たちは、トランプが支持率の下降傾向を反転させるためにできることがあると見ている。関税政策の方針転換を継続し、メッセージングを見直すことなどだ。

「トランプは経済と住宅価格の高騰に再び焦点を当てる必要がある」とマリスト大学のミリンゴフは述べた。

ミリンゴフは続けて、「より多くの支持を獲得するためには、国民が投票した政策を反映するものでなければならない」と述べた。

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トランプにとって最大の課題はエプスタインではなくインフレだ(Inflation, not Epstein, is Trump’s biggest challenge

キース・ノートン筆

2025年11月20日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/opinion/campaign/5613180-inflation-voters-trump-epstein/

ジェフリー・エプスタインと、最近暴露されたドナルド・トランプに関するメールは、当然ながらニューズの話題を独占している。この事件はメディアにとって格好のネタだ。わいせつで恥ずべき内容に加え、政治的な二転三転というひねりが加えられている。トランプが標的となったことで、2016年の大統領選勝利以来、彼を嫌悪してきた層にとって、さらに格好のネタとなっている。

しかし、アメリカの有権者はこれらのメールを気にしているのだろうか? 言い換えれば、公共料金の高騰、食料品価格の高騰、健康保険料の高騰に直面している人たちが、この問題に執着する時間や関心を持っているだろうか?

確かに、この問題に関するトランプの支持率は低いかもしれないが、ケーブルテレビやポッドキャスト界のゴシップ好きを除いて、本当に重要なのだろうか?

答えは明白で、ノーだ。

インフレは国民にとって最大の懸念事項であり、しかも他のどの問題よりも大きな差をつけている。ハーヴァード大学・ハリスの最新の世論調査(トランプに概ね好意的)では、インフレを最も重要な問題として挙げる有権者は48%に上り、他のどの問題よりも圧倒的に上回っている。無党派層では51%がインフレを挙げている。

回答者全体の中で、移民問題はわずか10%、犯罪は8%、気候変動は全く関心がなく6%にとどまっている。

トランプの政策がインフレにプラスかマイナスかという質問に対し、無党派層の56%が状況を悪化させていると回答した。共和党員でさえ30%が、トランプの政策がインフレを悪化させていると考えている。これは、党派間の分断を考えると非常に大きな数字だ。

ユーガヴによる最近の世論調査では、トランプにとって概ね不利な結果が出ているが、過去3年間と同様に、インフレが最大の争点となっている。全回答者の27%がインフレを懸念しており、「雇用と経済」を12ポイントも上回っている。3位は医療で11%だった。医療保険料の上昇を考えると、これは少なくとも部分的にはインフレの代替指標と言えるだろう。さらに、回答者の40%が経済状況を「悪い」と回答しており、これには無党派層では47%が含まれている。一方、経済状況を「良い」または「非常に良い」と回答したのはわずか25%で、無党派層では22%だった。

有権者たちはインフレに対する怒りを声高に表明しており、長年にわたりそう訴えてきた。ユーガヴの週間ベンチマークを遡ると、インフレは2023年まで一貫して最大の争点であり、一貫して上昇している。2023年3月時点では17%だったこの割合は、2024年初頭には20%に上昇し、カマラ・ハリス氏の指名前夜には24%に達した。これは、2番目に重要な課題の2倍以上となっている。

2024年8月に行われた同じ世論調査では、なんと96%の有権者がインフレを「非常に」または「ある程度」重要だと回答し、77%が「非常に重要」と回答しました。これらの数字は、他のどの課題よりも高いものだった。

最近の選挙は明らかにインフレに左右された。ヴァージニア州とニュージャージー州の知事選では、電気料金の値上げが最優先事項となった。ニューヨーク市民は社会主義に投票したというより、家賃高騰に反対票を投じたようなものだ。

有権者たちの声ははっきりと聞こえるが、あまりにも多くの政治家や現実離れしたメディアの煽動家たちは耳を傾けていない。

ジョー・バイデンの再選に向けた討論会での大失敗以前から、インフレがバイデンの努力を台無しにしていたことは疑いようがない。彼は2023年秋まで、全国的にはトランプにわずかに遅れをとり、重要な激戦州では互角の展開を見せていた。バイデンの選挙戦略を台無しにしたと思われる2つの出来事が起きた。1つ目は10月のハマスによる攻撃だ。そして11月、人々は2024年の医療保険料の請求書を受け取り始め、その値上がりを目の当たりにした。

バイデン陣営とそのメディア仲間たちは、インフレが問題であることを否定するなど、猛烈な反撃に出た。問題が悪化するにつれ、彼らには解決策が見つからなかった。ハリスも同様で、マイナスになるバイデンから距離を置くことを恐れ、問題を回避しようと躍起になっていた。有権者たちは、臆病で無責任な民主党の行動を当然のこととして罰した。

しばらくの間、トランプも同じ道を辿っているように見えた。しかし、彼についてどう評価するかはさておき、彼は世論を敏感に察知する能力を持っている。その結果、当初の否定や本能的な防御姿勢にもかかわらず、トランプは世論に敏感になった。彼は現金還付を約束し、一部食料品への関税撤廃を約束した。特定の医薬品の価格についても合意を迫っている。

より広範で体系的なアプローチが必要な状況において、これはやや継ぎはぎ的な対応と言えるだろう。しかし、少なくともトランプは、眠っているようなバイデンとは違い、問題を認識している。トランプはもっと大胆な行動を取るべきだ。国家レヴェルの「手頃さタスクフォース(affordability task force)」を創設し、関税政策をより的を絞ったものにすべきだ。アメリカに必要なのは、安定したサプライチェーンとより強力なテクノロジー製造業セクターだ。使い捨てペンを再び偉大なものにしたり、ハロウィーンの衣装生産を国内に取り戻したりする必要はない。

トランプがしてならないのは、エプスタイン事件といういかがわしい袋小路に陥ることだ。真の経済問題を無視し、政治的な奇行に走るメディアと政界の既成勢力ほど、国民をうんざりさせるものはない。トランプは腰を据えて結果を出すべきである。そうすれば、勝利は必然的についてくる。

※キース・ノートン:長年共和党の政治コンサルタントを務め、公共問題・規制問題コンサルティング会社サイレント・マジョリティ・ストラテジーズの共同創業者。ペンシルヴァニア州の元共和党選挙キャンペーンコンサルタントも務める。

(貼り付け終わり)

(終わり)
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シリコンヴァレーから世界支配を狙う新・軍産複合体の正体 

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『トランプの電撃作戦』
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世界覇権国 交代劇の真相 インテリジェンス、宗教、政治学で読む

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バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める

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 古村治彦です。

 2023年12月27日に『バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる』(徳間書店)を刊行しました。西側諸国が600年間も握り続けた世界覇権が西側以外の国々に移動しつつある現在を詳しく分析しています。是非手に取ってお読みください。よろしくお願いいたします。

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バイデンを操る者たちがアメリカ帝国を崩壊させる

 西側先進諸国の政治家たちの支持率が軒並み20%台、30%台であり、40%もあれば立派なものという状況になっている。不支持率は50%、60%を超えており、単純に言えば、有権者の過半数が支持していないということになる。これに対して、アジア諸国の、民主的な選挙で選ばれた国々の指導者たちの支持率は高いということを西側のメディアも注目している。
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 その理由は極めて単純だ。新興諸国は、国力が伸び、経済状況が改善される中で、国民にどのように還元するか、再分配するかということに集中すれば済む。日本でも高度経済成長期は、国土の発展と国民生活の向上のための再分配に集中していればよかった。公害問題などもあったが、基本的には伸びゆく日本ということで、ある程度の大盤振る舞いができた。しかし、高度経済成長が終わり、低成長、ゼロ成長の時代には大盤振る舞いどころではなくなった。また、少子高齢化など社会の構造を根本から揺さぶる問題もあり、政治家たちにしてもどう対処したらよいのか、アイディアもないという状況だ。先進諸国はどこもそうだ。結果として、国民には不満が募り、政治家たちは非難され、支持率は低下する。
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フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領(フィリピン)
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ナレンドラ・モディ首相(インド)

 しかし、逆に言えば、国民のニーズをつかみ、国民生活の向上ということをやれば、世界共通で支持率が上がるということになる。日本を含む先進諸国ではそれができていないということになる。

 私が注目してきたインドネシアの大統領選挙は、大統領候補プラボウォ・スビアントと副大統領候補ギブラン・ラカブミン・ラカ(ジョコ・ウィドド大統領の長男)のコンビが58%の得票率で、三つ巴の選挙戦を制した。ジョコ・ウィドド大統領が実質的に支持してきたことで、このコンビの大統領選挙での勝利は確実視されていたが、三つ巴の戦いということで、1回目の投票で過半数を得られないので、2回目の決選投票が行われると予想されていた。しかし、結果は1回目の投票で過半数を得る圧勝だった。それだけ、ジョコ大統領の人気が高いということになる。プラボウォは過去にジョコ大統領と選挙で争った間柄であったが、ジョコ大統領の路線を引き継ぐということで、彼の後継者となった。プラヴウォの次は、ジョコ大統領の長男ギブランになる可能性が高い。これから「院政」を敷くであろうジョコ大統領に鍛えられていくだろう。
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プラヴウォ(左)とギブラン(右)

 先進諸国のリーダーと言うのは大変なことであり、支持率が上がらないのは仕方がないことだろう。しかし、国民生活の改善、向上を行えば、支持率は上がる。そのような当たり前のことができないほどに先進諸国の置かれている状況は悪化しているということも言えるだろう。

(貼り付けはじめ)

アジアの民主的に選ばれた指導者たちはどうしてこうも人気なのか?(Why Are Asia’s Democratic Leaders So Popular?

-西側諸国の政治家たちに比べて、アジア諸国の政治家たちは正しいことをしている。

ジェイムズ・クラブトゥリー筆

2024年2月22日

『フォーリン・ポリシー』誌

https://foreignpolicy.com/2024/02/22/asia-democracy-politics-election-modi-prabowo-marcos-india-indonesia-philippines/

プラヴウォ・スビアントが三つ巴の厳しい選挙戦の末、インドネシア大統領選挙で圧勝した。2024年2月14日の選挙戦に関する各種世論調査の結果では、プラヴウォの勝利が確実視されていたが、専門家の多くは、1回目の投票で過半数を獲得する候補者が現れず、2回目の決選投票になるだろうと予測していた。しかし、プラヴウォ国防相は58%の得票率で記録し、予想外の大勝利を収めた。

プラヴウォの勝利には多くの原因が存在した。しかし結果が示しているのは、「アジアの新興市場民主政体国家の多くで政治指導者が驚くべき人気を得ている」という、より広範な流れを示している。豊かな西側諸国の政府首脳たちは、ほぼ例外なく、国民から非難され、多くの議会では、衰退しつつある諸政党が、連立与党を形成することさえ難しくなっている。

対照的にインドネシアでは、80%の支持率を記録して、任期を終えたジョコ・ウィドド大統領(通称ジョコウィ)の後任として、プラヴウォが大統領に就任する。フィリピンでは、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領が、前任のロドリゴ・ドゥテルテ大統領と同様に好感を持たれている。そして、4月に始まるインドの選挙では、ナレンドラ・モディ首相が3回連続の圧勝を収めることがほぼ確実視されている。

このように人気の高い指導者たちにポピュリストというレッテルを貼りたいのはやまやまだ。そして、ドゥテルテのようにその言葉に当てはまる人物もいる。パキスタンの元首相イムラン・カーンもそうだ。彼の激しい反体制的なレトリックは、パキスタンの最近の世論調査で彼の政党に関連する無党派層を予想外の成功に導いた。しかし、多くの政治家たちはそうではない。プラヴウォの選挙運動では、多くの仕掛けが施されたが、一般的にポピュリストの選挙運動で見られるような、エリートへの攻撃はほとんどなかった。ジョコウィは、開発、インフラ、社会サービスに重点を置き、クリーンな統治を評価され、インドネシアの有権者から賞賛されている。彼はまた慎重な政治家でもある。

それぞれの指導者が、それぞれの国が置かれている状況の産物であることも明らかだ。プラヴウォの勝利の規模は、ジョコウィ自身の支持によるところもあるが、それはプラヴウォがジョコウィの息子を伴走者に選んだというエリートの策略に従ったものだ。フィリピンでは、有権者はマルコスの冷静な統治スタイルに好感を抱いている。インドでは、モディの人気はその宗教的ナショナリストとしての魅力に起因しており、この要素がジョコウィと世界の主要民主政体国家で、最も人気のある指導者の座を争う一因となっている。

とは言うものの、アジアの民主的な選挙で選ばれた政治家たちが、西側諸国の政治家をはるかに凌ぐ支持率を維持する理由を説明するのに役立つ3つの要素がある。ジョー・バイデン米大統領は先日のスーパーボウルでTikTokデビューを果たした。しかし、アジアの政治家たちは長い間、このようなプラットフォームをキャンペーンの目玉としてきた。元陸軍大将のプラヴウォは、TikTokを利用して軍人としての硬派なイメージを和らげ、漫画のような童顔のおじいさんに扮したクリップを流した。モディの再選に向けた選挙運動は既に始まっており、これもまた非常に洗練されたデジタルキャンペーンを展開している。こうしたことはすべて、人口が若い国々では重要である。インドネシアの2億人の有権者の約半数は40歳以下であり、インドの有権者たちは更に若い。

経済運営に対する特徴的なアプローチは、1つ目の要素と関連する、2つ目の要素となる。多くの場合、これは政治家が無料で物品を配ることに関係している。プラヴウォの選挙運動では、学生に無料の給食と牛乳を提供すると公約した。2022年に勝利したマルコスの選挙運動は、米の価格上限設定の公約によって助けられた。モディの選挙での支持は、調理用コンロの配布やトイレの建設といった政策によって強化されてきた。

インド政府の最高経済顧問を務めたアルビンド・スブラマニアンは、これを「新しい福祉主義(new welfarism)」の一形態と表現している。政治家が、民間セクターが提供するはずの財やサービスを提供したり、補助金を出したりする。この戦略は、経済運営が混乱している場合には有権者の支持を得にくい。しかし、力強い成長と汚職がほとんどないと思われる指導者が組み合わされれば、有権者に広くアピールするレシピとなる。

3つ目の、そして最後の問題は安全保障である。西側諸国と同様、アジアの有権者も、地政学的リスクの高まりの中で、自分たちを取り巻く世界がより危険になりつつあることを感じている。その結果、有権者は国際的な信頼性を示す指導者に投票するようになっているようだ。ここでのアピールは、伝統的な「ストロングマン(strongman、暴力使用もいとわない実力者)」指導者ではなく、世界の舞台で自国の安全を守ることを正しく主張できる指導者である。フィリピンでは、南シナ海での一連の軍事衝突の後、中国に立ち向かうマルコスの姿勢に有権者は好意的に反応した。モディは昨年のG20サミットのホスト国としての役割を巧みに利用し、世界的な政治家としてのイメージを強調した。

特に経済的な後退に直面した場合、このような高騰した支持率がいつまでも維持できるという訳ではない。例えば、マルコスの支持率は2023年後半、インフレの高騰により多少低下したが、ある世論調査によれば、80%という高い支持率から、65%にまで低下した。人気のある政治家はアジアだけの現象ではない。メキシコでは、左派の現職大統領アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールが、6年の任期満了に近づいても常に60%以上の支持率を維持している。彼の後継者であるクラウディア・シャインバウムは、6月2日に行われる国政選挙を前に、対立候補を25ポイントの大差をつけてリードしている。

アジアの指導者の多くが人気を集めていることを認めることは、アジア諸国の民主政体の状態についての懸念を軽視することでもない。スウェーデンのイェーテボリ大学のVデム研究所の報告書によれば、インド、インドネシア、フィリピンはいずれも2022年までの10年間で独裁色を強めた。プラヴウォは軍事指導者として疑わしい記録を持っているため、人権侵害の疑いでアメリカへの入国を禁止されており、ジョコウィの息子を副大統領候補に据えるという裏取引と同様に、インドネシアの民主政体の軌道について多くの懸念を起こさせている。モディのヒンドゥー教ナショナリズム政策は、2億人のイスラム教徒人口をはじめとする、インドの少数民族から警戒の目を向けられている。

しかし、アジアの民主的な選挙で選ばれた政治家の人気は、少なくとも、世界の民主政体の健全性について、よりポジティヴなシグナルを示している。西側諸国では、いわゆる民主政治体制の後退に関する報道は、ポピュリズム、ナショナリズム、無謀な指導者によって空洞化した独裁といった悲惨な構図を描いている。しかし、現実は必ずしもそれほど厳しいものではない。プラヴウォが勝利したからといって、インドネシアの民主政治体制が崩壊する訳ではない。マニラでマルコス王朝が復活したからといって、一族がかつて率いていた独裁体制に戻るわけではない。

もちろん、アジアの民主的な選挙で選ばれた指導者たちが完璧であるとは言えない。しかし、有権者は彼らのパフォーマンスに満足している。そして、民主政体が本当に世界中で維持されるのであれば、民主的に選ばれた、人気のある政治家たちを政府の指導的な立場に据えることは、良いスタートになるだろう

※ジェイムズ・クラブトゥリー:『フォーリン・ポリシー』誌コラムニスト。アジア国際戦略研究所元上級部長。著書に『億万長者による支配:インドの新しい黄金時代を通じての旅路(The Billionaire Raj: A Journey Through India’s New Gilded Age)』がある。ツイッターアカウント:@jamescrabtree

(貼り付け終わり)

(終わり)
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ビッグテック5社を解体せよ

akumanocybersensouwobidenseikengahajimeru001

 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める
20211129sankeiad505

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 古村治彦です。

 2024年のアメリカ大統領選挙についても色々と取り沙汰されている。このブログでも取り上げたが、共和党内部の反トランプの急先鋒であるリズ・チェイニー連邦下院議員(ワイオミング州選出)は、連邦下院議員の共和党の候補者を決める予備選挙でトランプが支持・推薦する候補者に大差をつけられて敗北した。反トランプの旗頭として、チェイニーは2024年の大統領選挙に出馬するのではないかと取り沙汰されている。政策がどうこうということよりも、「トランプを当選させない」という一本勝負で、反トランプ派を糾合しようという考えでどこまで進めるのかは分からないが、チェイニーには共和党エスタブリッシュメント派がついている。資金面などでは心配は少ないということだろう。
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バイデン、サンダース、トランプ
 『USAトゥディ』紙が2024年に大統領選挙に出るのではないか、出て欲しいという顔ぶれ24名について、好感度調査を行った。その結果では、バーニー・サンダース連邦上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)が最も高い好感度を獲得した。同率2位でジョー・バイデンとドナルド・トランプが入った。その他の人たちはぱっとしない結果だったようだ。民主党進歩主義派の象徴であるアレクサンドリア・オカシオ=コルテス(AOC)連邦下院議員(ニューヨーク州選出)は中位にとどまった。サンダース、バイデン、トランプ以外の人物たちはいずれも好感度の前に知名度がなく、「そもそもどんな人なのか知らないので、好きも嫌いも判断できない」ということだったようだ。
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 ジョー・バイデン大統領の支持率の推移を見ると、発足当初は支持率55%、不支持率38%だったが、「新婚期間(ハネムーン期間)」と呼ばれる3カ月の間に支持率が下落し、不支持率の方が高くなる逆転状態に陥った。不支持率が50%を超え、支持率が30%台中盤から40%台前半に低迷している。
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 バイデン大統領の支持率にとどまらず、現在のアメリカのホワイトハウスと連邦議会の指導者たちの支持率、好感度は軒並み低い。これが示しているのは、アメリカ国民の政治に対する信頼の低下である。現在の政治状況や政策に不満を持っているのだ。サンダースが好感度調査で1位となっているのはそうした不満の反映でもある。

 アメリカの政治の停滞とそこから生み出されるアメリカ国民の政治に対する不満は一朝一夕で解決できるものではない。これは構造的な問題であり、世界規模で考えれば、アメリカの衰退の始まりということになる。国民の目を国内問題から目を逸らさせるために行われるのが「外患」、敵づくりである。そのために中露を敵視し、宇蔵院戦争に追い込んでみたが、ロシアを経済制裁で速やかに屈服させるはずが意図と違う結果になり、逆に自分たちが追い込まれる事態となっている。アメリカの衰退は印象付けられている。私たちは世界覇権(ヘゲモニー)の移動に備えることを真剣に官衙ねばならない時期に立ち会っている。

(貼り付けはじめ)

世論調査:サンダースは2024年大統領選挙候補者の間で最も高い好感度を記録(Sanders has highest favorability among possible 2024 contenders: poll

ザック・スコンフェルド筆

2022年8月26日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/3617170-sanders-has-highest-favorability-among-possible-2024-contenders-poll/

USAトゥディ』紙・イプソス共同世論調査の最新の結果によると、バーニー・サンダース上院議員(ヴァーモント州選出、無所属)が、2024年大統領選挙の候補者(可能性)23人の中で最も高い好感度を記録している。

世論調査の回答者の46%がサンダースに対して少なくとも幾ばくかの好感度を持ち、41%が不支持となった。

ジョー・バイデン大統領は好感度43%で、全体で2番目の好感度を記録した。しかし、彼の不支持率はサンダースの数字に比べて高くなっており、52%が大統領に対して否定的な意見を表明した。ドナルド・トランプ前大統領はバイデン大統領と同様の結果を残した。

この3人の政治における重要人物の後ろに、知名度の高い候補者たちが続いている。しかし、全国的知名度が低い候補者になると、ほとんどの有権者に知られていないという状態になっている。

カマラ・ハリス副大統領とマイク・ペンス前副大統領はともに40%以上の回答者から好意的な評価を得ており、候補者の中でそれぞれ3位と4位の数字を得ている。

民主党員・支持者の間では、バイデンが最も好感度が高く、82%の有権者が現職大統領を好意的に捉えている。共和党支持の有権者で、バイデンに好意的な見方を示したのは、わずか11%だった。

バイデンとその側近は、健康状態が許せば2024年に2期目の出馬を計画していると主張しているが、民主党の中には、支持率が低い中でバイデンの再選を支持するかどうかという質問に明言を避ける者たちもいる。

そのような民主党所属の連邦議員の多くは、質問されると「今は今年の中間選挙に集中している」と答えている。しかし、質問をかわしている人物の中には、2024年に自らホワイトハウスを目指す可能性がある人物も含まれている。

アレクサンドリア・オカシオ・コルテス連邦下院議員(ニューヨーク州選出、民主党)は今年6月、CNNの番組「ステイト・オブ・ザ・ユニオン」のインタヴューで、2024年の大統領選挙でバイデンを支持するのかどうかについて言及することを避けた。

オカシオ=コルテスは「その橋は渡ったら明確にします。しかし、私は大統領がヴィジョンを持っている場合、確かに私たちは全て時間が来れば、楽しませ、検討する意思があるものだと思う」。

世論調査でのオカシオ・コルテスの好感度は、23人の候補者の中で11位と中位に位置している。

調査対象となった有権者の33%がオカシオ=コルテスを好意的に見ていると回答し、38%が好意的でないと回答した。

世論調査では、進歩的な議員の好感度は共和党員・支持者たちの間で最も低く、共和党員・支持者の回答者の10%が彼女に好感を示し、バイデンやハリスより1ポイント低いことが分かった。

世論調査によると、トランプは共和党員・支持者たちの間で最も高い好感度、81%を記録した。トランプ前大統領に続き、ペンスとテッド・クルーズ連邦上院議員(テキサス州選出、共和党)が、それぞれ共和党有権者の69%と68%から好感を持たれている。

メリーランド州のラリー・ホーガン知事やニューハンプシャー州のクリス・スヌヌ知事など、世論調査の対象となった共和党穏健派の知事たちは好感度が低かった。

しかし、回答者の大多数は、この2人の知事についてよく知らないとも答えており、トランプやペンスといった知名度の高い人物は、世論調査の対象となったほとんどの有権者に知られているようだ。

今回の世論調査は、8月18日から22日にかけて、アメリカの成人2345人を対象にオンライン・インタヴューで実施された。誤差は2.5パーセントポイントだ。

(貼り付け終わり)

(終わり)

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める
20211129sankeiad505

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 古村治彦です。

 アメリカのジョー・バイデン大統領の支持率は低いままだ。この言葉を何度繰り返したことだろうか。アメリカの分断を癒す穏やかな大統領として、ドナルド・トランプ前大統領とは違うのだ、新型コロナウイルス対策も経済対策もしっかりやれるんだ、連邦議会は民主党が過半数を握っているし、上院議員出身だから知己も多い、と鳴り物入りでスタートしたバイデン大統領が、トランプ前大統領の支持率とあまり変わらずに、低迷している。民主党側はトランプ前大統領の支持率の低さを嘲笑していたが、それならばバイデン大統領にも同じだけの嘲笑を浴びせねばバランスが取れないだろう。

 現在のアメリカでは、人々の不安感、悲観主義が渦を巻いている。インフレが進行し、生活が苦しいということが最大の原因だ。インフレは貧しい人たちほど影響を受ける。民主党の支持基盤は貧しい人々であることから、そこからそっぽを向かれると民主党は厳しい。また、期待の新型コロナウイルス対策でもバイデンの支持率はそこまで高くはない。人々はもう疲れている(日本もそうだが)。そうなれば、どこの国でもそうだが、「政治が悪い、指導者が悪い」ということになる。そこからバイデンに対する批判が高まるということになる。

 ウクライナ情勢でも、ウクライナに決定的な軍事援助ができない以上、ウクライナ軍や国民、財産の犠牲を重ねながらロシア軍の勝利を引き延ばすことはできるが、ここから逆転させることは難しい。ウクライナ失陥となれば、バイデンに対する支持率はますます下がるだろう。

 今年11月の中間選挙では連邦上下両院で共和党が過半数を奪還する可能性が高い。そうなれば、バイデン政権の運営もますます厳しくなる。目玉政策を推進することも出来なくなる。そもそもバイデン政権の目玉政策派は公共事業に対する大型支出ということで、現在のインフレ率を考えると支持を得ることが難しい。バイデン政権のブレイクスルーは困難である。

(貼り付けはじめ)

『ワシントン・ポスト』紙・ABC共同世論調査は深刻な悲観主義に陥っているアメリカ湖民の姿を発見した。国民は経済とバイデンの指導力に懸念を持っている(Post-ABC poll finds a deeply pessimistic nation, worried about the economy and Biden’s leadership

―11月の中間選挙に向かう中で有権者たちは民主党ではなく共和党をより信頼している状況で、バイデン大統領の支持率はまた新たな低い数字を記録した。

ダン・バルズ、スコット・クレメント、エミリー・ガスキン筆

2022年2月27日

『ワシントン・ポスト』紙

https://www.washingtonpost.com/politics/2022/02/27/biden-post-abc-poll/

『ワシントン・ポスト』紙とABCニューズの共同世論調査によると、ジョー・バイデン大統領は火曜日に一般教書演説を行うが、アメリカ国民は深く悲観しており、バイデン大統領の下で経済が悪化し、重要問題に対する彼の指導力を信頼しておらず、2022年11月の選挙後に共和党が議会を支配することを望んでいるということだ。

バイデンは、プライムタイムに連邦下院議場から国民に語りかける際、複数の問題に対処することになる。ロシア軍がウクライナに侵攻し、ヨーロッパの安定を乱し、西側同盟に挑戦している。アメリカとその同盟諸国がロシアに科した制裁は、アメリカがインフレコストの下でその対処に苦労しているにもかかわらず、原油価格を上昇させる可能性がある。一方、バイデンは、数カ月にわたって停滞している国内政策の残りの部分からの影響に直面している。

今回の世論調査では、バイデンの大統領支持率は過去最低となり、彼が行っている仕事を支持すると答えた人は37%、不支持と答えた人は55%だった。全体では、44%が強く不支持だと答えている。予想通り、共和党支持者の間では圧倒的に不支持(86%)で、無党派層の多数(61%)も否定的な評価をしている。民主党支持者の間では77%がバイデンに好意的な評価をしている。

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次の連邦議会では、大統領に対するチェック機能を果たすために共和党の手に過半数を委ねるか、バイデンの優先事項を支持する民主党の手に委ねるか、どちらがいいかという質問に対しては、成人の50%が、共和党が連邦議会の過半数を掌握する方が良いと答え、40%が、民主党過半数を握ることを支持している。

また、今日選挙が行われる場合、連邦下院議員選挙でどのように投票するかという質問に対しては、登録済有権者の49%が共和党の候補者を支持すると答え、42%が民主党の候補者に投票すると答えた。ちなみに、民主党が大きな得票を得て連邦下院の過半数を獲得した2018年の中間選挙の直前には、この同じ質問で民主党が7ポイントの優位を占めた。

ロシアの侵攻は、この選挙の年の初頭における政治的な計算を変えた。しかし、ウクライナでの戦闘はまだ初期段階にあり、ロシアのウラジミール・プーティン大統領の最終目的も完全に知られていないことを考えると、バイデン大統領と民主党に対する有権者の態度にどんな影響があり得るかを評価するには時期尚早であろう。

初期の評価は矛盾している。ロシアに科された制裁措置には大きな、そして超党派の多数が賛成している。しかし、47%がバイデンのこれまでの危機管理方法に不支持と答えている。今のところ、今回の国際危機がバイデンを後押しすることはない。国際危機がアメリカ大統領の支持率を引き上げることはこれまで何度か起きている。今回の調査は、本格的な侵攻が始まり、アメリカなどが制裁で対応する前にほぼ終了した。

アメリカ人はウクライナ危機に対するバイデン大統領の指導力以外にも、大きな問題でバイデンを否定的に評価している。バイデンの経済への対応に関する支持率は、現在37%で、58%が不支持と答えている。これは2021年11月の世論調査よりもわずかに悪いのだが、その差は統計的に有意ではない。

新型コロナウイルス感染拡大への対応については、44%が支持、50%が不支持と答えている。バイデンの新型コロナウイルス感染拡大に関する数字は、昨年の夏、10人中6人が彼のやっている仕事を承認すると答えたときから、着実に下がってきている。それ以来、ワシントン・ポスト紙とABCのどの共同世論調査でも、新型コロナウイルス感染者数が急激に減少し、マスク着用義務やその他の制限の全般的な緩和が国の多くの地域で進行しているにもかかわらず、その支持率はさらに少し低下している。

大統領は、アメリカ人の経済に対する厳しい評価が重荷になっているようだ。現在、75%のアメリカ人が経済を否定的に評価しており、2021年11月の70%から上昇している。これは、ワシントン・ポスト紙とABCの共同世論調査において、2013年以来最悪の評価である。全体では、39%が経済は「悪い」状態にあると答えており、これは2012年以来最も高い数字だが、2021年11月に同じことを答えた38%からほとんど変化していない。

バイデンが大統領に就任して以来、アメリカ人の大多数は経済が悪化したと言っており、54%がそう答えたのに対し、経済は良くなったという人は17%、13ヶ月前に就任する前とほぼ同じという人は27%だった。

バイデンの大統領就任後の1年間で、失業率は4%にまで低下し、経済は約600万人の新規雇用を増やした。しかし、インフレ率は40年ぶりの高水準に達し、ガソリンや食料品の価格はアメリカの家庭の財布を直撃している。

アメリカ人の10人のうち6人は、インフレが自分自身や家族の一員に苦難をもたらしたと答え、10人に3人はその苦難が深刻であると答えた。所得が5万ドル以下の層では、深刻な苦難に見舞われたと答えた人の割合はさらに高く43%になっている。

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アメリカ人の3分の1以上が、バイデンが大統領になる前ほど経済的に恵まれていないと答え、一方、全成人のほぼ半数は、バイデンが大統領になったときと経済的にほぼ同じ状況だと答えている。6人に1人はより裕福になったと答えている。

バイデン大統領に現在のインフレ率の責任があるのかどうかについて、ほぼ均等に分かれている。50%が「大いに」あるいは「かなり」責任があると答え、48%は「あまり」あるいは「まったく」責任がないと答えた。これらの意見は党派的の線に沿って分裂している。

価格高騰の責任は、より高い利益を求める大企業や、サプライチェインを遮断した新型コロナウイルス感染拡大による経済的混乱にあるとする意見が多い。3人に2人以上(全てのの党派で過半数を占める)が、インフレ率の上昇は利益を上げようとする企業のせいだと言い、10人に7人以上が新型コロナウイルス感染拡大による混乱を原因として挙げている。

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バイデンに対する印象の弱点は、彼の個人的な能力に対する疑念の度合いとつながる。彼が強い指導者であるかという質問に対して59%がノー、36%がイエスと答えた。これは彼の全体的な支持率と密接に関連する。無党派層では65%が「強くない」と答えた。

バイデン大統領に関する更なる個人的な質問については、バイデンには大統領を務めるのに必要な精神的な鋭敏さがないと思うという人が54%、あると思うという人が40%となっている。前回、ワシントン・ポスト紙・ABCニューズの共同世論調査でこの質問をしたのは2020年5月だった。この時は、バイデン候補が大統領に必要な精神的鋭敏さを持っていると答えた人が51%だったのに対し、そうでないと答えた人は43%だった。今回はほぼ逆の結果だった。

この質問について、共和党支持者と民主党支持者は全く逆の見解を持っているのは驚くに値しない。次の選挙で重要な役割を果たす無党派層については、大統領の精神的鋭敏さについて59%が否定的な評価をしており、2020年5月から13ポイント上昇している。

一方、2022年11月の選挙への関心は、歴史的に見て大統領選の年に比べて投票率が低くなることを考えると、比較的高くなっている。現在、成人の67%、登録済有権者の75%が「確実に投票する」と回答した。これは、中間選挙の投票率が過去100年で最高に急増した2018年の年明けに比べればわずかに高い数字となっている。この早い段階で、共和党議員を支持する有権者の82%が「確実に投票する」と答えているのに対し、民主党を支持する有権者の74%が「確実に投票する」と答えている。

今回のワシントン・ポストとABCの共同世論調査は、共和党員または共和党寄りの無党派層であると認識している人の割合が2回連続で増加していることを示している。最新の世論調査では、46%の成人が共和党員または共和党寄りであり、昨年6月の41%、4月の40%から上昇した。民主党支持者の割合は、昨年4月の48%から今月は43%に減少している。これは、ギャラップ社の世論調査において、2021年初頭から年末にかけて共和党へのシフトが顕著であったことと一致する。

中間選挙が近づくにつれ、どの政党が最も信頼されるか、国民の評価は分かれている。経済問題では共和党が大きくリードしており、54%の成人が共和党を信頼すると答え、35%が民主党を信頼すると答えた。この問題については1990年に共和党が記録した19ポイントのリードに匹敵する。一方、新型コロナウイルス感染対策については、43%対37%と、民主党が僅差で優勢である。

アメリカ国民は、教育に関して誰を信頼するかで大きく分かれている。この問題は、マスクの義務付けや遠隔学習から、親の関与やカリキュラムの問題、特にアメリカの人種史の教育まで、この1年でより争いの激しいものとなっている。

歴史的には、教育問題では民主党が優位に立ってきたが、共和党は2022年11月の中間選挙に向けてこの問題を最重要課題とし、民主党を守勢に立たせようとするシグナルを発している。今日の世論調査では、これらの問題への対処について、共和党を信頼する有権者が41%に対し、民主党をより信頼すると答えた有権者は44%だった。2006年には、56%が民主党をより信頼していた。1990年から2006年にかけて、民主党は教育問題への対応で平均して13ポイントの優位を保っていた。

『ワシントン・ポスト』紙・ABC共同世論調査は2022年2月20日から24日にかけてランダム・サンプリングで選ばれた1011名の成人を対象に実施された。調査は携帯電話と地上電話を使って行われた。全ての結果について誤差は4ポイントだ。サンプルのうち904名は登録済の有権者たちだ。

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(終わり)

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 古村治彦です。

 ロシアによるウクライナ侵攻に対して欧米諸国を中心に様々な制裁措置が実施される。ロシアの国際金融からの締め出しや各国に持つ資産凍結などによって、ロシア経済はダメージを受けるだろうが、多くの人々が予想しているように、制裁が一枚岩ではないので、その効果は限定的になってしまうだろう。中国やインドが反対もしくは慎重姿勢を見せているので、それらの国々が制裁を行わない、もしくは制裁のレヴェルが低いとなると、ロシアにとっては抜け道となる。

 アメリカで実施された世論調査の結果によると、アメリカ国民の圧倒的多数が制裁には賛成している。しかし、昨年からの高いインフレーション率と石油価格の高止まりで生活が苦しくなっている中で、経済制裁によって更なる価格上昇になるのであれば制裁に反対という人の数は増える。また、約半数がウクライナ問題はアメリカにとって関係ないとも答えている。だから、アメリカ軍の派遣や空爆に反対の割灰は過半数を超えている。

 ロシア製品のボイコット、具体的にはアメリカの各州でウォッカの販売中止が続いているが、それがどれほどの効果を持つかと言われると正直それほどのことはないだろうと思われる。象徴的な行動ではあるが、実際の効果は期待できない。イラク戦争の際に、フランスが反対したことを受け、フレンチフライをフリーダムフライに改名したという哀しく滑稽エピソードを思い出す。

 ロシアは憎いが自分たちの生活もあるというアメリカ国民の実感が今回の世論調査の結果に表れている。

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ウクライナ危機の中、ロシアに対する否定的な見方は冷戦時代の水準に近づく:世論調査(Negative views of Russia near Cold War levels amid Ukraine crisis: POLL

-エネルギー価格が上昇するなら制裁への支持は半数に減少。

ゲイリー・ランゲ筆

2022年2月26日

ABCニューズ

https://abcnews.go.com/Politics/negative-views-russia-cold-war-levels-amid-ukraine/story?id=83108605

ロシアに対する否定的な見方は、冷戦時代終盤のレヴェルまで高まっており、ロシアのウクライナ攻撃に対する制裁をアメリカ国民の幅広い層が支持している。ただし、この制裁によってアメリカのエネルギー価格が上昇するということになると支持は半数にまで下がる。

一方、ジョー・バイデン大統領は、ABCニューズと『ワシントン・ポスト』紙の世論調査で、この状況への対応について肯定的な評価よりも否定的な評価を得た。33%が支持、47%が不支持で、残りは分からないと答えた。

より広い意味では、バイデン大統領の下で世界におけるアメリカの指導力が弱まったと答えた人の割合は48%と半数近くになった。強くなったと答えた人の2倍になった。また、危機管理に対する信頼度については、43%対52%となり、この1週間の情勢を考えると微妙な結果となった。

アメリカとヨーロッパの同盟諸国がロシアに経済制裁を行うことについて、67%が支持し、20%が反対、残りは分からないと答えた。しかし、バイデンが警告したように、制裁でエネルギー価格が上昇する場合、支持は51%に低下し、33%が反対となった。これは、過去40年近くで最も高いインフレーション率という経済面での不満を反映している。

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今回の世論調査は、ロシアがウクライナを威嚇し、木曜日に実際に侵攻した期間を含む、日曜日(2月20日)から木曜日(2月24日)の夜にかけて実施された。危機の進展に伴い、人々の考えや態度も変化していく可能性がある。

最も顕著なのは、ロシアに対する見方である。ロシアが2014年にクリミアに侵攻した数カ月後には77%がロシアを非友好的もしくは敵として見ると答えた。今回もそれとほぼ同程度となり、80%がロシアはアメリカに対して非友好的もしくは敵だと考えており、1983年(当時はソ連として測定)以来最も高い数字となった。

今回の世論調査の結果では、ロシアをアメリカの敵と考える人が41%となっており、2000年代初頭と1990年代初頭の一桁台から同様に上昇している。

ランガー・リサーチ・アソシエイツがABCの依頼を受けて実施した今回の世論調査では、ロシアをアメリカに対して友好的(または同盟国)だと答えたのはわずか12%だった。これは、2002年(911事件後の連帯の時期)の62%や、ソヴィエト連邦崩壊の2年後の1993年の66%から大きく低下している。

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●各グループ(Groups

民主党支持者(86%)、無党派層(81%)、共和党(78%)と、大多数がロシアを「非友好国」または「敵国」と回答した。リベラル派、穏健派、保守派のいずれでも80から〜88%がロシアを敵視しており、通常なら意見が分かれる、各グループの間で異例の一致を見せている。

民主党支持者の79%が制裁を支持し、その数字は無党派層で63%、共和党支持者で62%と減少する。制裁がエネルギー価格の上昇をもたらす場合、制裁への支持は、インフレーションのために既に経済的苦境にある人々の間では、苦境にない人々に比べて15ポイント低くなっている。

バイデン個人については、通常通りの深刻な党派による分裂に戻る。国政にとって重要なグループである無党派層はバイデンに対して否定的な見方をしている。民主党支持者の66%がバイデンの現在の状況への対処を支持しているが、無党派層で30%、共和党支持者で8%にとどまっている。その代わり、共和党支持者の75%と無党派層の54%が不支持で、民主党支持者の不支持は13%となった。残りは態度を未決定と答えた。

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危機対処に対するバイデンへの信頼や、アメリカの世界規模での指導力についても、同様に意見が分かれている。後者については、共和党支持者の82%がバイデンの下で世界におけるアメリカの指導力が弱くなったと答え、無党派層の53%もそのように答えたのに対し、民主党支持者でそのように答えたのは11%だった。

2017年と2018年に、ドナルド・トランプ大統領の下での米国の指導力について同じ質問をしたところ、こうした分裂は基本的に逆転した。しかし全体としては、トランプ大統領時代に最も良かった数字が30%で、それだけの人々がアメリカの指導力は強くなったと答え、現在のバイデン大統領の23%よりも高い数字となった。

●方法論(Methodology

今回のABCニューズとワシントン・ポスト紙の共同世論調査は、2022年2月20日から24日にかけて、全国の成人1011名の無作為サンプルで選び出し、固定電話および携帯電話を使って、英語とスペイン語で実施された。結果は、デザイン効果を含めて4ポイントの誤差がある。回答者の党派別の割合は、民主党・共和党・無党派がそれぞれ27・26・40となった。

今回の調査は、ニューヨーク州ニューヨーク市のランガー・リサーチ。アソシエイツがABCニューズのために制作し、サンプリングとデータ収集はマサチューセッツ州ロックビル市のアブト・アソシエイツが担当した。

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アメリカ国民の大多数が対ロシア制裁を支持:世論調査(Broad majority of Americans support Russia sanctions – poll

ジェイソン・ランゲ筆       

2022年2月24日

ロイター通信

https://www.reuters.com/world/broad-majority-americans-support-russia-sanctions-poll-2022-02-24/

ワシントン発(2022年2月23日、ロイター通信)。アメリカ国民の3分の2以上が、アメリカは、ロシアがウクライナ国境沿いのロシア軍を増強するならば、追加の制裁を科すべきだと考えている。ロイター通信・イプソスが水曜日に発表した世論調査の結果、明らかになった。

世論調査に回答した人の約半数は、ジョー・バイデン大統領の危機への対処を支持しないと答え、全体的な支持率の低さと同程度の割合、48%がウクライナ問題はアメリカには関係ないと答えた。

バイデン大統領は、ロシアがウクライナへの侵攻を開始した場合、大きな代償を払うことになると宣言しているが、アメリカ軍を紛争に関与させることはないと表明し、約束している。

今回の世論調査は、火曜日と水曜日(2月22日と23日)にオンライン上で実施された。今回の世論調査の結果によると、アメリカ国民の約69%(共和党支持者と民主党支持者の過半数)がロシアへの追加の制裁を支持している。

バイデン大統領は火曜日、ロシアの企業や個人に対する措置を強化し、ロシアの銀行2行を事実上、米国の銀行システムから締め出した。

今回の世論調査の結果によると、ロシアの侵攻からウクライナを守るためにアメリカ軍を派遣することには62%が反対しており、共和党支持者の間で反対が最も強かった。また、空爆についても過半数が反対した。

2022年11月8日の中間選挙で連邦議会の過半数の議席獲得を目指す共和党所属の議員たちは、バイデン大統領のプーティン大統領への対応はあまりにも小規模すぎて、かつ、遅すぎたと批判している。

世論調査では、バイデン大統領の危機対応を支持した共和党支持者はわずか12%だった一方で、民主党支持者は58%に上った。

現在のところ、危機の原因がバイデンだという批判を行っているアメリカ国民は比較的少数にとどまっている。

世論調査によると、民主党支持者の過半数、共和党支持者の約半数を含む、国民の約半数が、火曜日にロシア軍にロシア民族分離主義勢力が独立を宣言下ウクライナ領土への侵攻を命じたプーティン大統領を非難している。バイデンに責任があると答えたのは、共和党支持者の間でも25%に過ぎなかった。

世論調査によると、制裁に対しては幅広い支持がある一方で、燃料やガスの価格を上昇するにしても、制裁は実行する価値があると答えたアメリカ国民は約半数にとどまった。ロシアは主要な石油・天然ガス生産国であり、紛争に対する懸念から、一部の石油契約の価格は2014年以来の高水準に達している。

世論調査は、全米においてオンライン上で、英語を使って実施された。民主党支持者420名、共和党支持者394名、無党派131名を含む成人1004人から回答を得た。結果の信頼性区間(精度の尺度)は4ポイントだ。

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 古村治彦です。

 ジョー・バイデン大統領の支持率がある世論調査で33%という衝撃の数字となった。これは驚くべきことだ。ドナルド・トランプ大統領時代も30%台ということがあり、民主党側は鼻で笑っていたが、民主党から出たバイデン大統領のこの支持率低迷は民主党にとっては笑えない、深刻な事態である。

 その原因は簡単で、新型コロナウイルス感染拡大が終息せず、かえって拡大している状況で、インフレーション率が高くなり、人々の生活は苦しくなっている。これでは支持率が高くなることの方が難しい。悪い材料がこれでもかと襲い掛かってきているのだ。

 バイデン大統領の新型コロナウイルス感染拡大対策も経済対策も、支持している人の割合は50%を割り込んでいる。共和党支持者が不支持と答えるのは当然であるが、今では民主党支持者の中に不支持が大きくなりつつある。バイデン大統領は四面楚歌という状況だ。

 バイデンが頼みの綱にしているビルド・バック・ベター法案の可決の前途は暗い。このブログでもご紹介しているが、民主党内部の争いが激化している上に、ジョー・マンチン連邦上院議員(ウエストヴァージニア州選出、民主党)が法案に反対を表明しているので、今のままでは49対51で否決され、法案は葬り去られることになる。

 バイデン政権としてはまずはインフレーション率、物価高を何とかしたいところだ。そのためにはガソリン備蓄の放出を行うなど努力をしているが、トンガでの大規模な火山爆発がどのような影響を与えるか、特に火山灰によってオーストラリアや南米諸国の農産物がどのような影響を受けるかは、アメリカや日本にも大きく関わってくる。

 今年実施される中間選挙まであと10ヶ月はあるので、その間に何とかしたいところだ。バイデン政権と民主党としてはインフレーションを何とか早期に解決して、中間選挙に臨みたいところだ。

(貼り付けはじめ)

キュニピアック大学の世論調査の結果によると、バイデンの支持率が33%を記録(Quinnipiac poll shows Biden with 33 percent approval rating

ブレット・サミュエルズ筆

2022年1月12日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/administration/589450-quinnipiac-poll-shows-biden-with-33-percent-approval-rating?utm_source=thehill&utm_medium=widgets&utm_campaign=es_recommended_content

水曜日に発表されたキュニピアック大学の世論調査によると、バイデン大統領の仕事ぶりを支持しているアメリカ人はわずか3分の1にとどまり、バイデン大統領にとって過去最低の数字となった。

今回の世論調査の結果は、バイデンの支持率が36%だった2021年11月からわずかに低下していることが明らかになった。バイデンの支持率は、過去数ヶ月間に発表された、複数のキュニピアック大学の世論調査の度に低下し続けており、バイデンにとっては厳しい傾向が続いている。

また、物価の上昇、新型コロナウイルスの蔓延、民主党内の不和など、取り組むべき難題が次々と浮上し、バイデンが求めるビルド・バック・ベター法案関連政策の進展が進まない中、世論調査の数字が低迷しているのは、より大きな傾向となっている。

水曜日に発表された世論調査の数字はバイデンにとって厳しいものとなった。その理由は、主に無党派層からの低い評価によるもので、バイデンの仕事ぶりに不支持と答えた人が57%で、賛成は25%だった。

バイデンは、民主党支持者からの支持率も202111月の87%から最新の世論調査では75%に落ち込んでいる。

今回の世論調査によると、登録済み有権者のうち、35%がバイデンの仕事ぶりを支持し、54%が不支持と答えた。

また、バイデンの支持率低迷に影響を与えたのは、回答者の過半数が彼の重要な問題への対処を支持しないと答えたことだ。

今回の世論調査では、バイデンの経済対応に57%、外交政策対応に54%、かつてバイデンにとって一貫してプラスの話題であった新型コロナウイルス感染拡大への対応に55%が不支持と答えている。

しかし、この世論調査は、中間選挙を目前に控え、バイデンが楽観的である理由を示している。今回の調査によると、回答者は連邦下院でどちらの政党が過半数を獲得することを望むかで分かれ、43%が共和党を、42%が民主党を支持している。連邦上院では、45%が共和党、41%が民主党の過半数獲得を望むと答えた。

キュニピアック大学の世論調査は1313名の成人を対象に、1月7日から10日にかけて実施された。今回の世論調査は、連邦議会襲撃事件1周年に関するバイデンの演説の後に実施された。誤差は2.7ポイントだ。

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世論調査の結果によると、バイデンの新型コロナウイルス感染拡大対応を支持している人は45%(Poll finds 45 percent back Biden's handling of pandemic

アレックス・ガンギターノ筆

2022年1月13日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/administration/589497-45-percent-of-americans-approve-of-bidens-handling-of-pandemic-new

最新の世論調査は、バイデン大統領が長い間大統領の重要課題とみなしてきたコロナウイルスの大流行に対するホワイトハウスの対応を有権者がどう見ているかについて、ホワイトハウスにとっては悪いニュースとなっている。

ニュースネイションが木曜日に発表した世論調査の結果によると、過半数を少し下回るアメリカ国民がバイデンの新型コロナウイルス感染拡大対応を支持している。

今回の世論調査では、登録済み有権者の45%がバイデンによる新型コロナウイルス感染拡大対応を支持し、55%が不支持と答えた。更に、新型コロナウイルスに関するバイデン大統領からの情報を信頼すると答えた人はわずか16%、大統領の医療分野における最高顧問であるアンソニー・ファウチからの情報を信頼すると答えた人は31%だった。

バイデンの大統領としての全体的な仕事ぶりについては、58%のアメリカ人がやや高い割合で不支持と答えた。

木曜日の世論調査の数字は、水曜日に行われたキュニピアック大学の世論調査に続くもので、バイデンの仕事ぶりを支持するアメリカ人はわずか3分の1であり、これは大統領にとっての最低記録を更新するものとなった。

ホワイトハウスは、水曜日に発表された、インフレーション報告書にも取り組んでいる。その内容な惨憺たるものだった。12月の消費者物価は前年同月比で7%上昇し、過去40年近くで最も急速な物価上昇を示した。

木曜日に発表された世論調査の結果によると、有権者の92%がインフレーションについて懸念を持っており、より大きな懸念している問題について質問されると、45%がインフレーションと答え、41%が新型コロナウイルス、14%が失業と答えた。

40%の人々が1年前に比べて経済的に厳しくなったと考えていると答えた。

過半数を超える52%の人々は新型コロナウイルス感染拡大は終息しないと考えていると答え、30%は1年以内に終息すると考えていると答えた。7%は既に終息していると答えた。80%が現在でも新型コロナウイルス感染拡大について懸念を持っていると答え、20%は懸念を持っていないと答えた。

ニュースネイションの世論調査はデシジョン・デスク・HQニュースによって、1013名の登録済有権者を対象に2022年1月10日に実施された。誤差は3.1ポイントだ。

(貼り付け終わり)

(終わり)

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める
20211129sankeiad505

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 古村治彦です。

 ジョー・バイデン大統領の支持率の低迷が止まらない。以下に11月に入ってからのバイデン大統領の支持率に関する記事を3本ご紹介する。その原因は経済対策の不満だ。アメリカでは物価高が起こり、人々の生活は苦しくなっている。特にガソリン価格上昇に対して人々の不満が高まっている。11月末の感謝祭と12月のクリスマスはアメリカ国民にとって楽しみな「ホリデーシーズン」だ。家族と過ごすために車や飛行機で大移動ということになるが、燃料費が高くなればそれだけ支出を強いられることになり、不満が高まる。

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ギャロップ社によるバイデン大統領支持率の推移

 下の記事にあるが、新型コロナウイルス感染拡大対策についても、就任当初は支持が高かったものが、今では不支持が支持を上回っている。また、アフガニスタンからの完全撤退に対する人々の不満ということもある。これに関しては、「アメリカ国民の皆さん、気づいて欲しい。アメリカはもはや世界の帝国ではないのですよ。そもそもなぜあなたたちが重税に苦しんでいるのかを考えて下さい」と言いたい。

 来年2022年にはアメリカでは中間選挙(mid-term election)がある。これは大統領選挙と大統領選挙の間に行われる、連邦上下両院議員選挙と一部の知事選挙だ。「mid-term」という言葉は、学校で言えば「中間試験」という意味もあり、大統領と大統領を出している政党(与党)にとっての「中間試験」ということになる。今のところ、この中間試験で、バイデン大統領と民主党の成績は良くないということが予想されている。

 そのために、バイデン政権と連邦議会民主党は、大幅な支出法案の可決を目指している。既に1兆2000億ドル(約140兆円)規模のインフラ整備法案は可決した。あとはバイデン大統領が署名をして法律にするという作業が残っている。しかし、市中にお金を流す計画によって物価高がどのように推移するかを見なければならない。インフレ率をどこかで止めねばならないが、そのかじ取りが難しい。

 来年2022年の中間選挙での民主党側の敗北の予想が高まっている。現在連邦上院は50対50(副大統領が議長役となるので民主党が優位)、連邦下院は民主党221対共和党213(欠員1)という状況だ。民主党が上下両院で過半数という現状であるが、それが逆転して、上下両院で共和党が過半数を握るという可能性も高まっている。もしそうなれば、バイデン政権の政策遂行にも影響が出る。そして、2024年の大統領選挙でバイデンの再選という可能性も小さくなっていく。中間選挙まで1年を切っているがこれからが非常に重要ということになっていく。

(貼り付けはじめ)

キュニピアック大学の最新の世論調査によると、バイデンの支持率は36%に下落(Biden's approval dips to 36 percent in new Quinnipiac poll

マックス・グリーンウッド筆

2021年11月18日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/campaign/582109-bidens-approval-dips-to-36-percent-in-new-quinnipiac-poll

最新のキュニピアック大学の世論調査によると、バイデン大統領の支持率は36%にまで下落した。2022年の中間選挙に向けて民主党側にとってはトラブルを示している。

世論調査によると、バイデン大統領の支持率の数字は先月の37%から下落している。不支持率は10月の52%から53%に微増した。

バイデンは経済政策と外交政策の対応に関して最悪の評価を受けている。経済政策への支持は34%、外交政策に関しては33%の支持率しかない。回答者の59%が経済政策への対応に不支持を示し、55%が外交政策への対応に不支持を示している。

怪盗者の37%がバイデン大統領は優れた指導者としての技量を持っていると答えたが、57%はそうではないと答えた。ぎりぎり過半数の51%の回答者は大統領が正直ではないと考えており、42%が彼は正直だと考えている。

バイデンが平均的なアメリカ国民を大切に扱っているかということになると、回答者は47%対47%に分裂している。

バイデンの新型コロナウイルス感染拡大に対する対応については、アメリカ国民の45%は彼の仕事ぶりを評価し、50%が評価していない。同様に、41%が気候変動についての仕事ぶりを評価する一方で、48%が評価していない。

キュニピアック大学の全国規模の世論調査の数字は民主党側にとっては憂鬱になるものとなった。民主党は2022年の中間選挙で、現在連邦上下両院で保っている僅差の優位を守るために準備を進めている。

民主党は中間選挙に向けてこれまでにない歴史的な逆風(headwinds)に直面することになるだろうと見られている。しかし、バイデン大統領の下落している支持率は、アメリカ国民が来年の選挙でワシントンでの民主党のコントロールに対して選挙で打撃を与える可能性が高いということを示す更なる証拠となっている。

確かに、2022年の中間選挙に向けてまだ約1年の期間がある。その間にバイデンと民主党は共和党の差を縮める努力ができる。民主党側は最近可決させた1兆ドル規模のインフラ整備法案と、審議が止まっている1兆7500億ドル規模の社会政策と気候変動に関する法案が、民主党側に息をつけるために必要であり、これらによって勢いがつくだろうという希望を持っている。

キュニピアック大学の世論調査では、これらの法案はアメリカ国民の中で人気があるようだ。回答者の57%はインフラ整備法案を支持し、37%は支持しないと答えた。58%がより大規模な支出法案を支持し、38%が支持しないと答えた。

キュニピアック大学の世論調査は11月11日から15日にかけて、1378名の成人、その中には1262名の登録済の有権者が含まれていたが、それらを対象に実施された。1378名の成人に関しては誤差2.6ポイント、1262名の登録済身の有権者に関しては誤差2.8ポイントだ。

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ワシントン・ポストとABCニューズ共同世論調査でバイデンの支持率が低迷(Biden job approval at record low in Washington Post-ABC News poll

マイケル・スクネル筆

2021年11月14日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/administration/581450-biden-job-approval-at-record-low-in-washington-post-abc-news-poll

最新の世論調査の結果、バイデン大統領の支持率が41%という低率で不振に陥っている。これは、民主党支持者と無党派層の間での不支持が拡大していることが主な理由となっている。

今回の世論調査は、『ワシントン・ポスト』紙とABCニューズによって実施された。アメリカ国民の53%がバイデンの大統領としての仕事ぶりを評価しないと答えた。6%は意見なしと答えた。

バイデン大統領の支持率の数字41%は9月の調査での44%から微減となった。しかし、6月の調査での50%からは大幅な下落となった。今年4月、大統領に就任してからわずか3カ月後の段階では、アメリカ国民のバイデン大統領に対しての支持率は52%だった。

11月の調査では、民主党支持者と無党派層の間でのバイデンの支持率が下がっていることが明らかになった。民主党支持者の80%がバイデン大統領の仕事ぶりを評価していると答えた。この数字は6月の94%から大幅な下落となった。今回の調査では、民主党支持者の16%がバイデン大統領の仕事ぶりを評価しないと超えた。

無党派について言えば、35%がバイデン大統領の仕事ぶりを評価し、58%が評価しないと答えた。

バイデン大統領の下落している支持率は、アメリカ全体で国民が経済的苦境に陥っていること、その中には物価上昇とインフレ率の上昇が含まれているが、それらの結果という可能性が高い。

今回の世論調査では、回答者の39%がバイデン大統領の経済運営を支持すると答え、47%がバイデン大統領の新型コロナウイルス感染拡大対策を支持すると答えた。

しかし、今回の世論調査は、バイデン大統領にとって明るいニューズをいくつか示している。今回の世論調査に応えたアメリカ国民の過半数はバイデン政権の1兆2000億ドル規模の超党派によるインフラ整備パッケージを支持すると答えた。バイデン大統領は月曜日に法案に署名することになる。加えて、1兆7500億ドル規模の再生パッケージについては、民主党側で議論が続いている。

回答者の63%が連邦政府の「道路、橋梁、その他のインフラへの1兆ドルの支出」を支持すると答え、58%が連邦政府の「気候変動に対応し、幼児教育、医療、その他の社会プログラムを創設もしくは拡大するための2兆ドル規模の支出」を支持すると答えた。

今回の世論調査は11月7日から10日にかけて、1001名の成人を対象に電話を通じて実施された。誤差は3.5ポイントだ。

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世論調査:バイデンの支持率が新たに38%の低率を記録(Biden approval rating drops to new low of 38 percent: poll

マイケル・スクネル筆

2021年11月7日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/administration/580460-biden-approval-rating-drops-to-new-low-of-38-percent-poll

日曜日に発表された最新の世論調査の結果によると、バイデン大統領の支持率は下落し続けている。これまでの数週間、連邦議会ではバイデン政権の最重要法案に関しての激しい動きがあり、火曜日にはヴァージニア州での民主党の敗北があるなど、ドラマがあった。

今回の世論調査は『USAトゥデイ』紙とサフォーク大学が共同して先週水曜日から金曜日にかけて実施された。今回の世論調査は民主党がインフラ整備法案を連邦下院で可決させ、社会支出パッケージを前進させる前に実施された。

今回の調査では支持率は38%にまで下落した。これまでの複数の世論調査の結果では支持率は40%台前半を保っていた。

連邦下院は金曜日夜に、最終的に超党派による1兆2000億ドル規模のインフラ整備パッケージを可決した。そして、法案に最終的な承認を得るために、バイデンのデスクに送った。一方、同日に10月の雇用統計が発表され、アメリカ国内では53万1000件の雇用が増加した。これは予想を超える数字となった。

バイデン大統領の支持率は、デルタ変異株が新型コロナウイルス感染拡大防止策の進展を妨げたことや、アフガニスタンからの撤退が超党派の反発を招いたことから、ここ数週間下落傾向にある。

ハーヴァード大学CPAS・ハリス共同世論調査は10月末に実施され、バイデン大統領の支持率が43%に下がっていることが明らかになった。9月の調査から5ポイントの下落となった。

USAトゥディ・サフォーク大学共同世論調査では、回答者の46%が「バイデン大統領は期待よりも仕事ぶりが良くない」と答えた。昨年の選挙でバイデンに投票した人の16%がその中に含まれていた。無党派の44%はバイデン大統領の仕事ぶりは期待外れだったと答えている。

不支持の拡大は、2024年の大統領選挙でのバイデン大統領の再選可能性に大きな影響を与えるようになっている。今回のUSAトゥディ・サフォーク大学共同世論調査では、回答者の64%がバイデン大統領の再選を支持しないと答えた。その中には民主党支持者の28%が含まれていた。

対照的に、回答者の58%はトランプ前大統領が共和党の候補者のトップに来ることを見たくないと答えた。その中には共和党支持者の24%も含まれていた。

今回の世論調査の結果は、ヴァージニア州で民主党が惨敗を喫した後に発表された。ヴァージニア州で共和党は州知事、副知事、州司法長官の全ての座を獲得した。共和党候補者のグレン・ヤンキンが民主党候補者のテリー・マコーリフ元州知事を約6万8000票差つけて破った。今回の知事選挙は来年の中間選挙の前哨戦と見られていた。

しかし、ホワイトハウスは金曜日、連邦上院が可決した超党派のインフラ整備法案を連邦下院が可決したことで、重要な勝利を得た。

民主党は現在、1兆7500億ドル規模の社会支出法案の可決に注意を向けている。この法案は「より良い復興法案(Build Back Better Act)」と名付けられている。この法案はバイデン政権の最重要法案の2つ目ということになる。この支出法案には、医療プログラムと教育プログラムへの支出拡大と気候変動対策への5億ドルの支出が含まれている。

連邦下院は金曜日、このパッケージについて前進させるためのルールを決定した。しかし、連邦議会予算局が法案の数字的な効果を発表するまでは最終投票を行うことはできない。民主党穏健派は、支持する前提条件としてホワイトハウスによる概算の発表を求めている。

先週、バイデン大統領は不振を示す世論調査の数字について答えた。記者会見の席上、記者たちに向けて次のように述べた。彼は世論調査の数字は上下しやすいものだという見解を示し、「私は支持率の数字のために選挙に立候補したのではない。世論調査の数字を上げたいと思って選挙戦を戦ったことはない」。

USAトゥディ・サフォーク大学共同世論調査は固定電話と携帯電話を使って1000名の登録済有権者を対象に実施された。誤差は3.1ポイントだ。

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 古村治彦です。

 このブログで、ジョー・バイデン大統領の支持率が急落していることは、既にお知らせしている通りだ。

 バイデン大統領の「相棒」であるカマラ・ハリス副大統領については、存在感がまるでない。移民問題を解くに取り扱うようにということで任されてもうまくいっていない。だから、そもそもが低支持率だった。

 ところが最近になって、バイデン大統領の支持率が急落する中で、数字上では、ハリス副大統領の支持率の方が高いということが起きた。これは、バイデンに対する批判が高まる中で、ハリスは全く目立たないために、支持率が上がりもせず、下がりせずという状態になり、相対的に支持率が良いように見える状態なのである。

 バイデン大統領は2024年の大統領選挙に出馬し、二期目を狙うというのは難しいだろう。先日もご紹介したように、バイデン大統領に対しては「元気がない」という評価が大勢を占めているのだ。そのような人が80歳を超えて更に4年間、アメリカ大統領の激職を務めることができるとは考えづらい。日本の財務大臣や自民党の幹事長とはレヴェルが違うのだ。

 そうなると、後継者、民主党の大統領選挙候補者として名前が挙がるのが、カマラ・ハリスということになる。そのために、ハリスには傷をつけておきたくない、静かに過ごして、2024年の候補者にしたいと考えている民主党関係者も多いだろう。

 しかし、ハリス自身は人気がない。2020年の大統領選挙民主党予備選挙では、2019年に立候補表明をして一時は勢いに乗ったが、やがて失速し、2019年中に選挙戦から撤退という醜態を晒した。検察官上がりということで、民主党進歩主義派からは人気がない。そうなると、全党一致しての候補者ということにならず、2016年のヒラリーの二の舞ということになる。

 ハリスがこれからどのように動くかに注目することで、2024年の大統領選挙について占うことができると私は考えている。

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バイデン大統領の支持率が低下する中、ハリスの支持率は上昇している(Harris's poll numbers rise as Biden's fall

エイミー・パーネス筆

2021年9月30日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/administration/574604-harriss-poll-numbers-rise-as-bidens-fall?utm_source=thehill&utm_medium=widgets&utm_campaign=es_recommended_content

ハリス副大統領の支持率がここ数週間で回復してきている。現在ではバイデン大統領の支持率よりも高い数字となっている。

ハリスは政権発足当初、スタートに失敗した。彼女はどうしてメキシコ国境地帯を訪問したことがないのかと質問された際に、「私はヨーロッパにも行ったことがないんですよ」と答えたことで批判を浴びた。

しかし、ハリスの味方は、ハリスが将来の民主党の大統領候補となる能力があるかという点で疑念を持たれてスタートに失敗したが、現在はホワイトハウスで「自分の居場所を見つけた」と述べている。

ある人物は次のように述べている。「物事がよりスムーズに進むようになっているという感覚は確かにあると思います。スタート時に起きた問題は解決したようです」。

プリンストン大学歴史・公共政策教授ジュリアン・ゼリザーは次のように述べている。「ハリス副大統領は自分の立場を固め、役割を拡大させている。歴代の副大統領が常に困難を感じていた、政権内での役割をどのようにすべきか、という問題で、自身の役割の範囲を強化しつつある」。

ゼリザーは続けて、「政策論争が続き、政治が熱を帯びる中で、この数字をどのように維持するかが鍵となるだろう」と述べた。

先週のギャロップ社の世論調査では、副大統領としてのハリスの支持率は49%であり、バイデンの支持率43%よりも6ポイントも高かった。これはバイデンとハリス両者にとって極めて重要な変化である。バイデン大統領の支持率は8月から6ポイント低下、6月から13ポイント低下している。ハリスの現在の支持率は、2009年9月の時点(バラク・オバマ政権)での、バイデン副大統領(当時)の数字と同じだ。

9月22日のギャロップ社の世論調査(調査が実施されたのは9月初旬)の結果によると、無党派層の有権者たちはハリス副大統領の方がバイデン大統領よりもより良い仕事をしていると評価している。無党派層の有権者たちからの支持を得て大統領になったバイデンにしてみれば、衝撃的な結果となった。

いくつかの世論調査でハリスの支持率の数字がバイデンの数字よりも高いという結果が出ているがその理由は不明だ。しかし、これまでの2カ月、バイデンが大統領就任以来、最も厳しい時期を過ごしてきたというのは間違いないところだ。バイデンは、アフガニスタンからの米軍撤退と新型コロナウイルス感染拡大が続いていることについて、共和党側からだけではなく、民主党側も批判を受けている。

バイデン大統領は国境と移民をめぐる問題への対処でも批判を受けており、ここ数週間のハイチからの大量の移民の流入についても左派と右派それぞれから攻撃を受けている。

対照的に、ハリスは国境警備隊によるハイチからの移民への対応の方法を批判したことでマスコミに取り上げられたが、それ以外では、これらの諸問題については前面に出ずに、後ろに下がっていた。

民主党に所属しているストラティジストやオブザーバーの多くは、公の場でハリスを後押しするような特別な瞬間がまだ来ていないと述べている。

民主党所属のストラティジストでニューヨーク民主党幹事長を務めたベイジル・スミクルは、副大統領にとって目立つ瞬間はこれまであったかと質問され、「特別な瞬間などこれまでなかった」と答えた。

スミクルは、ホワイトハウスはハリスをより用いることで、より利益を得ることができたはずだと示唆した。

スミクルは、ハリスがハワード大学のホームカミングデーに出席するなど親しみやすさを演出している一方で、「現政権は、これまでの政権と同様に、副大統領であるハリスをもっと前面に出せるはずだ。しかし、現在のホワイトハウスはハリスを後ろにおいている。これは長期的に見て、彼女にとって利益となるだろう」と語っている。

他のストラティジストたちは、ここ数週間、共和党がバイデンに狙いを定めたことで、ハリスは恩恵を受けていると述べている。共和党は、バイデンが国境問題やアフガニスタン問題に対して弱腰だと批判している。

民主党所属のストラティジストであるクリスティ・セッツアーは次のように述べている。「私の直感からするとバイデンに注目が集まっているので、相対的にハリスが注目されておらず、その結果として支持率の数字が上がっているだけということだと思う。彼女は誰にも新しく嫌われる理由を与えていないので、彼女の世論調査の数字は平均値に戻っているのだ。アメリカ第2位の地位に就いている黒人女性に対する国民の評価は、支持と不支持が半々というところになっている」。

しかし、ハリスは副大統領としての役割をより明確化させようとしている。先週、ハリス副大統領は、ザンビア、ガーナ、インド各国の指導者を別々に出迎え、会談を持った。水曜日、ハリスはラティーノ系の5つの零細事業者グループの指導者たちを出迎え、会談を持った。ハリスは政治的な面でも積極的な役割を果たしている。民主党所属のカリフォルニア州知事ギャビン・ニューサムに対する強力な擁護演説、ヴァージニア州知事選挙民主党候補者テリー・マカフィーのための資金集め集会、全米有権者登録記念日におけるジョージメイソン大学での集会への出席などを行った。

確かに、ハリスの支持率の数字は特別良くはない。ハリス副大統領の支持率が49%となったギャロップ社の調査では、不支持率は49%となった。先月の複数の別の調査では、支持率は40%台中盤だった。しかし、8月に実施された複数の調査の結果では、30%中盤から後半だった。

ハリスにとってもすべてが計画通りに進んでいる訳ではない。先週、ハリスは、人気番組「ザ・ヴュー」でスタジオ内でのインタヴューを予定していたが、番組のホストのうち2人が新型コロナウイルスの陽性反応を示したため、スタジオに入ることができなかった。このことについて、ハリスの側近や支持者は不満を募らせた。

ハリスはこの番組傘下のためにワシントンからニューヨークに飛行機で移動したが、念のためにインタヴューをヴァーチャルで行った。その後、ホスト2名の検査結果は陰性となり、その前の検査は偽陽性と判定された。

ハリスを支持する人々はこの出来事は「不運」だったとしているが、同時に、ハリスは自身の政治的な将来のために全国的な知名度を上げ続けねばならないとも述べている。

ある人物は次のように述べている。「私たちは皆、彼女が自分の役割を固め、方向性を見出すことができて良かったと考えています。しかし、彼女はまだ先は長いと分かっていると思いますよ」。

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める

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 古村治彦です。

 2021年5月29日に最新刊『悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める』が発売になりました。バイデン政権の詳細な分析を行いました。バイデン政権に興味がある方には有益な情報が多く入っています。是非お読みください。

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 悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める

 ジョー・バイデン大統領の最新の支持率の数字が出た。フォックスニュースの世論調査によれば、4月、5月に比べ微増(2%増)であったということだ。新型コロナウイルス感染拡大対応に対する支持率は高まっている。ワクチン接種が進み、アメリカ国内では経済活動の再開が進んでおり、それが好感されているようだ。しかし、その支持率には党派の違いが色濃く反映している。民主党支持者は9割が支持しているが、共和党支持者は4割の支持にとどまっている。党派による分断は根深い。

 また、新型コロナウイルスの発生について、中国の武漢にある研究所からの漏洩が原因だとする考えがアメリカ国民の過半数に持たれているということも明らかになった。自然発生だったと考える人たちの倍の60%がそのように考えているようだ。これが米中間の新たな火種となることが懸念される。

 アメリカ国民の間の分断については拙著『悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める』でも詳しく分析している。是非読んでいただきたい。

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フォックスニュースの世論調査でバイデン大統領の支持率は56%(Biden gets 56 percent approval rating in Fox News poll

レクシー・ロナス筆

2021年6月23

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/homenews/administration/559968-biden-gets-56-percent-approval-rating-in-fox-news-poll?rl=1

最新のフォックスニュースの世論調査の結果によると、バイデン大統領の支持率は56%であった。

4月と5月の時の数字54%に比べて微増となった。今回の世論調査では、バイデン大統領の仕事ぶりに対して43%は支持をしなかった。

バイデン大統領の新型コロナウイルス感染拡大対応については64%が支持をしている。共和党支持者の10名の内4名、民主党支持者の10名の内9名が支持している。一方で、支持しないと答えたのは34%だった。

バイデン大統領の新型コロナウイルス感染拡大対応に対する今回の世論調査の支持率はこれまでの世論調査の中で最高の数字である。

多くの州が経済活動を再開し、全米の数百万の国民が既にワクチン接種を完了したことで、新型コロナウイルス感染拡大対応に対する支持率が高くなっている。

新型コロナウイルス感染拡大の始まりについて、今回の世論調査の調査対象の60%が「ウイルスは中国の研究場から漏れ出したものだ」と考え、自然に発生したものだと考えているのは31%にとどまった。

研究所からの漏洩理論は陰謀論だと考えられてきたが、新しい証拠が出て来て、厚生関係の政府高官たちは見直しをすることになった。

バイデンは各情報諜報機関に対してコロナウイルスの源について再調査するように命じた。

今回の世論調査の調査対象者は1001名で6月19日から21日まで調査が実施された。誤差は3ポイントだった。

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amerikaseijinohimitsu019
アメリカ政治の秘密
harvarddaigakunohimitsu001
ハーヴァード大学の秘密 日本人が知らない世界一の名門の裏側
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 古村治彦です。

 2021年5月29日に発売になった最新刊『悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める』(秀和システム)を是非お読みください。

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悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める

 ジョー・バイデン大統領の世論調査の結果についての記事をご紹介する。全体では支持率60%ということになる。下の記事に掲載されているより詳しい結果を見ていただくと、性別、人種別、地方別、住んでいる場所の種類別、年収別、学歴別、支持政党別のより詳しい数字が出ている。性別では男性の方が女性よりも支持率が高い。人種別では非白人(アフリカ系、アジア系、ヒスパニック系)の方が白人よりも支持率が高い。地方ではアメリカ西部(太平洋沿岸)、住んでいる場所では都市部、年収では7万5000ドル以上、学歴では4年制大学卒以上でバイデン支持が高い。支持政党別では、民主党支持で94%、共和党支持では23%であった。女性の人気が低い理由はどうしてなのかが分からない。
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 政策分野別では、経済対策では57%の支持、雇用対策で57%、テロリズム対策で56%、移民対策で49%、外交で53%、政府の運営で59%、新型コロナウイルス感染対策で68%だった。新型コロナウイルス感染対策は評価が高いが、外交政策では評価が低いという結果になった。最も評価が低いのは移民対策ということで、カマラ・ハリス副大統領を責任者に任命した。概して国内政策の方が外交政策に比べて評価が高いが、これは、国内政策会議委員長に任命したスーザン・ライスの功績ということになるだろう。スーザン・ライスについては拙著『悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める』で詳しく取り上げている。

 バイデン政権は600兆円規模の予算を提案し、雇用と経済浮揚を目指している。しかし、これには赤字国債とインフレの問題が付きまとう。「ある程度のインフレ率まで国債発行しそれを財源に回しても構わない」というMMT理論については、賛否両論ある。現在の日本はMMT理論を実践しているという状態であるが、物価上昇率は目標の2%に遠く及ばない。アメリカではインフレ懸念が高まっているが、建材が回復しきらないうちにインフレになるということは人々の生活に大きな負担を強いるということになる。ここの見極めが重要だ。

 バイデン大統領はかなりリベラル派、進歩主義派に近い政策を実行しているが、民主党内部の保守派(ブルードッグ)や共和党側とどのように折り合いをつけるか、その政権運営が注目される。

(貼り付けはじめ)

世論調査:大統領としてのバイデンの仕事ぶりに60%が承認を与えた(Poll: 60 percent approve of Biden's job as president

ガブリエラ・シュルト筆

2021年5月22日

『ザ・ヒル』誌

https://thehill.com/hilltv/what-americas-thinking/554855-poll-60-percent-approve-of-biden-as-president

最新の『ザ・ヒル』誌・ハリスX社の共同世論調査の結果によると、バイデン大統領のホワイトハウスでの働きについて10名の内6名が認めているということが分かった。

2021年5月17日から19日にかけて、登録済の有権者を対象に実施された世論調査の結果では、60%が大統領としてバイデンの働きぶりを認めている。4月26日から28日にかけて実施された世論調査の結果とほぼ同じだった。

今回の世論調査の結果では、バイデンの新型コロナウイルス感染拡大対応に対して最も高い支持が与えられているが、移民対策については最も低い支持しか与えられていない。新型コロナウイルス感染拡大には68%が支持を与え、移民対策については49%が支持を与えた。

59%がバイデンの政権による統治の仕事ぶりを認めた。

経済対策と雇用創出に対しては57%、テロリズム対策には56%が支持を与えた。

イスラエルとハマスとの間での暴力衝突が発生して以降に今回の世論調査は発表されたが、バイデンの外交対応についての支持率は56%から53%に微減であった。

両者の停戦合意は木曜日に発表された。

最新の『ザ・ヒル』誌・ハリスX社の共同世論調査は1889名の登録済の有権者を対象に実施された。誤差は2.25ポイントである。

(貼り付け終わり)

(終わり)

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